大牟田駅

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大牟田駅
東口(2005年11月16日)
東口(2005年11月16日)
おおむた - Ōmuta
所在地 福岡県大牟田市
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州・駅詳細
日本貨物鉄道(JR貨物)
西日本鉄道(西鉄・駅詳細
西口(2009年4月29日)

大牟田駅(おおむたえき)は、福岡県大牟田市不知火町一丁目および久保田町二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)・西日本鉄道(西鉄)のである。

目次

概要 [編集]

中部有明地域の主要都市である大牟田市の中心駅で、全列車が停車する。JR九州の鹿児島本線と、西鉄の天神大牟田線が乗り入れており、このうち西鉄天神大牟田線は当駅が終点である。また、両線がともに乗り入れるのは当駅のみである。

九州新幹線の全線開業に伴いJR九州における広域輸送の役割は新大牟田駅が担うことになったため、当駅に停車する列車は快速及び普通列車が主流となり、特急列車は朝の上り・夜の下りに運行される「有明」のみとなった。また博多駅方面からの快速及び普通列車、熊本駅方面からの快速及び普通列車の一部が当駅で折り返している。

JR九州と西鉄は連絡運輸取決めを結んでいて、当駅を乗換駅として鹿児島本線の荒尾駅 - 熊本駅間の各駅と、天神大牟田線の新栄町駅以外の特急停車駅および太宰府線太宰府駅間の相互区間の連絡乗車券が購入できる。その場合、JRと西鉄の区間を合わせた通算キロが101km以上になると、通常のJRの乗車券と同様に有効期間が2日間となり、途中下車も可能になる。切符の購入は両社とも上記区間の駅のみで可能で、JRのマルス券は西鉄の自動改札には対応していないが、西鉄の自動券売機で発行した切符はJRの自動改札に対応している。なお、この連絡運輸は、以前は鹿児島本線熊本駅 - 西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)間および三角線も対象であったが、2004年3月の九州新幹線部分開業に伴い、現在の区間に短縮された。

駅構造 [編集]

JR九州 [編集]

JR 大牟田駅
おおむた - Ōmuta
銀水 (3.2km)
(4.1km) 荒尾
所在地 福岡県大牟田市不知火町一丁目24
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 147.5km(門司港起点)
電報略号 オム
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
6,993人/日
-2010年-
開業年月日 1891年明治24年)4月1日
備考 直営駅
みどりの窓口

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。駅自動放送が導入されている。

のりば [編集]

1 鹿児島本線 (下り) 玉名熊本八代方面
2・3 鹿児島本線 (下り) 玉名・熊本・八代方面
(上り) 久留米博多小倉方面


西鉄 [編集]

西鉄 大牟田駅
おおむた - Ōmuta
新栄町 (1.1km)
所在地 福岡県大牟田市久保田町二丁目7
所属事業者 西日本鉄道(西鉄)
所属路線 天神大牟田線
キロ程 74.8km(西鉄福岡(天神)起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
乗降人員
-統計年度-
8,814人/日
-2011年-
開業年月日 1939年昭和14年)7月1日

頭端式ホーム3面3線を持つ地上駅

のりば [編集]

4・5 天神大牟田線 久留米福岡(天神)甘木方面
6 天神大牟田線 (降車用)
7 天神大牟田線 久留米福岡(天神)甘木方面
8 天神大牟田線 (降車用)
ホーム


駅舎 [編集]

東口 [編集]

東口は一部2階建て構造となっている。当初3階建てで設計されていたが、石炭産業の斜陽化に伴い平屋建てに設計変更されている[1]。以前はJR・西鉄それぞれのホームへ入出場することができたが[2]、現在ではJRの改札口のみが設けられ、西鉄ホームへの入出場はできない[3]

ケンタッキーフライドチキンファミリーマート(JR大牟田駅店[4])、トランドール千年の宴、大牟田駅うどん店などが入居している。また、かつてはキヨスクもあったが、現在は閉店し自動販売機コーナーとなっている。

西口 [編集]

西口は、JR・西鉄双方の改札口が別々に設置されている。改札内でのJR・西鉄相互の乗換はできない[5]

ファミリーマート(大牟田駅西口店[6])がある。また、西鉄改札口ではレンタサイクルのサービスもある[7]

貨物駅 [編集]

JR貨物の駅は、コンテナ貨物と車扱貨物の取扱駅となっている。専用鉄道発着を除く、駅のフロント(大牟田オフレールステーション)で取り扱うコンテナ貨物については1996年(平成8年)3月よりトラック便による代行輸送となっている。車扱貨物と専用鉄道を発着するコンテナについては、2008年(平成20年)3月15日改正現在でも貨物列車による輸送となっている。

大牟田オフレールステーション [編集]

駅東口の南側には、当駅に属するコンテナ集配基地の大牟田オフレールステーション(略称:大牟田ORS)がある。貨物列車代替のトラック便が、ここと鳥栖貨物ターミナル駅との間に1日10往復運行されている。取扱貨物は、12フィートコンテナのみとなっている。なお、「オフレールステーション」の通称は2006年(平成18年)4月より使用されている。

以前は駅フロントでも車扱貨物の取扱があり、南四日市駅よりタンク車で輸送された、三菱ガス化学佐賀製造所向けの過酸化水素水の取扱があったが、2003年(平成15年)3月にタンクコンテナ化された際に着駅が変更された。

仮屋川操車場・専用鉄道 [編集]

仮屋川での入換風景(2009年9月)

大牟田駅から1.5kmほど北側の大牟田市下白川町に、仮屋川操車場と呼ばれる当駅構内扱いの施設がある。ここは旧・三池鉄道の旭町駅で、ここから南へ向かい三井化学大牟田工場に至る同社の専用鉄道が分岐している。専用鉄道には、南延岡駅発送の液体塩素が専用タンク車で、黒崎駅発送の濃硝酸が専用コンテナで到着している。また、海上コンテナの取扱いもあり、輸出コンテナが北九州貨物ターミナル駅を経由して北九州港から発送され、空コンテナが同港から到着している。

これらを輸送する貨物列車は、北九州貨物ターミナル駅経由で南延岡駅との間に1日1往復運行されている。駅構内・操車場内の入換作業用のため、同駅にはDE10形ディーゼル機関車が常駐している。

駅弁 [編集]

唯一の販売業者であった大牟田駅弁が2007年12月廃業して以降、当駅での駅弁販売は行われていない。なお、廃業直前に販売されていた弁当は以下の通り。

  • 御料理
  • たいらギ寿し

利用状況 [編集]

旅客 [編集]

  • JR九州 - 2010年度の1日平均乗降人員は6,993人である。
  • 西日本鉄道 - 2011年度の1日平均乗降人員は8,814人である。

各年度の利用状況は下表のとおり[8]

1日平均利用客数(JR九州)
年度 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年
乗降 7,062 7,120 7,221 6,964 6,993
1日平均利用客数(西日本鉄道)
年度 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年
乗車 4,740 4,674 4,620 4,488 4,414
乗降 9,525 9,367 9,282 8,978 8,860 8,814


貨物 [編集]

  • 2010年度
    • 発送 - コンテナ貨物:49,463トン、車扱貨物:0トン
    • 到着 - コンテナ貨物:65,467トン、車扱貨物:0トン

2009年12月から車扱貨物は、タンクコンテナ化。

駅周辺 [編集]

JR側駅舎(駅東口)の前を国道208号が鹿児島本線に並行する形で通っている。駅周辺は大牟田の行政の中心である。

バス路線 [編集]

西鉄バス大牟田の一般路線バスが乗り入れている。

大牟田駅前バス停(駅東口)

駅西口バス停(駅西口)

歴史 [編集]

JR側の駅名標
近年になって文字フォントの一部が国鉄仕様から新ゴに変更されたが、JR仕様のものはいまだ導入されていない。

駅名の由来 [編集]

開業当時の地名(三池郡大牟田町)から。なお、「大牟田」は、近世以来の地名、「大きなムタ(湿地)」の意。

その他 [編集]

  • 西鉄が新車両を導入する際は、JR線を通って大牟田駅まで回送され、構内で西鉄線に移し変えられていたが、1999年(平成11年)に導入された6050形6157編成以降は門司港から筑紫車庫へ直接陸送するようになった。
  • 太平洋戦争末期の大牟田大空襲により駅舎が全焼、駅史も焼失したため、1945年(昭和20年)以前に大牟田駅に勤務していた一般職員は元より駅長助役の氏名不明者も多数存在する。
  • 1番線熊本方に存在するホーム屋根の基礎に使われている中古レールの刻印は、八幡製鉄所皇紀表記の珍品。
  • 旧九州鉄道(西鉄)は旧国鉄(JR)へ間借りする形で大牟田延長をしたため、駅舎は東口・西口ともJRの保有となっている。また、銀水 - 大牟田間の鹿児島本線と天神大牟田線の並走区間も、踏切構造はJRの基準に合わせられている。

隣の駅 [編集]

九州旅客鉄道
鹿児島本線
快速(下記以外の列車)
瀬高駅 - 大牟田駅 - 荒尾駅
快速(久留米 - 荒尾間各駅停車)・快速「くまもとライナー」・準快速・普通
銀水駅 - 大牟田駅 - 荒尾駅
西日本鉄道
天神大牟田線
特急・急行・普通
新栄町駅 - 大牟田駅

脚注 [編集]

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  1. ^ *弓削信夫 「福岡県JR全駅」1993年 葦書房 ISBN 4-7512-0529-3
  2. ^ 西鉄が東口・西口双方での改札業務をJRに委託していたため。1999年(平成11年)4月に西鉄が自動改札機を導入したことに伴い、委託業務は廃止された。
  3. ^ 東口から西鉄ホームへ向かう場合(その逆の場合を含む)、駅南側にある大牟田駅連絡橋へと迂回しなければならない。また、西鉄の券売機も東口からは撤去されている。
  4. ^ 旧:生活列車am/pm
  5. ^ 委託業務の廃止によるもの。
  6. ^ 旧:ミニコンビ
  7. ^ レンタサイクルの管轄は西鉄柳川駅となっており、問い合わせ等はこちらで受け付けている。
  8. ^ 大牟田市統計年鑑(運輸および通信)

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]