トヨタ・カローラ

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カローラ (COROLLA) は、トヨタ自動車1966年より製造・販売している乗用車である。

目次

[編集] 概要

基本となるセダンに加え、多くの派生車を擁し、1969年から2001年までの33年間、連続して車名別国内販売台数第1位を維持した日本を代表する車種。2005年には、累計生産台数3000万台を達成し、2008年現在、世界140ヶ国以上の国で販売されている。

その名前は同社の大型高級セダン「クラウン」の「王冠」、中型セダン「コロナ」の「太陽の冠」に対して、「花冠」を意味するラテン語に由来している。「カローラ」は花弁が環状に連なっている部分を指しており、「カローラ」という車名そのものの華麗さを表現するという意味合いもある。

[編集] 歴史

[編集] 初代 E10系(1966年-1970年)

トヨタ・カローラ(E10系)
2ドアセダン1100デラックス(前期型)
 
 
2ドアバン1200デラックス
 
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メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1966年-1970年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 2・4ドアセダン/2ドアバン
 
ハイブリッド
 
エンジン 直4 1.2/1.1L
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 2AT/4MT/3MT
 
駆動方式 FR
 
サスペンション F:マクファーソンストラット(横置きリーフ)
R:リジット(縦置き半楕円リーフ)
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 3845mm
 
全幅 1485mm
 
全高 1380mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2285mm
 
車両重量 710kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ブレーキ 4輪ドラム
 
データモデル 2ドアセダン1100DX 4MT(前期型)
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM
 
車台共有車 トヨタ・パブリカ
ダイハツ・コンソルテ
 
同クラスの車 日産・サニー
マツダ・ファミリア
三菱・コルト1000/1100
ダイハツ・コンパーノベルリーナ
スバル・1000/ff-1
 

1960年代の高度経済成長期において、自動車各社が新型車開発にしのぎを削っていた頃、トヨタはエントリーモデルのパブリカと、上級移行したコロナの中間車種となる「カローラ」を計画。当時の通商産業省がまとめた国民車構想にそって開発した「パブリカ」が、低品質で販売が低迷した反省から、経済性、実用性と価格に見合う高品質を兼ね備えたコンセプトで開発された。E10系カローラは当時の日本人の嗜好と合致し、ベストセラーカーの礎を築くこととなる。

エンジンは、水冷直列4気筒、ハイカムシャフト方式で5ベアリングクランクシャフトを用いたOHV K型エンジンで、排気量は1966年4月に発売された日産・サニーより多めの1077ccとした。

クラス初のフロアシフトによる4速マニュアルトランスミッション、国産の乗用車用としては初採用となるマクファーソン・ストラット式の前輪独立懸架などの新機構が取り入れられた。また、国産車で初めてとなる全グレードのリアバックアップランプの採用、および助手席側ドアロックキーシリンダーなどの採用、その他丸形メーター、2スピードワイパーの採用がある。

1966年10月、東京モーターショーで発表され、同年11月発売。発売当初は2ドアセダンのみ。

1967年5月に4ドアセダンとバン(KE16V型)が追加され、同時にトヨグライドと呼ばれる、2速AT車も設定。

1968年4月マイナーチェンジが行われ、ダッシュボードのソフトパッド化、メーターへの無反射ガラス採用、2スピードワイパーの標準装備化、メーカーオプションでフロントディスクブレーキが用意されるなどの仕様変更が行われた。同時に2ドアクーペが登場、「カローラスプリンター」の名称となる。セダンにもスプリンター同様の73psのツインキャブエンジンを搭載し、フロントディスクブレーキとタコメーターを標準装備するSLが車種追加され、SL以外のグレードには3速コラムシフトMT車も追加された。同年から北米欧州へ輸出開始。

1969年9月の一部改良では、排気量を100ccアップした3K型エンジンを全車に搭載。シングルキャブモデルは68ps、新たに圧縮比を高め73psとした3K-D型エンジン搭載のハイ・デラックスが追加。SLにはツインキャブの77psエンジン(3K-B型)が搭載された。また、乗り心地やハンドリングを向上させるため、全車、フロントサスペンションのロアアームをI字型アーム + テンションロッド + スタビライザーに改め、マクファーソン・ストラット式となった。

[編集] CM

キャッチコピー

  • 「プラス100ccの余裕」

CMキャラクター

CMソング


[編集] 2代目 E20系(1970年-1974年、バン1970年-1977年)

トヨタ・カローラ(E20系)
4ドアセダン(前期型)
 
 
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メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1970年-1977年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 2・4ドアセダン/2ドアクーペ/バン
 
ハイブリッド
 
エンジン 直4 1.6/1.4/1.2L
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 2AT/5MT/4MT
 
駆動方式 FR
 
サスペンション F:マクファーソンストラットコイル
R:縦置き半楕円リーフリジット
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 3995mm
 
全幅 1505mm
 
全高 1375mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2335mm
 
車両重量 750kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ブレーキ 4輪ドラム
 
データモデル 2ドア1200DX 4MT(前期型)
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM トヨタ・スプリンター
トヨタ・カローラレビン
 
車台共有車 ダイハツ・シャルマン
トヨタ・ライトエース
 
同クラスの車 日産・サニー
マツダ・ファミリア
三菱・ランサー
ホンダ・1300
スバル・ff-1 1300G
 

1970年5月、モデルチェンジ。カローラ2ドアクーペおよびトヨタオート店向けのスプリンターも同時発売。バンは、3代目(E30/E50系)登場後も「カローラ20(にーまる)バン」として1977年12月まで販売。

ステアリングギアボックスはボール・ナット(リサーキュレーティング・ボール)式となる。

サスペンションは、横置きリーフがなくなり、マクファーソン・ストラットコイルとなる。後輪は従来どおり縦置き半楕円リーフ。

1970年9月 1400シリーズ追加。OHVながらロッカーアームを用いクロスフローとした[1]1400ccのT型エンジン搭載。

1971年4月、T-B型OHV・ツインキャブエンジンと5速MTフロアシフトを搭載する「1400SL」、「1400SR」が追加。

1971年8月 最初のマイナーチェンジ。フロントグリルリアコンビランプのデザインを変更し、保安基準改正[2]のため、リアターンシグナルレンズが赤からアンバーとなる。

1972年3月、2T-G型DOHCエンジン(有鉛ハイオクガソリン仕様・115馬力)および2T-GR型DOHCエンジン(無鉛ガソリン仕様・110馬力)を搭載する「レビン」(TE27型)が登場。これと同時にスプリンターにも「トレノ」(TE27型)が登場している。

1972年8月 2度目のマイナーチェンジで再度フェイスリフト。ターンシグナルランプの位置がラジエターグリル側面の両端から、フロントフェンダー側面の前方に移動。これに伴いクーペに1200SRを追加。

1973年4月、2T-B型OHV・ツインキャブエンジン(105馬力。有鉛ハイオク仕様)を搭載したクーペに「レビンJ」、「1600SR」、「1600SL」(TE27型)、セダンに「1600SL」(TE21型)が追加される。既存モデルは昭和48年排出ガス規制を実施。

1973年6月 ハイデラックスにオーバードライブ付き5速MTを追加。

1974年3月 セダン、クーペ生産終了。後継のE30系に移行。

1977年12月 バン生産終了。

[編集] CM

キャッチコピー

  • 「ちょっとうれしいカローラ」

CMキャラクター

CMソング


[編集] 3代目 E30/50系(1974年-1979年)

トヨタ・カローラ(E30/50系)
4ドアセダン1400(前期型)
 
 
2ドアセダン1200
 
[[Image:|250px]]
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1974年-1979年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 2・4ドアセダン/ワゴン/2・4ドアバン
2ドアハードトップ/3ドアリフトバック
 
ハイブリッド
 
エンジン 直4 1.6/1.4/1.2L
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 3AT/2AT/5MT/4MT
 
駆動方式 FR
 
サスペンション F:マクファーソンストラット
R:リーフリジット
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 3995mm
 
全幅 1570mm
 
全高 1375mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2370mm
 
車両重量 880kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ブレーキ F:ディスク
R:ドラム
 
データモデル 2ドアセダン 1400Hi-DX 4MT(前期型)
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM トヨタ・スプリンター
トヨタ・カローラレビン
 
車台共有車 トヨタ・タウンエース
 
同クラスの車 日産・サニー
マツダ・グランドファミリア
三菱・ランサー
 

1974年4月、E30系にモデルチェンジ。通称「カロ-ラ30(さんまる)[3]。折からの排気ガス規制でエンジン改良を余儀なくされたが、歴代のカローラの中で最も生産台数の多いモデルとなった。

ボディは従来の2・4ドアセダン、ワゴン、2・4ドアバンに加え、2ドアハードトップが加わる。

エンジンは1200が3Kの改良型3K-H(STD,DX,HI-DX)/ツインキャブレギュラー仕様の3K-B型(SL,SR)。1400がT型(DX,HI-DX)/T-BR型(SL)、1600が2T型(HI-DX)/2T-BR型(GSL)、そして2T-GR型(レビン)及び2T-G型(同有鉛ハイオク仕様)である。

安全対策では全車インストゥルメントパネルはフルパッドで覆われ、腰部と肩部が分割ではない(一本ベルトの)自動巻取り式フロント3点式シートベルトは、トヨタ車初の採用となる。DX以上は衝撃吸収ステアリングコラムが、HI-DX以上はフロントディスクブレーキが標準採用。

  • 1974年4月 カローラ30登場。
  • 1975年1月 ハイオク仕様車廃止。
  • 1975年11月 一部改良。
    • 2T-GR型エンジン廃止に伴い、レビンシリーズ一時生産中止。同時にデザイン小変更。
  • 1976年1月 一部改良。
  • 1977年1月 マイナーチェンジ。
    • セダン・ハードトップの外装変更。
    • レビンシリーズ生産再開。電子燃料噴射装置(EFI)仕様の2T-GEU型エンジンで昭和51年排出ガス規制適合。
    • クーペシリーズを追加、レビンは2ドアハードトップから2ドアクーペに変更。
  • 1977年10月 一部改良。
    • 1200シリーズ(MT車のみ)の排気量を1300ccに拡大し、4K-U型エンジン(TTC-C 触媒方式)で昭和53年排出ガス規制適合。
  • 1978年5月 一部改良。
    • セダン・ハードトップは、排気量別のフロントデザインを統一、セダン用、ハードトップ用のみとなる。クーペ、リフトバック用も意匠変更。

[編集] CM

キャッチコピー

  • 「のびのびカローラ30」(前期型)
  • 「地球的Mサイズ」(後期型)

CMキャラクター


[編集] 4代目 E70系(1979年-1983年、バン1979年-1987年、ワゴン1982年-1987年)

トヨタ・カローラ(E70系)
4ドアセダン(前期型)
 
 
ワゴン(北米仕様)
 
[[Image:|250px]]
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1979年-1987年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5人
 
ボディタイプ 2ドア/4ドアセダン
5ドアステーションワゴン/ライトバン
2ドアハードトップ
3ドアリフトバック
 
ハイブリッド
 
エンジン 直4 1.8/1.5/1.3L
1.8Lディーゼル
 
モーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 {{{最高出力}}}
 
最大トルク {{{最大トルク}}}
 
変速機 4AT/3AT/2AT/5MT/4MT
 
駆動方式 FR
 
サスペンション F:マクファーソンストラット
R:4リンク
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4050mm
 
全幅 1610mm
 
全高 1385mm
 
最低地上高 {{{最低地上高}}}
 
ホイールベース 2400mm
 
車両重量 855kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク}}}
 
燃費 {{{燃費}}}
 
ブレーキ F:ディスク
R:ドラム
 
データモデル 4ドアセダン 1.5SE 5MT(前期型)
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM トヨタ・スプリンター
トヨタ・カローラレビン
 
車台共有車 ダイハツ・シャルマン
 
同クラスの車 日産・サニー
ホンダ・シビック
三菱・ランサーEX
マツダ・ファミリア
 

1979年3月、4代目にモデルチェンジ。角ばったデザインとなり、後輪駆動車でありながら優れた居住性と経済性を両立。ヘッドライトが丸型から異型に、バンパーの主流がスチール製から衝撃吸収式のウレタンバンパーに移行する過渡期のモデルでもある。

エンジンはカローラ初のSOHCエンジンとなる1500cc、3A-U型搭載。全車にフロントディスクブレーキを採用。

ステアリングギアボックスの形式は、デビュー当初は1300cc車がラック&ピニオンで、他はリサーキュレーテッドボールであったが、1981年のマイナーチェンジで1500cc車にもラック&ピニオンが採用。

1982年5月にワゴンを追加。エンジンは当初、1300ccの4K-U型のみの展開で、グレードは1300DXと1300GLの2種、トランスミッションは4速MTのみ。のちに1800ccディーゼルを追加。リアサスペンションはE70系バンと共通のリーフリジッド

1979年8月には、1600シリーズの代替として1800cc、13T-U型エンジン搭載の1800シリーズ(TE73)が登場するが、販売不振のため前期型で廃止。

1981年8月にマイナーチェンジ。1300/1500のエンジンを改良。フェイスリフトを行う。

1982年2月には、日本の小型大衆車クラス初のディーゼルエンジン搭載車を追加。カローラ初の4速ATも採用されている。

4ドアセダン・3ドアリフトバック・2ドアハードトップモデルに、「レビン」と同じ2T-GEU搭載の「GT」を設定[4]。特にセダン1600GTはラリーフィールドで用いられた。

バン/ワゴンはE80系登場後も継続生産され、1983年にセミハイルーフ化およびフェイスリフトを実施、1985年8月にもフェイスリフトを行い、1987年8月まで販売された。

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