コブシ

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?コブシ

コブシ(2005年4月)
分類
植物界 Plantae
被子植物門 Magnoliophyta
双子葉植物綱 Magnoliopsida
モクレン目 Magnoliales
モクレン科 Magnoliaceae
モクレン属 Magnolia
コブシ M. kobus
学名
Magnolia kobus
和名
コブシ(辛夷)
英名
Kobushi magnolia
関東地方
関東地方

コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)はモクレン科モクレン属落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。

目次

[編集] 特徴

果実は集合果であり、にぎりこぶし状のデコボコがある。これがコブシの名前の由来である。

北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれることもある。

[編集] 産地

九州本州、北海道および済州島に分布。「コブシ」がそのまま英名・学名になっている。 日本では「辛夷」という漢字を当てて「コブシ」と読むが、中国ではこの言葉は木蓮を指す。

[編集] 用途

  • 庭木
  • 街路樹
  • 建材として、樹皮を付けたまま茶室の柱に用いられることがある。
  • 花蕾は鼻炎、鼻づまりなどに効果がある。生薬名は「辛夷(しんい)」といい漢方薬に配合される。

[編集] 文化

  • 春の季語
  • 演歌「北国の春」

[編集] コブシモドキ

コブシモドキ(学名:Magnolia pseudokobus)はモクレン科の落葉高木。コブシの近縁種とされる。

1948年に阿部近一、赤澤時之の二人により徳島県相生町で発見された。発見された当時、株から出た枝が地面を這って、土に接した部分から根が出ていたことから、「ハイコブシ」の別名もつけられた。4月中旬に直径12~15cmの花を多く咲かせ、コブシよりやや開花が遅いことなどが特徴。また、葉の大きさもコブシより若干大きめである。その後も何度か再調査が行われたが、発見された一株以外は見つかっておらず、またこれは三倍体であることから種子も出来ないこと、四国にそもそもコブシが自生していないことなどから謎の多い植物として現在も語り継がれている。野生種は既に存在しないと考えられているが、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木などで増やされたものが栽培されている。環境省のレッドデータブックでは野生絶滅(EW)、徳島県のレッドデータブックでは絶滅と評価されている。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ