乾燥帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

乾燥帯(かんそうたい)とは、無樹林気候のうち乾燥しすぎることが原因で植物が生育できない地域のことを指す。ケッペンの気候区分における気候帯のひとつで記号はB

乾燥帯が最も分布するのは緯度20~30度付近の中緯度地帯、いわゆる亜熱帯地域の大陸西岸・内陸部である。 これらの地域では亜熱帯高圧帯の勢力下にあるためである。

[編集] 乾燥帯の定義

年平均降水量が乾燥限界r (mm) 未満であること。
乾燥限界rは年平均気温をt(℃)として、r=20(t+x)と定義される。
※冬季乾燥型ならx=14、夏季乾燥型ならx=0、平均降雨型ならx=7。

冬季乾燥型(最多雨月が夏にあり、10×最少月降水量<最多月降水量)
夏季乾燥型(最多雨月が冬にあり、3×最少月降水量<最多月降水量 かつ 最少雨月降水量が30mm未満)
平均降雨型(上記のどちらにもあてはまらない場合)

[編集] 乾燥帯の分類

上記の乾燥帯の定義から求めた乾燥限界rにより次の2つに分けられる。

年平均気温が18℃以上ならBWh、BShとなり、18℃未満ならBWk、BSkとなる。

[編集] 関連項目

他の言語