ブックオフコーポレーション

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ブックオフコーポレーション株式会社
Bookoff Corporation Limited
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3313
略称 ブックオフ
本社所在地 229-0004
神奈川県相模原市古淵二丁目14番20号
電話番号 042-769-1511
設立 1991年8月1日
業種 小売業
事業内容 中古本・DVD・ビデオ等販売
代表者 取締役会長CEO橋本真由美
代表取締役社長COO佐藤弘志
資本金 25億5,229万円(2009年3月)
売上高 単体406億4,793万円
連結604億9,389万円
2009年3月期)
純資産 単体115億9,359万円
連結118億1,358万円
(2009年3月)
総資産 単体291億6,458万円
連結346億9,716万円
(2009年3月)
決算期 毎年3月末日
主要株主 大日本印刷株式会社 6.60%
丸善株式会社 6.09%
株式会社TSUTAYA 6.0%
株式会社講談社 4.29%
株式会社小学館 4.29%
株式会社集英社 4.29%
株式会社図書館流通センター 3.86%
(2009年5月20日現在)
主要子会社 青山ブックセンター株式会社
関係する人物 坂本孝(創業者)
外部リンク www.bookoff.co.jp/
  
ブックオフ店舗

ブックオフコーポレーション株式会社は、中古本販売チェーンブックオフ」 (BOOK OFF) を展開する企業。ハードオフ(HARD OFF)やTSUTAYA(レンタルビデオチェーン)などのフランチャイジー(加盟店)でもあり、いわゆる新古書店の草分け的存在。子会社で新刊書店の青山ブックセンターも展開する。

目次

[編集] 概説

それまでの、古本屋の形をうち破り、「新古書店」と呼ばれる新しい古本屋の形態を作り上げた。店内はコンビニエンスストアの様な照明にし、店舗面積を広めにとり、さらに臭さを抜くための対策を施し、立ち読みも可能にした。これが受け入れられ、チェーンが爆発的に全国へと広がった。

しかしながら、2007年ごろから店舗数拡大の飽和状態にあり、既存店前年比も落ち込みが見られている。設立当初は参入に消極的であったブックオフオンラインイーブックオフなどのウェブ店舗も、現在は積極的に展開している。創業地である神奈川県相模原市では、本社ビルと隣接した古淵駅前店の傍らで、近隣店舗の淵野辺駅前店と相模原陽光台店が相次いで閉店。隣接する東京都町田市では、国内最大規模の基幹店であった町田中央通り店が、地上3階地下1階のビルから町田東急ツインズWEST8階へ移転・売り場面積縮小するなど、方向転換を図っている[1]

また、古本屋の店先などに従来よく書かれている「本買います」という言葉は、店員が客より上の立場から言っているという点から、店員が客より下の立場からお願いする口調の「本お売りください」にした事が、成功の要因とも言われている。この「お売りください」というキャッチコピーは、創業当時にパートタイマー(当時)の橋本真由美が考案したもので[2]、現在では各地のブックオフとは無縁の古書店でも利用されている。しかし、顧客への訴求効果が薄れてきたため、2005年頃から店舗改装を機に、「お売りください」の看板を「買取センター」に順次変更している。

マスコットキャラクターは「よむよむくん」。また、長らくタレント清水國明をイメージキャラクターとして起用していたが、清水の実姉橋本真由美が、当時ブックオフの常務取締役であったことが縁で起用された。なお、橋本は2006年6月24日付でブックオフの社長に就任した。パートタイマー出身者が東証一部上場企業の経営トップに就くのは、非常に珍しいことであるとして、脚光を浴びた。

現在は、特定のタレントを起用せず、「捨てない人のブックオフ」をキャッチコピーに、ポスター広告やテレビCMを展開している。

2009年5月13日(決済は20日)に、それまで筆頭株主であった2社のアント・DBJ投資事業有限責任組合[3](14.52%、議決権で15.70%)と、Ant Global Partners Japan Strategic Fund I, L.P.[4](14.52%、議決権で15.70%)が、保有する株式をすべて、大日本印刷株式会社(0%→6.60%)とその子会社である丸善株式会社(0.51%→6.09%)と株式会社図書館流通センター(0%→3.86%)、さらに、株式会社講談社(0%→4.29%)、株式会社小学館(0%→4.29%)、株式会社集英社(0%→4.29%)に株式を譲渡し、大日本印刷株式会社が筆頭株主となる。

[編集] 沿革

  • 1990年5月 - BOOK・OFF直営1号店(神奈川県相模原市)開店
  • 1991年8月 - 神奈川県相模原市相模原に株式会社ザ・アールを設立
  • 1991年10月 - BOOK・OFF全国フランチャイズ展開開始
  • 1991年11月 - BOOK・OFF加盟店1号店開店
  • 1992年6月 - 商号ブックオフコーポレーション株式会社に変更
  • 1998年5月 - BOOK・OFF海外1号店(ハワイ店)開店
  • 1998年7月 - 本社を現在地に移転
  • 1999年3月 - 中古書店として日本最大(530坪)の町田中央通り店開店
  • 2004年3月16日 - 東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2005年3月1日 - 東京証券取引所市場第一部にくら替え
  • 2007年8月 - ECサイト「ブックオフオンライン」営業開始
  • 2008年5月 - 関東最大級の秋葉原駅前店 営業開始
  • 2008年8月 - 渋谷センター街店オープン
  • 2008年10月 - 町田中央通り店が 町田東急ツインズWESTへ売場面積縮小し移転
  • 2008年11月 - 受け皿会社となる子会社を設立し、青山ブックセンター営業譲受

[編集] 店舗

全国に1,093店舗(2009年3月現在)。米国フランスカナダ韓国にも事業展開し、ニューヨーク店、ロサンゼルス店、ハワイアラモアナシロキヤ店、パリ・オペラ座店、バンクーバー店、ソウル駅店など海外店舗は2008年現在9店舗ある。

[編集] フランチャイズ展開店舗名

  • BOOK・OFF(ブックオフ) - 書籍・CD・DVD・ビデオ・ゲームの買取・販売
  • B・KIDS(ビーキッズ) - 子供服古着・ベビー用品・マタニティ用品の買取・販売
  • B・SPORTS(ビースポーツ) - 中古スポーツ用品・アウトドア用品の買取・販売
  • B・STYLE(ビースタイル) - 婦人古着・小物の買取・販売
  • B・LIFE(ビーライフ) - 中古雑貨・インテリア・ギフト商品の買取・販売
  • B・Select(ビーセレクト) - 中古貴金属・腕時計・アクセサリーの買取・販売
  • ブックオフ中古劇場 - 上記業態の大型複合店舗の総称。全国に数店舗を展開

HARD・OFFOFF・HOUSEMODE・OFFGarage・OFFJUNK・HOUSEBOX・SHOPHobby・OFFは、ハードオフコーポレーションフランチャイザーとして展開している)

[編集] 特色のある店舗

  • 白金台店 - カフェを併設している。また、客の1割強が外国人であるため、売り場面積の4割(200坪中80坪)が外国語の本。その中でも、フランス語の本が英語の本に続いて、大量に在庫されている[5]

[編集] 問題点

[編集] 売上水増し及び坂本CEOへの賄賂問題・社員へのセクハラ問題

2007年5月9日に、週刊文春に掲載された記事を発端として、子会社を通しての不適切な売上水増し(粉飾決算)問題と坂本孝CEOリベート問題が発覚した[6]。 その後、ブックオフは調査委員会を設置し内部調査を開始。そして、2004年12月と2006年2月の2回にわたって、合計2,206万円の不適切な売り上げ計上の水増しがあったことを発表し、また坂本代表取締役会長兼CEOについては、1993年5月から2001年5月までの8年間に、丸善から約7億4,200万円のリベート(賄賂)を受け取っていたことを発表。坂本CEOは、当初この半分を自主的にブックオフに返還する意向を示していたが、後日、全額を返還すると訂正した。同年6月23日に坂本CEOは引責辞任し、橋本COOは代表権のない取締役会長に異動、新社長には執行役員企業戦略担当で戦略部門長の佐藤弘志が就任した。

また、その後、坂本によるセクハラ問題も浮上し、同年7月25日の調査委員会の報告により、セクハラ行為があったことが判明した[7]。坂本本人も、セクシャル・ハラスエント、パワー・ハラスメント行為、コンプライアンス意識が低い言動があったことを認めた。

[編集] その他の問題点

  • アダルトコーナーがレンタルビデオ店などと違い、未成年者が立ち入らないように隔離された場所に設置されていないため、教育上の問題が指摘されている(これはフランチャイジーのTSUTAYAでも問題視されている)[要出典]
  • 漫画家の小林よしのりは、著書ゴー宣・暫にて、「ブックオフはわしら漫画家を食えなくしていく。ブックオフはただの文化破壊でしかない」と述べている[8]
  • 映画『凶気の桜』では、個人経営の「古き良き」古書店が、大型チェーン店に駆逐されていくことに批判する内容が含まれ、ブックオフが実名で登場する。

[編集] 関連会社

  • ブックオフオンライン株式会社(ブックオフオンライン) - Web店舗にて、書籍・CD・DVD等の買取および中古販売を展開
  • 青山ブックセンター株式会社(abc) - 東京の新刊書店。六本木・青山などの一等地に出店。ファッション・広告・建築・音楽の分野に定評がある。

[編集] 関連書籍

  • 大塚桂一「ブックオフ革命」(1994年) ISBN 4-8871-8271-6
  • 小田光雄「ブックオフと出版業界―ブックオフ・ビジネスの実像」(2000年)
  • 村野まさよし・坂本孝・松本和那「ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る」(2003年)対談
  • グロービスMBA ブックオフ探検隊「ブックオフ 情熱のマネジメント」(2004年)
  • 小林成樹「挑戦 何が起業の成否を分けるのか」(2000年) ISBN:4-478-37297-7

[編集] 関連項目

[編集] 主な同業他社

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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