小浜市

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おばまし
小浜市
Wakasakokubunji.jpg
Flag of Obama, Fukui.svg
小浜市旗
Obama Fukui chapter.JPG
小浜市章
1951年制定
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
団体コード 18204-4
面積 232.87km²
総人口 30,950
推計人口、2012年1月1日)
人口密度 133人/km²
隣接自治体 福井県若狭町おおい町
滋賀県高島市
市の木 ツツジ
市の花 モミジ
小浜市役所
所在地 917-8585
福井県小浜市大手町6番3号
小浜市役所
外部リンク 小浜市役所

小浜市位置図(福井県)

― 市 / ― 町
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小浜市(おばまし)は、福井県南西部(嶺南)のである。

目次

[編集] 概要

畿内の色が濃い港町で、律令時代より前からヤマト王権日本海側入口として盛えて来た。奈良時代からの文化財も多く残るため、「海のある奈良」という異名を持つ[1]

3月に奈良の東大寺で実施されるお水取りの水は、遠敷川・鵜の瀬から送られたものと言われている。また、伊勢志摩淡路島と並んで、海産物を奈良や京都まで送った地域(御食国(みつけくに))の一つでもある。

江戸時代には、浅井三姉妹の次女・の夫である京極高次京極氏)や、酒井氏などが治める小浜藩城下町だった。この時代からの水揚げ基地ともなっており、鯖街道の起点となった。

[編集] 地理

小浜湾

福井県南西部、若狭国中央部に位置し、北は若狭湾とその内湾である小浜湾に面する。古くから日本海の要港だった。東南部から小浜湾に流入する北川南川多田川流域に平地が開ける。

[編集] 歴史

[編集] 律令時代

若狭国遠敷郡(おにゅうぐん)と大飯郡の一部を占め、延喜式名神大社で若狭国一宮若狭彦神社、若狭国二宮の若狭姫神社が鎮座する。他にも延喜式内社は多い。

若狭国府も小浜付近にあったと考えられるが、比定地は不明である。

[編集] 戦国時代から江戸時代まで

中世には武田氏が安芸から、若狭守護として入り、京都から多くの貴族を招くなど、公家文化が華ひらいた。織豊期に、越前国朝倉氏の攻撃によって衰退した。

関ヶ原の戦いの後、論功行賞により浅井三姉妹の次女の夫である京極高次が若狭一国8万5,000石を賜って後瀬山城に入城する。京極家は、さらに小浜城(雲浜城)を築き、小浜は小浜藩城下町として盛えた。その後、京極家は松江に加増転封、代わって酒井忠勝が徳川家光から、長年の忠勤の褒美として、若狭の国持大名として封じられる(しかし、国持大名としての格式は1代のみ)。

[編集] 明治維新以後

  • 1871年8月29日明治4年7月14日):廃藩置県により小浜県を置く。
  • 1871年12月31日明治4年11月20日):敦賀県に編入される。
  • 1872年9月:小浜町に小学校創設(のち習長小学校→小浜小学校→小浜尋常高等小学校)。
  • 1873年1月:廃城令により小浜城天守閣解体
  • 1875年7月:小学授業法伝習所(のち小浜伝習学校)を遠敷郡竹原村琢成小学校内に設置。
  • 1876年8月21日:敦賀県が分割され、本市域は滋賀県に編入される。
  • 1876年10月24日:滋賀県警察第七方面出張所、小浜に開庁。
  • 1877年6月27日:嶺南4郡を所管する小浜区裁判所新設。
  • 1877年12月17日:国立銀行条例による第二十五国立銀行設立(翌1878年1月、開業)。
  • 1878年7月:遠敷郡役所が小浜に設置。[2]
  • 1881年1月:遠敷郡役所が竹原村字栗広浜(現・小浜市千種)に移転。[3]
  • 1881年2月7日:滋賀県から分離され、新設の福井県に編入される。
  • 1882年8月10日:敦賀-小浜間電信開通。
  • 1886年8月25日:小浜町に小浜銀行創立。
  • 1886年9月8日:丹州汽船会社が小浜-宮津間で営業開始。
  • 1887年3月10日:小浜に恵(聖ルカ)教会設立。
  • 1889年4月1日町村制施行により、遠敷郡小浜町、雲浜村、西津村、内外海村、松永村、宮川村、遠敷村、国富村、今富村、口名田村、中名田村及び大飯郡加斗村(長井を含む)となる。
  • 1894年4月:福井県立尋常中学校分校(のち小浜中学校→現・福井県立若狭高等学校)設置。
  • 1894年9月4日:小浜町に若狭商業銀行設立。
  • 1895年:雲浜村竹原に福井県簡易農学校分校水産科(現・福井県立小浜水産高等学校)設置。
  • 1896年4月7日:西津村に小浜貯蓄銀行設立。
  • 1898年10月4日:雲浜村に若狭銀行設立。
  • 1905年7月:有志の発起により、雲浜村西津に私立稚桜女学校(のち福井県立小浜高等女学校→現・福井県立若狭高等学校)開設。
  • 1911年2月:小浜小学校内に私立小浜図書館創立。
  • 1914年8月3日:小浜公園開園。
  • 1915年:小浜電灯(翌年、若狭電気に改称)、遠敷村に下根来水力発電所竣工。
  • 1918年11月10日:小浜線が小浜まで延伸。小浜駅開業。
  • 1934年1月22日:蘇洞門が国名勝に指定される。
  • 1935年4月1日:遠敷郡雲浜村、西津村が小浜町と合併。
  • 1936年6月15日:省線自動車小浜-新平野線開業。
  • 1943年9月1日:小浜町竹原で芝浦製作所小浜工場、操業開始。
  • 1945年:アメリカ軍により小浜湾機雷封鎖。駆逐艦榎触雷着底。[4]
  • 1951年3月30日:遠敷郡小浜町、内外海村、松永村、遠敷村、国富村、今富村、口名田村及び中名田村が合併、小浜市として市制施行。
  • 1953年9月25日台風13号襲来。死傷者755名。
  • 1955年1月10日:大飯郡加斗村から長井地区(旧・長井村)が大飯郡本郷村へ編入。
  • 1955年2月21日:遠敷郡宮川村、および大飯郡加斗村(長井を除く)が小浜市へ編入、現在の市域となる。
  • 1969年2月24日:小浜市議会に原子力発電所誘致のための委員会設置。
  • 1972年6月20日:市長が、市議会において、田烏への原子力発電所誘致断念を表明。
  • 1972年7月1日:久須夜ヶ岳有料道路(エンゼルライン)開通。
  • 1973年11月13日田中角栄内閣北陸新幹線整備計画(いわゆる若狭ルート)を閣議決定。
  • 1983年11月9日:小浜新港開港。
  • 1984年8月:田烏に、国立若狭湾少年自然の家開所。
  • 1991年4月10日:高塚に、若狭へリポート供用開始。
  • 1993年4月:福井県立大学小浜キャンパス開設。
  • 2003年3月9日舞鶴若狭自動車道、舞鶴東IC-小浜西IC間開通。
  • 2011年7月16日:舞鶴若狭自動車道、小浜西IC-小浜IC間開通。

[編集] 行政

歴代市長
  • 初代 田中信蔵(1951年 - 1953年)
  • 2代 中崎源治郎(1953年 - 1953年、昭和28年台風第13号にて被災し死亡)
  • 3代 今島寿吉(1953年 - 1965年)
  • 4代 鳥居史郎(1965年 - 1973年)
  • 5代 浦谷音次郎(1973年 - 1984年)
  • 6代 吹田安兵衛(1984年 - 1988年)
  • 7代 辻與太夫(1988年 - 2000年)
  • 8代 村上利夫(2000年 - 2008年)
  • 9代 松崎晃治(2008年 - 現職)

[編集] 人口

Demography18204.svg
小浜市と全国の年齢別人口分布(2005年) 小浜市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小浜市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
小浜市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 33,702人
1975年 33,890人
1980年 34,049人
1985年 34,011人
1990年 33,774人
1995年 33,496人
2000年 33,295人
2005年 32,182人
2010年 31,346人
総務省統計局 / 国勢調査

[編集] 地域おこし

オバマを勝手に応援する会
初の暮らした町
小浜市は浅井三姉妹の次女・初(常高院)が暮らした町であることから、そのゆかりの旧跡も多く、それにより町興しを計っている。特に常高寺や後瀬山城の麓館などは、彼女と関係が深いことで知られる。
小浜はまかぜ寄席
ちりとてちん の主人公の生まれ故郷が小浜市であったことから、ちりとて落語の会がはまがぜ商店街活性化のため、寄席を行っている。

[編集] 提携都市

[編集] 日本国内

姉妹都市・友好都市

[編集] 海外

[編集] 経済

[編集] 特産品

[編集] 産業

  • 産業人口(2005年国勢調査)
    • 第一次産業:839人
    • 第二次産業:4,832人
    • 第三次産業:10,318人

[編集] 漁業

[編集] 教育

大学
高等学校
中学校
  • 小浜市立小浜中学校
  • 小浜市立小浜第二中学校
小学校

太字の小学校は標準服の着用が義務付けられている。


特別支援学校
  • 福井県立嶺南西養護学校

[編集] 交通

[編集] 鉄道

(至舞鶴) - 加斗駅 - 勢浜駅 - 小浜駅 - 東小浜駅 - 新平野駅 -(至敦賀
小浜線は敦賀と舞鶴を結ぶ路線である。現在、小浜線の上中駅から湖西線近江今津駅へと結ぶ短絡線、琵琶湖若狭湾快速鉄道(通称:若狭リゾートライン)の建設計画を、自治体として進めている。

[編集] バス

[編集] 高速路線バス

[編集] 一般路線バス等

  • 西日本JRバス - 若江線(じゃっこうせん)
    • 2003年3月までは市内各所の路線があったが大幅縮小し、現在は小浜駅から上中駅(若狭町)を経由し近江今津駅滋賀県高島市)に向かう1路線のみ運行、所要約58分。
  • 大和交通 - おおい町路線バス「流星」
    • 小浜市内から小浜駅を経由しおおい町名田庄地域へ向かう1路線。
  • 小浜市 - あいあいバス(コミュニティバス
    • 小浜駅を拠点に市内4路線。運行は大和交通および他のタクシー会社に委託している。

[編集] 道路

高速道路
一般国道
都道府県道


広域農道

[編集] 道の駅

[編集] ヘリポート

[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名勝・蘇洞門
国宝・明通寺本堂と三重塔
御食国若狭おばま食文化館

小浜は「御食国」の一角だった歴史から、観光関係者は「心やすらぐ美食の郷 御食国若狭おばま」をキャッチフレーズに掲げている。また多くの名勝・旧跡および周辺の自然と食材の豊富さで「「夢、無限大」感動おばま」キャッチフレーズに掲げている。

[編集] 小浜地区周辺

[編集] 国宝・国指定の重要文化財、名勝がある寺社

  • 明通寺 - 806年坂上田村麻呂の創建と伝える古寺、本堂と三重塔が国宝、他重要文化財多数
  • 羽賀寺 - 716年創建と伝える古寺、本堂、本尊の木造十一面観音立像などが重要文化財
  • 萬徳寺 - 枯山水庭園が名勝ヤマモミジが国の天然記念物
  • 若狭国分寺 - 741年創建、本尊の木造薬師如来坐像が重要文化財
  • 若狭神宮寺 - 714年創建、本堂と仁王門が重要文化財。お水送りの寺
  • 妙楽寺 - 鎌倉時代建築の本堂などが重要文化財
  • 多田寺 - 日本三大薬師の一つ、木造薬師如来立像・十一面観音立像・菩薩立像が重要文化財
  • 妙楽寺 - 本堂、木造千手観音立像が国の重要文化財
    • (北陸観音霊場第3番札所・若狭観音霊場第19番札所。)
  • 圓照寺 - 木造大日如来坐像、木造不動明王立像が国の重要文化財:林泉庭園 県指定名勝
    • (若狭観音霊場第20番札所。)
  • 正林庵 - 荘園研究で有名な太良荘にある。銅造如意輪観音半跏像が国の重要文化財:福井県最古の金銅仏
  • 飯盛寺 - 本堂が重要文化財
  • 長源寺 - 絹本著色弥勒菩薩像が重要文化財 
  • 長慶院 - 木造観音菩薩坐像が重要文化財 小浜市堅海 
  • 谷田寺 - 木造千手観音立像が重要文化財、小浜市谷田部
  • 加茂神社 - 木造千手観音立像が重要文化財、小浜市加茂
  • 若狭彦神社 - 若狭一の宮 太刀(伝宗近)などが重要文化財、当神社に伝わった銅造薬師如来立像(重要文化財)は竜前地区が管理
  • 若狭姫神社 - 若狭二の宮

[編集] 史跡(国指定)

[編集] 集落名になっている神社

小浜市中心部の24区には、各地の神社に由来する名前が付いている。

  • 浅間神社(小浜浅間)
  • 飛鳥神社(小浜飛鳥)
  • 生玉神社(小浜生玉)
  • 今宮神社(小浜今宮)
  • 大原神社(小浜大原)
  • 大宮神社(小浜大宮)
  • 男山神社(小浜男山)
  • 鹿島神宮(小浜鹿島)
  • 香取神宮(小浜香取)
  • 神田明神(小浜神田)
  • 貴船神社(小浜貴船)
  • 清滝神社(小浜清滝)
  • 酒井神社(小浜酒井)
  • 鹽竈神社(小浜塩竈)
  • 白鳥神社(小浜白鳥)
  • 白鬚神社(小浜白髭)
  • 鈴鹿神社(小浜鈴鹿)
  • 住吉大社(小浜住吉)
  • 多賀大社(小浜多賀)
  • 龍田神社(小浜竜田)
  • 玉前神社(小浜玉前)
  • 津島神社(小浜津島)
  • 日吉大社(小浜日吉)
  • 広峯神社(小浜広峰)

[編集] 湾岸

[編集] 海水浴場

  • 小浜湾内海水浴場
    • 人魚の浜海水浴場(人口海浜)
    • 製浜海水浴場
    • 若狭鯉川シーサイドパーク(人口海浜)
  • 矢代湾内海水浴場
    • 阿野海水浴場
    • 犬熊海水浴場
    • 志積海水浴場
    • 矢代海水浴場
    • 田烏代海水浴場
    • 大浜海水浴場 
  • 内外海半島若狭湾岸
    • 宇久海水浴場

[編集] 祭り

  • お水送り(3月2日) - 神宮寺・鵜の瀬。お水取りの対となっている祭り。
  • お城祭り(5月2・3日) - 小浜城址周辺、雲浜獅子が見もの。
  • 箸祭り(8月4日)
  • 地蔵盆(8月23日) - 特に西津地区、小浜地区で盛ん。
  • 放生まつり(9月14日・15日) - 元は小浜祇園祭の出し物だった山車や神楽、大太鼓、神輿が小浜地区を練り歩く。

[編集] 出身有名人

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 奈良市の姉妹都市 奈良市HP(姉妹都市)
  2. ^ 遠敷郡教育会編纂『若狭遠敷郡誌』
  3. ^ 遠敷郡教育会編纂『若狭遠敷郡誌』
  4. ^ 『福井県史』通史編6 近現代二 機雷封鎖と原爆模擬弾投下 福井県文書館

[編集] 外部リンク

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