チャド

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チャド共和国
République du Tchad (フランス語)
جمهوريّة تشاد (アラビア語)
チャドの国旗 チャドの国章
国旗 国章
国の標語: Unité - Travail - Progrès
(フランス語: 統一 - 労働 - 進歩)
国歌: La Tchadienne
チャドの位置
公用語 フランス語アラビア語
首都 ンジャメナ
最大の都市 ンジャメナ
政府
大統領 イドリス・デビ
首相 エマニュエル・ナディンガル
面積
総計 1,284,000km220位
水面積率 1.9%
人口
総計(2008年 11,206,000人(82位
人口密度 7人/km2
GDP(自国通貨表示)
合計(2008年 3兆7,396億[1]CFAフラン
GDPMER
合計(2008年 83億[1]ドル(123位
GDPPPP
合計(2008年 108億6,000万[1]ドル(161位
1人あたり 1,656[1]ドル
独立
 - 日付
フランスより
1960年8月11日
通貨 CFAフランXAF
時間帯 UTC (+1)(DST: なし)
ISO 3166-1 TD / TCD
ccTLD .td
国際電話番号 235

チャド共和国(チャドきょうわこく、République du Tchad)、通称チャドは、アフリカ中央部の国家スーダン中央アフリカカメルーンナイジェリアニジェールリビアと国境を接する。首都はンジャメナ

目次

[編集] 国名

正式名称はフランス語で République du Tchad (レピュブリク・デュ・チャド)。通称 Tchad (チャド)。アラビア語で جمهورية تشاد (Jumhūriyyat Tshād)。

公式の英語表記は Republic of Chad (リパブリック・オヴ・チャド)。通称 Chad (チャド)。

日本語の表記はチャド共和国。通称チャド。

[編集] 歴史

[編集] 地方行政区分

チャドの地図

()内は主要都市または補足説明

    • 北部 - ボルク州、エネディ州、ティベスティ州
    • 東部 - ウアダイ州(バタ州の東)、ビルティン州(ウアダイ州の北)
    • 南部 - モエン・シェリ-州(ゲラ州の南)、ロゴン・オリエンタル州、ロゴン・オクシデンタル州(両州はタンジレ州の南)、タンジレ州(シャリ・バギルミ州の南)、マヨ・ケッピ州(タンジレ州の西)
    • 中部 - バタ州(ゲラ州の北)、ゲラ州(モンゴ)
    • 南東部 - サラマト州(ゲラ州の東)
    • 西部 - カネム州(ラク州の北)、ラク州(チャド湖の北)、シャリ・バギルミ州(チャド湖の南東)

の16州に分かれている。

[編集] 政治

[編集] 内政

チャドは共和制をとる立憲国家である。現行憲法1996年3月31日の国民投票により承認されたもの。

国家元首である大統領は、国民の直接選挙により選出され、任期は5年。再選制限は無い。首相は大統領により任命される。内閣に相当する国家評議会の委員は、首相の推薦に基づき大統領が任命する。

議会は憲法上は二院制で、上院と国民議会(下院)で構成される。しかし実際は上院は未設置で、国民議会のみで運営されている。国民議会議員は国民の直接選挙で選出され、任期は4年。

主要政党には現大統領イドリス・デビ率いる愛国救済運動があり、1990年以来の長期政権を維持している。野党勢力は脆弱だが、比較的有力なものに民主進歩連合、共和国連邦運動がある。

世界各国の汚職を監視している非政府組織 (NGO) の一つトランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)は、2005年10月に腐敗認識指数 (CPI: Corruption Perceptions Index) を発表した。対象地域は159の国と地域。発表によると、他の4か国と並んでチャドが最下位であった。

[編集] 外交

2004年頃から隣国スーダンのダルフール紛争が激化した影響により、国内の反政府勢力も活発化。2006年4月には、反政府軍から首都ンジャメナが攻撃を受ける事態となった。イドリス・デビ大統領は攻撃を撃退し、翌5月の総選挙で勝利し再び国内の体制固めを行ったものの、2008年1月にはウムハジェルアティが反政府勢力の影響下となり、翌2月には再び首都ンジャメナが攻撃に晒される状況となっている。

なお、中華民国の承認国だったが(1962年 - 1972年1997年 - 2006年)、2006年8月に、アフリカにおいて札束外交を進める中華人民共和国と復交した。そのため、中華民国とは現在断交している。

[編集] 司法

最高司法機関は最高裁判所である。

[編集] 経済

  • チャド湖に流れ込む河川地域を中心にひろがる農業に依存。主な農業生産物は綿花であり、石油生産が始まるまでは輸出の70%程度を占めていた。南部を中心にウシラクダによる牧畜も行われており、それらから取れる肉、皮も輸出されている。
  • 2003年に、南部のドバ油田からカメルーンのクリビ港までのパイプライン1,070kmが完成。日量10万バーレルの石油生産が始まった。現在、チャドの輸出の8割は原油によって占められている。ドバ油田から上がる収益は監視委員会によって管理されている。
  • また、ウラン鉱脈が発見されたが開発が遅れている。
  • 経済不振の原因として、長年の内戦状態と交通網の不整備がある。道路網はほとんど未舗装であり、雨季には使用できなくなる。またチャド湖に繋がる河川は水上交通として利用されるが、こちらは近年の砂漠化の進行で、雨季の限られた期間しか船舶の通行ができない。

[編集] 国民

住民は、スーダン系黒人が大半を占めており200以上の部族に分かれる。大きく分けると、北部・中部のムスリム中心の部族と南部の非ムスリム中心の部族に分けられる。アラブ系民族は人口の14%を占める。アラブ系部族、非アラブ系ムスリム部族、非ムスリム部族と、一見、隣国スーダンの国民構成と類似しているように見えるが、人口比率は大きく異なる。スーダンで人口の半数以上を占めるアラブ系部族はチャドでは少数派である。またチャドでは非ムスリム部族の人口に占める割合も高い。チャドで最も人口が多い民族であるサラ族は、伝統宗教やキリスト教の信者が大半である。

[編集] 言語

言語は、フランス語アラビア語が公用語である。その他、現地の言葉として南部のサラ語など120以上の言葉が使われている。

[編集] 宗教

宗教イスラームが51%、キリスト教が35%、アニミズムが7%、その他が7%である。国土の大部分がイスラム教徒の多数派地域だが、人口は、南部の非イスラム教徒多数派地域に集中している。そのため、国全体での割合から見ればイスラム教徒の比率はそれほど高くは無い。

[編集] 文化

祝祭日
日付 日本語表記 現地語表記 備考
4月13日 国民デー
5月1日 メーデー
5月13日 アフリカの日
8月11日 独立記念日
11月28日 共和国の日

[編集] 脚注

  1. ^ a b c d IMF Data and Statistics 2009年4月27日閲覧([1]

[編集] 参考文献

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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