トヨタ・86

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トヨタ・86
ZN6型
GT(フロント)
Toyota 86 1202.JPG
GT(リア)
Toyota 86 1203.jpg
G(内装)
Toyota 86 inside1201.jpg
販売期間 2012年4月 -
設計統括 多田哲哉(トヨタ自動車)
増田年男(富士重工業)
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン FA20型:水平対向4気筒 DOHC
ポート噴射+筒内直噴(D-4S)
最高出力 147kW (200仏馬力)/7,000rpm
最大トルク 205N·m (20.9kgf·m)/6,400-6,600rpm
変速機 6速MT/6速AT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ストラット
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,240mm
全幅 1,775mm
全高 1,300mm
ホイールベース 2,570mm
車両重量 1,220kg
姉妹車 スバル・BRZ
製造事業者 富士重工業
別名 トヨタ・GT86(ヨーロッパ)
サイオン・FR-S(アメリカ、カナダ)
-自動車のスペック表-

86(ハチロク)は、トヨタ自動車富士重工業スバル)と共同開発し、富士重工業が生産、トヨタ自動車が販売するFRレイアウトスポーツカーである[1]。富士重工業からは姉妹車スバル・BRZが販売されている。

なお、本項目では2009年の第41回東京モーターショーに出展した本車のコンセプトカーであるFT-86/FT-86 IIについても記述する。

概要[編集]

86は、走る楽しさを追及した「直感ハンドリングFR」のコンセプトを実現するために、小型・軽量・低重心・低慣性を特長として企画・開発された小型スポーツカーである[2]。「お客様とともに進化する」スポーツカーを目指して、「86ハチロク)」と命名された[3]。これは、チューニングのしやすさから息の長い人気を誇るAE86(ハチロク)の「自分だけの1台を楽しみながら育てる」精神を継承したことが由来である[2][4]

2012年2月2日に発表され[5]、同年4月6日から全国で発売された。これによりトヨタブランドのスポーツカーは2007年7月のトヨタ・MR-Sの販売終了以来5年ぶりの復活となり、また新型スポーツカーの発売も1999年10月のMR-S以来13年ぶりとなる。販売についてはトヨタ全販売チャネル(トヨタ店トヨペット店カローラ店ネッツ店)での取り扱いとなるが、全国の各ディーラー(ただしネッツトヨタ東四国は除く[6])から選ばれた1店舗のみが「AREA 86」として展示車・試乗車を設置し、専門スタッフを常駐させる。

若年層を狙いできるだけ低価格に設定されているが[7]、メインターゲットは、かつてAE86に乗っていた、あるいは憧れていた40歳代から50歳代の男性。さらには将来の若年客層となるその子供にも訴求する[8]。販売価格は、ベースグレードの「RC」で199万円、標準グレードの「G」で241万円、上級グレードの「GT」では279万円、最上級グレードの「GT “Limited”」は305万円となる[9]

北米での名称はサイオン・FR-S。2010年6月18日に北米での市販車名はFR-Sが有力だと報道されており[10]、2011年4月20日のニューヨーク国際オートショーにおいて『FR-Sコンセプト』の公開に伴い、サイオンブランドから販売されることが発表された[11][12]。なおサイオン版にも「86」のサイドエンブレムが採用されている。また、ヨーロッパ市場ではGT 86韓国[13]マレーシア[14]インドネシア[15]オーストラリアシンガポール台湾香港マカオでは日本と同じ86の名称で発売される。

2012年3月16日から富士重工業(スバル)群馬製作所本工場で生産が始まった。86、FR-S、GT 86、スバル・BRZのいずれも同工場で一貫して生産される。

また、トヨタは、86を販売すると同時にソフト面でもスポーツカー文化を育てることを企てていて、86を発表した2012年2月2日に「86スポーツカーカルチャー構想」として7つのプロジェクトを発表し[16]ウェブ上でファンサイト「86 SOCIETY」(ハチロク・ソサエティ)を開設したり(登録にはFacebookアカウントが必要で、86オーナー以外も登録可能)、全国のお奨めの峠を選定する「86 峠セレクション」を実施したり、サーキットでのワンメイクレースを企画したりしている[17]。それらの構想は、「スポーツカーは、カルチャーです。」というキャッチコピーからも窺える。

開発[編集]

開発経緯[編集]

86はスバルとの共同開発車であり、開発技術は両社から持ち寄られており開発費も両社で折半されている[18]。車両コンセプトやパッケージングの企画策定と内外全体デザインはトヨタが、開発・設計と確認作業はスバルが主導し、生産はスバルが一貫して行っている[18]。本プロジェクトの企画立案者でトヨタ側の開発責任者となる86の開発主査(チーフ・エンジニア、CE)は多田哲哉である[19]

トヨタ社内ではスポーツカーの企画は毎年提出されていたが、投資効率が悪いという理由で毎回却下されていた[19]。しかし社内で「若者の車離れ」に対する危機感が深刻になると、2007年1月にトヨタ全役員を集めた対策会議が開かれて安価なスポーツカーを開発することが決定した[19]。そして同年3月に、初代パッソ、初代ラクティス、2代目ウィッシュなどの開発主査を歴任した多田が若手技術者2人とともに新しいスポーツカーの担当に任命されたことで、本プロジェクトの企画立案が開始された[19]。多田はこの時期に、ロードスターRX-7の開発主査を務めたマツダ貴島孝雄から量販スポーツカーを開発することに関して「スポーツカーの開発はエンジニアのパッションで決めるもの」とアドバイスを受けており、後に貴島は本車の発表会に来賓として招かれている[20]

そしてこの頃にトヨタからスバルへ、水平対向エンジンを使った低重心のスポーツカーの共同開発の提案が内々にあり、2007年中に外観はレガシィのまま、水平対向4気筒エンジンを搭載した低重心FR試作車が製作され、商品化した場合の採算性の検討も始まった[21]。翌2008年初頭にはスバル側の開発責任者に増田年男が任命され、同年4月にトヨタとスバルは共同記者会見を開いて共同開発を正式に発表し、本格的に開発が始まった[21]

開発を開始するに当たっては、廉価・軽量・低重心の車両を実現し、多くの人に直感的な走る楽しさを提供することができるよう、昨今のスポーツカーの開発においては走行性能の追求の点から常套手段となっている、四輪駆動・ハイパワーターボ・ハイグリップタイヤの3点セットを否定するところから着手した[22]

嗜好性の高いスポーツカーを開発するため、開発するにあたっては、“Built by passion, not by committee!”(合意してつくるのではない、情熱でつくるんだ!)がスローガンとして掲げられ、通常のトヨタの開発手法とは異なる意思決定の仕組みが採用された[23]。例えば従前の車両スタイリングでは、役員営業工場などの各部門の承認が必要な社内評価制度があるが、86の開発では多田が社長の豊田章男に要望を出し、社内のスポーツカーユーザー200名の意見を取り入れながら少人数で決定した[24]。この結果、超低重心の車体を強調したサイドビューや、獲物を狙う肉食系の動物モチーフとし、知的で明晰な印象を与える「キーンルック」[25]と呼ばれるフロントマスクのデザインが採用されている。また、章男自身もテストドライバー的な役割として開発中の本車に何度も試乗しており、これも異例なことであった。

スバルは原則として毎年、年次改良されたモデル(アプライド◯)を全車種行っており86・BRZについてもこれらの年次改良が行われると考えられている。

コンセプトモデル FT-86[編集]

トヨタ・FT-86
フロント
Toyota FT-86 001.JPG
リア
Toyota FT-86 004.JPG
室内
Toyota FT-86 013.JPG
デザイン トヨタ ヨーロッパ デザイン デベロップメント
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン 水平対向4気筒 2L
最高出力 147kW (200仏馬力)
最大トルク 205N·m (20.9kgf·m)
変速機 6速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ストラット
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,160mm
全幅 1,760mm
全高 1,260mm
ホイールベース 2,570mm
-自動車のスペック表-

FT-86は、2009年の第41回東京モーターショーで発表された、クルマ本来の運転する楽しさ、所有する歓びを提案する小型FRスポーツカーのコンセプトモデルであり[26]、開発中の86の将来の姿を示唆するコンセプトカーでもあった。

デザイン[編集]

独立したトランクを有する3ボックス・ノッチバックスタイルでサッシュレスドアを採用しており、ED2(Toyota Europe Design Development)がデザインを担当。そのエクステリアデザインの特徴は、2007年の第40回東京モーターショーに出展されたトヨタのコンセプトカーであるFT-HSを彷彿とさせるものが与えられ、従来のライトウェイトスポーツカーと大きく異なる、張り出しや重量感のあるものとなっている。

前面はヘッドランプが細く鋭く切れ上がり、その下部にある縦筋の窪みはエンジンルームへのエアインテークになっている[27]フロントバンパーと一体化させたフロントグリルは、大きく六角形に開口させて奥まったところに設置し、Aピラーと共にブラックアウトさせている。Aピラーについては、重視される衝突安全性能を達成するため、市販車の多数にならって太くなっているが、それと引き替えに大きくなってしまう死角領域の対策として、分割してガラスをはめ込むことで外観を損ねることなく死角領域の低減を図っている。

背面は、スポイラー状に形成されたトランクリッドとカーボン製のディフューザーが空気の流れを意識した立体感ある形状[28]に仕立てられており、ディフューザーに埋め込まれたマフラーエンドが左右1本ずつのぞかせている。

パッケージングの特徴は、全長に対して長くとられたホイールベースである。前後のオーバーハングは極限にまで切り詰められているため、ほかの2L級クーペより短い全長ながら2+2シート・4人定員の居住空間を確保している。

FT-86およびAE86、日本メーカーのクーペ(2L級)との寸法比較
車名 全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
ホイールベース
(mm)
オーバーハング
(mm)
トヨタ・FT-86 4,160 1,760 1,260 2,570 1,590
トヨタ・スプリンタートレノ (AE86型) 4,215 1,625 1,335 2,400 1,815
トヨタ・カローラレビン (AE86型) 4,180 1,625 1,335 2,400 1,780
日産・シルビア (S15型・スペックR) 4,445 1,695 1,280 2,525 1,920
ホンダ・インテグラタイプR (DC5型) 4,385 1,725 1,385 2,570 1,815
[例外[29]] マツダ・RX-8 (SE3P型・前期タイプS) 4,435 1,770 1,340 2,700 1,735

また、2011年に公開された「FT-86IIコンセプト」では、細部のデザインが変更されている。

FT-86 II

Gスポーツ[編集]

2010年に発表されたコンバージョン車ブランド「Gスポーツ(通称;G's)」のモデルとして東京オートサロンにて公開されたのが「FT-86 Gスポーツコンセプト」である。 専用のエアロパーツやレカロバケットシート、専用開発のターボエンジンなどを搭載している。

インテリア[編集]

フレームレスミラー

GTとGTLimitedのインテリアでは、後方視界の視認性を考慮したフレームレス・ミラーを採用している。(GとRCは従来のミラー) また、6AT車のシフトノブはマニュアル車のものに近いものにデザインされ、GTとGT Limitedにはパドルシフトが標準装備されている。

メカニズム[編集]

D-4Sボクサーエンジン

エンジンは低重心と重量配分を追求すべく、富士重工業が開発したFB20型をベースに、トヨタの直噴技術である「D-4S」を組み合わせた新開発の水平対向4気筒NAの2.0Lエンジン(FA20型)である[30]。なお、車の性格上、高回転出力型を目指したため、FB20型と比べるとストロークが短縮された。その結果、このエンジンのボア×ストロークは3S-GE2JZ-GEといったエンジンの伝統を踏襲した86×86mmとなっている[31](多田曰く「たまたま」[19])。また、トヨタでのエンジン系統名は、「4U-GSE」と名乗るが、日本国内では使われていない。

駆動方式はこれを縦置きに搭載して後輪を駆動するFRとし、3ペダル式のアイシン・エーアイ製の6速MTもしくはアイシン・エィ・ダブリュ製の6速ATが組み合わされる。スバルのレガシィインプレッサが採用する駆動方式の主流である4WDのフロント駆動部分を取り除けばFRとすることが可能であるが、86ではFR専用にトランスミッションを新開発し、エンジン搭載位置も見直した上で、エンジン重心を前車軸よりも後方に搭載するフロントミッドシップ方式を採用することで、運動性能に大きく影響する前後の重量配分に気を配っているとする[32][33]。ATはレクサス・IS Fで採用されたSPDSの制御を採用、シフトレスポンスの向上を図っている。

フロントサスペンションはインプレッサからの流用でありFR車にもかかわらずハブキャリアにドライブシャフトのスペースがある[34]。このためストラットダンパー長が短くアライメントがFR車用としては最適でないという批判がある[35]。リアサスペンションも多くの部品がインプレッサからの流用であり、生産性を上げて低廉な価格を実現している。

ブレーキシステムは、トヨタの系列会社であるアイシンのグループ企業、アドヴィックスが開発した前4ポッド・後2ポッドのものが装着されている。

これらにより前後重量配分は2名乗車時で53:47、重心高は460mmと発表されている。チーフエンジニアの多田は、あえて50:50の前後重量配分を避けた理由について、200仏馬力で1,200kg台の86にとっての「ステアリングの切り始めの最適な応答性」を狙ったものであることとしており、ターボが設定された300仏馬力程度のハイパワー車なら、よりリアの重量配分を増加させるべきであるとしている[36]

また重心高については、レクサス・LFA:445mm、フェラーリ・360:447mm、ポルシェ・ケイマン:482mm、日産・GT-R:495mmを例にあげ、「スーパースポーツに匹敵する低重心」と謳っている[37]

タイヤは、16インチが4代目スバル・インプレッサと同じヨコハマ製「デシベル」(205/55R16)で、17インチは3代目プリウスのツーリングセレクションと同じミシュラン製「プライマシーHP」(215/45R17)である。[38]このようにスポーツ系車種としては珍しく、ハイグリップ志向ではないコンフォート志向のタイヤを採用している。 通常、スポーツ系車両などの動力性能が秀でたクルマやエコカーは、タイヤメーカーと専用のタイヤを開発することが多いが、本車の開発においては「タイヤに頼らない設計」を開発の指針として貫いており[39]、タイヤメーカーが車両の開発には一切関わっていない。(ただし、後にブリヂストンのポテンザシリーズから86専用タイヤが発売された。)

また、2011年末の発表時と、2012年春の発売時ではアクセルペダルの形状が異なる。

グレード[編集]

「RC」「G」「GT」の3グレードの構成となり、上級グレードの「GT」には最上級仕様の「GT “Limited”」が用意される。

RC
「G」の装備から、スピーカー(ハーネス含む)やエアコンヒーターのみ)、ルームランプやフロアサイレンサーなどを省略して低価格化と軽量化を行い、競技用車両へのカスタマイズを前提としたグレードである。これらの省略された装備はエアコンも含めてオプションでも選ぶこともできない。競技用車両とはいえ日本の真夏のことを考慮し取り付けたい場合は取り付けられる電装業者を探す必要がある。同時に、外装もバンパーやドアミラー、外側ドアハンドルなどは未塗装(素地)のものが使用され、ホイールもスチールである。なお、本グレードのみ6速AT車は選択不可となる。
G
基本となる標準グレード。16インチタイヤ&アルミ・ホイール、電動格納式ドアミラー、ワイヤレスドアロックリモートコントロール(盗難防止システム付)、マニュアル・エアコン、2スピーカー(オーディオレス)などを標準装備する。バンパーやドアハンドルなどの外装はボディーカラーと同色になる。
GT
「G」をベースに、ヘッドランプをハロゲン式からディスチャージ・ヘッド・ランプへ変更し、タイヤホイールは17インチへとインチアップされ、スマート・エントリー・スタート・システム、コンライト、左右独立温度コントロール・フルオートエアコン、本革巻きステアリング、プライバシーガラス、トップシェイド入りフロントガラス、フレームレス防眩ルームミラー、ルームランプ、運転席・助手席照明付バニティミラーなどの各種豪華装備を標準装着した上級グレードである。AT車はパドルシフト付きとなる。
GT “Limited”
「GT」の装備に加え、内装は本革とアルカンターラのシート表皮(ブラックとレッドの2色設定、シートヒーター付き)に変更され、外装はリアスポイラーとフロアアンダーカバーを装着し、さらに専用の高摩擦ブレーキパッドを標準装備する最上級仕様となる。
グレード別 主な標準装備
グレード GT G RC
“Limited”
変速機 6速AT (パドルシフト付き) / 6速MT 6速AT / 6速MT 6速MT
外装
  • デュアルエキゾーストテールパイプ
  • ディスクブレーキ (フロントはベンチレーテッド)
電動格納式ドアミラー 電動ドアミラー
照明
車輪
  • 205/55R16 91Vタイヤ
  • 16×6½Jアルミホイール
  • センターオーナメント付
特別装備 -
内装
  • ウレタンシフトレバーノブ
  • ウレタンパーキングブレーキレバー
  • ウレタンステアリングホイール
  • 樹脂ペダル
座席 本革×アルカンターラ 上級ファブリック ファブリック
計器盤
  • タコメーター (黒文字盤)
保安
  • ワイヤレスドアロックリモートコントロール
  • 盗難防止システム
空調 左右独立フルオートエアコン マニュアルエアコン ヒーター
オーディオ 6スピーカー 2スピーカー -
価格 306万5,237円 287万9,673円 248万8,909円 205万6,909円
AT 314万7,709円 296万2,145円 256万582円 -

販売[編集]

販売実績[編集]

2012年2月の発表から約1か月間で、月間目標販売台数の7倍に当たる約7,000台を受注しており、「スバル・BRZと合わせて年間10万台の生産を目指す」[40]、「60歳代前後のシニア層にも販売好調」[41]等と報じられた。

日本市場では、2012年4月の販売開始から2013年3月末までの最初の1年間で26,102台を販売し、平成24年度(2012年度)の新車販売台数ランキングで30位となった[42]。また、同期間(2013年3月末まで)の輸出累計台数は47,700台であった[43]

アメリカ市場におけるサイオン・FR-Sの、2012年5月の販売開始から2013年4月末までの最初の1年間の販売台数は17,760台であった[44]。また、2013年の年間販売台数は18,327台であった[45]

取り扱いディーラー[編集]

トヨタの全販売チャンネル(トヨタ・トヨペット・カローラ・ネッツ)で取り扱い、店舗によっては展示車と試乗車が用意されており、また全国のトヨタディーラーの283店舗内にはトヨタ・86専門のカスタマイズショップ「AREA86」を設置し、専門の教育と訓練を受けた販売スタッフとメカニックを常駐させている。なお、通常のメンテナンスに関しては各店舗にて実施している。

沿革[編集]

  • 2008年4月 - 小型FRスポーツ車をトヨタと富士重が共同開発し、両社で市場展開していくことで合意。
  • 2009年10月 - 第41回東京モーターショーに世界初出展。
  • 2010年
    • 1月 - 東京オートサロンにて、「FT-86 Gスポーツコンセプト」が初公開。
    • 11月25日 - SCEから発売されたプレイステーション3専用ソフト『グランツーリスモ5[46]にて「FT-86 コンセプト」と「FT-86 Gスポーツコンセプト」が登場。ゲームとしては初めての収録となった(後にアップデートにて86市販モデルも収録)。
  • 2011年
    • 2月 - ジュネーブモーターショーにて「FT-86 IIコンセプト」が初公開。
    • 4月20日 - ニューヨークオートショーにて「FR-S concept」が公開。サイオンブランドでの販売を公表。
    • 5月16日 - SEGAのアーケードゲーム『頭文字D ARCADE STAGE 6 AA』にて、「FT-86 Gスポーツコンセプト」が登場[47]、ハチロクを起用して有名になった頭文字Dで新旧ハチロクの対戦も可能となった[48]
    • 10月 - ニュル耐久選手権(VLN)に出場。
    • 11月11日から11月13日にかけて行われたSUPER GT JAFグランプリにおいて翌シーズンからBRZがGT300クラスにR&D SPORTから参戦することが発表された。
    • 11月27日 - 「TOYOTA Gazoo Racing FESTIVAL 2011」(TGRF)にて市販仕様車をワールドプレミア。同時に正式名称を「86(ハチロク)」とすることが発表された[49]
    • 12月 - 第42回東京モーターショーに市販仕様車「86(ハチロク)」を出品。
  • 2012年
  • 2013年
    • 4月 - 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)との間で、「外装関係全般及びそれに付随する部位に関する形状のCADデータの無償提供契約」を締結。NAPAC加盟各社が外装アフターパーツを開発する際の支援の一環とする。[51]
  • 2014年
    • 4月9日 - 一部改良(6月2日販売開始)。ショックアブソーバーフリクション特性を見直すなどサスペンションにチューニングを施すことで操舵安定性と乗り心地を向上。また、シャークフィンタイプのルーフアンテナを標準装備し、「GT」と「GT Limited」に設定のカーボン調加飾インストルメントパネルのデザインを変更することでよりスポーティな仕様とした。ボディカラーは「サテンホワイトパール(オプションカラー)」・「スターリングシルバーメタリック」と入れ替えで「クリスタルホワイトパール(オプションカラー)」と「アイスシルバーメタリック」の2色の新色を追加した。[52]

モータースポーツ[編集]

2012年にニュルブルクリンク24時間レースにGAZOO Racingチームから2台が参戦し、166号車がSP3クラスでクラス優勝(総合46位)した。

2013年からは86及びBRZによって争われるワンメイクレースとして「GAZOO Racing 86/BRZ Race」が開催されている。扱いとしては既存のネッツカップヴィッツレースの上位カテゴリーとなる。

全日本プロドリフト選手権にも2012年開幕戦より日比野哲也織戸学が使用して参戦しており(発売開始前の段階から車両をデリバリーしてもらい製作した為、開幕戦までに車両が一応の完成が可能だった)、第2戦で谷口信輝が第4戦より野村謙が使用、2014年からは今村陽一も使用している。なお4台の内HKSの車両である谷口車以外は全てエンジンがFA20から他のエンジンに換装されており(2014年の第3戦より同社が以前D1で使用していたアルテッツァに搭載していた2JZ-GTEに換装された為、参戦している全車がFA20からエンジンを変更した車両のみとなっている)、織戸、野村の車両はシルビアのフロントサスペンションを移植、野村の車両以外の3台がカヤバ工業製のレース用電動パワーステアリングを使用している。2013年の第5戦で日比野の手により初優勝を果たした。

GAZOO Racing GR 86x

全日本ラリー選手権JN-3クラスにも2012年から参戦し、第7戦ラリー北海道で三好秀昌の手により初のクラス優勝[53]、翌2013年には横尾芳則の手でクラスチャンピオンを獲得した[54]

2014年WRC 第8戦 ラリー・フィンランドにおいて「トミ・マキネン・レーシング製作のGT86 四輪駆動仕様」が公開[55]された。この車両はトミ・マキネン・レーシングとGAZOO Racingが共同製作し、クルマの味づくりを担う人材の育成を目的としたラリー仕様の運転トレーニング用車両「GR 86×(クロス)」と発表され[56]、日本国内では11月1日に新城ラリーのイベントにおいて一般公開しマキネン氏自らがデモンストレーション・ランを行った。

パトカー仕様[編集]

2014年6月に「GT Limited」をベースにした警視庁仕様の車両が1台製作されている。これは、タカラトミー製ミニカーのトミカとのコラボレーションによるもので、同ブランドで発売されている大型情景商品「ビッグおかたづけパトカー トヨタ86」をモチーフにしたものとなっている。実車は赤色灯の点滅は可能だがサイレンや無線類は装備されていないため警邏車両としての使用は想定されておらず、各種イベントでの広報、交通安全啓蒙用車両としての使用が予定されている[57]

受賞[編集]

  • ビークル ダイナミクス インターナショナル アワード(VDIアワード、UKIPメディア&イベンツ主催)- 2012年 カー オブ ザ イヤー

レンタカー[編集]

一部地域のトヨタレンタリースでは86のレンタカーを導入しており、所属クラスはクラウンと同じ最上位の「P5」クラスとなる。ただし他のレンタル車両とは異なる規定(ドライバーの運転免許取得年数の制限等)がいくつか設けられている。また、トヨタレンタリース以外のレンタカー会社での導入例も多い。

他のトヨタ車との関係[編集]

AE86との関係[編集]

86は、AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ(通称:ハチロク)のように、「お客様に愛され、育てていただきたい」という想いから命名されており[58]、AE86のように走りのフットワークが軽快で、かつユーザーが「育てる楽しみ」を味わえるような車にしたい、という思いが込められている。また開発コードとして86番(086A)を採番するためにタイミングを図って申請が行われた[59]。AE86の現代版というコンセプト[60]やリバイバル[61]とされるが、決してAE86を焼き直すという考えでは開発されておらず、ボディの寸法や排気量はAE86よりもサイズアップした全く新しい車である[61]

AE86が持っていた「比較的低価格でスポーツドライビングを楽しめるクルマ」「そこそこのパワーで、クルマ本来の運転する楽しさ」「ハイテクや制御に頼らないクルマ本来の気持ちよさ」といった部分を取り入れて開発しており[27][60]、その背景から「ハチロク復活」や「新ハチロク」と表現された[27][61]

トヨタ・スポーツ800との関係[編集]

開発主査の多田が安価で小型なスポーツカーの開発を命じられて最初に見に行ったのは、水平対向エンジン搭載の小型FRスポーツカーのトヨタ・スポーツ800(通称:ヨタハチ)であり、同車の設計図が収蔵されている関東自動車工業(当時。現・トヨタ自動車東日本)まで出向いて研究を重ねた。そこで「水平対向エンジンとFR駆動」というパッケージングを採用することを決定した。つまりトヨタ・86のコンセプトの原点は、車名の由来ともなったAE86型「カローラ・レビン&スプリンター・トレノ」ではなく、トヨタ・スポーツ800である[62]

トヨタ・2000GTとの関係[編集]

86のクレイモデルを製作するに当たっては、トヨタ・2000GTをデザイン部門の部屋に置いて作業を行った[63]。サイドから見た86のウインドウラインや前後フェンダー形状、前面投影面積を減らし、空気抵抗の低減とボディ剛性を考慮したパゴダルーフの形状は2000GTをモチーフとしたデザインになっている。

スバル・BRZとの違い[編集]

富士重工業でも、兄弟車となるスバル・BRZが販売されている(販売開始日はスバル・BRZのほうが早く、2012年3月28日販売開始)。エンジンなどの基本部分は同じだが、フロント部の形状や設定カラー、内装、オプションに一部違いがある。 乗り味にも違いがあり、自動車評論家のレビューでは「86がリアを滑らせて楽しませる」志向なのに対して「BRZはグリップを重視した安定志向のセッティング」であると評されることが多い。しかし、これらの論調に対し86のCEである多田は、「86とBRZではドライバーへのインフォメーションやフィーリングのわずかな違いを演出しただけであり、リアのスタビリティの高さは両車同じである」と説明している[64][65]。名称のBはボクサーエンジン(Boxer Engine)、Rは後輪駆動(Rear wheel drive)、Zは究極を意味している[66]

モータースポーツベースグレードの両者の違いとしては、BRZ RAにはディスチャージヘッドランプ、およびカラードバンパーが標準装着となっており、価格にも多少の差がある。また、メーカーオプションでエアコンの設定があるが、86 RCにはない[67]

車高を下げるチューニングを行う場合は、ウィンカーとフォグランプの位置の関係で、86は20mm程度、BRZは30mm程度と、86のほうが許容範囲が狭い。道路運送車両の車両保安基準第41条2項、細目104条「方向指示器」の項で「指示部の上縁の高さが2.1m(側面は2.3m)以下、下縁の高さが0.35m以上」と定められており、ヘッドライトユニットから独立してバンパー下部にウィンカーが取り付けられている86は、ヘッドライトユニットとウィンカーが一体化しているBRZに比べて車高を落とせない。そのため、許容範囲を超えて車高を落とすチューニングを行う際は、ウィンカーの位置を変えるなどの加工が必要となる。

ギャラリー[編集]

GT[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ トヨタ・ダイハツ・富士重、開発・生産における新たな協力関係に合意 - トヨタ自動車・2008年4月10日
  2. ^ a b TOYOTA、東京モーターショーに「86(ハチロク)」を出展、トヨタ公式サイト 2011年11月27日
  3. ^ カローラレビンスプリンタートレノの共通形式名AE86に由来するが、「数字2文字なんて車らしくない」との異論に対して、社内で使っていた開発コードが086Aで、AE86と同じ後輪駆動、更にエンジンやマフラーの直径が86ミリという偶然もあり、決定的になった(原島由美子「キミの名は」朝日新聞2014年8月9日)。
  4. ^ AE86へのインスパイアはあくまでコンセプトのみであり車格的には後継車ではない。サイズなどはAE86よりも一回り程度大きく、かつてのセリカに近い。
  5. ^ トヨタ、小型FRスポーツ「86(ハチロク)」正式発表、199万円から - Car Watch・2012年2月2日
  6. ^ 本車種発表の時点でネッツトヨタ徳島への吸収合併が決定していたため。実際、2012年5月1日に合併された。
  7. ^ トヨタ「86」、若年層狙い低価格設定 13年に専用レース開催も、Sankei Biz 2012年2月3日
  8. ^ トヨタ「FT-86 Concept」、新ハチロクの開発目標はドリフト性能世界一、日経トレンディ 2009年10月26日
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  25. ^ キーンルックとは、「知的で明晰な印象を与え、フロントフェイスに独自性をもたらすトヨタの新しいデザイン表現。」とアナウンスされており、スポーツ系のみならず、2011年3月のジュネーブモーターショー出品のヤリス HDSにも採用されている。
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  28. ^ 【東京モーターショー09】トヨタ FT-86、造形のトライ - レスポンス・2009年10月21日
  29. ^ 4ドアクーペ。排気量は1,308cc(654cc×2)だが、ロータリーエンジンを搭載しているため、自動車税は1,962cc相当として扱われることから掲載。
  30. ^ その証としてエンジンのインマニ上面のカバーには「TOYOTA D-4S」と「BOXER SUBARU」が併記されている。
  31. ^ 【スバル BRZ 事前試乗】圧倒的低重心が生み出すスーパーカーフィールResponse 2011年12月15日(2012年2月7日閲覧)
  32. ^ スバル各車のギアボックスはトランスアクスルであり、エンジンもフロントオーバーハングに位置する。
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  35. ^ tS公式ページ tSではフロントストラットが65mm延長されている"
  36. ^ 2013 Scion FR-S/Toyota 86 Chief Engineer Tetsuya Tada Interview 5分13秒
  37. ^ トヨタFT-86市販車の最終スペック全容が判明!! 【保存版】、クリッカー 2011年11月7日
  38. ^ なお、プリウスに使われているという理由だけで、プライマシーHP を誤って“エコタイヤ”と表記した記事もあるが、もちろんエコタイヤではない。ミシュランのサイトにも『PRIMACY HP は、ウェット性能とドライハンドリング性能を高水準で両立し、ドライビングプレジャーを追求するプレミアム・ハイパフォーマンス・タイヤです』と記述されている。
  39. ^ 2013 Scion FR-S/Toyota 86 Chief Engineer Tetsuya Tada Interview 6分49秒
  40. ^ トヨタ86&スバルBRZ生産開始 受注好調で年10万台目標、産経ニュース 2012年3月16日
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  46. ^ 製作はポリフォニー・デジタル
  47. ^ 2011年5月のニュース 頭文字D ゲーム 公式サイト、2011年5月9日
  48. ^ 特定の条件を満たせば購入可能となる。ただしチューニングはできない。また、次バージョンに引継ぎができない(該当したカードの引き継ぎ時は発売版の86 GTを入手する)。
  49. ^ “FT-86の正式名称は『86(ハチロク)』に決定”. AUTOSPORT web(オートスポーツweb) (イデア). (2011年11月27日). http://as-web.jp/news/info.php?c_id=7&no=37952 2011年11月27日閲覧。 
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  64. ^ 【スバル BRZ 試乗】超安定の BRZ とドリフトの 86 …竹岡圭、 2012年2月9日、Respose.
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]