大野市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
おおのし
大野市
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
団体コード 18205-2
面積 872.30km²
総人口 33,358
推計人口、2014年7月1日)
人口密度 38.2人/km²
隣接自治体 福井市勝山市今立郡池田町
石川県白山市
岐阜県高山市郡上市関市本巣市
揖斐郡揖斐川町
市の木 ブナ
市の花 コブシ
他のシンボル 鳥:ウグイス
魚:イトヨ
大野市役所
所在地 912-8666
福井県大野市天神町1番1号
北緯35度58分49.8秒東経136度29分15.9秒
大野市役所
外部リンク 大野市ホームページ

大野市位置図

― 市 / ― 町

特記事項 人口は現市域分推計値の合計
大野市の旧境界
(2005年11月7日合併前)
Fukui Ono-city 1970-2005.png
1. 大野市 2. 旧:和泉村
 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
大野市中心部周辺の空中写真。1977年撮影の7枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

大野市(おおのし)は、福井県の東部に位置するである。

概要[編集]

福井県内の市町の中では最大の広さを持ち県面積のおよそ5分の1を占める。市街地はかつての城下町の面影を強く残し、越前小京都として知られる。

春分の日から大晦日の間に七間通で開かれ400年の歴史を持つ七間朝市は、大野の観光名物である。冬季は市全域が特別豪雪地帯に指定されているほどの降雪量があり、九頭竜ダムなど大規模な人工湖も点在するが、その膨大な水量とは裏腹に名水と謳われる市街周辺の湧水や河川伏流水は道路などの消雪のためにも汲み上げられ、水不足が懸念されるといった皮肉な状況となるため、河川表流水を含めた総合的な水利用のあり方を模索している。

地理[編集]

東部から南部にかけ両白山地が控える。最高地点は福井県の最高地点でもあり岐阜・石川3県境付近の尾根は2000mを超える。

真名川の下流に沿って開ける北西部の大野盆地は海抜200m前後。東部の九頭竜川を含め、秋には深い渓谷が紅葉で色づく。

主な地形[編集]

隣接している自治体[編集]

以下の9市町に接している。

福井県
岐阜県
石川県

このうち高山市・関市・白山市とは一般車両が直接通行できる道路がない。また池田町・揖斐川町・本巣市と直接接続している道路は冬季通行止めとなっている。

歴史[編集]

天正3年(1575年)、織田信長より一向一揆討伐の命を受けて、金森長近美濃から大野に進攻。一揆平定後、長近は大野盆地が見渡せる亀山に城を、その東麓に城下町を造り始めた。これが現在の大野市街地の起こりである。以後今日まで、大野市は奥越地方の中心地として栄えてきた。山頂にそびえる天守と短冊状に区切られた町並み、中世から近世にかけて築かれた寺院が甍を連ねる寺町通り、城下町誕生のころから続くとされる七間朝市など、400年を超える歴史を彷彿とさせる景観を今も色濃く残していることから、「北陸の小京都」と呼ばれている。

1888年4月8日、大野市(当時は大野町)で1000棟以上を消失する大野大火が発生[1]。以後、この日にあわせて消防訓練が毎年行われている。また、2008年には40年ぶりに消防隊のラッパ隊が復活した。

沿革[編集]

大野市石灯籠
善導寺川にかかる山一織物建物
善導寺川にかかる山一織物建物
七間通りから見る大野城

統計[編集]

人口[編集]

Demography18205.svg
大野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
大野市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 44,694人
1975年 43,797人
1980年 43,379人
1985年 43,118人
1990年 41,837人
1995年 41,069人
2000年 39,632人
2005年 37,843人
2010年 35,300人
総務省統計局 国勢調査より

産業人口[編集]

2005年国勢調査、現市域分の合計

  • 第1次産業: 0万2224人
  • 第2次産業: 0万7096人
  • 第3次産業: 1万1185人

平均年齢[編集]

  • 平均年齢 47.1歳(2005年国勢調査、2005年合併前の市・旧村分を再計算した値)

行政[編集]

  • 前市長:天谷光治(2006年7月6日任期満了)
  • 現市長:岡田高大(2006年7月7日 -)現在3期目
  • 前議長:松原啓治(2013年3月4日 - 2014年3月3日)
  • 現議長:島口敏榮(2014年3月3日 -)

市町村合併[編集]

いわゆる平成の大合併では、2005年11月7日に大野郡和泉村が編入している。和泉地区は市役所本庁舎から南東へ20km以上離れた高地にあることから本庁舎のみでの行政サービスが困難となっているため、旧村役場に支所が設置されたほか、2015年3月31日まで地域審議会が設けられ、市建設計画の変更・執行など同地区に重大な影響のある事項が諮られることになっている。

  • 大野市和泉支所(朝日16-3-4)

姉妹都市・提携都市[編集]

地域[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 大野市和泉小学校(いずみ 旧:朝日小学校)
  • 大野市乾側小学校(いぬいかわ)
  • 大野市小山小学校(おやま)
  • 大野市上庄小学校(かみしょう)
  • 大野市阪谷小学校(さかだに)
  • 大野市下庄小学校(しもしょう)
  • 大野市富田小学校(とみた)
  • 大野市森目小学校(もりめ)-平成22年度より富田小学校に統廃合。
  • 大野市有終西小学校(ゆうしゅうにし)―六間通りから大野高校跡地に移転。大野公民館と共に「学びの里 めいりん」(旧称:シビックセンター)となる。
  • 大野市有終東小学校(ゆうしゅうひがし)
  • 大野市有終南小学校(ゆうしゅうみなみ)
  • 大野市六呂師小学校(ろくろし)―平成18年度より阪谷小学校に統廃合。
  • 大野市蕨生小学校(わらびょう)-平成24年度より富田小学校に統廃合。

市外局番[編集]

大野市の市外局番は全域0779(市内局番は60〜69、77〜89)。市内相互間及び北に隣接する勝山市への通話は市外局番不要。福井市美山地区への通話にも区域内通話料金が適用されていたが、2007年4月1日に07797から0776へ変更し隣接区域通話料金となった。

交通[編集]

鉄道路線[編集]

バス路線等[編集]

  • 市内発着の乗合路線事業を行っている事業者
    • 京福バス
      • 市内完結1路線(大矢戸線)のほか福井市、勝山市とを結ぶ路線(それぞれ大野線、勝山・大野線)バスを運行。
    • コミュニティバス「まちなか循環バス(ゆう・ゆうバス)」
      • 越前大野駅を拠点に2ルート(運行は京福バスおよび大野観光自動車に委託)
    • 市営バス
      • 九頭竜湖駅および越前大野駅を拠点に市営バス4路線(運行は大野観光自動車およびタクシー会社に委託)
    • 乗合タクシー
      • 越前大野駅を拠点に乗合タクシー4路線(運行はタクシー会社に委託)

道路[編集]

市内を走る一般国道自動車専用道路
中部縦貫自動車道 - 大野IC油坂峠出入口
市内を走る一般国道
国道157号国道158号国道476号
市内を走る一般国道に市内区間全域で重複する国道
国道364号国道418号
市内を走る主要県道
福井県道26号大野勝山線
福井県道34号松ケ谷宝慶寺大野線
市内を走る一般県道
岐阜県道・福井県道127号白山中居神社朝日線
福井県道170号五条方下荒井線
福井県道171号五条方松原出勝山線
福井県道172号皿谷大野線
福井県道173号上小池勝原線
福井県道174号上大納下山線
福井県道221号奥越高原線
福井県道230号大谷秋生大野線
福井県道240号本郷大野線

高速道路はなし。福井市北陸自動車道福井IC福井北IC又は隣県の岐阜県郡上市東海北陸自動車道白鳥ICが最寄。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

御清水
本願清水

温泉[編集]

名水[編集]

出身有名人[編集]

小説[編集]

  • 『そろばん武士道』(大島昌宏作):実話を元に、幕末、大野藩を立て直す武士の話。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 大野の歴史年表(近代・現代)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]