シューティングブレーク
シューティングブレーク(Shooting brake)とは、乗用車のボディ形状の一種で、狩猟用の高級ワゴンのことである。
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概要 [編集]
シューティングブレークとは、通常の車両のリア部分を延長ないし拡大し、ステーションワゴンと同形状とすることで、広くなったリアスペースに、猟銃と猟犬、仕留めた獲物を乗せることを目的とした乗用車である。
その特殊な用途のために販売台数が限られることから、自動車メーカーが独自に開発する例は極めて少なく、コーチビルダーによってカスタムカーとして製作されるのが通常であり、ベースとなるのは2ドアクーペないし4ドアセダンの、中でもGTカーなど高級車に限られる。
歴史 [編集]
初期のコーチビルダーにはスコットランドのアルビオン・モーターズがある。1950年代以降にベントレー・S2、メルセデス・ベンツ・300SE(W111)、アストンマーチン・DBSなどでシューティングブレークをカスタムビルトしていた。
1970年代から1990年代にかけては、狩猟文化があるイギリスだけでなく、アメリカなどでも小規模なコーチビルダーによって、アストンマーチンのDBシリーズやジャガー・XJSをベースにした車両が作られていた。
かつてはリライアント・シミターGTやアストンマーチン・V8など、メーカーがシューティングブレーク仕様を用意していた車種もあったが、近年ではCセグメントのハッチバックとしてラインナップされることが多く、正式に「シューティングブレーク」として発売している完成車はフェラーリ・FFとボルボ・C30の2種と、メルセデス・ベンツ CLSのシューティングブレーク仕様のみである。
呼称 [編集]
ブレーク (馬車)も参照のこと。
「ブレーク」という用語は、フランス車を筆頭に通常のステーションワゴンに対して用いられることが多い。フランス以外のメーカーでも、ブレーク(またはブレク)、アルファベットでは「brake」や「break」(綴りは国によって異なる)を用いる例がある。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- lynxeventer.com, XJ-S Shootingbrake
- Shooting-brake.com, a number of images of shooting brakes