知多乗合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
知多乗合株式会社
Chitanoriai Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 知多バス
本社所在地 日本の旗 日本
475-0862
愛知県半田市住吉町2丁目163番地の7
設立 1943年昭和18年)6月12日
業種 陸運業
事業内容 乗合バス事業・貸切バス事業
代表者 勝田厚秀(代表取締役社長)
資本金 1億円
外部リンク http://www.chitabus.co.jp/
テンプレートを表示

知多乗合株式会社(ちたのりあい、通称知多バス)は知多半島を中心に乗合バス事業と貸切バス事業を運営する会社。名鉄グループ。本社は半田営業所と同所。

沿革[編集]

  • 1943年昭和18年)6月 - 陸運統制令に基づき、知多半島を営業基盤とする乗合バス業者8社(知多自動車株式会社・野間自動車株式会社・岡田自動車株式会社・知多中央自動車合資会社・大野自動車株式会社・常滑自動車商会・株式会社小鈴谷通運社・鳴海連合バス)が合併して設立。
  • 1999年平成11年)10月 - 名古屋鉄道より加木屋管理所および同所管轄車両・路線を譲受し、東海管理所とする。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - 名鉄バス東部より「岡崎・中部空港線」を譲受する[1][2]

営業所および現行路線[編集]

2つの路線バス営業所と1つの貸切バス営業所を持つ。ただし、路線の半田営業所と貸切営業所は同一敷地内にあるため、実質的には営業所は2箇所である。また、半田営業所・貸切営業所の敷地内には自社のバス整備工場も併設している。他の営業所は給油や洗車の設備と事務所のみで、非常に簡素な構造となっている。2014年3月31日をもって内海管理所が廃止された。

半田営業所 (住吉車庫)[編集]

  • 愛知県半田市住吉町2丁目163番地7

所管系統[編集]

  • 東ヶ丘団地線(巽ヶ丘駅前 - 高根台 - 巽ヶ丘駅前)
  • 有脇線(知多半田駅 - 市役所前 - 乙川駅前 - 有脇 - 東浦駅前)
  • 亀崎線(知多半田駅 - 市役所前 - 乙川駅前 - 亀崎駅前 - 亀崎県社前)
  • 上池線(知多半田駅 - 市役所前 - 乙川駅前 - 緑ヶ丘)
  • 鴉根線(JR半田駅前 - 市役所前 - 成岩駅前 - 図書館・博物館 - 青山駅前 - 君ヶ橋住宅西)
  • 花園線(青山駅前 - 君ヶ橋住宅西)
    ※実際には鴉根線の区間運行だが、別系統となっている。
  • 岩滑線(知多半田駅 - 新美南吉記念館西 - ハートフルセンター半田(旧椎の木園))※岩滑の読みは「やなべ」
  • 常滑線(知多半田駅 - 板山 - 常滑駅 - 中部国際空港
  • 常滑南部線(病院口 - 常滑駅 - 上野間駅
  • 内海線(内海駅 - 河和駅
  • 師崎線(河和駅 - 師崎港
  • 刈谷・中部空港線(知立駅 - 刈谷駅前 - 緒川駅前 - 中部国際空港)
    ※ 運転手は東海管理所から派遣。
  • 安城・中部空港線(南安城駅 - 安城駅 - 三河安城駅前 - 三河高浜駅前 - 中部国際空港)
    ※ 「三河安城駅前」 - 「中部国際空港」間の運行。一部便のみ「南安城駅」まで延長運転。
  • 岡崎・中部空港線(岡崎駅前 - 東岡崎 - 東名岩津 - 中部国際空港)
    名鉄バス東部より移管。2012年平成24年)4月1日運行開始。
  • 中部国際空港貨物地区循環線(旅客ターミナルビル - 貨物北 - 貨物事務所棟前・総合物流中央 - 旅客ターミナルビル)
  • 武豊町コミュニティバス「ゆめころん」
    ※ 武豊町からの業務委託。乗合タクシーを除く。
  • 高浜市内循環バス「いきいき号
    ※ 高浜市からの業務委託。

廃止された所管系統[編集]

東海管理所(加木屋車庫)[編集]

愛知県東海市加木屋町西御門39番地1

かつての名鉄バス加木屋管理所であり、当管理所の所管系統(知多市内の路線を除く)に限り名鉄バス発行のバスカード(ただしトランパスは利用不可)が使用可能であったが、一部カードリーダー未設置車両が存在する。カードリーダ設置車両の車輌番号末尾には例外を除き「カード」をローマ字読みした頭文字の「K」が付く。

なおバスカードについては、2011年(平成23年)2月10日に発売を終了、翌年2012年(平成24年)2月29日で利用も終了となった。同社ではこれに代えて、2011年(平成23年)2月1日より紙式回数券の販売を開始した。現在同社では、manacaなどのICカードの導入予定はない。

所管系統[編集]

廃止された所管系統[編集]

内海管理所[編集]

愛知県知多郡南知多町大字内海字亥新田132番地9

内海管理所は自動車NOx・PM法による規制範囲から外れている。そのため、少数だが、他の営業所では排ガス規制によって使用できなくなった旧年式のバスが在籍している。路線の大幅な減少と合理化によって2014年3月31日をもって廃止された。

所管していた系統[編集]

廃止された所管系統[編集]

  • 2009年(平成21年)3月31日
    • 高峰線(内海駅 - 高峰)
      ※ 高峰は旧・内海フォレストパーク前。実際には内海線の区間運行だが、別系統となっていた。
  • 2010年(平成22年)10月1日
    • 西海岸線(内海駅 - 師崎港)
    • 豊浜線(河和駅 - 豊浜魚ひろば)
      これら2系統は海っ子バスに移管されたのち撤退。
    • 岩屋観音線(内海駅 - 岩屋観音)
  • 2013年(平成25年)10月1日
  • 南知多町町営バス「海っ子バス
    ※ 南知多町からの業務委託(現在は南知多町のバス会社・レスクルが運行している)

貸切営業所[編集]

愛知県半田市住吉町

所管系統[編集]

  • 貸切バス

主なターミナル[編集]

車両[編集]

一般路線車両[編集]

一般路線車両は三菱ふそう製が大半を占めているが、日野自動車製の車輌も在籍している。大型と中型は全てバリアフリー対応車で、ノンステップバスは他社からの移籍車も含めて14台が在籍(うち4台は「らんらんバス」専用車)。マイクロバスについては「ふれあいバス」専用車となっている。なお、車種や年式によっては運転や整備がしづらい車両もあり、必ずしも新しい車両が積極的に使われるわけではない。

2013年6月時点での一般路線車両の塗装パターンは3種類(コミュニティバス専用車を除く)

  • 2002年(平成14年)度までに増備した車両の塗装は、名鉄バスに類似した白地に赤帯。フロントにはChitaのCを赤色でデザイン。
  • 2003年(平成15年)度から2006年(平成18年)度前期までの車両は、白地に青・赤・水色の帯を多数配置。フロントのCも青く丸いデザインに変わった。2009年(平成21年)度後期以降は再びこのデザインに戻っている。
  • 2006年(平成18年)度後期から2009年(平成21年)度前期までは、名鉄グループ系の複数のバス会社で統一したデザインをベースに、水色の細い帯が入る。

なお、大半の車両の側面には、同社のシンボルマークである円形のカモメマークが入る。

他社から移籍してきた路線バスについては、基本的に自社車両と同じものに塗り直される。ただし、名鉄バスからの移籍車輌に関しては、塗装はそのままで社名関係のみ書き直す場合が多い。

2006年(平成18年)から2009年(平成21年)までは燃料電池バス(FCHV-BUS)がトヨタ・日野両自動車会社より1台貸与され、半田営業所に配置されていた。2006年(平成18年)3月9日 - 22日の常滑線(知多半田駅・常滑駅間)での試験運行の後、同年7月に愛知万博瀬戸会場の水素ステーション(充填設備)が中部国際空港島内に移転・新設されたのを機に、同年7月22日から常滑線、半田空港線、空港内貨物地区循環線、空港駐車場・ターミナルビル間の無料連絡バスなどの路線で定期運用に就いた。そして3年間の長期試用により十分なデータを提供し、2009年(平成21年)12月11日の最終運行をもって運用離脱、翌日に回送返却された。

貸切・空港リムジン車両[編集]

貸切・空港リムジンに用いられる車両は、三菱ふそう製と日野自動車製が併用されている。また、特定輸送に使用される車両では日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)製のものも見られる。

車両の塗装は、2004年(平成16年)前期までは白地に金色と赤の緩やかなウェーブを描いたもので、2004年(平成16年)後期以降は白地に水色と青の波模様となった。他社から移籍してきた貸切車も、自社発注車と同一の青系塗装に塗り直されている。ただし、2007年(平成19年)から2009年(平成21年)に導入された特定輸送用車両は2004年(平成16年)までの赤系塗装で登場した。車体の各面には「CHITA BUS」と金色の文字で書かれているのが目立つ。

なお、名鉄バスから移籍した空港リムジン車両が複数在籍しているが、これらは社名など細部を修正したのみで、移籍前の塗装をほぼ踏襲している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 名鉄バスからのお知らせ/平成24年4月1日ダイヤ改正(一般路線、岡崎・空港線(路線譲渡)) 名鉄バス 2012年平成24年)3月21日掲載
  2. ^ 空港直行バス時刻表 (PDF) 知多乗合(株) 平成24年4月1日改正

外部リンク[編集]