pixiv

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pixiv
URL http://www.pixiv.net/
スローガン お絵かきがもっと楽しくなる場所[1](お絵かきは楽しす[注 1]
営利性 営利
タイプ ソーシャル・ネットワーキング・サービス
登録 必須
使用言語 日本語.中国語
運営者 ピクシブ株式会社
設立者 上谷隆宏
設立日 2007年平成19年)9月10日
アレクサ
ランキング
635位(日本国内35位)[2]
収益 広告
タイアップ企画
プレミアム会員サービス
現状 現在、運営中

pixiv(ピクシブ)は、ピクシブ株式会社が運営する、イラストの投稿に特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。日記や文章などではなく、自分の描いたイラストと、ブックマークしたイラストそのものが利用者のプロフィールを形成し、全てのコミュニケーションの核となる。


特徴[編集]

概要[編集]

イラストが趣味のプログラマ・上谷隆宏(pixiv内でのハンドルは「馬骨」)がFlickrをモデルに考案し[3]、イラストに特化したSNSとして2007年(平成19年)9月10日ベータテスト公開。その後、アカウント数が3週間で1万を突破し、個人での管理が困難になったことを主な理由に、同年10月1日よりクルーク株式会社(現・ピクシブ株式会社)が運営を行っている[4]。同年12月18日に大規模なリニューアルを行い、ほぼ現在の形のサービスとなった[5]。pixivの好調を受け、2008年(平成20年)11月1日を以て、社名も「ピクシブ株式会社」へと変更し、同社の中核事業となった[6]

2012年(平成24年)1月時点でアカウント数400万・イラスト総数2450万枚・一日の投稿数2万5000枚・月間28.0億ページビュー[7][8]台湾中国[注 2]アメリカ韓国といった日本国外からの参加者は2009年8月現在で7%[9]同人系利用者の増加を受け、2009年(平成21年)9月18日には、漫画に正式対応した[10]

投稿・閲覧共にユーザー登録を必要とする会員制であるが、登録は誰でも可能[注 3]で、他の利用者からの招待などは不要。基本的な利用は全て無料であるが、投稿・閲覧に直接影響しない、いくつかの拡張機能が使用できる有料会員「pixivプレミアム」も存在している。

pixivのコンセプトは、プロアマチュアCGアナログジャンルなどの別を問わず、ユーザー登録した利用者自身が描いたイラスト[注 4]を投稿し、他の利用者がそれに様々なリアクションを行うことでネットワークを形成し、コミュニケーションを図るというものである。投稿されたイラストを通じてのコミュニケーションがテーマであるため、イラストは描けない人でも受け手としてコミュニケーションに参加できる。

マイピク(友達登録)や一行掲示板などのコミュニケーションに必要な標準的な機能こそ実装されているが、多くのSNSに見られる日記・足跡(閲覧履歴)・一般的なコミュニティなどの機能はない[注 5]。一方で、他の利用者のイラストを大きくフィーチャーできる「ブックマーク」、任意の利用者の新規投稿を容易に捕捉できる「フォローユーザー」、交流関係のあるイラスト同士を直接結び付ける「イメージレスポンス」などのイラストを主役にし、作品・作者への好意が自然に伝わるコミュニケーション機能が発達している。閲覧数・10段階評価・コメント・ブックマーク表示(users)・拍手(漫画のみ)・goodP(後述)などで主に数値により(「ノンバーバル」に[11])、作品への反応を行い、即座に作品に反映され、投稿者に伝わる。これらの数値は、作品表示や作品管理画面などにも表示され、マイページにランキング化され、通知メッセージも配信される。

イラストに基本的な情報を添え、アップロードするだけで自動的に自分のプロフィールページとして整理・展示され、容量や枚数などの制限もなく、半永久的に保存されるので、ウェブサイトブログなどを運営するよりも手軽なイラストの公開・保存手段としての側面も併せ持っている。pixiv内のほぼ全ての要素が何らかのイラストへと繋がるよう設計されており[注 6]、保存されたイラストはタグやソーシャルブックマーク性の強いブックマーク機能などのコミュニケーション経路を通じ、閲覧され続けることになる。

SNSの核の一つとして頻繁に参照されることになる利用者のプロフィール画面には自己紹介などを書くことができるが、プロフィールの中心として表示されるのは、最近投稿した3枚とブックマーク3枚(ならびにイメージレスポンス3枚)のイラストであり、イラストを投稿し、人のイラストを見てブックマークすることで初めてプロフィールが完成する[1]。言葉ではなく[注 7]、どんな絵を描き、どんな絵を好むかが、リアルタイムで利用者の顔となる仕組みである。

投稿内容[編集]

上谷の「イラストはジャンルで分けられない」[12]という理念に基づき、イラストは成人向けの性的または刺激的(グロテスク)な表現を除き、あえてカテゴリ分けを設けておらず、誰でも自由にキーワードを追加できる「タグ」により、柔軟かつ重層的な分類と閲覧を実現している。タグのこの柔軟性は、後述のようにイラストそのものを通してユーザー企画や諸々の交流が形成されるpixivの文化的特徴の基礎ともなっている。投稿数の多いタグはマイページに「注目のタグ」などとして表示されるが、タグ検索自体は部分一致でAND・OR・NOT検索ができる[13]だけの最低限のものである[注 8]。投稿される作品は、いわゆるコミック系のイラストが多く、アニメゲームを題材にしたファンアート二次創作)の投稿も盛んであるが、それ以外にもさまざまな分野[注 9]のイラストが投稿され、質・量共に渾然と混ざり合っており、それらをタグとブックマークが縦横に繋いでいる。

コミュニケーションスタイル[編集]

無数に立案されるユーザー企画、季節物や時事の題材、イラスト加工フィルターなどの流行、イメージレスポンスを用いた遊び、共感を呼ぶイラストの連鎖作用など、イラストそのものを通じた新たな交流スタイルを、絶えず利用者自身が作り出していることが、コミュニティのCGM的な特色となっており、「盛り上がりに乗れればいろいろな楽しみ方ができる」が「そうじゃなかったらよくわからない」[14]。「作業環境」「企画目録」「イメージレスポンス」などに端的に見られるように、開発者による機能追加は利用者の生み出した交流スタイルを後追いで補助する形になることも多い[注 10]

他方で、イラストに集中させるため、イラストに関係しないコミュニケーションツール[注 7]や装飾的な要素[注 11]は意図的に抑制・排除されており、イラストの情報はタグ・ブックマーク・お気に入り新着などのイラスト自身を通すルートで、口コミ的に伝播する[注 8]2009年(平成21年)3月の平均PV33.16、平均サイト滞在時間12分16秒[15]と1人当たりの閲覧量が多く(Wikipediaの平均PVは4.4)、利用者が比較的長時間を絵を探すのに費していることが窺える。利用者が必要とする場合は、各自で外部のTwitterお絵かきチャット[注 12]などのサービスを利用したり、事務局側でブログサービスなどをpixiv外部に設置したりなど、外部と連携した利用法が一般化している。

イラストに関するあらゆるイベントに対応し、pixiv内の誰がどんなイベントに出ているかが簡単に把握できる「イベントコミュニティ」の設置、作品・作者との生身のインタラクションが仕掛けられた独自オフイベント「pixivフェスタ」の開催、投稿作品の書籍・DVDなどとしての商品化など、事務局の主題の一つであるpixiv上・ネット上だけで終わらない「リアルとの連動」[16]への経路も開かれている。

コミュニティの変容[編集]

開設当初は「萌えっぽい作品が全体の2割しかなく、イラストのジャンルが偏っていないのがpixivの特徴」[3]と創始者が語るなどニュートラルなイラストSNSを志向していたが、その後この状態は次第に崩れいわゆるコミック系の投稿に偏るようになる。これに対し、事務局は現利用者の大勢に合わせる施策を採り「ネット上のコミケ」を標榜するようになった[17][18][9]

著作権問題では、当初はクリエイティブ・コモンズニコニ・コモンズへの対応[19]、独自の「pixivコモンズ」策定[20]などによる、pixiv外部までを視野に入れた創造的な環境整備を目指していた[21]が、その後いずれも実装されず同人事情に合わせ黙認に頼る姿勢に転じ[22]、現在はpixivコモンズのページも削除され[23]、当初は選択制であった[24]自分の作品の外部表示(Embed)の不許可も選択できなくなっている。

略歴[編集]

  • 2007年(平成19年)
    • 9月22日 初のユーザー企画「ピクシブたん」開始
    • 10月1日 会員1万人到達。クルーク社による運営体制に移行
    • 10月15日 ハロウィン絵の大量投稿を受け初の公式企画「pixiv HALLOWEEN」開始
    • 11月上旬 このころ「描いてもいいのよ」発生
    • 11月3日 不正アクセスにより、一部のイラストが削除される被害発生[25]
    • 12月18日 リニューアル実施。ブックマークが中核的機能に
  • 2008年(平成20年)
    • 1月 「P:D」(8日)、「ゴールデンロア」(9日)、「pixivファンタジア」(28日)、「ぴくがく」(30日)が相次いで大流行し、交流文化の礎が完成
    • 2月3日 Twitterでの運営情報提供、要望対応を開始[26]
    • 4月 「雑誌表紙ジェネレーター」など、イラストをジェネレータで加工し、投稿する遊びが流行[27]
    • 7月 初の賞品付き企業タイアップ企画「pixiv七夕祭り」実施[28]
    • 9月10日 ユーザー企画「ピクシブたん」を公式企画化し、pixiv1周年イベントとする。応募作に書かれた言葉「お絵かきは楽しす」[注 1]は、以後のpixivのキャッチフレーズに
    • 9月15日 イメージレスポンス機能導入。「イメージレスポンス用素材」などのテンプレ遊びが発生
    • 10月1日 初の周辺サービス「drawr」リリース
    • 10月24日 タグ編集が記名化され、匿名領域はほぼ一掃される
  • 11月1日 運営会社が「ピクシブ株式会社」に改名し、専業体制に
    • 12月1日 - 12日 負荷激増のため、一時的に招待制を導入[29]
    • 12月30日 会員50万人に到達。この頃の月間PV5億、1日の投稿1万枚
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)
    • 1月5日 会員150万人に到達。この頃の月間PV10億
    • 5月22日 会員200万人に到達。この頃の月間PV15億[32]
    • 7月20日 初の大規模リニューアル。データセンターを借り、さらなる規模拡大へ
  • 2011年(平成23年)
    • 3月29日 会員300万人に到達。この頃の月間PV23億[33]
  • 2012年(平成24年)
    • 1月28日 会員400万人に到達。この頃の月間PV28億[34]
    • 9月6日  会員500万人に到達。この頃の月間PV33億[35]
  • 2013年(平成25年)
  • 2月22日会員1000万人達成。(サービス開始から2357日間)1000万人達成記念に有料会員の機能(人気順)を3月2日まで、無料会員に開放した。
この時点で、月間ページビューは約37億、総投稿数は約4160万作品。[40][41]
  • 5月24日 1100万人を達成。サービス開始日から2448日目。[42]
この頃の月間ページビュー38億、累計4600万枚のイラスト。[44]
  • 9月10日 1200万人を達成。サービス開始日から2530日目。




機能[編集]

マイページ[編集]

マイページ(トップページ)は、お知らせやみんなの新着イラストなどの公共的な要素と、お気に入りやマイピクなどの個人的な交流要素とから成り、登録当初は前者しかないが、利用と共に後者の要素が増してくる。使用していると、時々はマイページに戻ることになり[注 13]、pixivという一つの場を全員が共有する交差点となっている。

みんなの新着イラスト
成人向けを除く全ての投稿は、ここに投稿時間順に表示される。「現在の速度」は1ヶ月間の平均を100psとした相対値[45]。流量の絶対値は、社員犬チョビのTwitterで知ることができる[46]
マイピク新着イラスト
マイピクの投稿が(あれば)表示される。最大2000枚まで保持される。
お気に入りユーザー新着イラスト
公開お気に入りユーザーの投稿が(あれば)表示される。最大2000枚。
注目のタグ
最近のイラストに急増中のタグが、タグクラウド表示される。全てのイラストに付いているタグを集計した「人気のタグ」とは違うものである。「人気のタグ」上位のタグは表示されず、安定して増加している一般的なタグも表示されにくい仕様のため、注目のタグは流行り物に敏感な傾向にあり、時として新しい流行を生み出すこともある。
お気に入りのタグ
注目のタグと一緒に、自分の好きなタグを10個まで表示させておける枠。モバイル版では、「お気に入りタグ新着イラスト」が利用できる。それ以外の機能は特にない。
企画目録
後述の「企画目録」タグが付いたイラストのうち、最近のものから何らかの基準で15枚を選び、タイトルを表示している。公式企画へのリンクもここに作成される。

以上の5項目は、右肩のボタンで表示位置と開閉をカスタマイズできる。

ランキング
閲覧者からの評価・ブックマーク・閲覧数などに基づく、全年齢向けの全投稿を対象にした各種ランキングがPM12:00に発表される。非表示にはできない。「人気タグ別ランキング」はR-18を除き、最も投稿の多いタグ12個の週間ランキング。
R-18
成人向けの投稿[注 14]はR-18コーナーに表示され、独自のランキング・注目のタグ・企画目録なども備えている。グロテスクな投稿は、さらにR-18Gに分類される。これらのイラストを見るには、設定変更が必要。なお、当然ながらR-18GはR-18に含まれるため、両方入れる必要は無い。
評価履歴・コメント履歴
他の利用者の投稿に対して行った評価やコメントの記録を1週間分確認できる。

これらの他、マイピク、お気に入りユーザー、パーソナルタグ、参加イベント、ピクシブ通信の見出しなどが表示されている(詳細は後述)。新しいコメント・掲示板への書き込み・メッセージ・マイピク申請・イメージレスポンス申請や、事務局からの重要なお知らせがある時は、検索バーの下に表示される。

プロフィール[編集]

プロフィール画面は、中央を最近投稿したイラスト3枚、ブックマークしたイラスト3枚、イメージレスポンスをした相手のイラスト3枚の計9枚が大きく占めており、これらが自分を表すプロフィールの中核となると同時に、閲覧の最も重要なノードの一つとなる。文字項目の記述は任意[注 15]

コメント・掲示板の書き込みや、公開ブックマークの一覧や、イラスト脇のプロフィール画像など、様々な場所から各利用者のプロフィールページが開くので、普通に人とコミュニケーションを取っていれば、自然に目に止まるようになっている。

投稿したイラスト
文字通り、投稿したイラストの展示。自己紹介などよりも大きくクローズアップされた表示になっている。
ブックマーク
公開でブックマークしたイラストが展示される。プロフィールでは、自分のイラストとブックマークが対等に扱われるのが大きな特徴。
イメージレスポンス
自分から申請して承諾されたイメージレスポンス(後述)先のイラストが展示される。参加している企画や、絵描き同士の交流が浮かび上がる形になる。
プロフィール画像
自画像、もしくはそれに代わる画像を1枚貼るか、もしくは独自のお絵描きツールで描いて作成・加筆できる[注 16]。プロフィール画像は、自分に関する全てのページにサムネイル表示され、クリックするとプロフィール画面へ飛ぶ。
マイピク・お気に入りユーザー
プロフィール画像の下部に、マイピクおよびお気に入りユーザーからランダムで6名ずつのアイコンが表示される。
自己紹介
自己紹介文や、自分のウェブサイトブログURLなどを記載する。自己紹介文はユーザー検索(キーワード)の対象となる。
作業環境
絵を描く時に使っているソフトウェア画材パソコン周辺機器椅子などについて紹介する。作業環境を表すための写真・画像も1枚貼ることができる[注 17]
パーソナルタグ
好きな画材・画題・ジャンル・所属や、参加中の企画など、利用者が自分自身を表すタグを5つまで付けられる[注 18]。クリックすると、同じパーソナルタグを付けている人の最新のイラストが1人1枚ずつ新着順で表示され、同好の士を一目で見付けられる(検索機能はない)。
スタックフィード
利用者の作品投稿や、ブックマーク、お気に入り、マイピク登録の行動記録が逐一表示される機能。表示形式はtwitterのようなスタイル。利用者本人のスタックフィードでは、登録したお気に入りユーザーや、マイピクユーザーの情報も表示される。スタックフィードにはコメントを投稿することもでき、イラストへのコメントや、他の利用者へ宛てたコメントも書くことができる。
スタックフィードに表示する情報は、設定で任意に変えることができ、自動投稿機能を切って手動でスタックフィードに追加することも可能。
一行掲示板
各利用者ごとの簡易な電子掲示板。1件につき140文字、最大60件まで保存される。スタックフィードの適用により廃止された。

イラストの投稿と管理[編集]

イラストの投稿
自分のイラストをアップロードする。枚数や容量に制限はないが、連続したアップロードは間隔を5分空ける必要がある。投稿時に、年齢制限の有無や外部表示の許可なども設定する。全体公開で投稿したイラストは、即時に「みんなの新着イラスト」などに出現するほか、プロフィールの「投稿したイラスト」に自分で削除・変更しない限り、半永久的に展示される。
イラストの管理
自分が投稿したイラストが一覧表示される。サムネイルの下にはブックマークされた数が「○ users」、イメージレスポンス数が「○ res」と表示され、クリックすると、そのイラストをブックマークやイメージレスポンスした人の一覧が表示される。投稿時に記入・設定した事項は、ここでいつでも変更可能。

イラスト[編集]

この画面にだけは広告がほとんど表示されず(ただし、キャプションとタグ一覧表の左下に文字広告が入る)、コメントも折り畳まれ、キャプションの改行も除去される[注 19]など、イラストを見る邪魔になる要素を極力排除したシンプルなものになっている[注 11]。600x600を超える大きなイラストはリサイズして表示され、クリックすると新しいウィンドウが開き、フルサイズのものを見ることができる。

自分のイラストに限り、この画面でEmbed状況の確認・任意のコメントの削除・タグのロック・タグの削除履歴消去などの操作も行える。

評価
イラスト右上の星[注 20]をクリックすることで、10点満点で評価を付ける。評価回数と合計点が表示される。評価する枚数や点数に制限はないが、同一作品に対する評価は1日1回限りで、毎日24:00にリセットされるまで再評価はできない。併記される「閲覧数」も1人1日1回のカウント。
一言コメント
イラストの感想などのコメントを140文字まで付けられる。コメントは通常は隠されており、「コメント履歴一覧」で投稿者は全て、閲覧者は最新20件まで見ることができる。自分のコメントは削除も可能。ここでのコメントとは別に、ブックマークにも別途コメントを添えられる。
登録タグ
そのイラストに付けられたタグの一覧。その場でタグを編集可能。クリックで全利用者のイラストのうち、同じタグを持つものが一括表示される。
イラストタグ
その利用者の全ての絵に付けられたタグの一覧。クリックでその利用者のイラストのうち、同じタグを持つものが一括表示される。イラスト画面では総数の多いもの20件のみ表示。
使用ツール
既定の選択肢から描画ソフト画材を3つまで登録でき、クリックでpixiv内の同じツールの絵を一覧できる。ここで登録したツール名は、タグ検索の対象にもなる。
イメージレスポンス
あるイラストが他のイラストに関連したものであることを表示・通知する機能。他の利用者のイラストからの二次創作(「描いてみた」)、塗り絵、企画参加などに利用される。投稿時に、または「イラストの管理」でイメージレスポンス先のイラストを指定すると相手ユーザーに通知が届き、承諾すると双方のイラストの下部に互いのイラストのサムネイルが表示される。申請を自動で承諾する設定にもできる。
Embed
投稿者が外部サイトへの表示を許可したイラストの下にのみ、貼り付け用のHTMLタグが表示され、これを用いてイラストのサムネイル画像をブログなどのpixiv外のサイトへ貼り付ける(Embed=埋め込む)ことができる[注 21]。投稿者は管理画面から自分の作品がどのサイトに貼り付けられたかを確認できる。これはサムネイルを所定の方式で貼り付ける許可であって、イラストそのものを転載する許可ではない[47]
この作品に対する情報提供
タグやコメントなどで投稿者を中傷する行為がある場合や、イラストに著作権上の問題や規約違反がある場合などは、画面下部の「この作品に対する情報提供」リンクから事務局に対処を求めることができる[注 22]
goodP(グッピー)
気に入った作品の投稿者に後述の「pixivポイント」をプレゼントするボタン。額や送信者名は本人にのみ伝わり、ランキングなどにも影響しない。受け取る側が本人認証を済ませていない場合は、「受取待機ポイント」として認証が済むまでストックされる。

タグ[編集]

pixivには「イラストのタグ」「ブックマークタグ(事実上の個人用イラストタグ)」「パーソナルタグ」「イベントタグ」など数種類のタグがあるが、一般に「タグ」と言えばイラストのタグを指す。タグは「ピンポイントにすばやく興味のあるイラストにたどり着く」「イラストの特徴をはっきりと現す」キーワードである[1]

各イラストにその特徴を表すタグ[注 23]を10個まで付与できる。イラストの投稿者が付けたタグには「*」印が付き、本人しか削除できないが、その他のタグは投稿者が意図的にロックしない限り、閲覧者もある程度追加・編集できる[注 24]。不適切なタグは削除もできるが、タグの削除は20件まで履歴が残り、復帰が可能。投稿者はタグを追加・復帰したユーザーのID番号を見ることもできる。不快なタグは「タグ報告」ボタンで事務局に報告でき、件数などに応じて削除が行われる[48]

タグは検索上重要なだけでなく、イラスト真上の登録タグから最大10個の全く違うイラスト群にダイナミックに接続されることになり、閲覧者のみならず、投稿した本人にも思いがけない発見と出会いをもたらす重要な機能となっている。

ただし「投稿者が付けたものであるために削除できないタグ」の個数に上限が無く、全てのタグを削除不可能にしてしまう事が可能であるため、無関係のメジャーなタグを無差別に付けると言った手法の悪質な宣伝行為に第三者から対処する事が出来ない。タグの編集そのものをロックしてしまうと「タグ報告」の機能も利用できなくなってしまう。 加えて、後述のようにタグ検索をする時は基本的に部分一致になってしまうため、「FFDQマリオポケモンモンハン東方ボカロ」などと言ったように、無関係のキーワードを1つのタグに文字数が許す限り詰め込むことでより様々なキーワードで検索にヒットさせる事が可能である事も、宣伝行為の悪質さに拍車をかけている。

タグ/タイトル・キャプション検索
「(風景 OR 背景) 青 -青空」のようにOR検索、除外検索(マイナス検索)、括弧が使える。ここでの検索は部分一致である[注 25]。タグ検索では「使用ツール」も対象となる。検索結果には「○ users」という形でそのイラストをブックマークしている利用者の一覧が表示される。表示は常にイラストの投稿時間順(昇順または降順)[注 8]。併設の「ウェブ検索」は広告枠で、使うと若干のpixivポイントが付与される[49]
人気のタグ
全体公開されている全てのイラストに付いたタグを集計して頻度順に並べたもの。上位5000件まで見ることができる。
ランダムで選んだタグに飛ぶ
複数のイラストに付いている全てのタグからランダムに1つを選び、表示する[注 26]
関連タグ
タグ閲覧時に、現在表示中のイラストに多く付けられているタグが3つまで表示される。

ブックマーク[編集]

他の利用者のイラストを公開または非公開で自由に自分の「ブックマーク」に登録できる。ブックマークは独自のタグを作成して分類でき、コメントも添えられる。ブックマークの数に制限はない。

公開ブックマークは、自分のプロフィールページにサムネイルが自分の投稿と並んで展示されるほか、相手の「イラストの管理」画面やタグ検索結果などに「○ users」としてリンク表示される。自分の絵や同じ絵をブックマークした人をタグやコメントも含め一覧でき、ブックマークは収集した人の好みが強く反映されるので、タグやプロフィールを経由して複数のブックマークを渡り歩くのは、自分好みのイラストと描き手を次々と見付ける最も効率の良い方法の一つ[注 27]となっている(ソーシャルブックマーク性)。

これらの特質のため、公開ブックマークは絵を描かない人を含む利用者がイラストの好みを通じて自分を表現したり、利用者同士が作品をリスペクトし合い、交流したりする手段としても広く活用されている。

ブックマーク管理
自分がブックマークしたイラストを一覧・タグ編集・削除できる。この画面で、後述のお気に入りユーザーも管理できる。
ブックマークを見る
他の利用者が公開ブックマークしたイラストをタグ別に閲覧できる。表示方式はブックマーク管理と同様。
ブックマーク詳細
検索結果やブックマーク管理などに表示される「○ users」などをクリックすると表示される、そのイラストを公開ブックマークしている利用者の一覧。表示はブックマークの登録時間順。ブックマークコメントとブックマークタグが併記される。
ブックマークタグ
イラストタグとは独立したものである(イラストタグをワンクリックでブックマークタグに追加することもできる)。ブックマークに自分だけのタグを付けて分類できる。この分類は自分のページでの展示に使われるほか、ブックマーク詳細にも一覧表示されるので、ある種のメッセージ性を伴う。
ブックマークコメント
ブックマークに一言コメントを添えられる。フキダシマークからいつでも変更可能。このコメントはブックマーク詳細画面にのみ表示されるので、イラスト画面のコメント欄よりもさらに目立ちにくい。ログ件数にも制限がない。返信のための機能がなく、返信に気遣わせることもないので、大変に慎み深いコミュニケーション手段となっている。
pixivマーケット
ブックマーク詳細画面に割込表示されるイラストタグ単位のアフィリエイト広告。プレミアム会員のみ編集できるが、売上は還元されない。

お気に入りユーザー[編集]

他の利用者を、公開または非公開で「お気に入りユーザー」に登録できる。公開でお気に入り登録した利用者の投稿は、マイページの「お気に入りユーザー新着イラスト」に表示されるようになる。公開お気に入りユーザーは「あなたを登録しているユーザー」[注 28]として相手に通知され、互いにお気に入りユーザーに入れ合った状態になるとハートマークが付く。一覧表示はお気に入りユーザーへの追加時間順。お気に入りユーザーの数に制限はない。

お気に入りされる側から見ると、自分の新着投稿をチェックしているユーザーは全て「あなたを登録しているユーザー」として把握できることになる。非公開でお気に入り登録した場合は、お気に入りユーザー新着イラストへの表示も相手への通知もハートマークの表示も一切行われず、実質なにもしないのと同じである。公開への移行を促すため、ワンクリックで全ての非公開お気に入りユーザーを公開にするボタンが設けられている。

マイピク[編集]

My pixivの略語で、pixiv内外での知人・友人を意味する[注 29]。マイピク申請が受諾され、マイピクになることで、互いの投稿がマイページに「マイピク新着イラスト」として表示されるようになる[注 30]ほか、投稿や掲示板などをマイピクのみに公開することができる。一覧表示は利用者のpixiv加入順。

正月に実施された年賀状機能がマイピクを標準の宛先としていたり、後述のイベント機能でマイピクの状況が別枠で表示されたりなど、折に触れて優遇的な措置が取られることもある。

マイピク限定でイラストを公開すると、マイピク以外の利用者は見ることができないが、全てのマイピクの「マイピク新着イラスト」に表示されることになるので、連絡用のイラストを投稿すれば、マイピク全員とコミュニケーションを取る効率の良いルートとなる。

pixivプレミアム[編集]

pixivプレミアムは2009年(平成21年)4月1日に導入された有料会員サービスである。プレミアム会員は「pixivの運営にご協力いただけるサポーター」と定義されており、そのためプレミアム会員になってもpixivの基本機能には当初は[注 31]ほとんど変化がなく、pixivポイントの給付と手数料優遇があるほか、pixiv主催のイベントでの優待、後述のイベントコミュニティの設立権、キャプションの改行、ブログパーツのカスタマイズ、モバイル版でのメッセージ受信や高画質イラスト表示などのささやかな特典であった。

その後、プレミアムの特典は順次拡大されており、2014年7月現在では以下の特典がある[50]

  • 再投稿(イラストなどへの評価を保持したまま差し替えが可能)
  • ペイントソフトCLIP STUDIO PAINT DEBUT」使用権(月々1000pixivポイントで貸与)
  • ペイントソフトIllustStudio for pixiv」使用権(月々1000pixivポイントで貸与。Microsoft Windows版のみ)
  • アクセス解析
  • マイピク新着イラストの表示選択
  • マイピク、フォローユーザーのフォルダ分け(相手には通知されない)
  • 非公開登録したお気に入りユーザーの最新投稿を表示
  • マイピク、お気に入り新着上限の緩和(一般2000枚、プレミアム5000枚)
  • 3日分の閲覧履歴
  • 混雑時の優先閲覧権
  • 広告非表示設定(PC版は一部の広告は残る)
  • 作品サムネイルの強調表示(オレンジ色で区別)/非表示設定
  • 作品の人気順(ブックマーク数順)検索
  • ブックマークのメインページ設定で特定のタグを設定できる
  • pixiv主催のイベントでの優待
  • イベントチェックリストの作成(モバイル版でも可能)
  • イベントコミュニティの設立権
  • pixivポイントの給付(月々2000pixivポイント)
  • プロフィールのカスタマイズ
  • プロフィール画像にアニメーションGIFを指定可能
  • pixivチャットの利用可能時間優遇
  • 提携印刷会社での同人誌印刷割引

プレミアム加入とpixivポイントの機能の一部の利用には、クレジットカードまたは携帯電話の「携帯固有情報」による本人認証が必須である。

pixivポイント[編集]

pixivポイント(pp)は、全ての利用者を対象にしたポイントサービスである。pixivプレミアムの加入は必須ではないが、本人認証を行わないとgoodPの受け取りなど、一部の機能に制限がある。現段階では先述の「goodP」として他の利用者にプレゼントするか、後述の絵ハガキを送るしか使い途がないが、将来的にはポイントを消費する特殊サービスや、グッズ類との交換なども可能になる予定である[51]。 (2012年(平成24年)1月5日時点では、「goodP」は廃止されている。)

pixivポイントには1年間の有効期限が設定されているほか、受取り時に10%、プレミアムに未加入の場合は毎月末にも10%の手数料が徴収される。

12月22日にpixivポイントを消費して、検索画面に表示させる「ショーケース」という機能がリリースした。1タグ100ポイント消費し1週間表示させることが可能だ。[52]

イベントコミュニティ[編集]

プレミアム会員は、イラストに関する現実世界でのイベントを扱う「イベントコミュニティ」を作成することができ、そのイベントに出展もしくは来場する予定の利用者は、誰でもそこに自分を登録できる。登録すると、イベントコミュニティのほか、自分のプロフィール画面やイラスト表示画面などに告知が表示される。イベントコミュニティでは、閲覧する利用者のマイピクやお気に入りユーザーが別枠で表示され、知り合いのイベント参加状況が一目で把握できる。

コミックマーケットCOMIC1などの大規模なイベントは事務局が管理し、出展者の位置が一目で分かる会場内の地図も提供される[注 32]

利用者による独自開催イベントや個展などはイベント機能に加え、ピクシブ通信での紹介も依頼できる[53]

イベントカレンダー
標準では未来の全イベントが開催日に近い順で表示されており、地域別または過去を含む開催月別に絞り込み表示できる。イベントにはマイピクとお気に入りユーザーの参加数が別枠表示される。新規イベントの作成はここから行う。
イベント詳細
参加者一覧(アイコン・関連付けたイラスト)、開催情報、google マップによる地図などが表示され、簡易なコメント欄も設置されている。参加者一覧はマイピク・お気に入りユーザーのみで絞り込み表示できる。イベントへの参加登録・解除はここから行う。
検索
検索対象は出展者(サークル参加者)のみ。「サークル情報」では説明文、「イベントタグ」では登録した関連タグを対象に検索する。全イベント検索とイベント内検索の2種類がある。

その他の機能[編集]

ランダム
全体に公開された全ての全年齢向けイラストから、ほぼ完全にランダムで40枚を表示する。年齢制限イラストは対象にならないが、「このタグ内でランダム表示」機能で代用可能。
ユーザー検索
ニックネームや自己紹介(キーワード)などから利用者を検索できる。デフォルトではイラストを公開している利用者のみが対象となる。
メッセージ
送信した相手だけが読むことのできる、メールのような機能。字数は1000文字までで、コメントや掲示板などと比べ緩やかな制限になっている。
絵ハガキ
pixivポイントを使い、任意の相手に手描きのメッセージを送信する機能。通常のメッセージ同様の電子的なものだが、送受信者の登録住所間の距離に基づき、到着までには1 - 4日ほどかかる[54]
ブログパーツ
自分の投稿やブックマークしたイラストなどを、ブログパーツとして、外部の自分のブログなどに貼り付けて流すことができる。
アクセスブロック
特定の利用者からの自分へのアクセスを拒否する。15 IDまで設定可能。設定すると、相手はイラストのブックマークやお気に入り追加、タグの編集、メッセージの送受信、イメージレスポンス設定などが出来なくなり、拒否された側からも拒否した側と同じ制限がかる。この他、双方のブックマーク・お気に入り・マイピクも解除される[55]。互いのイラストやプロフィールが表示されるのは止められない。
退会
pixivを退会する。退会の理由を事務局に述べることもできる(任意)。退会するとそれまでの投稿やブックマークなどは全て消去されるが、他のユーザーに送ったコメント・メッセージなどは名前が空欄となって残る[注 33]
ピクモバ
携帯電話などから、投稿やタグ編集などを除くpixivの基本機能のかなりの部分が利用できるモバイル版。ピクモバのみの機能もある。メッセージの受信とイラストの高画質表示はプレミアム会員限定。携帯電話のメールアドレスでの新規登録はできない。ピクモバ公開に伴い、従来の軽量版は廃止された。
iPhoneアプリ
アップル社iPhoneiPod touch専用のアプリで、「pixiv」と「pixViewer」の2種類が存在している。「pixiv」「pixiViewer」はピクモバと同じように投稿や編集以外のpixivの基本機能の大部分が使える。「pixiViewer」については、TINAMIも利用でき、その2つのアカウントを複数登録し、常にログイン状態を保ったままに出来る。なお、「pixiv」は拡大時の画質が劣る。

公式イベント[編集]

幅広い利用者にイラストを通した楽しみや投稿のきっかけを提供するための[注 34]公式イベントが、事務局により随時開催されている。

季節イベント[編集]

ハロウィンクリスマス正月七夕のような、誰でも描いて参加しやすい季節のイベントのうち、大規模なものは事務局が一定期間特設コーナーを設置し、通常の新着イラストとは別のイベント新着や独自ランキングが提供される。イベントへの参加は通常の投稿イラストに所定のタグを付けることで行い、特設コーナーでの展示の他は、通常のイラストと扱いは全く変わらない。2008年の七夕祭り企画以降は、協賛スポンサー及び運営会社から賞品も提供されるようになった[28]

コラボレーション企画[編集]

スポンサーがお題と賞品を提供し、pixivの公式イベントシステムを利用して行われるPRを兼ねたコラボレーション企画が頻繁に開催されている。参加者や受賞者には液晶タブレットのような比較的高価な賞品や、お題にちなんだ特典などが授与される一方で、事務局の収入源の一つにもなっている[56]。このタイプの公式企画のみ、応募要項に基づき、投稿作品の著作権がスポンサーに帰属することがある。ランキングは設置されないのが通例。

その他の公式イベント[編集]

pixiv1周年企画の「ピクシブたん」や、書籍・DVD化を前提にした「pixivオフィシャルARTBOOK/DVDイラスト募集」[30]などの独自開催の臨時イベントも時々実施される。

特殊な公式企画として「Dooodle 4 pixiv」があり、独自または既存の任意の記念日にちなんだpixivのロゴマークデザインし、「Doodle4pixiv」のタグを付けて投稿すると、その日1日だけ正式にそのロゴが採用されることがある(例として、国連の加盟国独立、日本でしか味わえない祝日など)。「Doodle 4 pixiv」は「pixivのロゴに悪戯描き」といった意味で、元はGoogleで行われていたコンペティション企画「Doodle 4 Google」をpixiv風にアレンジしたもの[57]

後述のdrawrのツールをpixiv内で用いて、マイピクなどに年賀状を送ることができた期間限定の「pixiv年賀状」機能[58]のような、投稿機能とは別の枠組みを用いたイベントの例もある。

pixivフェスタ[編集]

pixivフェスタは、事務局が実施する展覧会形式のオフイベントである。2009年(平成21年)2月27日から3月1日にかけて、原宿デザインフェスタギャラリーで行われた第1回は、応募者から抽選で選ばれた145名がデジタル入稿したイラストをA1サイズに出力して展示し、来場者はそのイラストにシールとペンで直接「評価の☆」「タグ」「コメント」を付けるというインタラクティブなものであった[59]。会場にはクレヨンと画用紙で絵を描いて、壁などに貼り付け展示できる「リアルdrawr」なども設置された。ほぼ同内容で、副次開催されている。第3回からは、原宿デザインフェスタギャラリーのEAST・WESTの両館を貸し切って行われ、出展者も数も270名に増えた。また、第3回以降pixivフェスタを年2回開催すると発表された。

  • 第1回 - 2009年(平成21年)2月27日 - 3月1日
  • 第2回 - 2009年(平成21年)7月11日 - 12日
  • 第3回 - 2010年(平成22年)6月12日 - 13日
  • 第4回 - 2010年(平成22年)10月16日 - 17日

利用者発の交流文化[編集]

代表的な交流タグ
タグ 用途
企画目録 ユーザー企画1つにつき1枚でカタログを作る
描いてもいいのよ キャラクターなどを他の利用者に描いてもらう
塗ってもいいのよ 線画を他の利用者に塗ってもらう
イメージレスポンス用素材 イメージレスポンスを前提にしたお題の提供
メイキング描き方講座 イラスト技法の公開・交換

複数付けられ、簡単に検索でき、イラストをダイナミックに接続するタグの特性などを活かした、イラストを通しての利用者間の交流が自然発生して、pixiv独自の文化的特徴を形成している。

ユーザー企画[編集]

先述のように、オーソドックスな季節のイベントなどは事務局がセットアップするが、それ以外にもタグを利用した利用者発の企画やイベントが活発に開催されている[注 35]

ユーザー企画は非公式のイベントであるため、正式な立ち上げ・参加方法は存在しないが、慣習としては次のように行われる。

企画を始める者は、企画を表す他と被らない識別用のタグ[注 36]を決め、企画の内容や参加方法などを説明するイラストに、そのタグ及び「企画目録」「企画主」タグを付けて投稿する。この「企画目録」は、利用者が企画を一望するための1企画1枚のタグ、「企画主」は企画の主催者が企画に関する広報を行うイラスト全てに付けるタグである。「企画目録」という文字列を含むタグを持つイラストは、マイページの「企画目録」欄にも表示される場合がある。

他の利用者は「企画目録」タグを検索して好きな企画を探し、識別用のタグを付けてイラストを投稿することで、企画に参加する。企画主が参加作をまとめて1枚のイラストにする合作企画や、前の人のイラストを引き継いで次を描くリレー企画などでは、参加前の立候補が必要な場合もある。

タグの柔軟性を活かし、1枚のイラストで複数の企画に参加し、クロスオーバーさせたり[注 37]、企画の内部でさらにタグを派生させて新たな流れを作ったり[注 38]して可能性を広げることも行われている。

ユーザー企画は「企画目録」タグで簡単に探せ[注 39]、識別用タグを用いて参加作品を一覧できるほか、お気に入り・マイピクの新着イラストや、他ユーザーのプロフィールに表示されるブックマークやイメージレスポンスなどの経路でも口コミ的に伝播し、また人気の出た企画は識別用のタグが「注目のタグ」に出現することで、一挙に全pixiv的な規模に拡大し、数千枚もの投稿が集まることも珍しくない。

「ブックマーク管理用」「一時間で緑髪」「かばんのなかみは」など、当初は企画として意図されていなかったものが自然発生的に流行して、結果として企画の形を取ることもある。文字のみのブラウザゲーム「ゴールデンロア」の進行に合わせたイメージイラストを描く流行もこれに近い。

pixiv自体はまとまった文章などを置く場所を設けていないので、手の込んだ企画や参加者の多くなった企画などでは、外部にウィキお絵かきチャット・drawrのスレッドなどを作成し、企画の統括・案内・相談などを行うことも多い。

「pixivファンタジア」と競争型企画[編集]

特筆すべきユーザー企画として、「pixivファンタジア」(ピクファン、PF)シリーズがある。2008年(平成20年)1月28日に「pixiv内でファンタジータグを盛り上げようと」立てられたこの企画は、数ヶ国に分かれてオリジナルのファンタジーイラストを投稿し、その話の流れとイラストの閲覧数の集計結果によって物語の展開が変化し、参加者全員によって一つの世界とサーガを作り上げるというもので、1ヶ月強の開催期間に初回で2500枚、第2回(II)で6000枚、第3回(III)では23000枚もの投稿を集め、名実共にpixivを代表する企画となった。半年に一度のペースで副次開催されているが、毎回が独立した世界を持つ独立した企画である。

ファンタジー世界での戦争を題材としており、1週間程度を区切りにストーリーを進行させるイベント(企画内企画)が実施されるほか、参加者が自主的に形成した大小の「ギルド」などを単位として、企画の中に無数の小さな企画があるとも言える構造となっている。大きな流れはあるが、それとは関係なく、世界観を設定する風景や事物、他のイラストを描くのに使う素材、企画の流れをリポートする新聞などを投稿するなどといった形の参加も見られ[60]、幅広い描き手の参加が可能となっている。

pixivファンタジアIIのイラスト選集は同人誌としてC75やpixivフェスタなどで販売され、IIIの画集はエンターブレイン社から一般書として刊行された[61]

pixivファンタジアは、閲覧数もしくは投稿数などを集計し、それを基に企画主が物語を紡いで進行する競争型コラボレーション企画の様式を確立し、「第一次ピクロボ大戦」や「ぴくカゲ」など多くの企画にも受け継がれているほか、「ぴくしぶ戦国時代(ぴく戦)」や「pixiv文房具大戦(ぴくぶん)」のように企画の一部にこうした要素を取り入れている例もある。

キャラクターシート企画[編集]

漫画的なイラストの描き手にとって比較的参加しやすく、長期的な交流が可能な企画の形式として「キャラクターシート企画」がある。これは企画主が基本的な題材や舞台を決め、それに沿ったキャラクターをデザインして紹介するイラストを「キャラクターシート」として投稿し、そのキャラクター同士をアバターのようにして日常生活、行事、恋愛、あるいは冒険、戦闘などさまざまな交流をさせるというものである。同じメンバーで長く付き合うことになるので、定員や恋愛の可否など、詳細なルールが定められることも多い。

「学園もの」が一つの典型で、2008年(平成20年)1月30日に開始され、現在も活動の続く「ぴくがく」が嚆矢となり、「pixivの森」「ぴくしぶ妖戦記(ぴく妖)」「pixivの暗黒街(ぴく悪)」「魔法学園都市pix(【まほがく】)」など、数千枚規模の企画が数多く存在している。

コミュニティとしての企画[編集]

屋外でのスケッチを楽しむ「pixiv写生会」、新幹線0系電車の引退を惜しむ「さよなら、夢の超特急」、ベジェ曲線を用いて描いたイラストを投稿する「ベジ絵のススメ」[62]のように、それ自身としては特に交流の仕掛けは持っていないが、普段接点を持ちにくい共通点を持つ利用者がイラストの発表を通して触れ合える比較的小規模な企画も無数に存在しており、それぞれの企画が絵に基づく一種のゆるやかな一過性のコミュニティを形成している。

ユーザー企画のサポートと公式化[編集]

ユーザー企画には、利用者からの申し出により事務局も開発者ブログやピクシブ通信での紹介などのサポートを行うほか[63]、ユーザー企画が事務局に取り上げられ、公式イベント化もしくは公式イベントと共催になることがある。公式化されると季節イベントなどと同様の会場などが用意され、賞品も提供される場合がある[64]2008年(平成20年)9月10日に、ユーザー企画「ピクシブたん」が公式企画化されたのが代表例。

「描いてもいいのよ」[編集]

オリジナルキャラクターに「描いてもいいのよ」というタグを付けることで、他の利用者がそのキャラクターを描く事を許可するという意思表示を行う。このタグのイラストを描いた時には「描いてみた」というタグを付けるのが慣習。なお、これの派生形として性的表現の許可を明言する「犯してもいいのよ」、それらを含めて無制限な表現を許可する「何してもいいのよ」などのタグも存在する。

先述のユーザー企画では企画内独自の「描いてもいいのよ」タグ[注 40]を設定したり、あるいは参加作品は全て「描いてもいいのよ」であると宣言したりすることで、一層の交流を図ることも多い。

同様にして、線画を他の利用者に塗ってもらう「塗ってもいいのよ」「塗ってみた」、素材を提供する「使ってもいいのよ」など多くの「〜いいのよ」型タグが派生し、多様な形でイラストにイラストで返す交流スタイルを実現している。こうした動きは作品の権利を意図的に共有する一種の自然発生的な「コモンズ」と言え、これを発展させた「pixivコモンズ」機能が計画されている[56]

イメージレスポンス用素材[編集]

先述のイメージレスポンス機能は「描いてもいいのよ」や企画参加などのイラストの関係性を可視化するものであるが、この機能を利用して最初からイメージレスポンスされることを前提にアレンジしやすいお題を作り、「イメージレスポンス用素材」タグを付けて投稿することが広く行われている[注 41]

写実的な掌の絵を素材に、それに好きなものを載せた絵を描いてイメージレスポンスする「手乗り○○!」や、同じ絵を厚塗りや水彩塗りなどさまざまな塗り方で塗り分けてみる「塗り方を練習してみよう!」などが典型例である。イメージレスポンス機能が存在していなかった2008年(平成20年)3月22日に立てられ流行した、青いボトルキャップに好きなものを載せる「pixivキャップ」企画のようなものが、機能によって爆発的に普及したものと言える。

タグによる技術共有[編集]

絵を描く技術を交換するための機能などはpixivには特に存在していないが、利用者が自発的にそうした技術を公開・交換する手段として、描画過程を公開する「メイキング」タグ、特定のものの描法を公開する「描き方」タグ、一般的な何らかの手法を教える「講座」タグなどが広く使われており、求める対象やツールに「(メイキング OR 描き方 OR 講座)」を添えて検索すれば、さまざまなレッスンが利用できるようになっている。

「pixiv新旧デジ絵比較」「線画と完成をならべてみよう」などの企画で、作業過程の一部や、過去からの進歩具合などを見せ合うことも行われている。

パース」「色彩」「アクション」といった表現上の特質や、「笑顔」「胸に手」「背中合わせ」といった人物の様態などもタグ化されており、タグの知識があれば、多様な目的に応じた作例を引き出すこともできる。

タグの共同編集[編集]

タグは自由度が高い反面、投稿者が自分のイラストに適切なタグを十分に付与できず、閲覧困難なイラストになってしまう場合も多いが、そうしたイラストにはそれに相応しいタグが他の利用者により多角的な視点から追加・整備されるという現象が広く見られ、新規加入者や外国人利用者の定着にも一役買っている。また当初は普及していなかったタグ=分類法が追加タグによって「発明」・整備され、他の利用者に受け入れられ広まって行くことで、閲覧の利便性が高められるフォークソノミー現象も観察される。

動物」タグのイラストが増加するに伴い、「鳥類」「爬虫類」「両生類」「海洋生物」「自然画」などのタグがイラストに応じ、遡って追加・形成され、一覧性・検索性が向上していったようなオーソドックスな例のほか、お菓子や洋食などをリアルに描いた絵に付けられた「pixivカフェ」「レストランpixiv」や、美術的な名画のモチーフを何らかの形で取り入れた絵に付けられた「名画オマージュ」のように、タグによってそれまで存在していなかった分野が認識・確立され、相互発見がもたらされたり、何らかの意味で常軌を逸した絵に付けられた「作者は病気シリーズ」のように、冗談に見えて本人には難しい共通項で興味深い分類がなされたり[注 42]といった例も見られ、描いた本人だけでは実現不可能な新しい横の繋がりがフォークソノミーにより、生み出されている。

企画内でもこうした動きは広く見られ、pixivファンタジアでも「ピクファンガイド」「PF3百景」「ピクファンドラゴン」など無数のタグが派生している。

先述の「描いてもいいのよ」「企画目録」「イメージレスポンス用素材」「メイキング」などのタグもいずれも提唱者の存在しないフォークソノミーの産物であり、タグの共同編集はpixivでのコミュニケーションそのものを作り出し、変容させ続けている。

周辺サービス群[編集]

pixivがイラストの投稿・閲覧を通してのコミュニケーションに完全に特化している一方で、pixivの外部にpixivのアカウントで利用できる絵描きのニーズに合わせた付加的なサービス群を構築して補完する構想が進められている[56]

drawr[編集]

drawr(ドロワー)は、ブラウザ上で動作するお絵描き掲示板のようなFlash製の描画ツールで落書きしてコミュニケートするWebアプリケーションである。2008年(平成20年)10月1日に提供開始。

ツールは誰にでも扱えるが、あまり凝ったことはできない線を引くだけの極めて単純なもの[注 43]で、CGの経験のない人でも楽しめることを念頭に作られている[56]。他の人の描画過程をアニメーション再生して、描き方を学ぶこともできる。

投稿のシステムはpixivと似ているが、閲覧数・評価・文字によるコメント・キャプションなどはなく、タグやユーザー検索も存在しないシンプルな作りである。投稿された絵に対して、再度絵を描いてコメントしたり、他の人の絵に上書きして再投稿(リポスト)したりして落書きに落書きで応答でき、トップページの表示の通り「暇つぶし」に気軽に描いて遊ぶ息抜きの場所となっている。通常の投稿の枠組とは別に、ログインすれば匿名でも絵を投稿可能なスレッドフロート方式の「スレッド」コーナーを備えている。

drawrへの投稿やお気に入りなどの利用にはpixivと同一のアカウントを使用するが、純粋に閲覧するだけなら登録やログインの必要はない。投稿を反映するブログパーツ・原画像のEmbed(ブログなどへの埋め込み)・RSS配信なども提供されており、総じてpixivよりも開放的な設計である。pixivとの連携も予定されているが、未実装。

drawtwit[編集]

drawtwit(どろつい)は、drawrと似たツールを使い、落書きを直接Twitterに投稿できるマッシュアップ型のWebサービスである。他の周辺サービスと違い、pixiv IDは全く使用しない。2009年(平成21年)7月16日のメンテナンス中だけの一時的なお遊びとして提供されたが、「お絵かきツールの新しいユーザインタフェースを試す目的で公開したが、予想以上に楽しんでくれるユーザーが多かった」[65]ため、同日中に正式サービスとして再公開された。

Twitterのアカウントでログインしてツールで絵を描くと、その絵のURLがTwitterでの「つぶやき」として投稿される。drawtwit側にも簡素な投稿一覧などが用意されているが、機能は極めて質素で、ほとんどのことはTwitter側で済ませるようになっている。

Twitterの140文字制限にちなんで、描画に140ステップ(筆数)という上限が設けられており、「つぶやき」程度の落書きしかできないようになっている。ツールはキーボード併用を前提にした独特のUIで、左右どちらかの手をキーボードに置けば、以後はほとんど腕の位置を動かす必要がない。

ピクシブ通信[編集]

2009年(平成21年)4月20日に開始された「ピクシブ通信」は、エンターブレイン社との協業で運用される無料のWebマガジンである。pixiv会員でなくとも読むことのできる「pixivをより楽しむためのガイド」として、投稿作品や企画の紹介、利用者のインタビューや講座などを平日は毎日掲載[注 44]し、「ネットサービスから誕生するクリエイターの発掘・育成を手掛けていく」[66]としている。ピクシブ通信では大型ユーザー企画の「pixivファンタジアIII」や、年度内の代表的なクリエイターとイラストを蒐集した『pixiv年鑑』[67]の刊行しており、今後もこうした商品化や販売を手がける。

他の周辺サービスと違い、pixiv利用者が直接コンテンツに関わる機能はない(ログインすれば記事にコメントは付けられる)が、「個展開催、書籍刊行などなど」「記事として取り上げて欲しい」情報の提供を広く募集している[53]。pixivのマイページ右側に最新記事の見出しが表示されている。

pixivブログ[編集]

2009年(平成21年)4月23日から2012年(平成24年)2月29日まで運用されていた「pixivブログ」は、ライブドア社の「livedoor Blog ASP」を利用したブログサービスであった。pixivでの投稿と連動させる機能があった[68]。それまではログインにpixiv IDを利用するほかは、livedoor Blogとほぼ同内容であった。

ピクシブ百科事典[編集]

2009年(平成21年)11月10日に開始された「pixpedia(ピクペディア)」は、投稿作品につけられたタグや企画の解説をするインターネット百科事典サービスで、名前は「pixiv」+「encyclopedia(百科事典)」から来ている。タグの意味やユーザー発企画の多様化に伴い、設立された。いわばpixiv版Wikipediaである。記事の編集はpixivユーザー(一般・プレミアム問わず)であれば、自由に編集できる。ただし編集コメントを必ず残さなければならない。設立から2010年(平成22年)7月7日まで、β版として運用されていたが、同年7月8日にリニューアルを行い、「ピクシブ百科事典」に改称した。

β版では、トップページには新規作成記事のみが表示されていたが、リニューアル後は新しく作成された記事に加え、更新された記事や注目の記事、新しく作成されたアイコン、人気記事ランキングも表示されるようになった。

コラボレーション[編集]

村上隆・カイカイキキとの企画[編集]

2010年(平成22年)7月30日–8月24日に、現代美術家・村上隆が代表を務める、有限会社カイカイキキとpixivの共同で「pixiv展覧会 in Taipei Produced by Kaikai Kiki Gallery Taipei」が台湾で開催された[69][70]

2011年(平成23年)7月14日には、カイカイキキとpixivの共同事業により、ギャラリー「pixiv Zingaro」が中野ブロードウェイにオープンした。pixivユーザーのオフライン上での出会いの場を提供することや、ジャンルに囚われない展示内容を目指している。アーティストもpixivユーザーに限定せず、若手作家や、特定のアニメ、ゲーム作品の企画展なども行われている。[71][72]

関連書籍・DVD[編集]

公式[編集]

非公式[編集]

イベント出展
  • コミックマーケット75
    • ピクシブたんイラスト集
    • PixivFANTASIAII MEMORIAL BOOK
  • コミックマーケット76
    • 東方朧画録
    • pixiv cv illustrations 3冊セット特別収納BOX付
      • first number 〜pixiv 初音ミク illustrations〜
      • twins in the mirror 〜pixiv 鏡音リン/レン illustrations〜
      • time go round 〜pixiv 巡音ルカ illustrations〜
    • pixiv girls collection "future to future"
    • pixiv boys collection
  • コミックマーケット77
    • ピクシブたんイラスト集vol.2
    • BLACK★ROCK SHOOTER〜Flow My Tears, the Girl Said
    • 東方星蓮船画集
    • 2010年週めくり卓上カレンダー 東方幻彩暦
  • 第七回博麗神社例大祭
    • 画集「春宴繚乱帖」
    • 掛け軸風ポスター「春宴繚乱絵巻」
  • コミックマーケット78
    • pixiv girls collection 〜ENDLESS SUMMER〜
    • pixiv×Key ILLUST COLLECTION
    • 東方冥画録 pixiv東方画集vol.4

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b ピクシブたん漫画」が初出で、タグも「お絵かきは楽しす」で成立しているが、drawrトップでは「お絵かき楽しす」表記となっている。
  2. ^ 中国のテレビ局での紹介例がある(中国のテレビ番組で「pixiv」特集”. ITmedia (2009年3月30日). 2009年12月15日閲覧。)。
  3. ^ 複数アカウントの保有は名義の使い分けなどの必要がある場合のみ認められている(利用規約 第10条)。法人は契約により、別途「公式アカウント」を持つことができる(Q.公認アカウントについて - ヘルプ)。
  4. ^ 「他人の作品」や「実写を主体とした作品」(写真)は投稿できないが、「アナログ作品等を撮影した写真」や「3Dソフトで制作した静止画」の投稿は可能(ヘルプガイドライン)。
  5. ^ 未実装ではなく、実装の意志自体がない、と開発者がTwitterで明言している。スポンサーによる「ComicStudioコミュニティ」やイベント限定のコミュニティなどは存在している。
  6. ^ 「開発で気を使ったのは、とにかく見たいイラストへの到着パスを少なくすること」(pixivユーザー、10万人突破 PV7,000万/月!――人気の秘密を開発者、馬骨氏に聞く - RBB TODAY
  7. ^ a b 「とにかく文字を少なくしたい」「(mixiでいう)コミュニティだと結局言葉のやりとりになってしまうと思うんですよ。pixivにそういう機能はあまり必要ないと思っています。」(「pixivの産みの親と育ての親」ピクコレ製作委員会『pixiv girls collection』、コアマガジン、2009 p.157、p159)。
  8. ^ a b c 「評価が高いイラストばっかり見せるっていうのも違うと思って、ブックマークは表示するけどソートはしないようになっています。」(『pixiv girls collection』p.157)
  9. ^ 例として「SF」「ファッション」「音楽」「食べ物」「メルヘン」「風景」「デッサン」「リアル」「抽象」「3D」タグなど。こうしたタグは本人が付けるとは限らない。適切にタグ付けされなければ、これらのイラストの閲覧は困難である。
  10. ^ 運営方針そのものも、利用者のイラストによって「お絵かき(は)楽しす」に変わった(『pixiv girls collection』p.158)。
  11. ^ a b 「絵にとって邪魔になってしまう可能性があるからです。pixivはあくまでも『枠』であって、主役となるのはユーザーが描いた『絵』です。」(イラストSNS、ピクシブの「以心伝心」少人数メソッド - @IT
  12. ^ 社員犬チョビのTwitterを利用して、お絵かきチャットやUstreamの告知ができる(チョビonTwitterに絵チャ、UST告知機能追加 - 開発者ブログ)。
  13. ^ 一部機能がマイページに戻らないと使えないほか、一定時間操作しないと次の操作で強制的にマイページに戻る。
  14. ^ 基準は概ね「『ジャンプ』に掲載できるものか否か」(『pixiv』を運営するクルークに突っ込みインタビュー! - livedoorニュース)。
  15. ^ 既定のプロフィール欄に留まらず、「pixivプロフィール」というイメージレスポンスや「似顔絵バトン」という企画で自分で描いてアピールするものもある。
  16. ^ 露出の多いプロフィール画像に文字などを描き加えるのは、効果的な連絡手段の一つ。
  17. ^ 初期の利用者が「作業環境」タグを付けてパソコンやアトリエなどの描画環境写真をアップロードしていたのを、規約違反として削除する代わりにプロフィールに専用欄を設けたものであった(Q.作業環境ってなんですか? - ヘルプ)。
  18. ^ 「水彩」「動物」「風景」「ゲーム」「高校生」など。「マイピク募集中」のようなパーソナルタグもある。
  19. ^ プレミアム会員は改行できる。
  20. ^ この部分は季節やイベントによって星以外のものに変化する(ハロウィン期間中はかぼちゃ、クリスマスシーズンにはツリーになるなど)。
  21. ^ @wikiはてなダイアリーのように、独自にpixivのEmbed機能に対応しているサービスもある。
  22. ^ 規約違反への対処は事務局を通すのが原則(注意事項を作成しました - 開発者ブログ)。中傷などの行為に対する事務局の姿勢は厳格で、速やかな警告・削除・アカウント停止などの処置が常時取られている。
  23. ^ 例えば「ウィキペたん」のイラストであれば「擬人化」「萌え」「メイド」「パズル」「Wikipedia」「女の子」などのタグが考えられる。
  24. ^ 1枚につき数十分に1度しか操作できないので、1人の閲覧者が極端な変更を行うことは難しい。
  25. ^ タグはクリックされた時は完全一致、検索された時は部分一致(完全一致検索は行えない)となる。「風」を検索すると「和風」などもヒットするので、クリックと同じ結果にはならない。
  26. ^ 2008年4月の時点で17万4246種類、延べ201万3152個のタグが存在した。(Twitter)
  27. ^ タグと異なり、キーワードが存在しなくてもイラストを関連付けられるのがブックマークの特色である。
  28. ^ 通常はマイページにリンクが作成されるが、自分が一人もお気に入りユーザーを公開していない場合は「ブックマーク管理」画面にしか表示されない。
  29. ^ 「マイピク募集中」というパーソナルタグや、「マイピクを募集する企画」などの試みもある。
  30. ^ お気に入りユーザーをマイピク登録した場合、お気に入りユーザーを解除しなければ「お気に入りユーザー新着イラスト」と「マイピク新着イラスト」の両方に重複してイラストが流れることになる。
  31. ^ 「今後3〜4カ月で大きく変え、ユーザーのかゆいところに手が届くようにする」(コミケのような空間をネットでも――急成長「pixiv」が描く“第2章”の青写真 - ITmedia
  32. ^ C74から開始されたイベント機能が基になっているが、2007年(平成19年)12月のC73サークル情報は「pixiv版C73カタログ」というユーザー企画であった。
  33. ^ 2009年(平成21年)7月8日まではコメントなども全て消滅する仕様であった。
  34. ^ 「なるべく偏らずにいろいろなジャンルに伸びてほしいというのはありますね。今年の目標としては動物園とコラボレーションしたいなと思っているんです。アニメとかゲームとかで盛り上げるのはもちろん良いと思うんですけど、それはそれとしてもっと全然違うところでやりたいなと。」(『pixiv girls collection』p.159)。
  35. ^ 2009年(平成21年)4月現在で22本の公式企画、1167本のユーザー企画、1019個のイメージレスポンス用素材が確認されている(イメージレスポンスはタグ数)。
  36. ^ 企画名がそのまま使われる場合も、略称などが使われる場合もある。本記事では「企画名(タグ名)」として例示。
  37. ^ 「ぴくしぶ妖戦記」の人物が「PIXIVドーナツ」のフレンチクルーラーを頬張り、「ぴくがく」の生徒が「ピクシブ町内会」の街を歩くといった具合。
  38. ^ 「ぴく森」企画内部で「ぴく森運動会」が開催(企画内企画)されたり、「ぴくもろいど」としてキャラクターがフィギュア風にアレンジされたりしているのはその一例。
  39. ^ 目録タグは莫大なので、興味のあるキーワードと組み合わせて検索するのが現実的。
  40. ^ 「pixivファッションショー」企画では「着せてもいいのよ」「着せてみた」。
  41. ^ ただし、「他ユーザーの描いた絵に文字入れしただけの作品」は事務局による削除対象である。
  42. ^ 他方で、「作者は病気シリーズ」と「作者は病気」でタグが分裂したり(表記揺れ)、「病気」で検索した時にこれらが引っ掛かり、本当の病気の絵が探しにくくなったり(メタ・ノイズ)、場合によっては投稿者や他の閲覧者に不快感を与えたりといった問題点もあり、タグ編集機能の設計には細心の注意が払われている。フォークソノミーの頁を参照。
  43. ^ eキーで半透明、rキーで四角ブラシといった隠し機能も若干存在する。
  44. ^ 実際にはpixivと無関係の記事も多い。

出典[編集]

  1. ^ a b c pixivについて
  2. ^ Pixiv.net Site Info”. 2014年9月16日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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