フォルクスワーゲン・ゴルフ
ゴルフ(Golf )は、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンのハッチバック型自動車。
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概要 [編集]
欧州では「Cセグメント」に分類され、世界中で販売されている乗用車である。世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位[1]であり、2007年3月には累計の生産台数が2,500万台に達し、日本にもこれまで約60万台が輸入されている[2]。1974年に発売された初代モデルは680万台が生産された。販売はモデルチェンジの度に減少し、1997年発表の4代目モデルの生産台数は430万台であった。初代モデルから日本での価格設定はかなり割高で、最廉価グレードであってもトヨタ・マークIIや日産・スカイラインよりも高かった。4代目モデルからはそれらとの競合を視野に入れ、電子装備の追加やインテリアの品質改善などを積極的に行っている。ジョルジェット・ジウジアーロのデザインになる初代ゴルフは、横置きエンジンによる前輪駆動(FF)方式と効率的なパッケージングによるコンパクトな外寸、余裕のある室内空間を持ち、世界中でヒットとなった。当初は同社の実質的なロワーエンドに位置する[3]大衆車であったが、「GTI」と呼ばれるホットモデルが初代から用意されており、初代は1.6リッター、2代目は、1.8リッターDOHCが搭載された。なお、初代ゴルフの派生車種にシロッコをあげる場合があるが、ともにジウジアーロによるデザインで開発の時期も重なってはいるものの、発売はシロッコが先行している。これは、生産台数の差から市場への影響が少ないシロッコで初期不良の洗い出しを済ませ、ゴルフIにフィードバックするためと言われている。現在ではゴルフと同じプラットフォームを使うアウディA3が先行して発売され、同じ役割を担っている。
名称 [編集]
車名の由来はドイツ語で「メキシコ湾流」を示す「Der Golfstrom」(ゴルフシュトローム)。英語の「The Gulf Stream」(ガルフストリーム)に当たる。
同時期に発売された他のフォルクスワーゲンのモデル(シロッコ、ジェッタ、ポロ等)に風の名前が付けられているのに対し、「ゴルフ」の名は海流の名称に因んでいる。しかしメキシコ湾流の成因の一つは貿易風とされているため、風と全く無関係の言葉ではない。(なお、貿易風はドイツ語で「Passat」(パサート)となり、これはVWの中型セダンのモデル名でもある。)
また後に発売されたVWの一部モデルにスポーツ関連の名称(キャディ、ダービィ)が付いており、前述のポロもスポーツのポロの意味に取れることから、「ゴルフ」もスポーツのゴルフに因んだものとする説もある。実際にゴルフGTIにはゴルフボール型のシフトノブを持つものも存在する。
尚、北米市場においては初代が「ラビット」、2-4代目が他国と同じ「ゴルフ」、5代目で再び「ラビット」を名乗っていたが、6代目で「ゴルフ」に戻されている。
開発の経緯 [編集]
フォルクスワーゲンは第二次大戦後、フェルディナンド・ポルシェ設計のビートルを生産して大躍進したが、1960年代に入るとさすがに後継車の開発が求められるようになっていた。1965年、当時の社長であったハインツ・ノルトホフはこの車の設計をポルシェに委託し、ポルシェはこれに応えてEA266を開発した。この車は水平シリンダーの横倒しエンジンを後席のシートの下にアンダーフロア・ミッドシップというレイアウトで配置する方式を採用し、パッケージングとしては極めて優秀なものであったという評価をする向きもある[4]が、当時アウディNSUアウトウニオンでアウディ・80の開発を行なっていた開発責任者のルートヴィッヒ・クラウスは後部座席の下に臭気と騒音を発するエンジンを搭載し、そのレイアウトのお陰で車高が高くなるこの車には否定的な意見を持っており、ライディングからそれまで掛かった開発費用とこれから掛かる予定の額を聞いて開発を中止するように勧めた[5]。このEA266は初代ビートルと同じく1台当たりいくらという形でのギャランティーをポルシェに支払う契約となっていたため、相対的に見てコスト面で割高な商品であった。また操縦安定性の点でも、高エネルギー時の御しづらい特性は当時の技術レベルでは解決が難しかった。このためノルトホフが急死した後にフォルクスワーゲン社長となったクルト・ロッツ(Kurt Lotz)はこの車の開発を進めていたが、その後任のルドルフ・ライディングはEA266の生産計画を白紙に戻した。
初代ゴルフの開発責任者であったヴェルナー・ホルステ博士は衝突安全性の面から横置きエンジンを好み、1970年にロッツからこのレイアウトを量産車に採用する許可をもらっていた[6]。ジョルジェット・ジウジアーロにスタイリングを依頼し、エンジンをアウディNSUアウトウニオン、その他をフォルクスワーゲン技術部門で開発された[7]ビートルの後継車が初代ゴルフである。
歴史 [編集]
初代 ゴルフI 17型(1974年 - 1992年[8]) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(初代) 17型 |
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|---|---|
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3ドアハッチバック
1.6L K-ジェトロ ガソリンエンジン
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| 販売期間 | 1974年 - 1992年(欧州) 1975年 - 1992年(日本) |
| デザイン | イタルデザイン・ジウジアーロ |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック 3ドアハッチバック ワゴン カブリオレ |
| エンジン | 直列4気筒 1.8/1.7/1.6/1.5L 直列4気筒ディーゼル 1.6/1.5L |
| 変速機 | 3速AT / 5速MT |
| 駆動方式 | FF |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:セミトレーリングアーム |
| 全長 | 3,725mm |
| 全幅 | 1,610mm |
| 全高 | 1,410mm |
| ホイールベース | 2,400mm |
| 車両重量 | 780kg |
| ブレーキ | 前:ディスク 後:ドラム |
| 最高速度 | 160km/h LS 3ドア 5速MT |
| -自動車のスペック表- | |
スタイリングとパッケージングはジウジアーロによるものであり、フロントドアには三角窓があった。
1974年から欧州で販売され、日本導入は翌1975年からで、排ガス規制等に伴う年次変更が多かった。ゴルフのホットハッチ「GTI」は、当時、日本への正規輸入はなかったが、モデル末期の1983年にはヤナセから「GTD」が販売された。これはGTIとほぼ共通の外装を持ち合わせたスポーツ仕様であり、出力90馬力のターボチャージング付き1.6リッターディーゼルエンジンが搭載されていた。
- 1975年 - ヤナセ、LS・4ドアモデルを販売。
- 1976年 - 三角窓が開閉式に変わる(後に導入されるジェッタは開閉機構なし)。1.6リッターLSEモデルの追加。また、2ドアモデルも新たに加わる。
- 1977年 - 1.5が廃止され全車1.6へ。同時にグレード名が LS / LSE から E / GLE に変更され、1.5ディーゼルの D が追加された。
- 1978年 - 排ガス規制の関係で再び1.5リッターエンジンに変更される。ディーゼルに上級グレードの GLD 追加。
- 1979年 - 前後バンパーが鉄製から樹脂製に変わり全長が拡大。
- 1980年 - 再び1.6リッターとなる。カブリオが登場。
- 1981年 - 1.7リッターの新型エンジンに換装。ディーゼルも1.6リッターへ変更。リアコンビランプが大型化される。
- 1982年 - グレード呼称の見直し。
E / GLE / D / GLD から Ci / GLi / C Diesel / GL Diesel へ変更。 - 1983年 - GTD 追加。
- カブリオ
カブリオ (カブリオレ)のコーチワークは、ビートルカブリオ ( Typ 15 )以来の関係を持つ、カルマンが担当した。次世代のゴルフ IIでは新たなカブリオレモデルの設定はなく、このカブリオは、「クラシック」のサブネームを与えられて、ゴルフ III カブリオの登場まで販売される長寿モデルとなった。
- 1985年 - 1.8リッターエンジンに変更。
- 1989年 - 大型カラードバンパーや4灯式ヘッドランプなど、外装を大幅に変更。
- 1992年 - 最終限定車クラシックライン発売。様々な部分で特別仕様となり、幌は、キャンバストップを使用し、シートは本革張りとなり、ホイルはアルミを使用している。カラーは初のメタリックカラー(モスグリーン、ブルー、ワイン)のみ。
エンジン [編集]
- 1.5リッター直4SOHCキャブレター (LS)
- 1.6リッター直4SOHCインジェクション (LSE / E / GLE / カブリオ初期)
- 1.6リッター直4SOHCインジェクション(GTI並行輸入)
- 1.7リッター直4SOHCインジェクション(Ci / GLi / カブリオ中期)
- 1.8リッター直4SOHCインジェクション(カブリオ後期)
- 1.5リッター直4ディーゼルエンジン (D / GLD)
- 1.6リッター直4ディーゼルエンジン (D / CD / GLD)
- 1.6リッター直4ディーゼルターボ (GTD)
派生車種 [編集]
- シロッコ(スポーツコンパクト)
詳細は「フォルクスワーゲン・シロッコ」を参照
- ジェッタ(セダン)
詳細は「フォルクスワーゲン・ジェッタ」を参照
- キャディ/ ラビット ピックアップ
- はしご形フレームを持たない、ビルドインフレームのモノコックボディー ( ユニボディー )のピックアップトラック。ホイールベースは延長されている。en:Volkswagen Caddy
-
キャディー I
キャンパー
2代目 ゴルフII 19E型(1983年 - 1992年) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(2代目) 19E型 |
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|---|---|
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5ドアハッチバック(後期型)
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| 販売期間 | 1983年 - 1992年(欧州) 1984年 - 1992年(日本) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック 3ドアハッチバック |
| エンジン | 直列4気筒 1.8/1.6L 直列4気筒ディーゼル 1.6L |
| 変速機 | 3速AT / 5速MT |
| 駆動方式 | FF |
| サスペンション | 前:ストラット 後:トレーリングアーム |
| 全長 | 3,985mm |
| 全幅 | 1,665mm |
| 全高 | 1,415mm |
| ホイールベース | 2,475mm |
| 車両重量 | 1,030kg |
| ブレーキ | 前:ディスク 後:ドラム |
| データモデル | CLi 5ドア 3速AT(後期型) |
| -自動車のスペック表- | |
1983年に初のフルモデルチェンジを行う。日本での販売開始は1984年。
初期仕様は先代同様にフロントドアウィンドウに固定式の三角窓があった。サンルーフは手動開閉式、ATは3速、右ハンドルでもワイパーアームの取り付け位置は左ハンドル用のままであった。また、この代からGTIの正規輸入が始まった。当初8VのGTIが登場し、後から16VエンジンのGTI16Vが追加された。GTIは当時人気のあったピレリP6を履き、純正ホイールもピレリのPの文字がデザインされたモノが装備されていた。GTI16Vは4灯のグリルを備えていたが、日本国内の保安基準(補助灯の中心はヘッドライトの中心より上にあってはならない)に適合せず、中央寄りの2灯は点灯しなかった。また、1986年に世界で初めてゴルフ2ディーゼル(型式「1V」)に酸化触媒が搭載された(ただし、日本仕様での酸化触媒はゴルフ3から)。
最初のマイナーチェンジでは、三角窓の廃止、ドアミラー位置の移動、エンブレムの変更ならびにワイパー位置が右ハンドル用に改良された。エンブレムは右端にVWのマークとVolkswagenの文字だったが、このマイナーチェンジで中央にVWマークのみとなった。
2度目のマイナーチェンジではバンパーの形状を変更、ボディ下部まですっぽりと覆うより現代的なものに変更された(通称ビッグバンパー)。ボディサイズは、現在のポロ程度であり、デザインはVW社内で行われたものであった。
エンジン [編集]
- 1.8リッター直4SOHC (Ci, GLi, GTI)
- 1.8リッター直4DOHC (GTI16V)
- 1.6リッター直4ディーゼル(C, CL),ディーゼルターボ(CLD turbo, GTD)
派生車種 [編集]
- ゴルフシンクロ(Syncro)
- ゴルフにビスカスカップリングを搭載しフルタイム4WD化した。通常モデルとの差異は、外観ではグリル、フェンダー、そしてリア部にある"Syncro"エンブレム、内装では、高めのフロアトンネル、リアデフ設置のためのトランクルームの狭小化、左右前席下にある後席用空調ダクト、GTIと同様のグローブボックスにある"Syncro"エンブレムであった。VW社の資料に拠れば路面状況により前/後輪に対するトラクション配分を95:5から5:95まで変更できる。左ハンドルのマニュアルトランスミッション車のみのラインアップで、日本国内では1987年から1989年まで販売された。セダン仕様であるジェッタにもSyncroモデルがあった。
- ゴルフカントリー
- Syncroをベースに最低地上高を拡大したモデル。車高の高さとバックドアの外側にパイプ製のスペアタイヤキャリによる独特の外観を持つ。製造はドイツではなく、メルセデス・ベンツ Gクラスと同じオーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフで行われていた。日本では1991年まで販売継続されたが、総輸入台数は110台にすぎなかった。
- ジェッタ(セダン)
- ヘッドライトは北米向けのラビット( Rabbit )同様、異形2灯となる。
- シロッコ(スポーツクーペ)
詳細は「フォルクスワーゲン・シロッコ」を参照
- コラード(スポーツクーペ)
詳細は「フォルクスワーゲン・コラード」を参照
- ゴルフ Rallye(ラリー)
- WRC用にゴルフを4WD化し、コラードと同じG60スーパーチャージドエンジンを搭載していたが、ACの装備が元々なく、なおかつ日本での正規販売もなかった。薄型異形ヘッドライトや大きなオーバーフェンダーが外観上の特徴。
- ゴルフ G60 Limited
- ゴルフRallyeと同様にG60スーパーチャージドエンジンとSyncroシステムを搭載しているが、こちらは4ドアモデルもあり、外観は通常のゴルフ同様であった。日本への正規輸入は行われなかった。
グレード [編集]
Ci、CLi、GLi、GLX、GTI、GTI 16V、C diesel、CL diesel、CLD turbo、GTD
3代目 ゴルフIII 1H型(1991年 - 1997年) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(3代目) 1H型 |
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|---|---|
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5ドアハッチバック
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| 販売期間 | 1991年 - 1997年(欧州) 1992年 - 1997年(日本) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドアハッチバック 3ドアハッチバック |
| エンジン | 狭角V型6気筒 2.8L 直列4気筒 2.0/1.8/1.6L 直列4気筒ディーゼル 1.9L |
| 変速機 | 4速AT / 5速MT |
| 駆動方式 | FF |
| サスペンション | 前:ストラット 後:トーションビーム |
| 全長 | 4,020mm |
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,420mm |
| ホイールベース | 2,475mm |
| 車両重量 | 1,080kg |
| ブレーキ | 前:ディスク 後:ドラム |
| データモデル | CLi 5ドア 4速AT |
| -自動車のスペック表- | |
1991年にモデルチェンジされ、欧州では同年から日本では翌1992年より販売される。
ゴルフ史上で一番廉価なモデル(CLi2ドア)であり、初めてカブリオがモデルチェンジを行い、ゴルフ初のワゴンも登場した。ヘッドランプの形状に対しては賛否意見がわかれた[要出典]。1992年、欧州カーオブザイヤーを受賞。日本ではVWが当時、ロックバンドのボン・ジョヴィの来日公演のスポンサーだったことから、限定車として「Bon Jovi Edition」が販売され、欧州では、ピンク・フロイド仕様も発売された。
先売のコラード同様、狭角V6エンジンを積む「VR6」が追加発売された。日本でのサンルーフ付き「VR6」は1995年式のみ。GTIとVR6はブリスターフェンダーを採用したため、全幅は1,710mmとなり、日本では3ナンバー(普通乗用車)サイズとなった。
エンジン [編集]
グレード [編集]
ゴルフ - CLi(2ドア/4ドア)、CLディーゼル、GLi、GTI、VR6
派生車種 [編集]
ゴルフカブリオ(カブリオレ)、ゴルフワゴン(ワゴン)、ヴェント
4代目 ゴルフIV 1J型(1997年 - 2006年) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(4代目) 1J型 |
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|---|---|
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5ドアハッチバック フロント
5ドアハッチバック リア
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| 販売期間 | 1997年 - 2003年(欧州) 1998年 - 2004年(日本) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 3 / 5ドアハッチバック |
| エンジン | 2.0/1.8/1.6L 直列4気筒 |
| 最高出力 | 150仏馬力/5,700rpm |
| 最大トルク | 21.40kgfm/1,750-4,600rpm |
| 変速機 | 4速 / 5速AT 6速MT |
| 駆動方式 | FF |
| サスペンション | 前:ストラット 後:トーションビーム |
| 全長 | 4,155mm |
| 全幅 | 1,735mm |
| 全高 | 1,455mm |
| ホイールベース | 2,515mm |
| 車両重量 | 1,330kg |
| ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク |
| データモデル | GTI 5ドア 5速AT |
| -自動車のスペック表- | |
フォルクスワーゲン会長フェルディナンド・ピエヒ主導による高級化路線の影響を受けたモデル。塗装やボディパネルの継ぎ目、各パーツの組み付け精度など内外装ともに品質が格段に向上した。全幅は1,700mm超となり、日本では3ナンバー(普通乗用車)登録となった。プラットフォームはアウディA3、TTなどと共通。ニュービートルに次ぐRラインとして設定されたR32は本モデルより登場し、日本へは2ドア左ハンドルが500台、4ドア右ハンドルが400台の限定にて輸入された。
初期型のアウディ製1.8リッターDOHCエンジンを搭載したグレードは好評であったものの、高コストな5バルブエンジンであった事、日本の道路事情を考慮してATとのマッチングを重視した事等から、初回のマイナーチェンジで、旧世代の低回転域トルク型2.0リッターSOHCエンジンに変更されたが、一部の自動車評論家に酷評された(ゴルフIIIでは(カウンターフロー)だったものを、クロスフローに改良した後方排気エンジン)。
エンジン [編集]
- 1.6リッター直4 SOHC (E,L)
- 1.8リッター直4 DOHC 20バルブ (CLi,GLi初期、アウディ製)日本仕様は98年モデルのみ。
- 1.8リッター直4 DOHC 20バルブターボ (GTI,GTX、アウディ製)
- 2.0リッター直4 SOHC (CLi,GLi,L Plus)
- 2.3リッター狭角V5 (日本未導入)
- 3.2リッター狭角V6 SOHC(R32)
派生車種 [編集]
オープンカーであるゴルフ・カブリオレは、4代目ゴルフに似せた外観に変更されたが、実態は先代・ゴルフIIIの継続販売であった。
5代目 ゴルフV 1K型(2003年 - 2009年) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(5代目) 1K型 |
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|---|---|
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コンフォートライン(欧州仕様)
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| 販売期間 | 2003年 - 2008年(欧州) 2004年 - 2009年(日本) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 3 / 5ドアハッチバック ワゴン |
| エンジン | V型6気筒 3.2L 直列4気筒 2.0/1.4L |
| 最高出力 | 200仏馬力/5,700rpm |
| 最大トルク | 28.60kgfm/1,800-5,000rpm |
| 変速機 | 6速 / 7速DCT(DSG) 6速AT(トルクコンバーター) 6速MT |
| 駆動方式 | FF / 4WD |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラットコイル 後:4リンクコイル |
| 全長 | 4,205mm |
| 全幅 | 1,760mm |
| 全高 | 1,520mm |
| ホイールベース | 2,575mm |
| 車両重量 | 1,310kg |
| 横滑り防止機構 | 全車標準装備(日本仕様) |
| サイズ・重量データモデル | TSIトレンドライン 7速DSG |
| 別名 | フォルクスワーゲン・ラビット(米国) |
| プラットフォーム | VW・Aプラットフォーム |
| -自動車のスペック表- | |
詳細は「フォルクスワーゲン・ゴルフV」を参照
ドイツでは2003年に発売される。
一般モデルはボディ同色の小さいグリルであったが、「GTI」や「GT」にはアウディと同様に大型の「ワッペングリル」が採用される。
後半モデルより1.4Lガソリンエンジンにターボチャージャーとスーパーチャージャーを組み合わせた「TSI」エンジンや、機械式のツインクラッチ式フルオートマチックトランスミッションである6速「DSG」(湿式多板クラッチ)、7速「DSG」(乾式単板クラッチ)が登場した。
6代目 ゴルフVI 5K型(2008年 - ) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(6代目) 5K型 |
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|---|---|
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1.2TSI(欧州仕様)
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| 販売期間 | 2008年10月 - 2012年11月(欧州) 2009年4月 -(日本) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 3 / 5ドアハッチバック |
| エンジン | 1.2L 直4 ターボ 1.4L 直4 ターボ 1.4L 直4 ターボ+スーパーチャージャー |
| 変速機 | 6速 / 7速DCT(DSG) 5速 / 6速MT |
| 駆動方式 | FF / 4WD |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラットコイル 後:4リンクコイル |
| 全長 | 4,210mm |
| 全幅 | 1,790mm |
| 全高 | 1,485mm |
| ホイールベース | 2,575mm |
| 車両重量 | 1,270 - 1,530kg |
| プラットフォーム | VW・Aプラットフォーム |
| -自動車のスペック表- | |
詳細は「フォルクスワーゲン・ゴルフVI」を参照
ドイツでは2008年に発売される。
米国仕様は今回のモデルチェンジを機に車名がドイツと同じ「ゴルフ」となった。
プラットフォームは先代と同じで、ボディパネル、内装が一新された。ただしヴァリアントは大幅なフェイスリフトは見送られ、フロント部分と内装の変更にとどまる。
当モデルをベースにハイブリッド仕様の「Twin Drive」、電気自動車仕様の「Blue e-motion」の試作車が開発された。
7代目 ゴルフVII 5G型(2012年 - ) [編集]
| フォルクスワーゲン・ゴルフ(7代目) 5G型 |
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|---|---|
| 販売期間 | 2012年11月 -(欧州) |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 3 / 5ドアハッチバック |
| エンジン | 1.2L直4ガソリン(TSI) 1.4L直4ガソリン(TSI) 2.0L直4ガソリン(TSI) 1.6L直4ディーゼル(TDI) 2.0L直4ディーゼル(TDI) |
| 変速機 | 6速 / 7速DCT(DSG) 5速 / 6速MT |
| 駆動方式 | FF / 4WD |
| 全長 | 4,255mm |
| 全幅 | 1,799mm |
| 全高 | 1,452mm |
| ホイールベース | 2,637mm |
| 車両重量 | 1,205 - 1,375kg |
| 別名 | セアト・レオン(スペイン) シュコダ・オクタビア(チェコ) |
| プラットフォーム | VW・MQBプラットフォーム |
| -自動車のスペック表- | |
詳細は「フォルクスワーゲン・ゴルフVII」を参照
今回のモデルチェンジで新開発の「MQBプラットフォーム」に一新。先代モデルと比較しておよそ100kgの軽量化を果たしたほか、全長、全幅、ホイールベースを大きくしたが全高は低くしている。フォルムは先代を踏襲するが、サイドミラー付近には視界確保のため小窓が設けられた。
エンジンはガソリンエンジンの1.2L TSI、1.4TSI、気筒休止システム仕様の1.4L TSI ACT、GTIに搭載する2.0TSI。ディーゼルエンジンが1.6L TDI、2.0L TDI。すべてブルーモーション・テクノロジー仕様である。
ダッシュボードパネルは非対称の形状となり、全車の駐車ブレーキが電気式となる。
ワンメイクレース [編集]
1970年代から1980年代にかけて、ドイツや日本などでゴルフのワンメイクレースが「Golfポカールレース」の名称で開かれていた。著名な参加者に、歌手の稲垣潤一や俳優の岩城滉一、三原じゅん子なども参戦していた。2005年からは「ゴルフGTiカップ」の名称で行われている。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 「ゴルフ」生産数世界2位 カローラに迫る量産車に 47NEWS 2002年6月26日
- ^ フォルクスワーゲン ゴルフ生産累計2500万台を達成 フォルクスワーゲン グループ ジャパン公式
- ^ 当時はビートルも併売されていたが、他社の新型車と比べると、すでに太刀打ちできない部分が多かった。
- ^ 福野礼一郎はジウジアーロ設計による初代ゴルフを極めて高く評価しているが、EA266にはそれ以上の高い評価を与えている。
- ^ J・スロニガー 『ワーゲン・ストーリー』 高斎正訳 グランプリ出版 昭和59年5月20日発刊 ISBN 4-906189-24-5 p.217
- ^ 『ワーゲン・ストーリー』 p.251
- ^ 『ワーゲン・ストーリー』 p.218
- ^ カブリオを除き:1974年 - 1984年
外部リンク [編集]
ウィキメディア・コモンズには、フォルクスワーゲン・ゴルフに関するカテゴリがあります。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| タイプ | 1980s | 1990s | 2000s | 2010s | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | |
| コンパクトカー | ルポ | up! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ポロ 86C | ポロ 6N | ポロ 9N | ポロ 6R | |||||||||||||||||||||||||||||||
| ハッチバック | ニュービートル | ザ・ビートル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ... ゴルフ I | ゴルフ II | ゴルフ III | ゴルフ IV | ゴルフ V | ゴルフ VI | ゴルフ VII | ||||||||||||||||||||||||||||
| セダン | ... ジェッタ I | ジェッタ II | ヴェント | ボーラ | ジェッタ V | |||||||||||||||||||||||||||||
| ... パサート B1 | サンタナ | パサート B3 | パサート B4 | パサート B5 | パサート B6 | パサート B7 | ||||||||||||||||||||||||||||
| クーペ | シロッコ | コラード | シロッコ | |||||||||||||||||||||||||||||||
| CC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コンバーチブル | ニュービートル・カブリオレ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ... ゴルフカブリオ | ゴルフカブリオ | ゴルフカブリオ | ゴルフカブリオ | イオス | ゴルフカブリオレ | |||||||||||||||||||||||||||||
| トールワゴン | ゴルフプラス | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ステーションワゴン | ゴルフヴァリアント | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| パサートバリアント | パサートワゴン | パサートバリアント | パサートバリアント | |||||||||||||||||||||||||||||||
| ミニバン | ゴルフトゥーラン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| カラベル/ヴァナゴン T3 | ヴァナゴン T4 | シャラン | シャラン | |||||||||||||||||||||||||||||||
| SUV | クロスポロ 9N | クロスポロ 6R | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| ゴルフカウントリー | クロスゴルフ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ティグアン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| トゥアレグ | トゥアレグ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | |