Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
| Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ | |
|---|---|
| 漫画:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ | |
| 原作・原案など | Fate/stay night(TYPE-MOON) |
| 作画 | ひろやまひろし |
| 出版社 | 角川書店 |
| 掲載誌 | 月刊コンプエース |
| 発表期間 | 2007年11月号 - 2009年1月号 |
| 話数 | 13+α |
| 漫画:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! | |
| 原作・原案など | Fate/stay night(TYPE-MOON) |
| 作画 | ひろやまひろし |
| 出版社 | 角川書店 |
| 掲載誌 | 月刊コンプエース |
| 発表期間 | 2009年6月号 - 2012年5月号 |
| 話数 | 27+α |
| 漫画:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! | |
| 原作・原案など | Fate/stay night(TYPE-MOON) |
| 作画 | ひろやまひろし |
| 出版社 | 角川書店 |
| 掲載誌 | 月刊コンプエース |
| 発表期間 | 2012年7月号 - |
| アニメ | |
| 原作 | ひろやまひろし · TYPE-MOON |
| 監督 | 大沼心 |
| シリーズ構成 | 井上堅二 |
| 脚本 | 水瀬葉月 |
| キャラクターデザイン | 牛島希 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| アニメーション制作 | SILVER LINK. |
| 放送局 | TOKYO MXほか |
| 放送期間 | 2013年7月 - |
| テンプレート - ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ |
![]() |
|---|
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』(フェイト カレイドライナー プリズマイリヤ)は、『Fate/stay night』(TYPE-MOON)を題材としたひろやまひろしによる日本の漫画作品。通称はプリヤ。
登場人物の設定は原作と異なるが、本質的な性格はほぼ同一で、平行世界の物語という設定。本項では、続編『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』(フェイト カレイドライナー プリズマイリヤ ツヴァイ!)・『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』(フェイト カレイドライナー プリズマイリヤ ドライ!!)も含めて解説する(以下それぞれ『ツヴァイ』『ドライ』と記載)。
目次 |
概要 [編集]
『月刊コンプエース』2007年11月号から連載開始。TYPE-MOONのビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』からのスピンアウト漫画作品である。基本的な世界観は原作に準じているが、『Character material』に掲載された『アインツさん家のイリヤさん。』の要素も見られ、魔術理論や世界観上の主人公たちを取り巻く歴史(個人史)などに関してはひろやまによって極限までいじり倒されており、『ツヴァイ』第4巻あとがきでは「(本作の設定は)原作にはフィードバックされない」ので「(原作との設定の相違に関しては)絶対にツッこむな」とまで述べられている。
第1話の雑誌掲載時には原作者である武内崇や奈須きのこからコメントが寄せられ、ひろやまが2006年に発売された同人誌『少年フェイト』に寄稿した『ハッピーガンド』[注 1]を連載する予定だったことや、この漫画はイリヤルートのヘンな進化形であることなどが語られている。
『月刊コンプエース』2009年1月号で連載は終了し、単行本第2巻(最終巻)収録のエピローグで物語は完結した。しかし、連載終了後に発刊された『TYPE-MOONエース』Vol.2に外伝が掲載されると共に続編の構想がほのめかされ[注 2]、『月刊コンプエース』2009年6月号から続編にあたる『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』を連載開始。さらに『ツヴァイ』の終了後は、そのまま第3部にあたる『ドライ!!』が連載された。
テレビアニメ化が決定しており[1]、2012年7月8日にパシフィコ横浜で開催された『TYPE-MOON Fes.』にて、監督を大沼心、アニメーション制作をSILVER LINK.がそれぞれ担当することが発表された。2013年夏より放送開始。
また、ニンテンドー3DS用ゲームソフトとして家庭用ゲームにも進出が決定している。ジャンルはアクションアドベンチャーゲームで、2013年夏発売予定。
『月刊コンプエース』2010年5月号におけるコラボレーション企画では、同じく魔法少女物の『魔法少女リリカルなのは』と競演した。この時の特別編は『ツヴァイ!』単行本第2巻に収録されている。
あらすじ [編集]
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊・マジカルルビーによって強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。
登場キャラクター [編集]
主要人物 [編集]
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Illyasviel von Einzbern)
- 声 - 門脇舞以
- 本作の主人公兼ヒロイン。愛称イリヤ。
- 原作の設定とは違い、冬木に住むごく普通の女の子として生活している[注 3]。ある日、凛の元から逃げ出してきたカレイドステッキに見定められ、口車に乗せられるまま強制的に魔法少女にされる。現マジカルルビーのマスターにして、凛の奴隷(サーヴァント。現在は契約を解消している)。マジカルルビーの力により、魔法少女カレイドルビー・プリズマイリヤに変身する。日ごろから魔法少女モノのアニメDVDを見る等魔法少女の願望はあったので、それなりに楽しんでるようだが、力加減を間違えてトラブルを起こすこともしばしば。好きな人は士郎。穂群原学園小等部、5年1組に在籍。50m走なら男子に負けないほど足が速いが美遊には負ける。
- 人物設定は原作と比較すると、士郎に対する愛情表現を恥ずかしがったり、事件に巻き込まれたことを嘆く等、普通の少女らしい性格になっている。特にメンタル面が幼いためによく事態に振り回されて混乱する。また混乱が臨界点を超えると、ほぼ確実に「逃げ」の一手を打つ。この点において凛からは「逃げ足だけは一流」クロからは「悪いクセ」だと指摘されている。実はアニメやメイドをはじめ、サブカルチャーの類に興味が深いオタク少女。
- 直感と、幸運のランクが高く、突発的な事故によって致命傷に陥ることはまず無いが、どうしようもない危機に面した時、封印されている魔力が開放される。その間は危機を乗り切るための方法を、自分が本来知りえない手段であろうとも理解でき、膨大な魔力によって強引に結果へと導く能力も発揮することができる。これは実は彼女に封印されていたクロによるもので、彼女らが分離した後は起こっていない。この設定は本編でも言及されている。カレイドルビーのデザインイメージは「鳥」。
- マジカルルビー
- 声 - 高野直子 / 中田譲治[2]
- 自称、愛と正義のマジカルステッキ。ゼルレッチによって創造された2本1対となる魔術礼装「カレイドステッキ」の1本。愉快型魔術礼装と呼ばれ「マスターいじりは私の生きがい」とすらのたまう、従者としては問題ありまくりの性格破綻ドSステッキ。人工天然精霊の性格は悪いが、第二魔法の応用された一級品の魔術礼装。中の人は某割烹着の悪魔。
- 手にしたマスターに魔力を無制限に供給でき、多元転身(プリズムトランス)によって、並行世界のマスターのスキルをダウンロードさせることができる。変身時のマスターにはAランクの魔術障壁、物理保護、治療促進、身体能力強化などが常時かけられている。しかし、マスターの手元から30秒間、もしくは50m以上離れると変身は解除されてしまう。また、単体では攻撃能力が備わっておらず、マスターが振るわない限り魔力砲の一発も撃てない。使用者との契約には血液によるマスター認証、接触による使用契約、オトメのラヴパワーが必要。ルビーが許可しない限り、マスターの変更は不可。
- ステッキながら非常にアグレッシブでありカレイド流活殺術という48手の技を用いる。劇中では柄尻で相手の眼球を攻撃する「ルビーサミング」(翼側を用いて両目を潰す「裏サミング」も存在)や器用に翼を用いてデコピンを行う「ルビーデコピン」などが使われた。また、ステッキにしては恐ろしく多機能であり「カレイドステッキ間通信機能(テレフォン・モード)」や「簡易未来事象予報(占いモード)」などの24の秘密機能(シークレット・デバイス)を持つ。また音声を変更することもでき、コンプエース付属ドラマCDでは渋い声になった(元の声が琥珀と被るための処置)。
- 凛の事は『Fate/hollow ataraxia』同様オモチャ扱いだが、イリヤに対してはからかうことも多いがオブザーバーとしての発言も多い。特に『ツヴァイ』に入ってからが顕著。
- 美遊・エーデルフェルト(Miyu Edelfelt)
- 声 - 名塚佳織
- サファイアが見つけてきたもう一人の魔法少女・カレイドサファイア。原作には登場しないオリジナルキャラ。
- イリヤのクラスに転校生として現れる。クールな性格で他人とあまり関わりたがらない。学力・美術力・料理・運動神経全てが卓越している完璧超人。だが、「人間は飛行できない」と言う常識に縛られて空が飛べない等、理に勝って非に落ちる欠点もある。また人に頼らず自分の力だけで現状を打破しようとする傾向がある。
- 身寄りの無い所をルヴィアに拾われた(自ら売り込んだ)経緯があり、普段はイリヤ邸の向かいの豪邸でルヴィアのメイドとして生活している。実生活ではルヴィアの妹ということになっているらしい。それ故か今まで友達がおらず、イリヤが初めての友達となる。全てのクラスカードを回収した後はイリヤにべったりとくっつくようになり、その過剰なまでの愛着に、イリヤ自身も戸惑う描写が多々見られる。一方でイリヤ以外のクラスメートたちは友人というカテゴリに入っていない。本人の弁によると父兄の三人で冬木で暮らしていたが、父が亡くなると一時期海外に引き取られていたという。
- その正体は並行世界で「完成された聖杯」として生まれた少女。経緯は不明だが、聖杯としての能力を使ってこの世界にやってきたらしい。その工程には「お兄ちゃん」が関わっているらしいが、詳細は不明。士郎はその兄によく似ているらしい。カレイドサファイアのデザインイメージは「蝶」。
- マジカルサファイア
- 声 - 松来未祐
- マジカルルビーの妹。基本性能はルビーと同じ。姉と同じく、ゼルレッチによって創造された2本1対となる魔術礼装「カレイドステッキ」の1本であり、やはり元々のマスターであるルヴィアを見限って、美遊に乗り換える。
- ルビーの妹であること、ルビーの中の人が某割烹着の悪魔であることから、サファイアの中の人は某洗脳探偵と思われる。騒動屋の姉に比して冷静で合理的な性格をしており、かつ、本来はマスターに忠実。
- 錫状頭部分の星が六芒星(ルビーは五芒星)。ウィングはリボン形をしている。
- 遠坂 凛(とおさか りん)
- 声 - 植田佳奈
- ロンドン時計塔の魔術師にして、マジカルルビーの元マスター。こちらでは冬木で聖杯戦争は行われていないため、原作では高校卒業後に渡英予定だった所を作中時間軸の一年前へと早めている。
- ゼルレッチの弟子に志願するが、その直前にルヴィアと時計塔内で大乱闘を起こしてしまう。そのため弟子入りの条件(及び時計塔からの懲罰)としてゼルレッチにカード回収を命じられ、ルヴィアとともに冬木にやってきた。得意な魔術は宝石魔術とガンド。今期の時計塔の首席候補。魔法少女としての力でルヴィアと争ったため、ルビーに見限られた。イリヤを半ば脅迫めいた指令でサーヴァントとして使役する。
- 任務完了後、「常識が足りない」とゼルレッチに指摘され、ルヴィアとともに1年間日本に留まることになる。また騒動中に宝石のストックが枯渇してしまったために、時給1万5000円という高給に目を奪われてルヴィアの屋敷でハウスメイドとして働くことになる。根本的な性格が原作と同じだが士郎の呼称は統一し「衛宮くん」と呼んでおり、性格も原作に比べ感情的で猫被りな部分が無いため、「AATM〜アーネンエルベ狂詩曲〜」で原作の凛を見たイリヤとルビーは「自分達の凛より落ち着いていて優しそう」と言われたが後に原作のルヴィアとの喧嘩を目撃した際、前言撤回した。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(Luviagelita Edelfelt)
- 声 - 伊藤静
- 凛と共にカード回収の任務にあたる魔術師。元マジカルサファイアのマスター。高飛車な性格。冬木市上空で凛にケンカを仕掛けたことが原因で、サファイアに見限られてしまった。凛と同等レベルの宝石魔術を扱うが、財力で凛を大きく上回る。ちなみに『Fate/hollow ataraxia』のカレイドステッキ関連のイベントにも登場しており、その時は凛同様ルビーと契約していた様子。
- 士郎には好意を寄せており、原作同様「シェロ」と呼んでいる。積極的にアプローチをしているようだが空回り気味である。 また凛の呼称も「ミス・トオサカ」ではなく「トオサカ・リン」とフルネームで呼んでいる。
- クロエ・フォン・アインツベルン
- 声 - 斎藤千和
- 『ツヴァイ』で初登場。クラスカードによって乱れた地脈を調整する際の事故で、イリヤから分離する形で現界した。見た目はイリヤそのものだが、肌は褐色で髪の色は銀色に近い。(原作のアーチャーと同じである)性格はやや狡猾かつアグレッシブで、イリヤの記憶を引き継いでいる節がある。またイリヤの知り得ない過去の「聖杯戦争」について言及している。イリヤの事は皮肉で「お姉ちゃん」と呼んだこともあった。自称は「イリヤ」のため、区別のために凛に「クロ」と名づけられた。
- 服装は、赤い外套や黒いプロテクター等アーチャーの面影はあるものの、全体的に露出度が高い。作者のひろやまひろし曰く、「割れたハート」をイメージしているとのこと。
- イリヤの命を狙い、自身がオリジナルになろうと画策していた。いったんはエーデルフェルト邸に捕縛され、人体血印呪術によってイリヤとの一方的な痛覚共有をすることになり、以降はイリヤがダメージを受けるとクロもダメージを受けるようになった。その後はなぜか自由に出入りしており、魔力が原動力になっているのかそれを得るためにイリヤの友人たちにキスをして回る。その事件をきっかけに周囲にイリヤが二人いることが露見したために、イリヤの従妹・クロエと名乗って穂群原学園初等部に転校してくることになった。
- その正体はある目的(聖杯戦争)のために必要となる筈だった本来のイリヤ(の、魔導機として埋め込まれ調整された記憶と知識により形成された別人格)である。アイリらにより封印されていたが、本作での事件が重なり、さらに前述の事故により、クラスカード・アーチャーを実体化の核として地脈の力を使い、意志と体を取り戻すに至る。その後は自らの立場を得るためにイリヤを狙っていたが、最終的には正式に従妹として家族となる。
- 可憐から「存在していることが奇跡みたいな状態」と言われており、魔力を常に消費しながら活動しており、魔力が切れると消滅の危機を迎える。そのために他人の体液を摂取する(主にキス)ことで魔力を収集せざるを得ない状態にある。なおイリヤから供給された場合、他の一般人の10倍の効果があるらしい。
アインツベルン家 [編集]
- 衛宮 士郎(えみや しろう)
- 声 - 杉山紀彰
- 士郎お兄ちゃん。穂群原学園高等部に通っており、弓道部に所属している。料理が得意(元々は和食や中華を食べたいがために始めた趣味。引き取られて同居を始めた頃のセラの料理はドイツ・フランスなどのヨーロッパ料理に比重が置かれていたため)で、非常にこだわりを持っており、不必要に真剣かつ劇画な顔で「料理に関して嘘は許さない」とすらのたまうほど。
- 原作では主人公でイリヤの義理の弟であったが、今作ではイリヤの義理の兄で脇役。家も原作の平屋ではなく、普通の近代的一軒家にイリヤ達と4人で暮らしている。
- 凛とルヴィアはクラスメートになっており、この二人とのラブコメイベントが多発しているらしい。ほぼ毎日この二人の喧嘩に巻き込まれる形で半死半生の目に遭わされている。
- 基本的に女難の相が出ており、家に居ようが学校に居ようが気の休まる暇が無い。最近家の女性比率の問題で養父に帰ってきてほしいと願っている。
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン(Irisviel von Einzbern)
- 声 - 大原さやか
- イリヤの母。普段は夫である切嗣とともに海外で行動している。愛称はアイリで漢字表記(当て字)として愛理と表記し名乗る[3]こともある。
- イリヤを出産し育てるうちに母性愛に目覚め、自らを取り巻く殺伐とした状況に疑問を抱き、娘をその運命から解放するために、魔術師の家系であるアインツベルンから出て平穏に暮らすことを望んで、アインツベルン家千年の悲願を自ら放棄した。それに伴い魔導器として調整されてきたイリヤの知識と使命に対する忠誠心(後にクロとして結実する記憶)を封印。夫と共に10年前に起こるはずだった聖杯戦争を未然に防いだ。
- 自らの力に気付いて戦線を離脱したイリヤの前に現れ彼女を叱咤した。『ツヴァイ』にも登場し、イリヤとクロの戦いを強引に終わらせている。イリヤの危難に関しては「母親の勘」を最大限に活用して察知し夫に呆れられている。またイリヤの教育に対しては自身が夫とともに海外を飛び回っていることからセラ任せとなっており、ある意味で奔放主義な部分が見られるが、同時に娘を心配して遠巻きに見守る(と言うか覗く)ような行動をする(多分に好奇心も含まれるが)こともある。
- 悲劇的だった原作とは大きく境遇が異なる所為か、屈強なる『娘を運命から守る母親』としての精神の強さを持ち、大雑把で破天荒かつ能天気でお調子者の面が強調されている。ただし、この性格は素ではなく周囲に対して事態を深刻に考えさせないためのポーズの可能性も示唆されている。
- セラ(Sella)
- 声 - 寺田はるひ
- 通称・セラお母さん。やっていることは原作と変わらず、イリヤの教育係のようである。
- 服はメイド服でなく、普通の服。ただしメイド服も常備している。
- 留守のアイリから家事を任されている。イリヤに対しては「魔法とは無縁の普通の女の子でいてほしい」と甘いが、士郎に対しては「長男(家長代理)の自覚を持て!」と手厳しい。
- 士郎が家庭的スキルを発揮して家事担当を当番制にしてしまったことで、自分のポジションが奪われるのではないかと密かに警戒心を抱いている。日本にやってきた(士郎と同居を始めた)当初は洋食メニューばかり作っていたが、現在では和食・中華も完璧にこなせる。
- リーゼリット(Leysritt)
- 声 - 宮川美保
- 通称・リズお姉ちゃん。趣味はアニメ。セラと同じく普通の服。
- セラのメイド服姿を「ヘンな服」と言うなど、職業意識は低い。セラとは姉妹関係であるらしい。
- 衛宮 切嗣(えみや きりつぐ)
- イリヤの父で士郎の養父。後に聖杯戦争に繋がりうる様々な因果の萌芽を摘み取るため、アイリとともに海外で「戦い」をしているらしい。基本的な家族構成の成り立ちは原作と同様であるが、アイリと切嗣は「いろいろあって」正式に結婚していない。本作では主にイリヤの回想の中での登場となるが、アイリの破天荒さの犠牲(頭から水をかぶり、本来、顔が描写されるべきはずの部分が跳ねた水によって遮られているなど)となってしまっているため顔面や詳細な姿が描写されていない。
- 10年前のアイリの判断に「8か月の生命が千年の悲願に勝るとは」と、その愛情に驚くも「きっと間違いじゃない」と支持して現在に至っている。
穂群原学園の人たち [編集]
- 桂 美々(かつら みみ)
- 声 - 佐藤聡美
- イリヤのクラスメート。『Fate/hollow ataraxia』でも端役として登場している。
- おとなしめの少女だが人付き合いはよく、好奇心も強い。龍子のグループと必ずしも一緒にいる訳ではないが、それなりに仲が良い。だがそれが災いしてか美遊からは中々名前(というよりも存在)を覚えてもらえず、ルビーからも影が薄いと言われてしまった。逆にデバカメ的な行動になってしまうこともあり、イリヤ・美遊・クロの三角関係に妄想を巡らせている。その三角関係の妄想をノートに書きとめムラムラを発散しておいる。性別を逆転させた妄想にも取り掛かっている。弟がおり、ややブラコン気味な発言が目立つ。その弟から堕ちかけていることに心配されている。
- 嶽間沢 龍子(がくまざわ たつこ)
- 声 - 加藤英美里
- イリヤのクラスメイト。那奈亀・雀花とよくつるんでいる。愛称は「タッツン」。
- 嶽間沢流武術の家に育ち、上に兄が二人いるためか男のような口調で話す。一人称は「俺」。本人は特に強いという訳ではなく、よく泣く。ただし受け身だけは天才的であるらしく、車に撥ねられても大事に至らなかった。常にテンションが高く、またイベントごとになると理性が振り切れたかのようにも変貌、退行する。飛行機は苦手で、搭乗した際には防衛機制を発動して鶏と同一視していた(後に鶏が空を飛べないことに気づき錯乱)。また、ブラコンの気がある。
- 栗原 雀花(くりはら すずか)
- 声 - 伊藤かな恵
- イリヤのクラスメート。龍子・那奈亀とよくつるんでいる眼鏡をかけた少女。
- やや大人びた性格をしているが、成績は図工以外は非常に悪いらしい。姉と共に同人活動に勤しんでいるオタク女子。士郎と一成の関係に非常に食いつくなど、BL畑の住人であるらしい。イリヤとクロの事は「イリヤズ」と呼んでいる。
- 森山 那奈亀(もりやま ななき)
- 声 - 伊瀬茉莉也
- イリヤのクラスメート。眼が細く、能天気そうな外見をした少女。
- 頭の回転は速いらしく、あまり動じない性格。龍子に対する突っ込み役で、過剰なツッコミも多い。姉との仲は良好で、姉を陥れた凛やルヴィアの事を敵視している。
- 柳洞 一成(りゅうどう いっせい)
- 声 - 真殿光昭
- 士郎のクラスメイト。
- 冬木市にある柳洞寺の息子で、穂群原学園では生徒会長を務める俊英。士郎の親友を自認しており、かなりの信頼を置いている。またその信頼ゆえにしばしば過剰な保護意識を駆り立てており、士郎を惑わす存在として凛やルヴィアたちを警戒している。
- 藤村 大河(ふじむら たいが)
- 声 - 伊藤美紀
- イリヤのクラスの先生。
- 士郎とも面識があるようで、好意を寄せている節も見られる。
- カレン・オルテンシア(Caren Hortensia)
- 初等部の養護教諭。折手死亜 華憐(おるてしあ かれん)を名乗る。勤労意欲は低く、さらに保健室に重症の児童が運ばれてこないかと期待しているなど、非常に不謹慎な言動が目立つ。またあまり医学の知識もない模様。
- その正体は聖堂教会に所属するシスターで、バゼットのバックアップ兼監視役として冬木に派遣されている。監視・報告に徹し、自ら行動を起こすつもりはなかったようだが、『ツヴァイ』最終局面でイリヤたちに合流する。何らかの魔術を行使しているようで、大聖杯の術式が起動した時にはそれに反応して流血している。
- 森山 奈菜巳(もりやま ななみ)
- 高等部の生徒。森山那奈亀の姉。
- 温和な性格で、妹からもよく慕われている。学校内でも人気があったらしいが、凛・ルヴィアが編入してきてからはやや影を薄めることになったらしい。士郎に好意を持っている女の子の一人であったが、それが凛・ルヴィアの逆鱗に触れたらしく、報復にカエルが入った袋を投擲された。その後、カエル恐怖症になってしまったらしい。
- 間桐 桜(まとう さくら)
- 高等部の生徒で、士郎の弓道部の後輩。
- 番外編に登場。士郎がフラグを立てている女の子の一人。
魔術協会関係者 [編集]
- バゼット・フラガ・マクレミッツ(Bazett Fraga Mcremitz)
- 声 - 生天目仁美
- 前任の封印指定の執行者。イリヤたちがカード集めに関わるこの物語の開始前の時点では彼女が同じ役目を担っていた。
- アーチャーとランサーを単独、且つ素手で仕留めてみせるなどその戦闘力は英霊を凌駕するほどのものがある。イリヤたちが集めたカードを回収するためにエーデルフェルト邸を襲撃。単独でイリヤたち全員を壊滅寸前にまで追い込んだ規格外の怪物。
- フラガ家に伝わる宝具「斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」を使用する。「後より出でて先に断つもの(アンサラー)」の詠唱により待機状態に入り、相手の切り札などの大技に反応して発動するカウンター宝具。相手の攻撃よりも後に発動しながらも、因果を歪ませることで自分の攻撃が先に相手に届く。攻撃の前に相手が死んでいる状況をつくり、攻撃自体をなかったことにしてしまう効果をもつ。このことから「切り札(エース)を殺す宝具(ジョーカー)」と呼ばる。
- 魔術協会上層部で何やらパワーゲームがあったらしく、彼女も微妙な立ち位置にあるらしい。イリヤ達との交戦後は結果的にカード3つを奪取する成果を上げるものの、ルヴィアの根回しによって、主に経済的な報復を受けて日本から帰れなくなり、やむなくアルバイトとホームレスで食いつなぎ、かなり「ダメなヒト」と化している。またイリヤたちと行動を共にすることも増えた。アルバイトの面接では「特技は人を殴ること」と答えている。
- オーギュスト
- ルヴィアの屋敷で従事している老執事。白髪で眼鏡をかけている。メイドとしてルヴィアの屋敷で働くようになった凛を姑のごとくいびっているらしい。戦闘時はナイフを獲物にして闘う。ルヴィアが幼い頃から面倒を見ているらしく、ルヴィアからの信頼は厚い。日本での屋敷では実質一人で庶務を差配しているらしい。
- バゼット襲撃時にはナイフを得物にして闘っている。
- キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
- 魔道元帥ゼルレッチ。死徒二十七祖第4位。第二魔法の使い手。
- カレイドルビー・サファイアの生みの親にして、凛とルヴィアを今回派遣した張本人。
- ロード・エルメロイII世(Load El-Melloi II)
- 時計塔の講師。
- 番外編に登場。凛とルヴィアが実習中に乱闘を起こした際、ゼルレッチにその被害報告を行っている。
その他の冬木市の人々 [編集]
- 嶽間沢 黎一(がくまざわ れいいち)
- 嶽間沢龍子の長兄。
- クールなタイプの好青年。実家の道場で鍛えているため、弟ともども武闘派でもある。夏は弟とともに海の家を手伝っていた。
- 嶽間沢 凱介(がくまざわ がいすけ)
- 嶽間沢龍子の次兄。
- ワイルドなタイプの青年。口調は兄とは違ってラフな喋り方。
- 嶽間沢 豪兎(がくまざわ ごうと)
- 嶽間沢龍子の父親。
- 上背はないが筋肉質で恰幅のいい好漢。実家では武術の道場を開いている。夏は海の家をやっており、曰く道場よりも収入がいいらしい。またバゼットを気に入り、アイスキャンディー売りのバイトとして雇った(のち売上の低さに怒り、減給)。
- 嶽間沢 ステラ(がくまざわ ステラ)
- 嶽間沢龍子の母親。
- 海の家では給仕を担当していた。
- 栗原 火雀(くりはら ひばり)
- 栗原雀花の姉。
- 番外編に登場。雀花と共にボーイズラブ同人誌を描いている。雀花を越える「貴腐人」。普段は雀花を原稿の手伝いにこき使ったり、雀花の部屋に大量の蔵書を置いて占領するなどしているが、機嫌のいい時にはプリンを買って労ったりすることもある。
並行世界の冬木市の人々 [編集]
- 田中(たなか)
- イリヤが並行世界の冬木市で最初に出会った、真冬の中で夏服の体操服を何故か着ている極端な知識を持つ記憶喪失の少女。自分の名前も思い出せないため体操服に書かれていた「田中」という名前で呼ばれている。「エインズワース家を滅ぼす」という使命のみを思い出し、イリヤと行動を共にするようになる。記憶喪失であるためか明るく能天気で天然ボケな性格で「です。ます。」口調で話す。割と甘えん坊な一面も。
- ベアトリスの激しい攻撃を受けても殆ど傷付かない(痛み自体は感じるらしい)、異常にタフな肉体の持ち主。
- ラーメン屋の店主
- 行き倒れのイリヤと田中を店に招待したラーメン屋の店主。作ったラーメンは麺がおまけの略麻婆豆腐で味は食べるのが拷問とも言えるの超激辛麻婆豆腐で、それを強引に食べさせ尚且つお金を要求し、払えないと解れば体(食材として)で支払わせようとするド外道なお人。ラーメン屋の主人して出していけない殺気を放つ人。その外見は原作などに登場した言峰綺礼のもの。
- 美遊の兄
- 美遊の兄とされる青年。美遊を過酷な運命から救うために並行世界へ飛ばした人物。現在はエインズワース家の地下牢に捕まっている。外見は衛宮士郎に酷似している。
エインズワース家 [編集]
- ベアトリス・フラワーチャイルド
- 『ツヴァイ』最終話で美遊を回収しに現れた、並行世界の冬木市の人物。エインズワース家の一人。ゴスロリ服を纏い、乱暴な口調で話すサディスティックな少女。バーサーカーのクラスカードを用い、右腕を巨腕に変えて戦う。
- アンジェリカ
- 『ツヴァイ』最終話で美遊を回収しに現れた、並行世界の冬木市の人物。エインズワース家の一人。感情の起伏が乏しいツインテールの巨乳少女。ギルガメッシュのクラスカードを用い、「王の財宝」に収められた武器を利用して攻撃を行う。
実体化クラスカード [編集]
- アーチャー
- 英霊エミヤ。カードは凛に与えられていたが、のちイリヤに与えられる。「限定召喚(インクルード)」は弓。矢は付属しないので単体では役に立たない。しかし、「夢幻召喚(インストール)」では投影能力によって、様々な宝具を行使できる。後にバゼットが回収したことが明かされた。
- 『ツヴァイ』ではクロの肉体の核となり、そのままクロの体内に取り込まれる。さらにはクロ自身の核ともなるため、彼女からカードが奪われればクロ自身の存在が崩壊してしまうことにもつながる。この事によりクロはアーチャーの能力や宝具を、ほぼそのまま(クロ自身の魔力枯渇による限界値はあるものの、それが続く限りは)無制限に使用できる。
- 裸の上半身に腰巻と、Fate/hollow ataraxiaに登場するアヴェンジャーに似た姿である。
- ランサー
- 英霊クーフーリン。カードはルヴィアに与えられていたが、のち美遊の手に渡り主力として使われる。「限定召喚(インクルード)」は槍(ゲイ・ボルク)。後にバゼットが回収したことが明かされた。
- ライダー
- 英霊メドゥーサ。イリヤと最初に戦闘した英霊。宝具を発動されそうになった所を美遊によって倒された。「限定召喚(インクルード)」は不明。「夢幻召喚(インストール)」することによって天馬を召喚でき、石化の魔眼が使用できる。
- キャスター
- 英霊メディア。圧倒的な魔術で一度はイリヤたちを撤退に追い込んだ。二度目の戦闘でイリヤの助力を得た美遊に倒される。「限定召喚(インクルード)」は短刀(ルールブレイカー)。「夢幻召喚(インストール)」では空中に幾つもの魔法陣を描き、そこから魔力砲を照射する。
- セイバー
- 英霊アルトリア。周囲に黒い霧を纏っており、大抵の魔術・魔力を遮断する。圧倒的な力で魔法少女となった凛・ルヴィアさえも圧倒するが、アーチャーのクラスカードを「夢幻召喚(インストール)」したイリヤに倒された。「限定召喚(インクルード)」は剣(エクスカリバー)。
- 容姿は原作でセイバーが黒化した姿であるセイバー・オルタと同様である。ただし、他の英霊同様一言もしゃべらないなど、原作のそれと完全に同じ存在と言う訳ではない。「夢幻召喚(インストール)」することによって最優の英霊とされるセイバーの戦闘力を使用することが可能。
- アサシン
- 英霊ハサン・サッバーハ。50以上の群隊で現れる。毒塗りのダークが武器。魔力を暴走させたイリヤに一掃された。
- 上記の特徴から、第五次聖杯戦争で召喚されたいずれのアサシンでもなく、第四次の「百の貌のハサン」に近い。「限定召喚(インクルード)」は変わり身。
- バーサーカー
- 英霊ヘラクレス。圧倒的なパワーと鋼鉄の防御力に加え、蘇生能力や耐性付加の能力を有する宝具(ゴッド・ハンド)の肉体を持つ。美遊・凛・ルヴィアを退け、セイバーのクラスカードを「夢幻召喚(インストール)」した美遊をも圧倒するが、イリヤと美遊の「並列限定展開(パラレル・インクルード)」により、複数となった宝具・約束された勝利の剣(エクスカリバー)の攻撃に敗れた。
- 原作では、セイバー同様バーサーカーも黒化した姿で登場しているのだが、本編で登場した姿はそれとは違い、むしろ通常の姿の方が近いとも言える。「限定召喚(インクルード)」は斧剣。
- ギルガメッシュ
- 存在するはずのない英霊、2枚目のアーチャー、8枚目のカード。高密度の魔力の霧を纏い、その姿形も定かではない。無数とも思える宝具を所持しているほか、身体能力も魔力の霧の影響で格段に強化されているため、他の7人の英霊とは規格外の化物となっている。その強さをバゼットは「神話」と称した。
- 大聖杯の術式を起動させて受肉しようとするが、イリヤの妨害によって理性だけが少年形態の形分離してしまう。しかし、残された体は暴走を続けて肥大化し、受肉した少年も本体と融合し、聖杯(美遊)を巡って「ツヴァイフォーム」となったイリヤと激戦を繰り広げ、その強さと友の為に命を賭ける覚悟を認め、「乖離剣エア」による「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」を放った末に敗れた。その後カードと分離し理性だけは子供の姿で受肉した。
- その後並行世界でイリヤと再会し奪われた力の奪還の為にイリヤ達に協力する。だがその半身であるカードはアンジェリカが用いており、ギルガメッシュはその奪還を目論んでいる。
ゲストキャラクター [編集]
- 高町なのは(たかまち なのは)
- 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」のキャラクター。コラボレーション企画による特別編で登場。イリヤや美遊が異空間に閉じ込められた際に出会った異世界の魔法少女で、3人で「魔法少女同盟」を結成して共に脱出のために協力し合う。ルビーの測定によると魔法少女力、略してMS力53万を誇る(イリヤを1万とした場合)。イリヤは「こんなにかわいいのに何か圧倒的プレッシャーを感じる」と評していた。オチとして彼女の使用するデバイス「レイジングハート」をイリヤが持ち帰ってしまっている。
- フェイト・テスタロッサ
- 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」のキャラクター。コラボレーション企画による特別編で登場。MS力は測定不能。なのはとはライバル同士で、なのはが「友達になりたいと思ってる」女の子。イリヤやなのはたちと一緒に異空間に閉じ込められた際、脱出のために一時的に協力した。
設定 [編集]
- 鏡面界
- イリヤ達が暮らしている世界と平行世界の境界面にある、クラスカードによって造られた世界。区画が設定されており、英霊を倒すと消滅する。空間の広さは魔力の歪みに比例するので、カードを回収するたびに狭まってゆく。
- また、当然ながら英霊を倒すにはその空間の内部に侵入する必要があり、空間の外へおびき出すのも不可能なので、必然的にその空間内で対決することになる。なので序盤から中盤にかけては魔力弾を主体とした遠距離戦がメインだが、終盤戦ではカードを用いての近距離戦になってゆく。
- カレイドライナー
- 2本1対の魔術礼装「カレイドステッキ」により魔法少女となった者の総称。ステッキの機能により、あらゆる並行世界にアクセスでき、これをもって無限の魔力と無限の可能性が顕現した姿を法則を飛び越えて現実の世界に呼び込む能力を持つ。またステッキそのものも、あらゆる偶発的な事象の結実によって制作されてしまった、本世界の魔術理論からしても決して創られえないはずの「場違いな魔術品」である。
- カレイドステッキは上記の通り「マジカルルビー」と「マジカルサファイア」の2本が存在し、これをもって変身した者はそれぞれ魔法少女たる「カレイドルビー・(個体名)」「カレイドサファイア・(個体名)」と呼称される。そのため本作の主人公であるイリヤが変身した際の正式名は「魔法少女 カレイドルビー・プリズマ☆イリヤ」となる。凛、ルヴィア、美遊がそれぞれ変身した際にもそれぞれの正式名が存在するはずだが、本作内では表記されていない。
- 無限の魔力をもって無限の可能性の中から因果と理論を越えて術者に望ましい現象を導き出し、魔術に加工されない純粋な「魔力」を練り上げて使用する、という作品世界の法則を完全に無視した破天荒にも過ぎるチートな能力からカレイドの魔法少女は無敵と称されるものの、その強大な力に振り回されることも多く、あくまでもカレイドの能力は「道具」に過ぎないために、術者の経験値・思考などもあいまって、決して万能の存在ではない。(例えば美遊の場合は、その頭の固さゆえにカレイドステッキの機能をフル活用できずにいるし、イリヤの場合は精神の不安定さやクロの分離もあいまって弱体化するハメに陥る。本編では「水(魔力)を無限に供給できてもそれを汲み出すバケツ(変身者)の容量が小さければ、それに見合うだけの活用しかできない」と解説された)
- また、カレイドステッキが2本1対の存在であることが示すように「カレイドの魔法少女は2人で1つ」と定義されている。それゆえに、その能力の完全な発動にはカレイドの魔法少女となった者たちによる正しい信頼に基づいた完全なチームワークと同期(シンクロ)が必須となる。物語最初でカレイドステッキたちが凛とルヴィアを見限ったのも、このあたりに原因があるとみられる。
- 個人では制御不能である並行世界から無尽蔵の魔力をカレイドの魔法少女の連携で制御可能であるが単身で制御する可能にす代償をともなう反則技、ツヴァイフォームが存在する。
- クラスカード
- 英霊と呼ばれる者の力が宿った危険なカード。冬木の地に計7枚のカードが眠っており、協会によって2枚が回収されている。カードに宿っている英霊は原作『Fate/stay night』(アサシンはスピンオフ作品『Fate/Zero』)でサーヴァントとして召喚されたものと同じ。後に8枚目のカードが冬木市の地脈の収縮点に埋まっていることが判明した。
- 限定展開(インクルード)
- クラスカードに込められた英霊の力の一部をカレイドステッキを媒体にし引き出す。大抵は英霊の武器を召喚する。一度使用すると、数時間は使えなくなる。作中で実際に使用されたカードはアーチャー、ランサー、セイバー、キャスター。また、ライダーのカードも描写はないが作中の美遊の言から使用されたことがあるらしい。
- 夢幻召喚(インストール)
- クラスカードの真の力。英霊の力を自身の体を媒体にし具現化させることで、その能力をフルに発揮する。自身の秘められた能力を開放させたイリヤはカードのみで発動させているが、本来は詠唱と、カレイドステッキの魔力供給も必要になると考えられる。事態を把握している美遊によって凛達には内緒にされている。
- 並列限定展開(パラレル・インクルード)
- バーサーカーを倒すために共振した二つのカレイドステッキを交差させ、一枚のクラスカードから複数の宝具を召喚させた。キシュア・ゼルレッチの応用。
- アインツベルン
- アイリとイリヤの生家である魔術師の一族。聖杯戦争に携わり、聖杯の作製を担当している所までは原作と同様だが、非常に閉鎖的で他の家との関わりを完全に絶っている。アイリ曰くもう存在していないらしい。
単行本 [編集]
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- ISBN 978-4047150485(2008年4月26日発売)
- ISBN 978-4047151420(2008年12月26日発売)
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
- ISBN 978-4047153509(2009年12月26日発売)
- ISBN 978-4047154865(2010年7月26日発売)
- ISBN 978-4047156197(2011年1月26日発売)
- ISBN 978-4047157996(2011年10月8日発売)
- ねんどろいどぷち「プリズマイリヤ」とオリジナルドラマCDが付属する限定版(ISBN 978-4049008111)が先んじて9月26日に発売。
- ISBN 978-4041201589(2012年3月26日発売)
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
- ISBN 978-4041205006(2012年11月26日発売)
テレビアニメ [編集]
2013年7月よりTOKYO MX、AT-X、チバテレ、tvk、テレ玉、サンテレビ、三重テレビ、岐阜放送、TVQ九州放送、BS11にて放送予定。テレビ放送に先駆け、ニコニコ生放送にて先行配信予定。
スタッフ [編集]
- 原作 - ひろやまひろし、TYPE-MOON
- 監督 - 大沼心
- チーフディレクター - 坂本隆
- シリーズ構成 - 井上堅二
- 脚本 - 水瀬葉月
- キャラクターデザイン - 牛島希
- 美術監督 - 前田実
- 色彩設計 - 木幡美雪
- 撮影監督 - 中西康祐
- 音楽 - 加藤達也
- 音楽制作 - ランティス
- アニメーション制作 - SILVER LINK.
主題歌 [編集]
脚注 [編集]
注釈 [編集]
- ^ 『少年フェイト』は週刊少年漫画誌のフェイクという体裁だったため、「連載中の1話」であるかのように描かれている。
- ^ 実際には『ツヴァイ』の連載はこの時点で決定されていた。当初、TYPE-MOONとコンプエース編集部の同意で単行本2巻分(全12話)を予定していたが、1巻分が掲載された時点でひろやまの当初のプロットではどうしても全12話に収められないことが判明し、担当編集との打ち合わせでバッサリとエピソードを削った。このため、第1期の全13話に収まりきらなかった伏線を補完する目的を兼ねた企画だった。
- ^ そのためか、性格などキャラクターはほぼ別人となっており、原作のイリヤのキャラクターとはクロの方が近い。
出典 [編集]
外部リンク [編集]
- TYPE-MOONオフィシャルホームページ
- TINY TREASURY(ひろやまひろしのブログ)
- 「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」公式サイト
- プリズマ☆イリヤ公式アカウント (prisma_illya) - Twitter
- ひろや まひろ☆ (hiroya_mahiro) - Twitter
|
|||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
