スバル・ステラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スバル・ステラ
標準車
カスタム
[[ファイル:|250px]]
メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間 2006年6月 -
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
ハイブリッド
エンジン EN07 DOHC16バルブ 直列4気筒 AVCS
EN07 DOHC16バルブ 直列4気筒 インタークーラースーパーチャージャー(RS)
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 5MT/i-CVT
駆動方式 FF/ビスカス式フルタイムAWD
サスペンション 前輪:L型ロアアーム・ストラット式独立懸架
後輪:デュアルリンク・ストラット式独立懸架
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 1645mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2360mm
車両重量 830 - 930kg
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM
車台共有車 {{{同車台}}}
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

ステラ(STELLA)は、スバルブランドを展開する富士重工業が生産する軽自動車軽トールワゴン)である。

目次

[編集] 概要

プレオの後継車に近い存在であるが、発売後もプレオは併売されている[1]。「楽しい関係空間」をコンセプトとし、広い室内空間を実現した。従来の走りやプレミアに重点を置いた路線から、メインターゲットを女性にシフトして1000名以上からアンケートをとり、乗り心地の向上に加え"ベビーカーの乗せやすさ”、“後席への乗りやすさ”、“チャイルドシートへの乗せやすさ”、“後席赤ちゃんへのアクセス”などに重点をおいて開発された。

衝突安全性と実燃費の向上も図られ、NASVA発表の衝突安全性総合評価では運転席5星、助手席6星の評価を受けている。また、2008年5月発売の特別仕様車にはカタログに新燃費計測基準であるJC08モード走行燃費を併記。NAの2WD車で21.0km/L(JC08モード)を実現し、2015年度燃費基準をガソリン車として初めて達成した。

また、スバルの軽自動車に全車搭載されている直列4気筒エンジン[2]、4輪独立サスペンションも採用されている。スバルの代名詞であるフルタイムAWDモデルも存在。乗用モデルのみの設定で、商用モデル(軽ボンネットバン)は設定されていない。

プラットフォームはR2と共通。計画から発売開始まで1年足らず(わずか11ヶ月)[3]という異例のスピードで開発された車種である。2008年4月10日、トヨタ自動車による富士重工業への出資比率強化に伴い、富士重工業は軽自動車の自主生産から撤退を表明したため、当該車種が事実上自主生産の最終車種との公算が大きい。2008年7月17日付のフジサンケイビジネスアイの記事でダイハツ工業からのOEM計画が明らかになり、後継車種としてムーヴが候補としてあがっている。

尚、プレオでいうスマートルーフ車の様な仕様は存在せず、どのグレードも立体駐車場への入庫は不可能。

また、2009年6月4日には「カスタムR」のデザインをベースとした電気自動車「プラグイン ステラ」が正式発表された。同年7月下旬より納入を開始する予定[4]

[編集] ラインナップ

2006年発売開始当初のラインナップは標準モデル(L・LX)とカスタム(R・RS)の2系統でスタートしたが、現在は標準モデル[5](L・LS)、カスタム(R・R Limited・RS)、リベスタ(-・S)の3系統となっている。

タイプ グレード 標準 カスタム リベスタ
自然吸気
エンジン
基本(GUP[6]含む) L
中級 カスタムR
上級 カスタムR Limited リベスタ
過給器付き
エンジン
基本(GUP含む) LS
上級 カスタムRS リベスタS

内装色は、基本的に標準モデルがベージュ、カスタムがブラック、リベスタがブロンズ色加飾付ブラックを採用。外装は、標準モデルはシンプルなデザイン、カスタムは専用のグリルやバンパー、4灯式プロジェクターヘッドライト、大型フォグランプを採用してデザイン面で差別化を図っている。リベスタはカスタムのデザインをベースに、専用バンパー、フロントグリル、ブルーリフレクターヘッドライトなどインテリア、専用シート表皮などを採用。また、C型よりカスタム[7]、リベスタにクールなインテリアを演出する青色LED間接照明付きオーバーヘッドコンソールが設定された。

タコメーター、マフラーカッターはLを除く全車に標準装備[8]。トランスミッションはi-CVTと5速MT(Lグレードのみ選択可[9])であり、エンジンは全車直列4気筒DOHC16バルブ。ヘッドライトは、標準モデルのハロゲンタイプが2灯式マルチリフレクター、HIDタイプが2灯式プロジェクター、カスタムとリベスタが4灯式プロジェクターとなっている。

動力性能を向上させたLS、カスタムRS、リベスタSには、インタークーラー付きスーパーチャージャーフロントスタビライザーが搭載され、更にスポーツ色を強めたカスタムRS、リベスタSにはi-CVTの変速プログラムに加速性能を向上させた「スポーツモード」[10]、独立3眼エレクトロルミネセントメーターが標準装備されている。 プレオ、R2R1のスーパーチャージャー仕様はガソリンがハイオク指定(プレオは「RS」系のみ)であったが、ステラはレギュラー指定[11]となった。

[編集] 歴史

[編集] RN1/RN2型(2006年-)

  • 2006年6月14日 発表・発売(A型)。
  • 2006年11月1日 カスタムRに特別仕様車「アイボリーセレクション」が設定された。カスタムRに専用アイボリーインテリアのほか、UV&IRカットガラスやアルミホイールなどが特別装備されていた。
  • 2007年1月 東京オートサロンに「ステラカスタムSTIコンセプト」と「ステラカスタム・リベスタ」を出品。ステラカスタムSTIコンセプトはカスタムRSをベースに「STIパフォーマンスミニ」をキーワードにSTIがチューニングを行い、エンジンはリショルムタイプのスーパーチャージャーを装着して最高出力は108ps(80kW)を誇った。他にローダウンに15インチホイール&ローターで固めた足まわり、Defi製の3連メーター、専用フロントバケットシートを装着。この参考出品の中からフロントスポイラー&スカートリップ、本革巻シフトノブ、スカッフプレートはSTIより発売されている。ステラカスタム・リベスタはカスタムRをベースに外装では専用デザインの大型フロントメッキグリル、前後バンパー、ブルーリフレクターヘッドランプを装備。内装ではJVC製のオーディオセット(ヘッドユニット、サブウーファー、吊り下げ式リヤスピーカー)を装備。参考出展ということで外装ではレイズのハイラスター塗装15インチホイール、STI製ローダウンスプリングを装備。内装ではオレンジのレザーシート、本革巻ステアリング(オレンジ/ブラックコンビ)、ダッシュボードはピアノのような光沢ブラック塗装が施されていた。この参考出品の中からローダウンスプリングはSTIより、吊り下げ式リヤスピーカーはB型からディーラーオプションとして発売されている。
  • 2007年1月16日 特別仕様車「LXインテリア・セレクション」が設定された。LXをベースに、UV&IRカットガラスやライトブラウンとライトブルーの撥水機能付専用シート表皮が設定されていた。
  • 2007年2月28日 特別仕様車「カスタムR・スペシャル」が設定された。カスタムRをベースに、標準モデルと共通のメーターパネル(タコメーターは非装備)およびデジタルオーディオプレーヤー等が接続可能な外部入力端子付きCDプレイヤーを装備する。
  • 2007年7月9日 特別仕様車「カスタムRS S-EDITION」と「LX HID・セレクション」が設定された。カスタムRS S-EDITIONは全国限定500台のみ。[12]カスタムRSをベースに、特別色としてWRブルー・マイカを設定。外装にSTI製フロントスポイラー、HIDヘッドランプ、ルーフスポイラー、ガンメタリック塗装のアルミホイール、カーボン調ドアサッシュを装備。内装に本革巻ステアリング(レッド/ブラックコンビ)、STI製本革巻シフトノブ、アルミパット付スポーツペダルを装備。シート色をベースグレードのブラックからワインレッドへ変更。スバルのスポーツモデルにしか与えられないWRブルー・マイカ、STI製品と走りを意識した装備をしている為、オーディオ、フロントアームレスト、リヤスライドシートといった装備は除かれている。S-EDITIONが販売された当時WRブルー・マイカのサイドアンダースカート、リヤバンパースカートの部品設定が無かったが、後にスバル公式HPのアクセサリーページの右下にあるアクセサリーパーツリストにて部品番号を調べる事が可能となった。LX HID・セレクションはLXをベースに、HIDヘッドランプ、アルミホール、濃色ガラスを装備。内装ではRSに装備されているMD付CDプレイヤー、オートエアコンを装備。またLXインテリア・セレクションに設定されていたライトブルーの撥水機能付専用シート表皮を採用している。
  • 2007年11月6日 一部改良(B型)。盗難警報装置の装備(販売店にて設定する必要有)、5速MT車の設定(Lのみ)、フロントシートの形状変更、NAエンジンの燃費向上などが行われた。カスタム系に装備を簡素化し価格を抑えたグレードGを標準ラインナップに追加。G、R、RSの3グレードとなった。R、RSはA型でメーカーオプション扱いであったアルミホイールを標準装備とし、RSのみオーディオがミュージックCDサーバー&ウェルカムサウンドオーディオ(最大6枚分のCDをオーディオにメモリー録音と運転席に乗り込んでドアを閉めると、プリセットボタンに録音された音楽やメッセージが流れるもの)に変更された。このB型だけのメーカーオプションとしてLの5速MT車、カスタムGを除く全車にリラックスパック(花粉対応フィルター付エアコン、消臭ルーフトリム、UV&IRカットガラス)が設定されていた。
  • 2007年11月29日東京オートサロンで参考出品、東京モーターショーに市販出品した「REVESTA(リベスタ)」が標準ラインナップに追加された。カスタムRをベースに外装に専用デザインの大型フロントメッキグリル(市販化にあたりオートサロン出品車とは多少形状が違う)、前後バンパー、ブルーリフレクターヘッドランプ、ガンメタリック塗装のアルミホイール、メッキドアハンドルを装備。内装はカスタムGと共通のメーターパネル(タコメーターは非装備)、ブロンズ色を基調としたインパネ、専用シート表皮を装備。B型ステラの標準ラインナップで唯一本革巻ステアリングを装備している。
  • 2008年5月8日 スバル発売50周年を記念し「リベスタS」[13]が標準ラインナップに追加され、また特別仕様車として「L Limited」と「カスタムR Limited」が設定された。リベスタSはカスタムRSにリベスタのデザインを与えたタイプ。装備面では本革巻シフトレバー、アルミパッド付スポーツペダル、専用シート表皮&ドアトリム、REVESTA赤ロゴ入り専用リアゲートガーニッシュ、ブルーリフレクターHIDヘッドランプなどを装備。L LimitedはLをベースに、特別装備として電動格納式リモコンカラードドアミラーやキーレスアクセス&スタート、オートエアコン、UVカット機能付濃色ガラス、クールシルバーのインパネなどを装着。ボディカラーはコーラルオレンジ・メタリック、アジュールブルー・パールを含む全5色。カスタムR LimitedはカスタムRをベースに、HIDヘッドランプ、独立3眼エレクトロルミネセントメーター(タコメーター付)、本革巻ステアリング&シフトレバー、アルミパッド付スポーツペダルなどを装着。ボディカラーは専用色であるWRブルー・マイカを含む全5色。
  • 2008年6月27日 カスタムRをベースにR1eのEVシステムを組み込んだ電気自動車のコンセプトモデル「スバル プラグイン ステラ コンセプト」を発表。 重量は1060kgで定員4名。9.2kwhのリチウムイオン電池と40kwの永久磁石式同期型モーターを組み合わせ、最高速度100km/h、満充電航続距離80kmを実現。北海道洞爺湖サミットに5台、郵便事業株式会社に1台提供し、量産モデルとして市販化も検討。
  • 2008年10月24日 武田薬品工業から2009年度に、東京都と神奈川県を中心に営業用社用車として住友三井オートサービスを通じて「プラグインステラ」を導入する予定であると発表があった。[14]
  • 2008年11月4日 一部改良(C型)。グレード体系の見直しと一部装備の変更。新グレードLS、カスタムR Limitedを追加。通常モデルはLXを廃止し、ベーシックグレードのLとスーパーチャージャーモデルであるLSの2グレートへ変更。(事実上、通常モデルのバリエーションが整理された形で、両グレードともメーカーオプションによるグレードアップパッケージが用意される)カスタム系はGを廃止し、50周年記念特別仕様車で設定されていたR Limitedを標準ラインナップに追加。R、R Limited、RSの3グレードへ変更。R Limited、RSの装備として外装では新形状のルーフスポイラー、HIDヘッドランプを標準装備。内装では青色LED間接照明付きのオーバーヘッドコンソール、キーレスアクセス&スタートを装備。R Limitedのみ内装で本革巻ステアリング&シフトレバーが追加され、ボディカラーはR、RSには設定の無いWRブルー・マイカが追加される。リベスタ系はNAであるリベスタとスーパーチャージャーモデルであるリベスタSの2グレードとB型から変更はない。今回の一部変更では質感に重点を置き、リベスタ系共通の装備として内装では青色LED間接照明付きのオーバーヘッドコンソールを装備。メーカーオプションで本革シート(一部合成皮革)を設定。リベスタSのみ外装で新形状のルーフスポイラーが追加される。B型まで一部車種で標準装備であった左右独立リヤシートスライド、カーゴルームショッピングフックはメーカーオプション(ユーティリティパッケージ)となっている。
  • 2009年1月27日 特別仕様車「Lブラックインテリア・セレクション」が設定された。Lにメーカーオプションによるグレードアップパッケージの他に専用ブラックインテリア(シートと内装色をベージュからブラックに。インストルメントパネルとパワーウインドゥスイッチパネルをクールシルバーに加飾)、ABS、UV&IRカットガラス、UVカット機能付濃色ガラス、キーレスアクセス&スタートを装備。ボディカラーはLには設定のないシルキーホワイトパールを含む全5色。

[編集] 車名の由来

ステラはイタリア語で「星」の事。

リベスタは「RE」+「VESTA」の造語。「VESTA」は、太陽系の火星と木星の間にある小惑星の一つであり、他の小惑星に比較して格段に明るいため、古代ローマの炉の女神ウェスタにちなんで名付けられた。明るく輝くベース車がカスタマイズによってあらためて輝きを増しているという意を込められている。

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ ただし2007年7月限りで乗用モデルは廃止されたため、同車の乗用モデルは事実上ステラに移行した事になる。
  2. ^ 同社として、全車に直列4気筒DOHCエンジンを採用している車種はステラシリーズのみ。(電気自動車タイプは除く)
  3. ^ 工数の計上方法の違いにより発表メディアによりブレがあるが、いずれにしても13ヶ月以下で発表されている。
  4. ^ 「スバル プラグイン ステラ」を発表 富士重工業 ニュースリリース 2009年6月4日
  5. ^ 標準モデルのL、LSには、共にメーカーオプションとして「グレードアップパッケージ」が用意されており、同一機種内にも広いグレード幅を持たせている。選択するメーカーオプションにより中位、上位グレードにまでシフトできる。
  6. ^ GUP:グレードアップパッケージ
  7. ^ カスタムRを除く
  8. ^ C型現在。タコメーターは、B型までカスタムG、カスタムR・スペシャル(特別仕様車)を除くカスタム系、リベスタ系全車に標準装備となっていた。
  9. ^ B型ではiCVTのみの設定だったアップグレードパッケージ適用車でもC型から5MTを選択可能となった。
  10. ^ スポーツモードと通常モードは、シフトレバー横のボタンでいつでも切り替え可能。
  11. ^ R2、R1のスーパーチャージャー仕様も後にレギュラー指定となった。
  12. ^ 富士重工公式ホームページ2007年7月9日付のニュースリリースに明記。
  13. ^ リベスタSが各外部メディアのニュースで特別仕様車であったかのように記載されているのは、2008年11月4日発表のプレスリリースで、『従来特別仕様車として設定していたカスタム「R Limited」、「リベスタ S」を、好評につきラインナップとして設定。』という記述があるためと思われるが、50周年記念時明確に特別仕様車として発表されたR Limited、L Limitedと異なり、富士重工公式ホームページにある2008年5月8日付のニュースリリースでも追加設定と明記されている通り、現実としてリベスタSが特別仕様車だった期間は存在しない。
  14. ^ 武田薬品工業公式ホームページ2008年10月24日付のニュースリリースに明記。富士重工からは正式にアナウンスはされていない。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク