ウェスタ

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ローマ神話
Bas relief from Arch of Marcus Aurelius showing sacrifice.jpg
主な原典
アエネーイス - 変身物語
ディー・コンセンテス
オリュンポス十二神相当)
ユーピテル - ユーノー
ミネルウァ - アポロ
ウェヌス - マールス
ディアーナ - ケレース
ウゥルカーヌス - メルクリウス
ネプトゥーヌス - ウェスタ
バックス
その他の神々
ユースティティア - クピド
ウラヌス - サートゥルヌス
アウローラ - プルートー
ヤーヌス - フォルトゥーナ
主な神殿・史跡
パンテオン
ウェヌスとローマ神殿
ウェスタ神殿
サートゥルヌス神殿
メゾン・カレ

ウェスタVesta)は、ローマ神話に登場する女神の神、転じて家庭の守護神。処女神とされ、のちにギリシア神話ヘスティアーと同一視された。俗ラテン語英語などでの発音はヴェスタベスタ)。

神体[編集]

フォルム・ロマヌムウェスタ神殿の神体はであるとの俗説もあったが、詩人オウィディウスが、ウェスタの神体は物ではなく燃え続けるであることを記している。

ウェスタの巫女[編集]

古代ローマでは国は大規模な家族と考えられたため、国家体制の鎮護神としてウェスタ崇拝も行われた。

ウェスタ神官(vestalis)は貴族階級の少女より選ばれ、神官たる間は処女が義務付けられ、この規律を犯したものには生き埋めによる死罪が課せられた。伝説によるローマの建国者ロムルスの母レア・シルウィア(名前には複数の説あり)もウェスタ神官であったとされる。

このウェスタ神官長(vestalis maxima)はローマで最も権威を持った聖職者で、劇場などでも女性でありながら最上級の席が割り当てられた。

関連項目[編集]