筑後船小屋駅

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筑後船小屋駅*
新幹線駅舎(2010年(平成22年)3月13日)
新幹線駅舎
(2010年(平成22年)3月13日)
ちくごふなごや - Chikugo-Funagoya
所在地 福岡県筑後市大字津島字東1088-2
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 コヤ
駅構造 高架駅(新幹線)
地上駅(在来線)
ホーム 2面3線(新幹線)
2面2線(在来線)
乗降人員
-統計年度-
1,370人/日
-2011年-
開業年月日 1928年昭和3年)7月20日*
乗入路線 2 路線
所属路線 九州新幹線鹿児島ルート
キロ程 51.5km(博多起点)
新大阪から673.8km
久留米 (15.8km)
(17.8km) 新大牟田
所属路線 鹿児島本線
キロ程 129.7km(門司港起点)
羽犬塚 (3.6km)
(2.5km) 瀬高
備考 新幹線:直営駅
在来線:業務委託駅
みどりの窓口
* 2011年(平成23年)3月12日に現在地に移転。同時に船小屋駅から改称。
新幹線改札付近
鹿児島本線側駅舎と駅前広場
在来線ホームと新幹線駅舎

筑後船小屋駅(ちくごふなごやえき)は、福岡県筑後市大字津島字東にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。

概要[編集]

九州新幹線(鹿児島ルート)と、在来線の鹿児島本線の2路線が乗り入れている。新幹線は新大阪駅発着の「さくら」が下り1本・上り2本停車しているが、それ以外は「つばめ」のみが毎時1本ないし2本停車するダイヤとなっている。1日1往復、当駅始発・終着の「つばめ」が設定されている。在来線は普通列車の他に快速列車も全て停車するが、朝・夜間に運行される特急「有明」は全て通過する。

当駅はもともと在来線(鹿児島本線)の船小屋駅(筑後市大字津島401番地・地図)として開業したが、2011年平成23年)3月12日の鹿児島ルート全線開業に合わせて従来の場所から約500メートルほど南に移設されたうえで新幹線併設駅(乗り換え駅)となり、同時に現在の駅名に改称された。なお、船小屋駅時代は普通列車のみが停車していた。

駅構造[編集]

新幹線駅と在来線駅でそれぞれ駅舎を有するほか、両線のホームは約50メートル離れており、乗り換えの際には一旦改札口を出る必要がある。

新幹線駅は高架駅の構造をとった直営駅で、みどりの窓口を有する。ホームは単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有しており、各ホームには可動式安全柵が設けられている。

在来線駅は地上駅の構造をとり、JR九州鉄道営業への業務委託駅である。また、SUGOCAの利用が可能である。ホームは相対式ホーム2面2線を有し、互いのホームは跨線橋で連絡している。移転前は旧国鉄熊本鉄道管理局管内に多数存在するカプセル式の簡易な駅舎であったが、移転に際して駅舎が新設された。

のりば[編集]

1 鹿児島本線(下り) 瀬高大牟田熊本方面
2 鹿児島本線(上り) 久留米博多小倉門司港方面
11 ■九州新幹線(上り) 博多・新大阪方面
12・13 ■九州新幹線(下り) 熊本・鹿児島中央方面

駅舎内の売店・案内所[編集]

駅弁[編集]

  • 奥八女のお煮しめ弁当(花むすび)

利用状況[編集]

  • 2010年度の1日平均乗車人員は237人である[1]
  • 2011年度の新幹線の1日平均利用者数は700人である[2]
  • 2012年2月の1日平均乗降者数は1,370人である[3]

駅周辺[編集]

筑後市の南端部にありみやま市との市境に近い。なお、筑後市の中心部は当駅ではなく隣の羽犬塚駅の周辺である。

道路

施設

バス路線[編集]

  • 西鉄バス久留米 - 筑後船小屋駅前バス停
    • 50番:船小屋・羽犬塚駅・高良台・久留米方面
    • 5番:本郷・柳川方面

歴史[編集]

  • 1928年昭和3年)7月20日 - 鉄道省により、鹿児島本線の船小屋駅(ふなごやえき)として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
  • 2009年平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
  • 2011年(平成23年)3月12日 - 九州新幹線鹿児島ルート全線開業に伴い、従来の位置より南へ約500m移転の上で、鹿児島ルートと鹿児島本線の接続駅として筑後船小屋駅(ちくごふなごやえき)に改称。同時に有人化される。

駅名の由来[編集]

江戸時代頃より、矢部川の一帯に土木用の船を格納する「小屋」がたくさん堤防に設けられた事が「船小屋」の由来である。旧藩時代の1689年元禄2年)に矢部川の河川工事用の平田舟を格納する小屋が設置され、小屋番の役職の監督下に置かれていたことから土地の住民は「御船小屋」と呼んでいたのが「船小屋」の通称になり地名に転じたと言われている。

開業時の地名は八女郡水田村であったが温泉の採掘などにより「船小屋」の知名度が高かったため、そのまま駅名に採用された。

新幹線開業時に、従来の「船小屋」の前に、当駅の所在する市名「筑後」を付加し、「筑後船小屋」とされた。元来「筑後」は現在の福岡県南部に存在した令制国旧国名)であり、現在でも福岡県南部地域一帯は筑後地方と称される。

新幹線駅設置関係について[編集]

経緯、計画[編集]

九州新幹線鹿児島ルートの当初の計画では、久留米駅(併設) - 新大牟田駅(新設)間に駅設置の予定はなく船小屋は路線工事区間の境界という位置付けだったが、筑後市をはじめとする周辺自治体18市町村は設置促進期成会を結成し、九州新幹線鹿児島ルートに船小屋駅設置を要望した。

理由として、

  • 現在羽犬塚駅・瀬高駅に停車している特急(リレーつばめ有明)の代替
  • 地元経済・船小屋温泉をはじめとした広域的な観光の活性化
  • 予定地そばに建設中の県南筑後広域公園との一体的な利用効果

などが挙げられる。

しかし建設に反対する意見もあり、

  • 元々特急・快速・準快速が通過し普通列車しか停車しない無人駅であるほどに利用が少ないのに新幹線開業で利用者がどのくらい伸びるか予測がつかず、投資に見合った経済効果が見込めるか不明
  • 地元負担金約20億円に加え新駅周辺の整備費用や在来線駅の移設費用に60億円以上が見込まれており、建設費が膨大である
  • 市の中心である羽犬塚を中心に都市整備を行うべきとの期待があるなかで、市周辺部にあたる船小屋駅周辺を一から整備する広域的メリット(ビジョン)の説明がほとんどない
  • 同じく新幹線駅となる久留米駅まで羽犬塚駅から快速で約8分、また船小屋駅からでも普通で約15分と近い
  • 新幹線新駅よりも在来線の快速電車充実を求める声も多い

などの点で建設反対運動があり市民の間で賛否が分かれていた。

また、駅設置費用の地元負担金をめぐり八女市広川町との合併協議にも大きな影響を与えた。

2004年(平成16年)6月、国土交通省は九州新幹線に船小屋駅設置を認可。これについては「政治駅」的設置だとして一部週刊誌で取り上げられている[要出典]

新幹線駅設置まで[編集]

新幹線駅は当初2面2線構造での計画であったが、JR九州の要望と負担により2面3線(下り線に待避線追加)へと変更となり着工した。また、アクセス道路が福岡県と筑後市によって建設され、駅周辺には筑後広域公園が整備されている[5]

2011年(平成23年)3月12日ダイヤ改正では、在来線(鹿児島本線)の全快速列車が停車し、新幹線「つばめ」のうち1往復が当駅を起終点としている[6]。しかし、特急「有明」は停車しない。

在来線改札口と新幹線改札口は離れており、連絡改札は設けられず、改札外に設けられる広場を通っての乗換えとなる[7]。また、在来線駅舎にはみどりの窓口が設けられていない[7]。このことについて2011年3月号の時刻表の巻頭にある路線図中に、JTB時刻表JTBパブリッシング)では在来線にはみどりの窓口がないことを示す白色の丸と新幹線にみどりの窓口があることを示す緑色の丸が隣り合わせに併記され、JR時刻表交通新聞社)では交点に緑色の丸が1つあるのみであった。同年4月号より、両者とも点に緑色の丸が1つあるのみである。

SUGOCA利用者向けの簡易読み取り機が改札口に設置されている。また改札内にはチャージ機の設置もある。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
九州新幹線
久留米駅 - 筑後船小屋駅 - 新大牟田駅
鹿児島本線
快速・快速「くまもとライナー」(上り1本のみ運転)・準快速・普通
羽犬塚駅 - 筑後船小屋駅 - 瀬高駅

船小屋駅時代のギャラリー[編集]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]