ングラ・ライ国際空港

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イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港
I Gusthi Ngurah Rai International Airport
ングラ・ライ国際空港
IATA:DPS-ICAO:WADD
DPS/WADDの位置(バリ島内)
DPS/WADD
DPS/WADD
空港の位置(バリ島)
概要
国・地域 インドネシアの旗 インドネシア
設置場所 バリ島デンパサール
空港種別 公共
運営者 PT Angkasa Pura I
標高 4 m・14 ft
位置 南緯8度44分53秒
東経115度10分03秒
座標: 南緯8度44分53秒 東経115度10分03秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
09/27 YES 3000×45 舗装
リスト
空港の一覧
国際線ターミナル
国際線ターミナル
国際線ターミナル

ングラ・ライ国際空港インドネシア語: Bandara Internasional Ngurah Rai英語: Ngurah Rai International Airport)は、インドネシアバリ島デンパサール付近にある国際空港である。この名称は、独立戦争の英雄グスティ・ングラライ将軍に由来する。2014年4月11日より正式名称は将軍のフルネームを用いたイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港インドネシア語: Bandara Internasional I Gusthi Ngurah Rai英語: I Gusthi Ngurah Rai International Airport)に変更された。通称はデンパサール国際空港(デンパサールこくさいくうこう、Denpasar International Airport)である。

オランダ植民地時代に開港され、オランダ領インド航空(KNILM)によって使用された。行政的にはバリ州デンパサール市ではなく、バリ州バドゥン県クタ郡トゥバン村に属する。バリ島南端のバトゥン半島の付け根部の地峡に、地峡を突き刺すように東西に滑走路が敷かれている。ここはガルーダ・インドネシア航空ハブ空港のひとつである。

国際線ターミナルと仮設国内線ターミナルに分かれている。(2013年1月現在)

2011年より新国際線ターミナルの建設が進められており[1]、2013年10月のAPEC首脳会議までに開業させる予定であったが、工事は遅れている。工事のため、ターミナルからタクシー、バス乗り場まで数分歩く必要がある[2]。国内線は、既に完成したターミナルの一部を利用し、仮設ターミナルとして利用している[3]

2013年9月19日に新国際線ターミナルが開業された。ただし、9月28日までは移行期間となり、到着便・出発便で使用ターミナルが異なるので注意が必要となっている。9月19日〜28日までは到着便が新ターミナル、出発便は現在のターミナルからの発着となり、9月29日以降は出発便・到着便ともに新ターミナルからの運航となる[4][5]

就航路線[編集]

国際線[編集]

航空会社 目的地
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 東京/成田東京/羽田大阪/関西香港シンガポールシドニーブリスベンメルボルンパース
インドネシアの旗 インドネシア・エアアジア コタキナバル [6]ダーウィン [7]
インドネシアの旗 メルパチ・ヌサンタラ航空 クアラルンプールディリ
インドネシアの旗 ライオン・エア シンガポール
台湾の旗 チャイナエアライン 台北/桃園
台湾の旗 エバー航空 台北/桃園
台湾の旗 立栄航空 高雄
タイ王国の旗 タイ国際航空 バンコク
タイ王国の旗 タイ・エアアジア バンコク
韓国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
韓国の旗 アシアナ航空 ソウル/仁川
中華人民共和国の旗 中国東方航空 上海/浦東
中華人民共和国の旗 上海航空 上海/浦東
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港
香港の旗 香港ドラゴン航空 香港 (2014年4月27日より就航)[8]
香港の旗 香港航空 香港
フィリピンの旗 フィリピン航空 マニラ
フィリピンの旗 セブパシフィック航空 マニラ
マレーシアの旗 マレーシア航空 クアラルンプール
マレーシアの旗 エアアジア クアラルンプール
ブルネイの旗 ロイヤルブルネイ航空 バンダルスリブガワン
シンガポールの旗 シンガポール航空 シンガポール
シンガポールの旗 ジェットスター・アジア航空 シンガポール
パプアニューギニアの旗 ニューギニア航空 ポートモレスビー [9]
オーストラリアの旗 カンタス航空 シンガポール、シドニー、アデレード、パース、ダーウィン
オーストラリアの旗 ジェットスター航空 シドニー、メルボルン
オーストラリアの旗 ヴァージン・オーストラリア シドニー
カタールの旗 カタール航空 シンガポール、ドーハ
ロシアの旗 トランスアエロ航空 モスクワ/ドモジェドヴォ、シンガポール

国内線[編集]

航空会社 目的地
ガルーダ・インドネシア航空 ジャカルタジョグジャカルタスラバヤロンボククパンティミカマカッサルバンドン[10]
インドネシア・エアアジア ジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラバヤ、バンドン
スリウィジャヤ航空 ジャカルタ、スラバヤ
ライオン・エア ジャカルタ、バンドン、ジョグジャカルタ、ロンボク、マカッサル、マナド、メダン、クパン
バティク・エア ジャカルタ[11]
マンダラ航空 ジャカルタ[12]、スラバヤ
メルパチ・ヌサンタラ航空 ジャカルタ、バンドン、クパン(西ティモール)、ロンボク、マウメレ(フローレス島)、ビマ(スンバワ島)、ワインガプフローレス島)、スラバヤ、ブラカ
シティリンク ジャカルタ、バンドン、スラバヤ
ペリタ航空 マウメレ(フローレス島)、ワインガプ(フローレス島)
ウィングスエア ジョクジャカルタ

出入国審査[編集]

入国[編集]

一部の外国人はインドネシアのビザが必要。入国時に空港で取得できる[13]。以前は7日間の滞在なら10USドルで取得できたが、2010年1月26日よりインドネシア入国時に取得できる短期観光ビザが観光目的での入国・滞在は30日間まで25USドルのみとなった(2014年7月3日より35USドルに値上げ)。取得窓口でインドネシア・ルピアや、クレジットカード(VISA, Master)も利用可能。この制度により、申請で追加滞在日30日間の最大60日間まで観光ビザで滞在できるようになった。

出国[編集]

空港使用税(国際線:200,000ルピア、国内線:40,000ルピア[14])を現金で支払う必要がある。

アクセス[編集]

  • エアポート・タクシー
    地域別の定額制であり、チケットを購入して乗車する。クタまで約15分(70,000ルピア)、ウブドまで約1時間(250,000ルピア)2014年8月のガソリン税値上げにより、大幅に価格改定された。
  • ベモ
    ワゴン車を利用したミニバスであり、大きな荷物を持った旅行者は利用できない。トゥガル・ベモステーションへの路線がある。

事故[編集]

  • 2013年4月13日午後3時半頃(日本時間午後4時半頃)、西ジャワ州バンドンからデンパサールに向かっていたライオン・エアの旅客機(ボーイング737)が、当空港への着陸時に滑走路をオーバーランし、海へ突っ込んだ[15]。搭乗していた乗員乗客100人以上のうち50名近くが病院に運ばれ手当てを受けたものの、インドネシア当局によれば全員命に別状は無いと報道されている。

脚注[編集]

  1. ^ Proyek Pengembangan Bandara Internasional Ngurah Rai Bali
  2. ^ デンパサール、「ングラライ国際空港」、拡張工事スタート トラベルビジョン 2012年1月12日
  3. ^ インドネシア デンパサール(バリ島) / 「ングラライ国際空港」新ターミナル建設工事に伴う国内線への影響 日本ツアーオペレーター協会
  4. ^ バリ島のングラライ国際空港、新国際線ターミナルがオープン FlyTeam 2013年9月20日付
  5. ^ デンパサール(バリ島) ングラライ国際空港 国際線 到着ターミナル移転について ガルーダ・インドネシア航空 2013年9月18日付
  6. ^ エアアジア・インドネシア、7月下旬からデンパサール/コタキナバル線に就航
  7. ^ エアアジア・インドネシア、7月からデンパサール/ダーウィン線を再開
  8. ^ 香港ドラゴン航空、4月27日から香港/デンパサール線に就航
  9. ^ ニューギニア航空、ポートモレスビー/デンパサール線に就航 FlyTeam 2013年9月2日付
  10. ^ ガルーダ・インドネシア、デンパサール/バンドン線に就航
  11. ^ インドネシアのバティク・エア、デンパサールとジョグジャカルタ線に就航
  12. ^ マンダラ・エアラインズ、ジャカルタ発着バリ、シンガポール線に就航
  13. ^ ビザ Indonesian Embassy in Tokyo
  14. ^ バリ島 デンパサール空港他、インドネシア主要空港の国内線空港使用料が来月12月1日より改定されます。 インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省
  15. ^ “バリ島 旅客機が着陸に失敗し海に転落”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年4月13日). オリジナル2013年4月13日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2013-0413-2351-19/www3.nhk.or.jp/news/html/20130413/k10013896601000.html 2013年4月13日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]