MW (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

MW』(ムウ)とは手塚治虫の漫画作品で、「ビッグコミック」(小学館1976年9月10日号 - 1978年1月25日号に連載された。同作品を原作とした日本映画2009年7月4日より公開された。また映画公開に先駆け同年6月30日には、映画連動企画のテレビドラマも放映された。

目次

[編集] 概要

タイトルであり作中の化学兵器の名でもある「MW」とは、主人公の美知夫が得意とする犯行の際の、女装男娼的行為から「Man&Woman」との説がある。

また、化学兵器の漏洩というエピソードは1969年7月8日沖縄アメリカ軍基地内の知花弾薬庫で起こったサリン漏洩事故が下敷きになっていると考えられる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

梨園に生まれたエリート銀行マンの結城美知夫(ゆうきみちお)には、狂気の連続凶悪犯罪者としての顔があった……。

犯行を次々に重ねてはその後に教会を訪れ、旧知の賀来巌(がらいいわお)神父のもとで懺悔をする美知夫。しかし2人は同性愛者として、肉体関係を結んでいたのである。かつて美知夫は少年時代に南国の沖ノ真船島(おきのまふねじま)を訪れ、この地にたまたま来ていた不良少年グループにかどわかされた経験をもつ。その際、同島に駐留する某外国軍の秘密化学兵器MW(ムウ)」が漏れた。島民が相次いで変死する地獄絵を目の当たりにしたトラウマと自らも毒ガスを吸ったショックとから、美知夫は心身を蝕まれる。そして、不良グループの一員だった賀来の手で凄惨な場面から逃げおおせたのもつかの間、避難先で賀来に強引に犯される。主従関係は変わっても、2人の奇妙な関係はその後も続いていたのだった。

一方、沖ノ真船島の犠牲者たちは外国軍および彼らと結託した政治家らの手によって跡形もなく処分され、島の秘密を知っているのは美知夫と賀来だけとなってしまう。

自分の心身の健康を奪われた美知夫は、当事者への復讐として数々の誘拐事件と猟奇殺人を繰り返した末にMWを奪い、全世界を自分の最期の道連れにしようとたくらむに至る。それを阻止し、美知夫を救済すべく動き回る賀来神父の苦悩と救済と改悛を拒否しながら加速度的に愉快犯を重ねていく美知夫の姿が描き出された、一大ピカレスク・ロマンである。

[編集] 登場人物

  • 結城美知夫
  • 賀来巌(いわお)神父
  • 中田英覚
  • 目黒検事
  • 澄子
  • 中田美香

[編集] 映画

MW
監督 岩本仁志
製作総指揮 橘田寿宏
製作 「MW」製作委員会
脚本 大石哲也
木村春夫
出演者 玉木宏
山田孝之
石田ゆり子
石橋凌
音楽 池頼広
主題歌 flumpoolMW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」(A-Sketch
撮影監督 石坂拓郎
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
公開 2009年7月4日
製作国 日本
言語 日本語
  

タイトルは『MW-ムウ-』。2009年7月4日公開。暴力的な描写がある為、映倫によりPG-12指定を受けている(とは言ってもグロテスク描写が主で、同性愛に関するシーンはカットされている)。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] キャッチコピー

  • 生きる物、全て道連れだ。
  • 世界を変えるのは、祈りか。破壊か。

[編集] テレビドラマ

タイトルは『MW-ムウ- 第0章 〜悪魔のゲーム〜』。映画で展開される物語の数か月前を描くオリジナルストーリーで、6月30日に日本テレビ系列で放映された。視聴率は9.9%

[編集] キャスト

  • 結城美智雄:玉木宏

ほか

[編集] スタッフ

  • 監督:岩本仁志(日本テレビ)
  • 脚本:木村春夫
  • 主題歌:flumpool「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」(A-Sketch)
  • 挿入歌:SWANKY DANK「For You」(UNITED NOTES)
  • 音楽:池頼広
  • 脚本協力:山岡真介
  • アクションコーディネイター:小原剛
  • VFXデザイン:ROCKWORKS
  • 技術協力:ビデオスタッフ
  • プロデューサー:植野浩之(日本テレビ)、大野哲哉(日本テレビ)、松橋真三(スタジオスワン / IMJ
  • 統括:堀越徹、橋田寿宏
  • チーフプロデューサー:小野利恵子
  • 特別協力:映画「MW」製作委員会
  • プロダクション協力:スタジオブルー
  • 製作プロダクション:スタジオスワン
  • 企画制作:日テレ
  • 製作著作:D.N.ドリームパートナーズ、アミューズ

[編集] 単行本

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

他の言語