セントクリストファー島

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セントクリストファー島の位置
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セントクリストファー島(セントクリストファーとう、Saint Christopher)、別名セントキッツ島(セントキッツとう、Saint Kitts)は、カリブ海小アンティル諸島リーワード諸島にある島。火山島で、深さ227mのクレーターがあるミゼリー山(リアムイガ山、1,156m)がこの島の最も高い場所である。セントクリストファー・ネイビスの中心地の島。

面積:168km²、人口:約3万2000人、中心地:バセテール

経済[編集]

サトウキビが主産業で島の3分の2はサトウキビ畑に開墾されている。観光産業も盛んである。

歴史[編集]

この島は1493年クリストファー・コロンブスによって発見され、1624年アイルランド人の商人トーマス・ワーナー卿率いるイギリスの開拓団を引き連れて、白人初のカリブ海及びリーワード諸島、最初の入植地となる。(先住民のカリブ族はその5年後、虐殺されたり、島から追い出されたりして島から絶滅した。)フランス人も島に入植し、島の中央部分はイギリス領、島の南部と北部の部分はフランス領に分かれるが、やがてイギリスとフランスとの間で島の領有をめぐって争奪戦争が起こった。

1783年ヴェルサイユ条約により全島はイギリスの植民地となる。1932年に姉妹島のネイビスアンギラとでセントクリストファー・ネイビス・アンギラ労働党による、独立のためのキャンペーンを行う。1980年には正式にアンギラが分離し、1983年にネイビスと共にセントクリストファー・ネイビスとしてイギリスから独立した。

その他[編集]

島には鉄道があり、58Kmの線路が海岸線に沿って設置してある。昔、サトウキビを運ぶ為に利用されていたが、現在は観光用の列車が利用している。

カリブのジブラルタルとも呼ばれているブリムストーン・ヒル要塞がある。1999年ブリムストーン・ヒル要塞国立公園として世界遺産に登録された。

ペトログリフと呼ばれる岩にかつて島に定住していた先住民カリブ族が掘った線刻画がある。