ダイハツ・ロッキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ダイハツ・ロッキー
ロッキー 中期型
Daihatsu Rocky 001.JPG
ロッキー マリンランナー
Daihatsu Rocky 002.JPG
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアクロスカントリー
エンジン HD-E型 SOHC 直列4気筒 1.6L(105ps/6,000rpm)
変速機 4速AT
5速MT
駆動方式 フルタイム4WD
パートタイム4WD
サスペンション 前・ダブルウィッシュボーン+トーションバー
後・リジッドアクスル+半楕円リーフ
全長 3705mm
全幅 1635mm
全高 1725mm
ホイールベース 2175mm
車両重量 1250kg
-自動車のスペック表-

ダイハツ・ロッキーとは、ダイハツ工業が製造していたクロスカントリータイプの四輪駆動車である。

概要[編集]

欧州向けフェローザ初期型
北米向けロッキー
オーバーフェンダーとタイヤ幅が大きい

本格的なラダーフレームの上に、排気量1,600ccのエンジン、3ドア・レジントップのボディーを載せる。レジントップは取り外しができ、簡単にオープントップとすることも可能である。ガソリンの挿入口は右側となっている。

当時は数少ないコンパクトサイズのクロカンであったが、1988年発売のスズキ・エスクード市場で先行されたこと、当初からAT車の設定がなかったこと、SUV的ではない武骨で地味な外見などが災いし、販売面は芳しいものではなかった。更にモデル後期の1994年には、乗用車感覚のクロスオーバーSUVの先駆けとなるトヨタ・RAV4が登場し、国内市場での競争力不足は決定的となった。

海外向け仕様としては、北米市場ではロッキーの名称のままであったが、欧州市場では1クラス格上の同社ラガーがすでにロッキーを名乗っていたためフェローザの名称で販売された。

エンジンはHD-E型1,600cc 直列4気筒 SOHC。アプローズに搭載されていたものを縦置き化。最高出力は105馬力。ダイハツお得意のディーゼルエンジンの設定はない。

トランスミッションは5速フロアMTと4速フロアATの2タイプ。

駆動方式は、トランスファーを用いたパートタイム4WDと、ロック機構付きセンターデフを持つフルタイム4WDとの、2タイプがあった。パートタイムのトランスファーは従来どおりローレンジを備える2速であったが、フルタイムではセンターデフにスペースを割かれた結果として1速となり、高い駆動力が必要だが副変速機を装備できない車種に見られるエクストラロー(ギア比が1速より低い)の設定もなかった。ロッキーのフルタイム4WDは、イージードライプの提供と、リヤアンチスピンブレーキ(ASB)の装備を実現するために採用された面が大きい。

当初日本国内では、下からDX、SE、SXの3グレード構成となっており、全グレードにパートタイム4WDが設定されたが、DXにはフルタイム4WDの設定がなかった。

また、補給部品の種類を少なくするため、当初、樹脂オーバーフェンダーの色数を絞っていた。そのため、グレーメタリックとブラックメタリックの単色以外の全てのボディーカラーで、下半がグレーメタリックのツートーンとなっていた。

車名の由来[編集]

北アメリカ大陸ロッキー山脈から。

歴史[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]