白石駅 (札幌市営地下鉄)

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白石駅
6番出入口
しろいし
Shiroishi
T12 東札幌 (1.1 km)
(1.4 km) 南郷7丁目 T14
地図
所在地 札幌市白石区東札幌2条6丁目
北緯43度2分46.35秒 東経141度23分46.57秒 / 北緯43.0462083度 東経141.3962694度 / 43.0462083; 141.3962694 (白石駅)座標: 北緯43度2分46.35秒 東経141度23分46.57秒 / 北緯43.0462083度 東経141.3962694度 / 43.0462083; 141.3962694 (白石駅)
駅番号 T13
所属事業者 札幌市交通局
所属路線 札幌市営地下鉄東西線
キロ程 12.7 km(宮の沢起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
11,161人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1976年(昭和51年)6月10日
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地図
当駅(下)とJR白石駅(上)の位置関係

白石駅(しろいしえき)は、北海道札幌市白石区東札幌2条6丁目にある、札幌市営地下鉄東西線駅番号T13

概要[編集]

1976年昭和51年)6月10日に、地下鉄東西線の東側の起点・終点駅として開業したが、1982年(昭和57年)3月21日に当駅 - 新さっぽろ駅間が延伸開業したため、現在は途中駅となっている。

JR北海道函館本線千歳線)にも同名の白石駅があるが、両駅の間は約1.6kmも離れているため、乗り換え駅としては適さない。さっぽろ駅(JR札幌駅に隣接)や新さっぽろ駅(JR新札幌駅に隣接)では、JR駅との混同を避ける目的で駅名を平仮名表記にしているが、当駅はJR白石駅とは離れた位置にあり、混同しづらいことから区別を付けず、JR駅と同じ漢字表記となっている[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホームの1面2線。以前はこの駅が東西線の東側の終点だった。両方向に転轍機を有し、緊急時の折り返し運行に対応している。出口は7番出口まであるが、3番出口の記載が消されている(地上部分も同様[3])。定期券売場を併設している。ホームと改札を結ぶエレベーターは西改札口に、地上へのエレベーターはバスターミナルの中にある。

2015年1月19日より白石区複合庁舎建設工事に伴い6番出口が閉鎖、その後取り壊された。なお6番出口は2016年10月19日より複合庁舎に組み込まれる形で運用再開され、同年11月7日より複合庁舎と直結され、供用開始された[4]

のりば[編集]

ホーム 路線 行先
1 札幌市営地下鉄東西線 東西線 新さっぽろ方面
2 大通宮の沢方面

利用状況[編集]

札幌市交通局によると、2020年度の一日平均乗車人員は11,161人であった。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2008年 11,558 [5]
2009年 11,196 [5]
2010年 11,233 [6]
2011年 11,375 [6]
2012年 11,883 [6]
2013年 12,234 [6]
2014年 12,582 [6]
2015年 12,788 [7]
2016年 13,406 [7]
2017年 14,161 [7]
2018年 14,290 [8]
2019年 14,163 [8]
2020年 11,161 [9]

駅周辺[編集]

南郷通環状通が交わる場所にあり、駅周辺は中規模の商業地区で、終日人でにぎわっている。

バス路線[編集]

白石バスターミナル

1〜5番のりばは1976年(昭和51年)6月10日に供用開始した「白石バスターミナル」。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は、バスターミナル・路上停留所を合わせて267便(感染症流行による一時運休便を含む)[10]

2023年(令和5年)4月1日現在。新千歳空港連絡バスのみ北都交通で、他は北海道中央バス。北海道中央バス路線の詳細は白石営業所を参照[11][12]

1番のりば
2番のりば
  • 白22 川下線:白石営業所行
  • 白57 北郷本線:白石営業所行
3番のりば
4番のりば
  • 白24 川下線:白石営業所行・白陵高校行
5番のりば
路上 6番出入口側 環状通沿い
路上 6番出入口側 南郷通沿い
路上 7番出入口側 南郷通沿い

その他[編集]

  • 駅スタンプは白石駅のイニシャルSの中に白石こころーどが描かれている[13]
  • 建設開始時の仮駅名は「環状通」であった。
  • 札幌市が2011年に発行した「中小河川洪水ハザードマップ」によれば、札幌市は地下鉄白石駅を、豪雨等を原因とする望月寒川決壊・氾濫による「浸水の危険が想定される駅」に指定した。浸水時の入場は極めて危険であるため、浸水前避難が推奨されている[14]

隣の駅[編集]

札幌市営地下鉄
札幌市営地下鉄東西線 東西線
東札幌駅 (T12) - 白石駅 (T13) - 南郷7丁目駅 (T14)

脚注[編集]

  1. ^ 乗りものニュース編集部 (2018年11月16日). “なんば、あびこ、なかもず… 駅名なぜひらがな表記?(2)”. 乗りものニュース. 2018年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月18日閲覧。
  2. ^ ホームドアの設置状況>札幌市東西線国土交通省 2016年1月26日閲覧
  3. ^ 現在の4番出口は階段途中で二股に分かれており、開業当時は北洋銀行とターミナルハイツの入口横の階段が3番出口だった。現在も3番出口の看板だったものが表記を変えられて残っている。
  4. ^ “白石区複合庁舎の整備について”. 札幌市公式サイト. https://www.city.sapporo.jp/shimin/shisetsu/ 2015年3月2日閲覧。 
  5. ^ a b 地下鉄駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF)
  6. ^ a b c d e 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  7. ^ a b c 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  8. ^ a b 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  9. ^ 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  10. ^ 札幌の都市交通データブック2021 後半” (PDF). 札幌市. pp. 68 - 73. 2023年4月3日閲覧。
  11. ^ 地下鉄白石駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2023年4月3日閲覧。
  12. ^ 地下鉄白石駅|停留所地図”. 北都交通. 2023年4月3日閲覧。
  13. ^ 地下鉄駅情報(東西線) - 札幌市交通事業振興公社、2016年1月26日閲覧
  14. ^ 札幌市危機管理対策室; 札幌市中小河川洪水ハザードマップ検討委員会監修 (1 April 2011). 札幌市中小河川洪水ハザードマップ白石区・厚別区・東区(東雁来町)版 (Report). 札幌市. {{cite report}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]