メダン

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メダン
Kota Medan
インドネシアの旗
メダンを走る列車
メダンを走る列車
メダンの市章
市章
位置
インドネシアにおけるメダンの位置の位置図
インドネシアにおけるメダンの位置
座標 : 北緯3度35分 東経98度40分 / 北緯3.583度 東経98.667度 / 3.583; 98.667
行政
インドネシアの旗 インドネシア
  北スマトラ州
 市 メダン
市長 Rahudman Harahap
地理
面積  
  市域 265.10 km2 (102.4 mi2)
人口
人口 (2010年現在)
  市域 2,109,339人
    人口密度   8,001人/km2
その他
等時帯 インドネシア時間(WIB) (UTC+7)
市外局番 061
公式ウェブサイト : http://www.pemkomedan.go.id/

メダンインドネシア語Kota Medan)は、インドネシアスマトラ島東北部に位置する都市である。北スマトラ州の州都であり、かつ、デリ・セルダン県の県庁所在地となっている。

スマトラ島最大の都市で、人口規模からいえば、ジャカルタ(首都)、スラバヤ(東ジャワ)、バンドゥン(西ジャワ)に次ぎ、インドネシア第四の都市である。面積265km²、人口約210万人。

歴史[編集]

もともとはマレー人の小村で、都市としての歴史は比較的浅い。16世紀には村として存在していたものの、発展し始めたのは19世紀後半のことである。オランダ領東インド時代、植民地宗主国オランダをはじめとするヨーロッパ系の民間資本が、東スマトラ一帯でタバコ、ゴム、茶などのプランテーション農園を開発した。メダンはそれらの商品作物の中心的集荷地となり、各種企業や政府機関も進出して、スマトラ島東北部の中心地として発展したのである。

また、プランテーションで大規模な労働力需要が発生したため、域外から多数の華人ジャワ人の移民労働者が東スマトラに移入した。その結果、現在でも都市の人口構成においては華人・ジャワ人の割合は高い。

日本との関係[編集]

明治中期から大正にかけてメダンには500から600人のからゆきさんが居たとされ、「マレー蘭印紀行」によれば、昭和初期メダンを訪れた詩人『金子光晴』は「かつてからゆきさんが居た日本旅館に旅装を解いた」との一節が有る。1928年(昭和3年)メダンに日本の領事館が開設されており、この時期に相当数の日本人がスマトラ島で活動していたと推定される。第2次大戦中は近衛師団の歩兵三連隊の司令部が置かれた。戦後国交回復すると1960年(昭和35年)に領事館が再開され、1980年代からは『アサハン・アルミ精錬工場』建設プロジェクトに従事する日本企業関係者が多数滞在し、家族のための日本人学校も設置された。

地理[編集]

熱帯雨林気候である。4,5月はやや雨が多くなり、9月から12月は非常に雨が多くなる。明瞭な乾季はない。

メダンの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 31.6
(88.9)
32.0
(89.6)
32.7
(90.9)
32.9
(91.2)
33.4
(92.1)
33.3
(91.9)
32.9
(91.2)
33.3
(91.9)
31.9
(89.4)
31.7
(89.1)
31.0
(87.8)
30.9
(87.6)
32.3
(90.1)
平均最低気温 °C (°F) 22.2
(72)
22.6
(72.7)
23.2
(73.8)
23.5
(74.3)
23.3
(73.9)
23.6
(74.5)
23.5
(74.3)
22.8
(73)
22.2
(72)
22.6
(72.7)
23.0
(73.4)
22.5
(72.5)
22.92
(73.26)
雨量 mm (inch) 92
(3.62)
115
(4.53)
97
(3.82)
157
(6.18)
178
(7.01)
141
(5.55)
167
(6.57)
185
(7.28)
263
(10.35)
387
(15.24)
253
(9.96)
228
(8.98)
2,263
(89.09)
平均降雨日数 14 19 13 18 22 15 13 17 24 22 20 19 216
出典: .[1]

運輸・交通[編集]

  • ブラワン港:プランテーション作物の輸出港。メダンからは北方に25kmほど離れている。ジャカルタやペナン島からの旅客フェリーが就航している。
  • クアラナム国際空港:2013年に開港した空港。シンガポールクアラルンプール等との国際定期便、ジャカルタ、バンダアチェ等との国内定期便などがある。また空港の開港に合わせてメダン市内までの連絡鉄道(エアポートレールリンクサービス)2013年7月25日に開通した。
  • ポローニャ国際空港:市内南部にあった空港。
  • 鉄道

インドネシア鉄道株式会社(PT.KAI)の支社が置かれ、メダンから鉄道が港の有るBelawan(ブラワン)・パームオイルの集積地のRantauprapat(ランタウ・ブラパット)・港町のTanjungbalai(タンジュン・バライ)・シアンタール・Binjai(ビンジャイ)などと繋がっており、総延長は約380km、そのほとんどが貨物輸送でしめられている。

嘗てはビンジャイからBanda Aceh(バンダ・アチェ)まで続く総延長450km、750mmゲージの軽便鉄道「アチェ鉄道」が存在したしていたが1982年ごろに運行を中止した。

建築物[編集]

オランダ植民地時代の古い建築物が多数残されている。例えば、市庁舎、中央郵便局、給水塔などである。市内の歴史地区にはスルタンの住居や1906年に建てられた大モスクなどがある。

教育・研究[編集]

  • 北スマトラ大学(Universitas Sumatera Utara)--国立の総合大学。略称は「USU」。
  • メダン州立大学(Universitas Negeri Medan) --旧メダン教育大学(Institut Keguruan Ilmu Pendidikan Medan、IKIP-Medan)。略称は「UNIMED」。
  • HKBPノメンセン大学(Universitas HKBP Nommensen)--私立大学。

姉妹都市[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ World Weather Information Service