EU域内乗り入れ禁止航空会社の一覧

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EU域内乗り入れ禁止航空会社とは欧州連合(EU)が航空会社の安全管理体制に問題があるとして、EU圏内での飛行・離着陸を禁止した航空会社のことである。

目次

[編集] 概要

EUに乗り入れの禁止を指名された航空会社は、ヨーロッパ諸国への路線の開設や、領空の飛行もほぼ不可能になることを意味する。乗り入れ禁止の航空会社のリストアップを行うのは、乗り入れを禁じられた航空会社に対し、もっと安全意識を持たせるためであるが、航空会社によっては「安全が確認された一部の機体は乗り入れ可能」とする、例外的なルールがある。安全管理体制の問題というのは以下のことを指す。

  • 問題の航空会社を管轄する国の監督が不十分(整備基準の施行や航空事故の調査が不十分であるなど、インドネシアの航空会社のほとんどがEUの乗り入れを禁止されているのはこの理由も含む
  • 規定を満たさない整備(航空会社側の理由、もしくは国の監督が不十分などの理由により定期的に整備を行っていないか、あるいは整備が不十分など)

などとされている(国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization=ICAO)に沿った規格を元に作成され、ICAOの監査を元に決定する)。

2010年4月現在、対象となっているのは、北朝鮮高麗航空フィリピン航空を含めたフィリピンの全航空会社、一部を除くインドネシアの社全て、アフリカの多くの航空会社など。

[編集] リストアップの開始まで

2004年1月にエジプトの民間航空会社、フラッシュ航空のボーイング737型機がエジプト沖の紅海に墜落し乗っていた148人の乗客乗員全員が死亡する事故(フラッシュ航空604便墜落事故)が発生し、そのほとんどがフランスからの観光客であった。さらに調査でフラッシュ航空は2002年10月にスイスでの抜き打ち検査で安全基準を満たしてないとして乗り入れを禁じられていたことが発覚し、欧州委員会は航空会社に対する安全対策でEU圏内の一部の国で開始されていた「危ない航空会社リスト」を統一し、2006年3月22日に欧州委員会で統一したブラックリストを発表。以後3か月ごとに更新し、ウェブサイトおよび旅行会社などに載せられることとなった[1]

[編集] EU乗り入れ禁止航空会社一覧

[編集] アジア

[編集] ヨーロッパ

以下の3国ではEUとの協議で、独自に予防的措置を行っている。

  • ブルガリア
    • ブルガリアはEUとの協議によりローカル貨物航空会社の認可を取り消し、同国航空会社のヘリ・エアのEUおよびスイスなどへの乗り入れ禁止、スコーピオン・エアの一部で認可を取り消した。 ブルガリアは2007年にEUに加盟したが、乗り入れを禁止された航空会社は主に旧ソ連製の貨物航空機を使用しEU基準を満たしてないため、現時点では域内航空市場への統合は制限されている。[1]
  • ロシア
    • ロシアはEUとの協議で、ローカル旅客航空4社(Kuban Airlines、Yakutia Airlines、Airlines 400、Kavminvodyavia)のEUへの乗り入れを禁止。また、6社(Gazpromavia、UTAir、KrasAir、Atlant Soyuz、Ural Airlines、Rossyia)のEUへの乗り入れ機体の数を制限した。
  • モルドバ
    • モルドバはEUとの協議で、適切な安全管理が行われていない8社(Valan、Pecotox、Jetline International、Jetstream、Aeroportul Marilescu、Aeronord、Grixona、Tiramavia)に対し事業認可を取り消す処分を行った。

[編集] アメリカ大陸

[編集] アフリカ

[編集] 出典・注

その他

  1. ^ 高麗航空などの域内乗り入れを禁止 -航空会社のブラックリスト公表-JETROブリュッセル(PDFファイル)
  2. ^ a b 欧州連合:フィリピンとスーダンの全航空会社、域内への乗り入れ禁止 (ブルームバーグ)

[編集] 関連項目

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