ジブチ
- ジブチ共和国
- République de Djibouti(フランス語)
جمهورية جيبوتي (アラビア語) -


(国旗) (国章) - 国の標語:なし
- 国歌:ジブチ

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公用語 アラビア語、フランス語 首都 ジブチ 最大の都市 ジブチ 独立
- 日付フランスより
1977年6月27日通貨 ジブチ・フラン(DJF) 時間帯 UTC (+3)(DST:なし) ISO 3166-1 DJ / DJI ccTLD .dj 国際電話番号 253
ジブチ共和国(ジブチきょうわこく)、通称ジブチは、アフリカ北東部(中東に含む場合もあり)の国。首都はジブチ市。エリトリア、エチオピア、ソマリアと接し、紅海、アデン湾に面する。
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国名 [編集]
正式名称はフランス語で、République de Djibouti(レピュブリク・ドゥ・ヂブティ)。通称、Djibouti(ヂブティ)。アラビア語で、جمهورية جيبوتي(jumhūrīyat jībūtī; ジュムフーリーヤ・ジーブーティー)。
公式の英語表記は、Republic of Djibouti(リパブリック・オヴ・ヂブーティ)。通称、Djibouti(ヂブーティ)。
日本語の表記は、ジブチ共和国。通称、ジブチ。
歴史 [編集]
詳細は「ジブチの歴史」、「プント国」、「アダル・スルタン国」、「:en:Habesh Eyalet」、および「:en:Egypt Eyalet」を参照
19世紀後半、フランスはスエズ運河の建設が始まるとタジュラ湾のオボック港を租借、周辺に勢力を拡大しフランス領ソマリランド(en)として植民地化した。また、タジュラ湾岸に港町ジブチを開き、エチオピアのアディスアベバと結ぶ鉄道(現在のジブチ・エチオピア鉄道)が建設されるとジブチ港の重要性は高まった。
第二次世界大戦後、アフリカ諸国の独立がすすんだが、フランス領ソマリランドにはソマリア系のイッサ族とエチオピア系のアファル族の対立があり、独立問題は複雑でフランスの海外県にとどまっていた。
1967年、住民投票によって引き続きフランス領であることを選択したあと、フランス領アファル・イッサと改称された。その後、議会選挙でアファル族の進歩党が圧勝。また、イッサ族を基盤とする独立アフリカ人民同盟も勢力をのばし独立を要求。
独立 [編集]
その結果、1977年、ジブチ共和国として独立し、イッサ族出身のグレドが大統領に就任した。しかし、部族対立はおさまらず、1991年にジブチ内戦が勃発。グレド大統領は脱部族政策を打ち出すとともに大統領の直接選挙制をも導入し、1993年に4選された。
その後、グレド大統領の後継ゲレが1999年に大統領に当選、2001年に内戦が終結した。
国境を巡って隣国エリトリアと対立しており、1990年には二度の軍事衝突が起きている。停戦が成立したが、国境線を巡る緊張は続いた。2008年6月10日、ジブチ・エリトリア国境紛争で再び両軍の間で戦闘が起きた。ジプチ政府はエリトリアが再び国境線に軍を増強しているとして非難し、国際社会の介入を求めた。
政治 [編集]
ジブチは共和制、大統領制をとる立憲国家である。現行憲法は1992年9月4日に制定されたもの。
国家元首である大統領は、国民の直接選挙により選出され、任期は6年。3選は禁止されている。首相と閣僚は大統領が任命する。
議会は一院制で、定数65議席(イッサ人議員33議席、アファル人32議席)。議員は国民の直接選挙で選出され、任期は5年である。
ジブチは1992年の新憲法制定以来、複数政党制を導入しているが、進歩人民連合 (RPP) が事実上の一党支配を続けている。その他の政党には親RPP派の統一民主回復戦線 (FRUD) 、国民民主党 (PND) 、反RPP派の民主共和同盟 (ARD) 、民主改革開発運動 (MRDD) など。
地方行政区分 [編集]
詳細は「ジブチの地方行政区画」を参照
ジブチは、5つの州と1つの市に分かれている。そして、さらに15の地区に区分される。
地理 [編集]
詳細は「ジブチの地理」を参照
狭義のアフリカ大地溝帯の北端に位置する。アデン湾に望み、海沿いは平野が広がり、西部には高原が広がる。最高地点は北部のエリトリアおよびエチオピアとの国境三重会合点に位置するムーサ・アリ山 (標高2028m) である。最低地点はアッサル湖の標高マイナス153mで、アフリカで最も低い。
軍事 [編集]
現在もフランス軍が駐留している[2]。ジブチ港にフランス海軍基地を設けるとともに、フランス陸軍は、第5海外混成連隊及び第13外人准旅団の2個連隊を派遣し、フランス空軍はミラージュ2000戦闘機を派遣することによりジブチの防空任務を行っている。
詳細は「ジブチ駐留フランス軍」を参照
対テロ戦争の一環として、ドイツに司令部を持つアメリカ地域統合軍であるアフリカ軍隷下のCJTF HOA(アフリカの角共同統合任務部隊 (Combined Joint Task Force - Horn of Africa)) の司令部及び隷下の各部隊が駐留している。また、第150合同任務部隊の拠点の一つになっている。
海賊問題と自衛隊海外基地 [編集]
近年、ソマリア沖・アデン湾で急増・多発している「ソマリア沖の海賊」問題は国際社会にとって重大な脅威となっている。海賊行為の対処のための活動では、自衛隊も「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」に基づき哨戒機2機を派遣している。当初は米軍、EU部隊の協力を得て活動していたが、2011年7月7日、自衛隊の海外拠点が開設された。海賊対策の強化が目的で、自衛隊にとっては事実上初の海外基地となる。
経済 [編集]
ジブチ港の貿易とジブチ・エチオピア鉄道の収益に依存するなど典型的な中継貿易国家。ジプチ港はエチオピアの海上貿易のほとんどを担っている。その他フランス軍等の駐留による利益。第一次産業の従事者は多いものの、自然環境の厳しさなどの要因から、農業未発達で食料自給率は極めて低い。ソマリア沖の海賊の影響で中継貿易が半減し、船舶保険の高騰で経済的打撃をもっとも受けていた。(近年、ジブチが海賊に対応する各国の拠点となったため、船舶保険の掛け金は、下がっている。)
国民 [編集]
構成民族は、ソマリ人系のイッサ人が60%、エチオピア系のアファル人が35%である。残りは、ヨーロッパ人、アラブ人、黒人などである。イッサ人とアファル人の対立から、1990年代に内戦が起こった。
宗教は、ムスリムがほとんどであり、ヨーロッパ人を中心とした少数のキリスト教徒がいる。
公用語は、フランス語とアラビア語だが、ソマリ語とアファル語が広く使われている。
文化 [編集]
ソマリア系のイッサ族やエチオピア系のアファル族等それぞれ独自の文化や習慣がある。
祝祭日 [編集]
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 元日 | ||
| 5月1日 | メーデー | Fête du Travail | |
| 6月27日 | 独立記念日 | Fête du l'Indépendance |
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ムハッラム1日 | ヒジュラ暦新年 | ||
| ラビーウ=ル=アウワル12日 | ムハンマド生誕祭 | ||
| ラジャブ27日 | ムハンマド昇天祭 | ||
| シャウワール1日 | 断食明けの祭り | ||
| ズー=ル=ヒッジャ10日 | 犠牲祭 |
官公庁はこれらの祝日のほか毎週金曜日が休日となる[3]。
教育 [編集]
ジブチの就学率は男性が29.0パーセント、女性が21.9パーセント(両方とも2007年)と世界的に見ても低い水準である。[4]また、高等教育機関は近年まで存在していなかったが、2006年にジブチ大学fr:Université de Djiboutiが開学した。
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
参考文献 [編集]
外部リンク [編集]
- 政府
- ジブチ共和国大統領府 (フランス語)
- 駐日ジブチ大使館 (日本語)
- 日本政府
- 日本外務省 ジブチ (日本語)
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