ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport
KATLatNight-DSC.jpg
ATL - FAA airport diagram.png
連邦航空局・空港図
IATA: ATLICAO: KATLFAA: ATL
概要
空港種別 公共
所有者 アトランタ市
運営者 Department of Aviation
供給都市 ジョージア州アトランタ
拠点航空会社
標高 1,026 ft / 313 m
座標 北緯33度38分12秒 西経084度25分41秒 / 北緯33.63667度 西経84.42806度 / 33.63667; -84.42806
ウェブサイト atlanta-airport.com
滑走路
方向 全長 表面
ft m
8L/26R 9,000 2,743 舗装
8R/26L 10,000 3,048 舗装
9L/27R 11,890 3,624 舗装
9R/27L 9,001 2,743 舗装
10/28 9,000 2,743 舗装
ヘリポート
方向 大きさ 表面
ft m
H1 52 16 舗装
統計 (2010)
発着数 950,119
利用者数 89,331,622
出典:Airports Council International[1]

ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタこくさいくうこう、The Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市ダウンタウンの南・約7マイル(11km)に位置する国際空港である。「アトランタ(国際)空港」「ハーツフィールド(国際)空港」などとも呼ばれる。

世界最大級の航空会社であるデルタ航空格安航空会社であるエアトラン航空ハブ空港であり、2005年より発着数および利用者数において世界中で一番忙しい空港である。2010年の年間航空機発着回数は約95万回[2]

アトランタ中心部からのアクセスには、バスタクシーの他、鉄道のマルタ(MARTA)が国内線ターミナルに乗り入れている。

名称の由来は空港の発展に尽力した元アトランタ市長であるウィリアム・B・ハーツフィールドと初の黒人市長であるメイナード・ジャクソンの2人から採られている。

歴史[編集]

  • 1925年 現空港の前身であるキャンドラーフィールド開港。
  • 1929年 アトランタ市営空港に名称変更(1942年の説もある)。
  • 1930年 デルタ・エアサービス(デルタ航空の前身)が旅客便の運航を開始。
  • 1957年 新ターミナルの使用開始で混雑緩和。全米一忙しい空港になる。
  • 1971年 ウィリアム・B・ハーツフィールド・アトランタ国際空港に名称変更。
  • 1980年 現在も使用されている新空港施設の使用開始。
  • 1988年 アトランタ都市圏高速交通局(マルタ(MARTA))の鉄道が空港に乗り入れ開始。
  • 1994年 アトランタオリンピックを前に新国際線コンコースEの使用開始。
  • 2003年 現空港名であるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に名称変更。
  • 2006年 第5滑走路の供用開始。
  • 2009年 レンタカーセンターの新設およびATLスカイトレインの運行開始。
  • 2012年 ジャクソン国際線ターミナルおよびコンコースFの供用開始。

施設[編集]

空港全景
デルタ航空最大のハブ空港
管制塔
デルタ航空の離陸風景
空港内のアートワーク
ピープルムーバー

アトランタ国際空港は、搭乗の手続きや荷物の受け取り等を行う2つのターミナルと、搭乗ゲート等がある7つのコンコースから構成されている。ターミナル間の移動にはシャトルバス、セキュリティチェック後のターミナル~コンコース間の移動には空港の地下を走るピープル・ムーバーの利用が可能である。

拡張[編集]

利用客の増加に伴う空港の拡張が進められており、2006年5月27日に第5滑走路(9,000フィート)が、2009年12月8日に新しいレンタカーセンターおよびATLスカイトレインが供用開始された。また、デルタ航空の国際線増便により手狭になったコンコースEの東側にジャクソン国際線ターミナルおよびコンコースFを建設、2012年5月16日に供用開始された。南側には70のゲートを有する新ターミナルを建設予定である。

就航航空会社[編集]

ターミナル(チェックイン及び荷物受取所)[編集]

国内線のターミナルはターミナルノースとターミナルサウスに分かれているが、建物自体は一つである。中央部にある商業施設およびセキュリティポイント等は共通であり、両ターミナルの行き来は容易に可能である。チェックインカウンタおよび荷物受取所は共に一階にあるが、アメリカン航空の荷物受取所のみターミナルノースの地下(コンコースT直結)にある(到着時の移動経路も異なるので待合せ時には注意)。 2012年5月16日以降、国際線のチェックイン及び荷物受取は新設されたジャクソン国際線ターミナルでのみ取り扱う。国内線ターミナルとは7つのコンコースをはさんで反対側に位置するため、セキュリティチェック前のターミナル間の移動にはシャトルバスを利用する必要がある。

ターミナルノース[編集]

ターミナルサウス[編集]

ジャクソン国際線ターミナル[編集]

4つ目のターミナル[編集]

  • (未定)

コンコース(出発及び到着)[編集]

この空港のコンコースは T、A、B、C、D、E、F の7つから構成されている。例外を除き、コンコース A 及び B はデルタ航空専用であり、他の航空会社は主にコンコース T、C、D を使用している。コンコース E および F は国際線用であるが、国内線コンコースの混雑時には国内線にも使用される(かつての国際線専用コンコース T も国際線に対応)。国際線の各種手続を新ターミナルで取り扱うことになったため、これまでのようにアトランタが最終目的地であっても、乗り継ぎの場合と同様に、税関後に再度チェックイン荷物を預け、セキュリティチェックを受けて、ピープル・ムーバーでターミナルに向かう必要はなく、そのまま新ターミナルで荷物を受け取るようになった。

コンコース T (Tゲート)[編集]

ゲート数:14

  • アメリカ合衆国の旗アメリカン航空(シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース、マイアミ、ニューヨーク/ラガーディア)
  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空国内線及び乗り継ぎ(オールバニー (NY)、アルバカーキ、アンカレッジ (季節)、オースティン、、ボルチモア/ワシントン、バーミングハム (AL)、ボイシ、ボストン、ボーズマン (季節)、バッファロー/ナイアガラフォールズ、バーバンク (季節)、カルガリー (6月8日就航、季節)、チャールストン (SC)、シャーロット、シカゴ/オヘア、シンシナティ/ノーザンケンタッキー、クリーブランド、コロラドスプリングス、コロンビア (SC)、コロンバス (OH)、ダラス/フォートワース、デイトン、デイトナビーチ、デンバー、デトロイト、エルパソ、フォートローダーデール/ハリウッド、フォートマイヤーズ、フォートウォルトンビーチ、グリーンズボロ/ハイポイント/ウィンストン=セーラム、グリーンビル/スパータンバーグ (SC)、ガルフポート/ビロクシ、ハートフォード/スプリングフィールド、ホノルル、ヒューストン/ホビー、ヒューストン/インターコンチネンタル、ハンツビル、インディアナポリス、ジャクソン (MS)、ジャクソンホール (季節)、ジャクソンビル (FL)、カフルイ、カンザスシティ、ノックスビル、ラスベガス、レキシントン、リトルロック、ロサンゼルス、ルイビル、メルボルン (FL)、メンフィス、マイアミ、ミルウォーキー、ミネアポリス/セントポール、モービル、モントリオール、マートルビーチ、ナッシュビル、ニューオーリンズ、ニューアーク、ニューヨーク/JFK、ニューヨーク/ラガーディア、ノーフォーク/バージニアビーチ、オークランド、オクラホマシティ、オンタリオ (CA)、オレンジ郡 (CA)、オーランド、パームスプリングス (季節)、ペンサコーラ、フィラデルフィア、フェニックス、ピッツバーグ、ポートランド (OR)、プロビデンス、ローリー/ダーハム、リノ/タホ、リッチモンド、ロチェスター (NY)、サクラメント、セントルイス、ソルトレイクシティ、サンアントニオ、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ (CA)、サンフアン、サラソタ/ブラデントン、サバンナ、シアトル/タコマ、スティームボートスプリングス (季節)、シラキュース、タラハシー、タンパ、トロント、ツーソン、ヴェイル (季節)、バンクーバー (BC)、ワシントン/ダレス、ワシントン/レーガン、ウエストパームスプリングス)
  • アメリカ合衆国の旗ユナイテッド航空(シカゴ/オヘア、デンバー、サンフランシスコ)

コンコース A[編集]

ゲート数:34

  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空(就航は以下のコンコース T の一覧)

コンコース B[編集]

ゲート数:35

  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空(就航は以下のコンコース T の一覧)

コンコース C[編集]

ゲート数:37

  • アメリカ合衆国の旗エアトラン航空(アクロン、ボルチモア/ワシントン、ブルーミントン、ボストン、バッファロー、シカゴ/ミッドウェー、ダラス/フォートワース、デイトン、デンバー、デトロイト、フリント、フォートローダーデール、フォートマイヤーズ、グランドバハマアイランド、ガルフポート/ビロクシ、ヒューストン/ホビー、インディアナポリス、ジャクソンビル、カンザスシティ、ラスベガス、ロサンゼルス、メンフィス、マイアミ、ミルウォーキー、ミネアポリス/セントポール、モーリン、ニューアーク、ニューオーリンズ、ニューポートニューズ、ニューヨーク/ラガーディア、オーランド、ペンサコーラ、フィラデルフィア、ピッツバーグ、ローリー/ダーハム、リッチモンド、ロチェスター、サンフランシスコ、サラソタ/ブラデントン、サバンナ、シアトル/タコマ、タンパ、ワシントン/ダレス、ワシントン/レーガン、ウエストパームスプリングス、ホワイトプレインズ、ウィチタ)
  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空
    • アトランティック・サウスイースト航空運用 デルタ・コネクション(アグアディヤ、アクロン/カントン、オールバニー (GA)、オールバニー (NY)、アレクサンドリア、アレンタウン / ベツレヘム、アップルトン、アッシュビル、アトランティックシティ、オーガスタ (GA)、オースティン、バンガー [6月8日就航]、バトンルージュ、バーミングハム (AL)、ブルーミントン (IL)、ブランズウィック、バッファロー/ナイアガラフォールズ、バーリントン、シーダーラピッズ/アイオワシティ [6月8日就航]、チャールストン (SC)、チャールストン (WV)、シャーロット、シャーロットビル、チャタヌーガ、シカゴ/ミッドウェー、シンシナティ/ノーザンケンタッキー、クリーブランド、コロンビア (SC)、コロンバス (GA)、コロンバス/スタークビル、 (MS)、コーパスクリスティ、デイトン、デイトナビーチ、デモイン、デトロイト、ドザン、エリー、エヴァンズビル、フェイエットビル/NW アーカンソー (AR)、フェイエットビル (NC)、フリント、フローレンス (SC)、フォートウォルトンビーチ、フォートウェイン、フリーポート (バハマ)、ゲインズビル (FL)、グランドラピッズ、グリーンベイ、グリーンビル/スパータンバーグ、ガルフポート/ビロクシ、ハリスバーグ、ヒューストン/ホビー、ヒューストン/インターコンチネンタル、ハンツビル、インディアナポリス、ジャクソン、 カラマズー/バトルクリーク、 カンザスシティ、キリーン [9月7日就航]、キーウエスト、キンストン、ノックスビル、ラファイエット、ランシング、ルイスバーグ/グリーンブライヤー (WV)、レキシントン、リトルロック)
    • Comair 事業名:デルタ・コネクション (アクロン、Allentown/Bethlehem、ボルチモア/ワシントン、シンシナティ/ノーザンケンタッキー、デイトナ、デイトナビーチ、デモイン、Fort Walton Beach、ルイビル、ニューヨーク/JFK、ロチェスター (NY)、Syracuse、トレド、トロント)

コンコース D[編集]

ゲート数:33

  • カナダの旗エア・カナダJazz (トロント)
  • アメリカ合衆国の旗エアトラン・エアウェイズ (就航はコンコース C の一覧)
  • アメリカ合衆国の旗コンチネンタル航空 (ヒューストン/インターコンチネンタル及びニューワーク)
    • コンチネンタル・エキスプレス (クリーブランド)
  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空 (就航はコンコース T の一覧)
  • アメリカ合衆国の旗フロンティア航空 (デンバー)
  • アメリカ合衆国の旗インディペンデンス航空 (ワシントン/ダレス)
  • アメリカ合衆国の旗ミッドウエスト航空 (ミルウォーキー)
  • アメリカ合衆国の旗ノースウエスト航空 (成田[2009年5月4日~]、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール)
  • アメリカ合衆国の旗スピリット航空 (フォートローダーデール、ラスベガス、オーランド、タンパ)
  • アメリカ合衆国の旗USエアウェイズ (シャーロット、フィラデルフィア、ワシントン/レーガン)
    • アメリカウエスト航空 事業名:USエアウェイズ (ラスベガス及びフェニックス)
    • エア・ウィスコンシン 事業名:USエアウェイズ・エキスプレス (フィラデルフィア)
    • チャウタウクア航空 事業名:USエアウェイズ・エキスプレス (ワシントン/レーガン)
    • メサ航空 事業名:USエアウェイズ・エキスプレス (シャーロット及びフィラデルフィア)

国際線コンコース E および F[編集]

コンコース E ゲート数:29 コンコース F ゲート数:12

  • メキシコの旗アエロメヒコ (カンクン、及びメキシコシティ)
  • フランスの旗エールフランス (パリ/CDG)
  • ジャマイカの旗エアジャマイカ (モンテゴベイ)
  • イギリスの旗ブリティッシュエアウェイズ (ロンドン/ガトウック)
  • アメリカ合衆国の旗デルタ航空 (国際線) (アムステルダム、アンティグア島 (2005年12月18日)、アルバ、アテネ (2006年5月29日就航)、バルバドス、バルセロナ、 ベリーズ・シティ、バミューダ、ボゴタ、ブリッジタウン (2005年10月8日就航)、ブリュッセル、ブエノスアイレス、カンクン、カラカス、コペンハーゲン (2006年5月1日就航)、コズメル、ダブリン、デュッセルドルフ (2006年4月3日就航)、エジンバラ (2006年5月4日就航)、フランクフルト、グランドケイマン、グアダラハラ, グアテマラシティ、リベリア (CR)、リマ、ロンドン/ガトウック、ロス・カボス、マドリード、マナグア (2005年12月15日)、マンチェスター (UK)、マザルタン (2006年3月5日就航)、メキシコシティ、ミラノ/マルペンサ、モンテゴベイ、モスクワ/シェレメチェボ、ミュンヘン、ナッソー、ニース (2006年5月9日就航)、パナマシティ (パナマ)、パリ/CDG、プロビデンシャルズ (タークス・カイコス諸島)、プエルトバラータ (2005年12月15日就航)、プンタカーナ、リオデジャネイロ, ロアタン (2005年3月4日就航)、ローマ/フィウミチーノ、セントジョーンズ (2005年12月18日就航)、セントルシア、セントマーチン、セントトーマス、サンホセ (CR)、サン・ペドロ・スーラ (2006年3月1日就航)、サンサルバドル、サンティアゴ、サントドミンゴ (2005年12月1日就航)、サンパウロ、シャノン、シュトゥットガルト、テルアビブ (2006年3月27日就航)、東京/成田、ヴェネツィア/マルコポーロ (2006年7月6日就航)、チューリッヒ)
  • オランダの旗KLMオランダ航空 (アムステルダム)
  • 韓国の旗大韓航空 (ソウル/仁川)
  • ドイツの旗ルフトハンザ航空 (フランクフルト)
  • 南アフリカ共和国の旗南アフリカ航空 (ヨハネスバーグ、サンタマリア (ケープベルデ))

就航都市[編集]

国際線 [編集]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ passenger statistics for 2010
  2. ^ 同年の東京国際空港(羽田空港)の発着回数が約34万回であり、アトランタはその3倍弱ということになる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]