TYPE-MOON

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TYPE-MOON
ジャンル アダルトゲーム
企業名 有限会社ノーツ
審査 ソフ倫
主要人物 武内崇
奈須きのこ
デビュー作 Fate/stay night
2004年1月30日
最新作 Fate/hollow ataraxia
2005年10月28日
公式サイト TYPE-MOON OFFICIAL HOMEPAGE
  

TYPE-MOON(タイプムーン)はクリエイタープロダクション・有限会社ノーツのアダルトゲーム用ブランド。

ノーツは同人サークル「TYPE-MOON」のメンバーによって設立された会社であり(社名はメンバーの一人・奈須きのこの小説『Notes.』に由来)、「ノーツ=TYPE-MOON」と言える。代表は武内崇インターネット上では"TYPE-MOON"を直訳した「型月」(ひっくり返して「月型」とも)と呼ばれることもある。

目次

[編集] 同人サークルとしての歩み

株式会社コンパイルのグラフィッカーだった武内崇を中心に1999年結成。武内崇の中学校時代からの友人である奈須きのこに、コンパイルの元同僚であったプログラマーの清兵衛・音楽のKateを加え、4名でスタートする。同年のコミックマーケットで制作を告知(以下における同人作品の発売日は、特記しない限りいずれもコミックマーケットでの頒布を基準日)し、2000年8月に体験版として『月姫 半月版』が発売され、2000年12月29日に完全版のビジュアルノベル月姫』が2500円で発売された。『月姫』は同人ゲームとしては空前の大ヒットとなり、同人ゲーム新時代の到来を感じさせた。TYPE-MOONは『月姫』発売後に解散する予定だったが、あまりにも反響が大きかった為、TYPE-MOONを存続させることを決意する。2001年1月21日には『月姫』のアドオンディスク『月姫PLUS-DISC』、2001年8月にはファンディスク『歌月十夜』も発売された。

2002年12月28日渡辺製作所との共同制作で、『月姫』の続編と言える対戦型格闘ゲーム+ビジュアルノベル『MELTY BLOOD』を発売。当時の同人ゲーム界を代表する2大サークルの共演は、ゲームのクオリティの高さとあいまって話題を呼んだ。

『MELTY BLOOD』発売後、次回作『Fate/stay night』に着手した。『Fate/stay night』は同人作品として企画され、本作品で同人の限界を示してから、TYPE-MOONを商業移行するつもりであった。しかし、作業量の多大さゆえに、同人サークルTYPE-MOONでは満足のいく出来が達成できないままの発売になることが予想された。このため、TYPE-MOONメンバーは商業移行を先倒しして、同人第二作と予定されていた『Fate/stay night』を商業第一作として発売することを決定する。

2003年に商業移行を発表し有限会社『ノーツ』を設立。同年4月、これまで発表した作品(『月姫』、『歌月十夜』、『月姫PLUS-DISC』に追加要素と新エンジンを用いた別バージョン『月姫 PLUS+DISC』)を収録し、BGMを一部アレンジした『月箱』のリリースをもって同人サークルとしてのTYPE-MOONは活動を停止した。

[編集] 商業メーカーとしてのTYPE-MOON

2004年1月30日、商業ゲームメーカーとしての第1作『Fate/stay night』を発売。同作品は同人サークル時代に次回作として予告されていたもので、前評判に違わぬ出来映えでファンの熱狂的支持を受けた。同年6月には別サークルにて発表していた、『月姫』と共通の世界観を持つ奈須の小説『空の境界』が講談社から発売された。

2005年10月28日、『Fate/stay night』ファンディスク『Fate/hollow ataraxia』が発売された。

2006年のコミックマーケット71においてNitroplusとの合同書籍(著:虚淵玄、作画:武内崇)『Fate/Zero』を販売。内容は『Fate/stay night』の十年前の出来事となる。2巻は2007年3月31日販売、3巻は2007年7月27日販売。最終巻の4巻は2007年12月29日、コミックマーケット73にて発売された。全4巻。

2007年4月19日プレイステーション2版『Fate/stay night [Realta Nua]』が発売された。

2008年12月18日プレイステーション2版『Fate/unlimited codes』が発売された。

2009年秋、Windows版『魔法使いの夜』発売予定。

[編集] サークルTYPE-MOONが同人界に与えた影響

  • テキスト量の増大。『月姫』の発表前は、数時間で終わるビジュアルノベルが一般的で、趣味の域を出ておらず、質は元より量の部分でも商業作品と比べられることはなかった。ところが『月姫』は総シナリオ枚数5000枚、平均プレイ時間30時間以上で、一般的に流通する商業作品と比べても多いほどであった。『月姫』以後のビジュアルノベルは、商業作品と同等の量を求められるようになり、期待に応える形でプレイ時間が長くなっていった。
  • また、『月姫』の成功は『同人作品でも評価次第で商業作品並みのヒットが望める』ということと、その後のメディアミックスで商業作品になりうるということを示した。
  • 同人作品の二次創作(同人の同人)。二次創作といえば、それまでは商業作品の二次創作が一般的だった。『月姫』の大ヒットは二次創作にも大きな影響を与え、『月姫』の同人誌やゲームも多く作られた。

ちなみに、TYPE-MOON商業化以前に『オーガスト』が同人サークルからの会社設立に成功しており、TYPE-MOONが商業化の先駆けではない。

[編集] アダルトメーカーとしての評価

シナリオ等の高評価が相まって、本来なら本筋であるHシーンはファンから不要との意見があり、度々論議される。 元々どれも18禁的要素が少ない作品でもあり、今時アダルトゲームでは当たり前とも言えるキャラクターボイス(コンシューマー向けは別)、回想モード(ただしシステム状の問題で例外があるが、それでもHシーンのみではなく全シーンが対象)は採用しないのも特徴でもあるが、それらとビジュアル等が悪いのではなく、シナリオとの適合性や特に作品自体に合ってないとの意見が多い。ただし武内崇・奈須きのこは同人時代に「青年向けの方が売れるから、10人に1人は見てくれるだろう」とのコメントがあり、商業化後もあくまでもファンサービスの一環としてと性的表現や残酷表現などのレーディング制約のために敢えて18禁で行きたいとも語っている。

[編集] 共通した世界観

同人・商業を通し、奈須きのこの主な各作品は世界観や時間軸を共通としている。一方で、各作品ごとに時間軸や設定描写などの細かい矛盾点が見られることから「設定・世界観、登場人物のみを共有した平行(並行)世界、パラレルワールドである」とする意見もあり、ファンによる議論の種となっている。

  • 『月姫』『Fate/stay night』は複数のルートが存在し、辿ったルートによって各登場人物の置かれた状況が大きく異なる。『月姫』に関しては時間軸として「その後」の物語における状況が複数あり、その一つである『月姫PLUS-DISC』での「月茶」では「全てのシナリオをある程度通過した後、アルクェイドシナリオ・グッドエンドに近い結末を迎えた世界」という発言がされている。同じく「その後の物語」である『MELTY BLOOD』は弓塚さつきルート後の物語であり、『歌月十夜』での事件が起こらなかった場合の違う世界であるとされる。
  • 実質的な処女作である『空の境界』からは、外観上、もしくは内面上の特徴を受け継いだキャラが多い。有名なのは、外見を黒桐幹也、名前と能力を両儀式より受け継いでいる『月姫』の主人公遠野志貴である。また、黒桐鮮花、遠野秋葉、遠坂凛などツンデレと称されるキャラは、奈須きのこのアマチュア時代の作品(未発表)の主人公の一人蒼崎青子の(人物設定上の)系譜であるとの公式発言がある。蒼崎青子は『月姫』や『MELTY BLOOD Re・ACT』にもゲスト出演している。

[編集] 作品リスト

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[編集] 同人作品

パソコンゲーム
MUSIC CD
  • EVER AFTER ~MUSIC FROM TSUKIHIME~
  • PROMISED DAWN(渡辺製作所との共同制作)
書籍(同人誌
ドラマCD

[編集] 商業作品

TYPE-MOONオリジナル作品のほか、TYPR-MOONが監修を務めた作品も記す。

パソコンゲーム
コンシューマーゲーム
アーケードゲーム
  • MELTY BLOOD Act Cadenza(販売:エコールソフトウェア)
  • MELTY BLOOD Actress Again(販売:エコールソフトウェア)
  • Fate/unlimited codes(販売:カプコン)
ドラマCD
書籍
  • 月姫読本 PlusPeriod(販売:宙出版

[編集] まほうつかいの箱

公式ホームページとは別に、2009年4月20日オープン[1]した公式モバイルサイト。『空の境界』『月姫』などの作品に登場する喫茶店「アーネンエルベ」という設定。315円、300ポイント購入の会員制サイトで、追加のポイント購入も可能。またコンテンツダウンロードに使うポイントとは別に「TMポイント」というものも存在し、1日に1ポイント加算され、そのポイントに応じてオリジナル待ち受け画像などの別のコンテンツをダウンロードできる。1月26日に『魔法使いの箱』として仮オープンした。サイトの管理はAYSG。

作品紹介や各種企画などがコンテンツとして設置されている。またTYPE-MOONスタッフによる日記や、キャラクターによる隔週更新の情報提供コーナー「COFFEE BREAK」などのオリジナルコンテンツもある。また正式オープン後は、壁紙・着メロ・着うたをはじめ、待ち受けフラッシュ、きせかえツール、フォトフレームを配信している。

[編集] キャラクター

以下のキャラクターのほか、『月姫』シリーズや『Fate』シリーズのキャラクターも「COFFEE BREAK」にゲスト登場している。また『月姫』シリーズのヒントコーナー「教えて知恵留先生」に登場した知恵留先生とネコアルクがサイト解説に登場している。

桂木 千鍵(かつらぎ ちかぎ)
アーネンエルベのアルバイト店員。16歳、高校生。髪型はツインテール。しっかりものだが少々面倒くさがり。常連客には人気らしいが、本人はちやほやされる事に慣れていない。他称「ツンデレ」。
日比乃 ひびき(ひびの -)
アーネンエルベのアルバイト店員。16歳、千鍵と同じ高校に通っている。明るく朗らかな性格で、特徴はアホ毛。調理担当だが、掃除など後片付けは苦手らしい。話を綺麗にまとめるのが得意で、少将くさい台詞をも厭わない。
ケータイさん
正体不明。自分の意思で通話を始められる謎の携帯電話でのみの登場で、自称はパケシ。割と邪険にされており、千鍵にちょっかいをだしては破壊の憂き目を見る事が多い。一方で問題の解決に一役買う事も。
ジョージ
アーネンエルベの店長。『アーネンエルベの一日』でも登場しており、モデルは声優の中田譲治

[編集] TYPE-MOONエース

角川書店よりTYPE-MOONの専門雑誌が発売されている。内容は新・旧作の紹介や、スタッフインタビュー、コミカライズ作家らの番外編など。

  • VOL.1(2008年4月21日刊 ISBN 491-0139660685)
    • Fate/Zero スペシャルドラマCD CDケース
    • スクールカレンダー
  • VOL.2(2009年2月21日刊 ISBN 491-0139780390)
  • VOL.3(2009年8月21日予定)

[編集] 所属スタッフ

正社員
  • 総指揮(代表取締役)
  • ゲーム構成・シナリオ
  • 原画
    • 武内崇
  • システム・スクリプト
  • 音楽
  • ホームページ管理・雑用(炊事など)
    • OKSG - 『月姫』制作途中で参加
  • グラフィック

[編集] 脚注

  1. ^ iモードのみ。ソフトバンクでは7月1日auでは7月2日にオープン予定。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク