筑紫野市

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ちくしのし
筑紫野市
Flag of Chikushino, Fukuoka.svg
筑紫野市旗
Symbol of Chikushino Fukuoka.svg
筑紫野市章
市旗:2005年平成17年)1月19日制定
市章:1958年昭和33年)10月6日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
団体コード 40217-6
面積 87.78km²
総人口 101,282
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 1,150人/km²
隣接自治体 小郡市太宰府市大野城市飯塚市
筑紫郡那珂川町糟屋郡宇美町
朝倉郡筑前町
佐賀県鳥栖市三養基郡基山町
市の木 ツバキ
市の花 サルビア
筑紫野市役所
所在地 818-8686
福岡県筑紫野市二日市西一丁目1番1号
北緯33度29分46.9秒東経130度30分56秒
Chikushino City hall.jpg
外部リンク 筑紫野市公式サイト

筑紫野市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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筑紫野市(ちくしのし)は、福岡県の中部に位置するである。「博多の奥座敷」と称される二日市温泉がある。

地理[編集]

天拝山山頂から望む筑紫野市街地(手前)。奥の方に広がるのは太宰府市市街地。

福岡県の中部に位置し、市域の南西部で佐賀県に接する。また、佐賀県との県境付近は脊振山系山地にあたり、基山権現山などの山がある。北東部から東部にかけての飯塚市との境界付近は三郡山系山地にあたり、宝満山三郡山など標高800-900m級の山がそびえる。

福岡市から南に約15km、久留米市から北に約20kmの地点にあり、両市の中間に位置する。小郡・筑紫野ニュータウンの開発等により、毎年人口が増加傾向にある。

旧来、筑紫地区[1]における行政の主要拠点のひとつであり、地区内を管轄とする税務署法務局警察署など行政機関が所在する。また、水道・消防・ゴミ処理・火葬場等の広域行政は同地区内で緊密な連携をしている。

西鉄天神大牟田線JR鹿児島本線がほぼ並行して市中央部を南北に貫いており、福岡市中心部へは電車で15分前後の所要時間である。西鉄二日市駅・JR二日市駅付近や二日市温泉周辺など旧来からの中心市街地は、古くからの町並みがほぼそのまま残るため道路幅員が狭く、住宅地の中にも乗用車が離合できない狭い道幅の箇所や、近隣の地区に自動車を使用して移動する際に迂回を必要とする箇所が存在している。このほか、西鉄朝倉街道駅周辺や、ゆめタウン筑紫野から国道3号下を潜る道路などは、歩車分離による歩行者安全性の確保が行われていない。近年、主要駅周辺での整備事業が行われるようになったが、市制施行以来、区画整理事業は行われたものの、行政担当者が「当市はこれまで市街地再開発事業の経験がない」[2]と答弁するなど、これらの事業は端緒についたばかりである。

隣接する自治体[編集]

地名[編集]

  • 上古賀(旧二日市町)
  • 杉塚(旧二日市町)
  • 塔原(旧二日市町)
  • 二日市(旧二日市町)
  • 武蔵(旧二日市町)
  • 紫(旧二日市町)
  • 岡田(旧筑紫村)
  • 隈(旧筑紫村)
  • 下見(旧筑紫村)
  • 筑紫(旧筑紫村)
  • 常松(旧筑紫村)
  • 永岡(旧筑紫村)
  • 西小田(旧筑紫村)
  • 原田(旧筑紫村)
  • 諸田(旧筑紫村)
  • 若江(旧筑紫村)
  • 石崎(旧山口村)
  • 古賀(旧山口村)
  • 俗明院(旧山口村)
  • 萩原(旧山口村)
  • 針摺(旧山口村)
  • 平等寺(旧山口村)
  • 山口(旧山口村)
  • 立明寺(旧山口村)
  • 阿志岐(旧御笠村)
  • 天山(旧御笠村)
  • 牛島(旧御笠村)
  • 大石(旧御笠村)
  • 香園(旧御笠村)
  • 原(旧御笠村)
  • 本道寺(旧御笠村)
  • 柚須原(旧御笠村)
  • 吉木(旧御笠村)
  • 山家(旧山家村)

以下、区画整理や住居表示実施により発足した町名である。

  • 美しが丘北1丁目~4丁目(原田・若江・筑紫より発足)
  • 美しが丘南1丁目~7丁目(原田より発足)
  • 岡田1丁目~3丁目(岡田・下見などより発足)
  • 筑紫駅前通1丁目~2丁目(筑紫・若江・下見より発足)
  • 天拝坂1丁目~5丁目(塔原・杉塚より発足)
  • 原田1丁目~8丁目(原田などより発足)
  • 光が丘1丁目~5丁目(隈・西小田・若江より発足)
  • 美咲(下見より発足)
  • むさしケ丘1丁目~3丁目(1992年、俗明院・立明寺・永岡・萩原より発足)
  • 桜台1丁目~2丁目(1993年、常松・永岡・諸田より発足)
  • 二日市北1丁目~8丁目(1997年、二日市・紫より発足)
  • 紫1丁目~7丁目(6丁目までは1998年、7丁目は1999年、紫・二日市・石崎より発足)
  • 上古賀1丁目~4丁目(1999年、二日市・紫・石崎・上古賀より発足)
  • 二日市南1丁目~4丁目(1999年、上古賀・二日市・石崎・立明寺より発足)
  • 湯町1丁目~3丁目(2000年、二日市・塔原・武蔵・上古賀より発足)
  • 塔原東1丁目~5丁目(2001年、塔原・二日市より発足)
  • 二日市西1丁目~4丁目(2001年、二日市・塔原より発足)
  • 二日市中央1丁目~6丁目(2002年、二日市・塔原・紫より発足)
  • 杉塚1丁目~7丁目(2003年、杉塚・塔原より発足)
  • 塔原西1丁目~3丁目(2003年、塔原・杉塚より発足)
  • 塔原南1丁目~3丁目(2003年、杉塚・塔原より発足)
  • 武蔵1丁目~5丁目(2003年、武蔵・上古賀より発足)
  • 石崎1丁目~3丁目(2004年、石崎・二日市・紫・針摺より発足)
  • 俗明院1丁目~2丁目(2006年、俗明院・立明寺・針摺より発足)
  • 針摺北(2006年、針摺より発足)
  • 針摺中央1丁目~2丁目(2006年、針摺・石崎より発足)
  • 針摺西1丁目~2丁目(2006年、針摺・石崎・立明寺より発足)
  • 針摺東1丁目~5丁目(2006年、針摺・石崎・立明寺・牛島・永岡より発足)
  • 針摺南1丁目~2丁目(2006年、針摺・永岡より発足)

歴史[編集]

  • 1889年4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる御笠郡二日市村・山口村・筑紫村・御笠村・山家村が発足。
  • 1895年8月27日 - 二日市村が町制施行し、御笠郡二日市町となる。
  • 1896年4月1日 - 那珂郡席田郡・御笠郡の三郡を統合し、筑紫郡となる。
  • 1955年3月1日 - 二日市町・山口村・筑紫村・御笠村・山家村が合併(新設合併)し、筑紫郡筑紫野町が発足。
  • 1972年4月1日 - 市制施行により筑紫野市となる。

平成の大合併における議論[編集]

本市は地理的、歴史的に繋がりの深い太宰府市との合併を望んだが、実現には至らなかった。

歴代市長[編集]

  1. 船越平八郎(1967年2月23日 - 1975年2月22日) 2期(町長時も含む)
  2. 神代仁臣(1975年2月23日 - 1979年2月22日) 1期
  3. 松田正彦(1979年2月23日 - 1986年12月24日) 2期
  4. 楠田幹人(1987年2月1日 - 1995年1月31日) 2期
  5. 田中範隆(1995年2月1日 - 2003年1月31日) 2期
  6. 平原四郎(2003年2月1日 - 2011年1月31日) 2期

行政[編集]

市長[編集]

  • 藤田陽三(1期目)
  • 任期:2015年1月31日

議会[編集]

  • 定数:22人
  • 任期:2015年5月24日

 議長 鹿島康生 副議長 赤司泰一 監査 宮原智美

会派 つくし野(10名) 市民会議(6名) 公明党筑紫野市議団(3名) 共産党筑紫野市議団(2名) 会派に所属してない議員(1名)

市の施設[編集]

水道[編集]

括弧内は水源地またはその施設名など。

  • 山口浄水場系(水呑ダム: 1959年12月完成、容積85,000m³)
  • 常松浄水場系(地下水)
  • 山神水道企業団水系(山神ダム)
  • 福岡地区水道企業団(筑後大堰)

国の機関[編集]

県の施設[編集]

  • 農業総合試験場
  • 食肉衛生検査所
  • 県立総合射撃場
  • 福岡県工業技術センター(企画管理部・化学繊維研究所)

警察[編集]

消防[編集]

その他[編集]

経済・産業[編集]

本社を置く主な企業[編集]

事業所を置く主な企業[編集]

イオンモール筑紫野

その他団体・商業施設[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography40217.svg
筑紫野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 筑紫野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 筑紫野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
筑紫野市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 38,876人
1975年 47,741人
1980年 57,966人
1985年 63,242人
1990年 70,303人
1995年 81,988人
2000年 93,049人
2005年 97,571人
2010年 100,190人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

中等教育学校[編集]

私立

高等学校[編集]

公立

私立

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

特別支援学校[編集]

そのほかの学校[編集]

医療[編集]

  • 済生会二日市病院(以前は同敷地には二日市保養所があった)
  • 福岡大学筑紫病院

交通[編集]

航空[編集]

最寄りの空港は、福岡空港である。

鉄道[編集]

太字は他鉄道路線との接続駅。

路線バス[編集]

市内の一般路線バスはすべて西鉄バスの路線であり、一部をグループ会社の西鉄バス二日市が運行する。なお、甘木幹線・南ヶ丘線は西鉄本体からの管理委託路線であり、乗務員は西鉄バス二日市の社員であるが車両は西鉄本体の車両である。

このほかにコミュニティバスとして、西鉄バス二日市が運行する2路線の末端区間を移管した「筑紫野バス」がある。運行は西鉄バス二日市が受託しており、運賃体系は異なるが車両は西鉄バス二日市の車両が直通する。

九州自動車道上に筑紫野バスストップがあり高速バスが発着する。

道路[編集]

高速道路

有料道路

一般国道

主要地方道

一般県道

名所・旧跡・観光[編集]

二日市温泉の中心宿となる御前湯
武蔵寺

観光地など[編集]

神社仏閣[編集]

祭事[編集]

催事[編集]

文化財[編集]

  • 基肄城跡(国の特別史跡
  • 五郎山古墳(国の史跡
  • 塔原塔跡(国の史跡)
  • 阿志岐山城跡(国の史跡)
  • 宝満山(国の史跡)
  • 隈・西小田遺跡群出土品(国の有形文化財)
  • 九州鉄道城山三連橋梁(国の登録有形文化財)
  • 武蔵寺跡(県の史跡)
  • 山家宿西構口並びに土塀(県の史跡)
  • 紙本著色武蔵寺縁起(県の有形文化財)
  • 隈・西小田地区遺跡群甕棺墓出土品(県の有形文化財)
  • 立明寺のタブノキ(県の天然記念物)
  • 武蔵のイヌマキ群(県の天然記念物)
  • 武蔵寺「古石塔」(市の有形文化財)
  • 武蔵寺「自然石梵字板碑」(市の有形文化財)
  • 山家宿場郡屋土蔵(市の有形文化財)
  • 武蔵寺経塚群出土品(市の有形文化財)
  • 牛島地蔵石仏(市の有形文化財)
  • 木造十二神将像(市の有形文化財)
  • 岡田阿弥陀三尊板碑(市の有形文化財)
  • 紙本著色山家御茶屋指図(市の有形文化財)
  • 山家岩戸神楽(市の無形民俗文化財)
  • 筑紫神社粥占行事及び粥鉢一口(市の無形民俗文化財)
  • 高橋紹運首塚伝承地(市の史跡)
  • 杉塚廃寺跡(市の史跡)
  • 大宰府坊跡朱雀大路[立明寺地区](市の史跡)
  • 山家宿郡屋跡(市の史跡)
  • 山家宿大庄屋役宅跡(市の史跡)
  • 山家宿下代跡地(市の史跡)
  • 長者(市の天然記念物)
  • 二日市八幡宮神木公孫樹(市の天然記念物)
  • 平等寺エヒメアヤメ(市の天然記念物)
  • 長崎街道冷水峠越(文化庁歴史の道百選
  • 鉄砲用水(柚須原 - 本導寺)
  • 筑前筑後国境石(西小田)
  • 天判山城跡(武蔵)

出身有名人[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 筑紫野市・太宰府市大野城市春日市・筑紫郡那珂川町の4市1町
  2. ^ 2006年3月22日、定例市議会における建設経済部長の答弁。

外部リンク[編集]