独立主張のある地域一覧
独立主張のある地域一覧(どくりつしゅちょうのあるちいきいちらん)とは、ある地域において公に独立を主張する勢力がある地域の一覧である。
目次 |
[編集] 分類
独立運動の実態は多種多様で、おおまかに分類すると以下のようになる。列記している地域は、その主な例である。
[編集] 一定の実態のある独立運動
- その地域を実効支配しており独立宣言(または国家としての宣言)も行っており、国際社会の一部において国家承認されているもの
- その地域(またはその一部)を実効支配しており独立宣言も行っているが国際的に認められていないもの
- その地域(またはその一部)を実効支配してはいるが独立宣言をするに至っていないもの
- パレスチナ(パレスチナ暫定自治政府)
- 亡命政府
亡命政府を参照。当該地域の一部を実効支配している場合としていない場合があるが、いずれも政権の本拠地を国外に置いている。
- 亡命政府を公称し、当該地域の一部を実効支配しているもの
- サハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)
- 亡命政府を公称しているが、その地域を実効支配していないもの
「日本が承認していない国一覧」および「事実上独立した地域一覧」も参照
[編集] 独立主張のある地域
独立宣言も実効支配もしておらず、主張や運動の段階にとどまるもの。
[編集] ミクロネーション
詳細は「ミクロネーション」を参照
- 独立宣言はしているが、支配国の実効支配を免れていないもの
- イロコイ連邦 - アメリカ合衆国内に所在。独自のパスポートを発行、連邦捜査局の捜査権も及ばないインディアンの独立自治地域である旨主張。
- ラコタ共和国 - 2007年12月19日にアメリカ合衆国からの独立を宣言した。
- 単なるグループ・個人的な主張にとどまるもの
- セボルガ公国 - イタリアからの「独立」を宣言してはいるが、イタリアからはコムーネの村として扱われ、セボルガ自体もイタリアの行政を受けているため、独立主張というよりも村おこしの一種であるとする見方もある。
- シーランド公国 - 独立宣言当時公海上にあった人工要塞を私人が「独立」させたもの。その部分の実効支配は行っているものの、国際法上では人工構造物は国家領土とは認められておらず、国家成立要因に欠けている。
- モロッシア共和国 - リノの近くに位置し、2.5ヘクタールの砂漠に拠点を置くミクロネーション。ケビン・ボー大統領によって統治され、「入国」にあたってはパスポートの提示を求められる。ただし、ボーは合衆国に税金(ボーはこれを「対外援助」と称する)を納めておりその領土は合衆国の統治下にある。
- ハット・リバー王国 - オーストラリア国内のひとりの地主が、自分の所有地のオーストラリアからの独立を宣言し、家族と使用人を国民としている。
[編集] 世界の独立問題
[編集] アジア
[編集] 日本
琉球独立党(現・かりゆしクラブ)が、かつての旧琉球王国地域の住民を琉球民族と定義し、将来の分離独立を主張している。沖縄返還時にも返還反対・独立の主張を行う。ただし、ほとんど支持が無い泡沫政党である。2006年の沖縄県知事選挙に党首の屋良朝助が立候補するも得票率0.9%、また2008年の那覇市長選にも再び屋良が立候補するも得票率1.4%といずれも惨敗。さらに県内の議会選挙でも議席を獲得したことが無い(→琉球独立運動)。
[編集] 中国
- 台湾:中国内戦にともない分断した台湾地域において、中華民国政府が事実上独立した実効支配を行っている(所謂台湾問題)。台湾独立運動、台湾正名運動も強い。
チベット:中華人民共和国の自治区・省として分割されているが、同区・省内のチベット人が独立を主張。ただしダライ・ラマ14世が率いるチベット亡命政府は独立の主張を取り下げ、中華人民共和国の枠内における高度な自治権を要求している。
東トルキスタン:中華人民共和国の新疆ウイグル自治区のうち、イスラム教徒のウイグル人らが独立を主張。
南モンゴル(内蒙古):中華人民共和国の内モンゴル自治区だが、モンゴル自由連盟党や内モンゴル人民党を中心として独立運動を行っている(内モンゴル独立運動)。
[編集] インドネシア
- 西カリマンタン:インドネシアから分離独立を求めている。
- 南マルク:インドネシアからの独立を要求している。
- 西パプア州:インドネシアからの独立を求めている。
- アチェ:自由アチェ運動がインドネシアからの独立を要求して武装闘争を展開していた。
[編集] ミャンマー
- カレン族
- ミャンマー諸州:それぞれの州の地元住民が独立もしくは自治権の拡充を主張しているが、政府により同化政策がとられている。シャン州のワ族、コーカン族(土着の華人)、及びカチン州のカチン族においては、政府と和平に応じた民兵組織(軍閥)による一定の自治が黙認されている。
[編集] インド
- グルカランド:インドのグルカ系住民の諸地域:インドの3州は、グルカ系諸支族が自治権拡大ないし独立を長年の間、それぞれが主張を続けている。
- インドの独立志向の強い諸州:それぞれの地元住民が独立を主張。
- カシミール:インドとパキスタンが領有権を巡って対立しているところ。インド側でイスラム系の武装勢力は分離独立を求めている。
- ナガランド、トリプラ、マニプル:インドから分離独立を求めている。
[編集] パキスタン
[編集] スリランカ
- スリランカの北部に住むタミル人の分離独立を主張。武装組織タミル・イーラム解放のトラが一時、北部を支配していた。
[編集] その他
- イスラム教徒ミンダナオ自治地域:フィリピン南部ミンダナオ島に住むイスラム教徒のモロ族が分離独立を求めている。
- パタニ王国:タイから分離独立を求めるタイ南部の深南部三県の地域。
- クルディスタン:トルコが帝政廃止に伴い、クルディスタン共和国が独立(ただし約1年間のみとなった)。その翌年にトルコ革命が成功に終わったため、結局クルディスタンが解体されることになる。現在はイラクやイランを中心にカフカス3ヶ国などにもクルド人が住んでいるが、現在に至るまで各地のクルド人による独立運動が起こっている。特にイラク戦争後はクルド人自治区を中心として独立を求める声が強くなった。
- 大韓民国の済州島(耽羅国)
[編集] ヨーロッパ
ヨーロッパは複雑に民族が交差していることや、地続きで言語や文化など民族意識を形成する要素の境界線が不明瞭な事から新たな民族グループが形成され易い。歴史的にも西ヨーロッパはローマ帝国崩壊以降、無数の私領や小国家群に分裂していた期間が長く、近代に入ってから成立したに過ぎない既存国家・既存民族の枠に収まれない人々が盛んに分離独立運動を行ってきた。近代までは中央集権や民族主義を進める政府によって弾圧されるケースが多かったが、現代に入ってからは地方分権の高まりや欧州統合の流れの中で、分離運動を自治権拡大によって収めようとする場合が多い。
ドイツでは神聖ローマ帝国からドイツ統一に至るまでの長期間に亘って、数個の国家と無数の貴族領・教会領に分かれていた。これを領邦国家といい、ナポレオン戦争が起きる1800年代後半以前はドイツ人としての意識も全く存在していないに等しかった。つまりドイツ地方の住民にとっては領邦時代の国々を祖国とする意識が強く、統一を果たしたドイツ帝国も有力な領邦国家に一定の自治権を与え続ける連邦制を志向した。この流れは現代においても(ドイツが西欧で唯一連邦主義を採用している事から分かるように)続いており、連邦主義を更に推し進めて、領邦国家の国家連合、または国民国家(主権国家)同士の連邦国家を形成しようとする動きがある。
スペイン、フランス、イタリアなどでも各地の文化的差異・経済格差は存在し、分権を求める声は多い。
[編集] ドイツ
詳細は「バイエルン人」を参照
第二次世界大戦以降、ドイツ南西部(バイエルンの隣)に位置するアレマン地方で独立運動が盛んになった。アレマン語の独自性を由来とする政治運動はナポレオン時代から存在したと言われ、最終的にはスイスやアルザスと共にドイツ連邦から離脱する事を目標にしている。現在は小康状態にあるものの、東ドイツ併合やユーロ問題など大きな政治的議論が生じる度に活発化している。
言語・文化の差異から来る北ドイツ・南ドイツ間の対立とは異なり、旧西ドイツにとって経済的に重荷になっているとの理由から旧東ドイツの再分離を望む意見がしばしば言及される。また東ドイツ人の側でも統一後の待遇に失望する人々も少なくなく、2007年の調査ではドイツ人の5人に1人が「ベルリンの壁があった方がよかった」と答えている[1]。
詳細は「低ザクセン語」を参照
[編集] フランス
ブルゴーニュ
- 地域政党:ブルゴーニュ解放運動(Mouvement de liberation de la Bourgogne)
北カタルーニャ
- 主張国家:カタルーニャ国(Catalan Countries)運動への合流
- 地域政党:カタルーニャ共和党左派(Esquerra Republicana de Catalunya)
コルシカ
- 反政府グループ:コルシカ民族解放戦線(National Front for the Liberation of Corsica)
- 地域政党:コルシカ国家同盟(Corsican Nation)、コルシカ国家党(the Party of the Corsican Nation)
古くからコルシカ語(標準イタリア語に近いと言われる)を話すコルシカ人が独立運動を続けている。
ブリタニア系(現在のウェールズ人やスコットランド人の祖先)の住民がサクソン人・ジュート人の侵攻から逃れる為に、ブルターニュ地方へ移住した歴史から古代ブリタニアの文化が継承されている。古代ブリタニアの住民はケルトの一派とされる一方で、所謂ガリア人とは明確に異なる部分を持つことから別民族であるともされており、度々独立論が議題に挙がっている。
ヴァイキングが持ち込んだ古ノルド語とラテン語の混交から生じたノルマンディー語が残存していて、この言葉を保護しようとする動きがある。
アルザス・ロレーヌ
- 地域政党:アルザス・ロレーヌ民族会議(Forum Nationaliste d'Alsace-Lorraine,)
フランク王国の影響を強く受け、フランク語と混交して生じたフランス語(オイル諸語)に対し、ラテン語としての性質をより強く受け継いだオック諸語が南フランスの大部分に存在する。そしてオック諸語の話される地域(南仏)をオクシタニアと呼ぶ習慣がある。
オック諸語のうち、ガスコーニュ語は隣接するバスク語の影響を強く受けていて、他のオック系言語とは毛並みが違う。「オクシタニア?いいや、ガスコーニュだ!」[2]というスローガンも存在する。
[編集] イギリス
もとよりイギリスは民族ではなく国家の統合としての産物であり、イングランド地方でもイングランド人としての帰属意識が根強く残っている。近年の各地域での独立運動の隆盛やスコットランド議会の再開などに対し、イングランド議会の再開を訴える意見が散見される。
スコットランド
- 主張国家:スコットランド王国(Scotland)
- 地域政党:スコットランド国民党(Scottish National Party)
スコットランドはイングランドとは異なる文化を有している。イギリス議会にスコットランド国民党が進出しているが、北海に油田を有しているにも拘らず、分離独立には至っていない。
ウェールズ
詳細は「:en:Welsh independence」を参照
- 主張国家:ウェールズ王国(Wales)
- 地域政党:ウェールズ民族党(Plaid Cymru)
アイルランド・スコットランド同様、イングランドとは異なる文化を有し、それを今日に至るまで保持している。
アイルランドはケルト系ないし古代ブリタニア系の文化を継承しており、イギリスの支配から脱する為に激しい紛争を繰り広げた。現在ではアイルランドの殆どが独立を勝ち取っているが、ロイヤリスト(王党派・連邦主義者)が多数を占める北アイルランドは未だイギリスに留まっており、両国間の領土問題となっている。
南イングランドの辺境に位置するコーンウォール州では、征服される前の古代文化が色濃く残っている。
ウェセックス
- 地域政党:ウェセックス地方主義党(Wessex Regionalist Party)
[編集] イタリア
肥沃な北部イタリアを中部イタリア・南部イタリアから分離することによる北部の経済活性化を主張する北部同盟が定義する「北イタリア」で、ポー川以北から旧ヴェネツィア共和国領とチロル地方を除いた場所(ピエモンテ州、ロンバルディア州、リグーリア州、エミリア=ロマーニャ州)を指す。上述のバイエルンとは違って「民族的問題」ではなく「経済的問題」を第一の問題として分離を目指す珍しい動きと評されており、どちらかと言えば旧東ドイツと旧西ドイツの対立構図に近い部分がある。従って分離そのものよりも、「分離」を脅し文句に南部優遇政策の撤廃を望んでいる支持者が多く、1996年に独立を宣言した際には北部同盟内でも批判が相次いだために取り下げられた。また各州の地域運動の連合体であるため、「パダーニャ人」といった民族意識などは存在していない。
北部同盟に関しては近年、イタリア国内の地域運動全体を統括する団体に発展しつつある。
ヴェネツィア
- 主張国家:ヴェネツィア共和国(Serenisima Republica Veneta)
- 地域政党:ヴェネツィア民主同盟(Venetian Republic League)、ヴェネツィア運動(Venetians in Movement)
旧ヴェネツィア共和国はかつての北イタリア諸国の中でも別格の存在であり、かつ隔離された島々での文化を起源とする事から、上記のパダーニャ関連からも一線を引いた独自の動きを見せている。
オーストリア領時代が長かった為、南ドイツ系(バイエルン人)の住民が多数を占めている。
シチリア同様、既に一定の自治権を与えられている。
詳細は「南北問題」を参照
戦後の分権運動から、既に一定の自治権を与えられている。
[編集] スペイン
カタルーニャ
- 主張国家:カタルーニャ国(Catalan Countries)
- 地域政党:カタルーニャ民主連合(Democratic Union of Catalonia)
バルセロナ一帯のカタルーニャ地方は、マドリードとは異なる言語(カタルーニャ語)と文化を有する。スペイン内戦で、カタルーニャ左翼共和党が人民戦線に付いたことも一因になり、フランコ時代は分離独立運動は抑圧された。
民主化以降のスペインでは、集中と統一が議会進出し、マドリード~バルセロナ間の特急列車の車内アナウンスは、スペイン語とカタルーニャ語で行なわれるなど地位を回復させているが、カタルーニャの分離独立は達成されていない。
バスク地方は国境をはさんでスペインとフランスにまたがっており、スペインともフランスとも異なる文化を有する。バスク祖国と自由は、武装闘争を含めた分離独立運動を推進し、議席を有するバスク市民は、バスク祖国と自由の政治組織とされる。
ガリシア
- 主張国家:ガリシア国(Galiza)
- 地域政党:ガリシア国家主義者ブロック(Galician Nationalist Block)、ガリシア民族戦線(The Galician People's Front)
カスティーリャ
- 主張国家:カスティーリャ国(Castile)
- 地域政党:カスティーリャの左派(The Castilian Left)
カンタブリア
- 地域政党:カンタブリア国家主義者議会(Cantabrian Nationalist Council)
[編集] グルジア
- 南オセチア:グルジアに属するが事実上独立している。南オセチア紛争でロシア軍の支援によって独立した。ロシア連邦への編入を要求。ロシア連邦とニカラグア共和国が独立を承認、ベラルーシ共和国が支持している。
- アブハジア:グルジアに属するが事実上独立している。南オセチア同様にロシア軍の支援で独立したが、ロシア連邦への編入は求めていない。ロシア連邦とニカラグア共和国が独立を承認、ベラルーシ共和国が支持している。
- アジャリア:グルジアに属し、事実上独立していたが、住民の反発や、ロシア側の勧告により自治共和国大統領が辞任。グルジアの統治下に戻ったが、現在でも独立主張がある。
[編集] デンマーク
[編集] ロシア
- チェチェン共和国:ロシア連邦からの独立を主張。独立主張を理由とした犯罪やテロが起こっている。
- サハ共和国:ロシアの東北部。
- タタールスタン共和国:ソ連崩壊後に独立を宣言するも撤回。
- トゥバ共和国:ソ連崩壊後に主権宣言したものの、経済的不安から当面ロシア連邦に留まる事を選択。
[編集] その他
- 沿ドニエストル共和国:モルドバからの独立を主張し、事実上独立している。ロシアへの編入を望んでいるが、ロシア側は消極的である。
- ガガウズ共和国:モルドバからの独立を主張している。
- アゾレス諸島:ポルトガルの属領となっているが、同諸島内の地元住民が独立を主張。
- コソボ、ヴォイヴォディナ自治州:両地域ともセルビアから分離独立を主張。コソヴォについてはアメリカや日本などの多くの国が独立を承認しているが、セルビア政府は当然のこと、領土問題を持つロシア・スペインなどは承認していない。ただし、ロシアについては「セルビアを支持する」との立場であるため、セルビアが承認すればロシアも承認するとみられる。
- セルビア、モンテネグロ領のサンジャク
- クリミア自治共和国:ウクライナから分離独立を主張。
- 北キプロス・トルコ共和国:キプロス島北部は キプロス共和国が支配していたが1974年にトルコ系住民が北キプロス・トルコ共和国として独立宣言し、同地域を実効支配下においた。ただし、北キプロス・トルコ共和国にはトルコの影響力が強く、国家樹立を承認しているのはトルコ一国にとどまる。
[編集] アメリカ大陸
- ネイビス島:セントクリストファー・ネイビスから分離独立を主張していた。
- トバゴ島:トリニダード・トバゴの島、独自の自治権を持ち議会を持ち分離独立の動きも活発。
- グアドループ島:フランスの海外県だが、島内の地元住民がそれぞれ独立を主張。現在は島自体が海外県として落ち着いているマルティニーク島もかつては独立を主張していた。
- アルバ:オランダ領アンティルから独立するため分離した島、現在オランダ領だが事実上独立している。
- 仏領ギアナ:フランスの海外県だが、地元住民が独立を主張。
- ラコタ共和国:アメリカ合衆国のネブラスカ、サウスダコタ、ノースダコタ、モンタナ、ワイオミング各州の一部地域を対象として、先住民族ラコタ族(スー族)が独立を宣言している。また、サウスダコタ州のブラックヒルズをめぐって、アメリカ合衆国政府とラコタの間で紛争がある。アメリカ側は土地を「購入した」としているがラコタ側は領有を主張。
- カナダのケベック州
- アメリカ合衆国のカリフォルニア州、アラスカ州、ウィスコンシン州、テキサス州、ハワイ州
- プエルトリコ(アメリカ合衆国領)
- ブラジル南部
[編集] オセアニア
- ニューカレドニア島(カナキー共和国):フランスの海外県だが、島内のカナカ人が「カナキー共和国」名義での独立を主張。
- ニューヘブリディーズ諸島(旧ニューヘブリデス諸島):バヌアツとして独立・成立前、各島の民族が独立へ向け軍事活動等を行っていた。
- ブーゲンビル島(元北ソロモン):パプア・ニューギニアの一つの州であるが、ブーゲンビル島民が共和国樹立を目指し独立を主張、のちに自治政府が発足。
- フランス領タヒチ島
[編集] アフリカ
- ザンジバル:タンザニア本土(旧タンガニーカ共和国)から分離独立を求めている。
- エチオピアのソマリ地域州(旧オガデン州):エチオピア国内で最も独立志向の強い地域州であり、ソマリ語系諸支族の融合を目指しており、"大ソマリランド"構想を持っているものとみている。
- マリ北部では少数民族ティグレ族が過激な分離独立を展開していた。
- 南アフリカではアパルトヘイト政策が撤廃された後も民族間の緊張が続いているため、ズールーランドに住むズールー人や白人達の一部から独立国家を要求する声も上がっている。
- 西サハラ(リオ・デ・オロ):武装組織であるポリサリオ戦線がサハラ・アラブ民主共和国の独立を宣言して亡命政府を樹立したが、地域の過半を実効支配するモロッコは断固拒否、現在も平行線を保ったままで依然、解決を見ないままである。(西サハラ問題)
- 南カメルーン連邦共和国(アソバゾニア共和国):カメルーンから分離独立を主張。
- ビオコ島:赤道ギニアの主島、民族対立から分離独立を求めていた。
- ソマリランド:ソマリアからの独立を宣言。ほぼ独立状態となっている。
- カザマンス:セネガルの南部にある地域。地元住民が分離独立を求めている。
- カビンダ:アンゴラから独立を求めているアンゴラの飛び地。行政中心地についてはカビンダ市を参照。
- アンジュアン及びモヘリ:コモロから分離独立を主張していた2つの島。
- レユニオン(フランス海外県)
[編集] 解決・沈静化した独立問題
[編集] ヨーロッパ
- チェコスロバキア:現在のチェコからスロバキアが独立する形で、連邦国家が解体。
- ユーゴスラビア:連邦国家が崩壊した。のちに後期のユーゴスラビアがセルビア・モンテネグロとして国家連合の形式へ移行していたが、現在は互いに独立共和国(セルビアおよびモンテネグロ)として並立・共存している。
- 北イタリア:北部同盟が一時、独立を宣言。その後は連邦制を目指す形で落ち着いている。
- モンテネグロ:セルビアと共にセルビア・モンテネグロの連合国家を結成していたが、2006年5月21日に、独立を伺う国民投票が実施された結果、賛成が独立に必要な55%を超えた(投票率86.5%、賛成55.5%)ため、独立した。
- タタールスタン:ソ連崩壊直後、チェチェン共和国とともに新生ロシア連邦への加盟を拒否。ロシアからの独立を主張した。しかし、1993年ロシア連邦へ加盟。
- クリミア自治共和国:ロシアとウクライナの間で領有問題が発生。この問題自体は解決(ウクライナ内部の自治国家として成立認可)したが、クリミア・タタール人による独立要求の問題は解決されていない。
[編集] アメリカ大陸
- ケベック州(カナダ):カナダ全体では、イギリス系住民が多数を占めるのに対して、ケベック州では、フランス系住民が多数を占め、フランス語が公用語に採用されている。ケベック州議会にはケベック党が、カナダ議会にはケベック連合が進出し、ケベック州の分離独立を主張している。分離独立を巡って、2度の住民投票も行なわれたが、多数の賛成は得られていない。過去にはオクトーバー・クライシスなどの非常事態も発生している(詳細についてはケベック問題の項を参照されたい)。
- バミューダ諸島:イギリス自治領。以前、同諸島の独立の是非を問う住民投票で、反対多数で独立を白紙に戻した(→つまりは否決した)ことがある。
[編集] アジア
- 東ティモール:ポルトガルやインドネシアの長年の領有の末、2002年に独立。
- イエメン:冷戦崩壊の影響を受け、南北イエメンが統一。
- ベトナム:1975年、北ベトナムに支援された南ベトナム解放民族戦線が南ベトナムを武力制圧し、翌年南が北に吸収される形で南北統一。
[編集] アフリカ
- エリトリア:長年にわたるエリトリア独立戦争の結果、1991年に独立を達成。
- ビアフラ共和国:ナイジェリアとの間でビアフラ戦争を戦うが、鎮圧された。
- 南スーダン:2006年に6年間の自治が付与され、2011年の住民投票で分離独立が決定。同年7月9日に南スーダン共和国として独立した。
[編集] 脚注
- ^ http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2292054/2201495
- ^ http://www.gasconha.com/materiau_grafic_aquitan/tracte-gasconha-non-occitania.jpg
[編集] 関連項目
|
||||||||||||||