プラグインハイブリッドカー
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プラグインハイブリッドカー (Plug-in Hybrid Car) は、電気自動車とハイブリッドカーを掛け合わせた自動車。
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[編集] 概要
電気自動車の環境への大きなメリットは、走行時にCO2(二酸化炭素)が発生しないことだが、デメリットは、1回の充電で走行出来るのが数10~100km余りなので、街中などの近距離の走行には向いているが、長距離の走行には向いていないことであった。カーエアコン暖房も電池に負荷がかかりすぎて使用が制限されるほどだ。
そこで、外部(家庭用コンセント)から夜間電力などでバッテリーに充電(プラグインの所以)しておいて、モーターのみで電気自動車として近距離走行する一方、長距離走行時にはガソリンエンジンなどが自動的に稼動する、プラグインハイブリッドカーが注目されている。
例えば、トヨタプリウス系の現在テスト走行中のプラグインハイブリッドカーでは充電電池容量2.6kwhであり、最長13kmを電池のみで走行可能である。したがって買い物や子供の送迎程度ならガソリンを使わずに走行できる。
2009年現在のハイブリッドカー用の電池に用いられているのはニッケル水素電池[1]。が主流(トラックを除く)で、プリウスで言えば電池だけでは7kmも走れない。プラグインハイブリッドでは電気の使用量が多くなる為、より大容量の高性能リチウムイオン電池が求められている。そのためには、電池だけで30km以上走行できる充電容量を持つ高性能電池の開発が望まれる。
[編集] 歴史
2003年ヨーロッパでルノーからカングーのプラグインハイブリッドカー仕様elect'road発売。
2004年頃からアメリカでは、プリウス等の電池を大容量の物に載せ替えプラグインハイブリッドカー化するキットがベンチャー企業で開発され、現在では数社から販売され補助金も出ている。
2007年5月から市民活動を行うZEVEXが手作りのプラグインハイブリッドカーで日本列島縦断の旅を開始。
2007年7月、トヨタのプリウスを改造したプラグインハイブリッドカーが国土交通省から大臣認定を受け、公道テストを開始。
2008年1月13日、トヨタ自動車がデトロイトで開催されている北米国際オートショーにおいて、2010年までにプラグインハイブリッドカーを実用化し、企業や官公庁などに対して販売する方針を発表した[2]。その後、14日にはゼネラルモーターズも2010年までに完成させることを発表した[3]。
[編集] 種類と長所・短所
- 長所
- 電気自動車としての使用が可能
- ハイブリッドカーとしての使用が可能で、電池不足を気にせずに長距離走行が可能。
- ハイブリッドカーと比較して、見かけ上の燃費の大幅な向上が期待できる。
- 燃料走行ならガソリン車と同等以上の航続距離を走行可能。
- 電気自動車に比べて、電池コスト/重量が少なくて済む。
- ハイブリッドカーから電気自動車への橋渡しとして期待される。
- 短所
- ハイブリッドカーに比べ電池容量が多いため、コスト・重量がかさむ。
- 電気自動車に比べ、エンジンとハイブリッドカー用の駆動系が必要なためコスト・重量がかさむ。
- 大容量の電池を搭載しているため重量がかさみ、人員・荷物搭載のためのスペースが減少する。
[編集] 関連項目
[編集] 参照・脚注
- ^ 現状では多セルのリチウムイオン二次電池は、国際法で輸送機械による輸送が禁止されており、電池単体はもとより、車積(完成車)でも輸出ができないという制約がある。
- ^ http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Jan/nt08_0102.html
- ^ http://techon.nikkeibp.co.jp/article/EVENT/20080115/145329/
[編集] 外部リンク
- トヨタ プラグインハイブリッドカー
- プラグインハイブリッド - 英語版ウィキペディア
- ZEVEX PHEVで日本列島縦断の旅をしている市民団体
- 風車とソーラーで南極へ走るZEVEXの冒険

