ネイバー

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NAVER
Naver Logotype.svg
URL www.naver.com
営利性 営利
タイプ 検索エンジン
登録 任意
使用言語 朝鮮語
運営者 NAVER Corporation.
設立日 1999年6月
収益 キーワード広告などから
アレクサ
ランキング
156位[1]
現状 運営中

ネイバー英語: NAVER韓国語: 네이버)は、韓国最大手のインターネット検索ポータルサイトである。運営会社は、NAVER Corporation

日本で提供していたインターネット検索サービス「NAVER (ネイバー)」の運営はLINE(旧NHN Japan、旧ネイバージャパン株式会社を吸収合併)が行っていた。また、「NAVER」はNHN Japanのウェブサービス事業におけるフラッグシップブランドの名称でもある[2]

概要[編集]

韓国国内では、検索回数で77%(2010年現在)でGoogleやYahooといった他社を圧倒するシェアを有する検索サイトである[3](Yahoo! Koreaは、2012年12月31日でサービス終了)。また、2007年12月の調査では世界でも2.4%のシェアを有して5位に位置していた[4]

2010年には、ネイバージャパンの母体であるNHN Japanが日本の有名ポータルサイトライブドアを70億円で買収し、韓国国内や日本のIT業界で話題になり、その経緯でライブドアの検索エンジンがGoogleからNAVERへと切り替わった。

NAVERという名前は、英語の「Navigate(「航海する」の意)」と、英語の「-er(「…する人」の意)」を合わせて作られたものである。発音上は、英語の「Neighbor(「隣人」の意)」にかけてある[5]。ブランドカラーは、ライムグリーン。検索ロボット(クローラー)の名称は、「Yetibot(イエティボット)」[6]

沿革[編集]

1999年6月、自社開発の検索エンジンを用いたインターネット検索サービスとしてリリース。さまざまなカテゴリの検索結果を同時に見せる「統合検索」や、ユーザー同士の質疑応答を検索結果に表示させる「知識検索」など新しいサービスを次々と打ち出し、韓国ユーザーの支持を得た[7]。以来、シェアを確実に伸ばし、2003年にはYahoo! Koreaを追い抜き、同国の検索市場のトップシェアを獲得。現在では、同国を代表する検索サービスとして安定した地位を維持している。

  • 1999年6月 - 正式サービス開始
  • 2000年8月 - 統合検索を開始
  • 2001年5月 - キーワード検索広告を開始
  • 2002年6月 - 日本Web検索サービス「enjoy Japan」を開始
  • 2002年10月 - KOSDAQ上場
  • 2002年10月 - Q&Aサービス「知識iN」を開始
  • 2003年10月 - 日本法人を統合
  • 2005年7月 - アメリカ法人NHN USA設立
  • 2005年10月 - デスクトップ検索「マイPC」をリリース
  • 2006年7月 - 動画検索を開始
  • 2008年4月 - 米フォーブス 'Global 2000'に選定
  • 2008年12月 - カスタマイズニュースサービス「オープンキャスト」をリリース

日本での展開[編集]

日本語のウェブ文書を主な対象とした検索サービスは、LINEが別途のサイト(naver.jp)として運営している。携帯電話向けサイトや、iPhone向けサイトもある。

サービス内容は検索が中心であり、ブログメールなど、ポータルとしてのサービスは提供されていない[8]。ユーザが参加して検索結果を構築していく「NAVERまとめ」が特徴的である。

日本での沿革[編集]

日本で提供しているインターネット検索サービス「NAVER (ネイバー)」の運営はNHN Japanが行っていた。かつては100%出資のネイバージャパン株式会社が行っていたが、現在ネイバージャパンの事業はライブドアと共にLINEのサービスの一部として提供されている。

2001年にサービスが開始されたが、2005年に一度撤退。2009年からサービスを再開した。その後、2013年に再びサービスを終了した。

  • 2001年4月 - 日本向け検索サービス開始
  • 2005年8月31日 - 日本向けサービス終了[9]
  • 2007年11月 - 日本における検索事業の再開を発表
  • 2009年6月15日 - クローズドベータ版を公開[10]
  • 2009年7月1日 - オープンベータ版を公開
  • 2010年3月9日 - マイクロブログサービス「Pick(ピック)」を公開[11]
  • 2010年3月31日 - 画像検索や、トピック検索の開始など大幅なリニューアルを実施[12]
  • 2010年9月1日 - ライブドアによる検索サイトLivedoorの検索エンジンとして提供[13]
  • 2011年6月23日 - LINE提供開始
  • 2013年7月19日 - NAVERアカウントのデータベースを管理しているサーバに外部からの不正アクセスが発覚。169万2496件のユーザーのID・メールアドレス及びパスワードが流出。[14]
  • 2013年12月18日 - 検索サービスを終了した。[15][16]。今後はNAVERまとめに注力する。

脚注[編集]

  1. ^ naver.com Site Overview”. 2014年10月20日閲覧。
  2. ^ NHN Japan Corporation | 事業紹介 | ウェブサービス事業”. 2012年7月22日閲覧。
  3. ^ NHN Corporation is Most Visited Web Property and Host to the Most Searches in South Korea - comScore、2009年6月8日
  4. ^ Baidu Ranked Third Largest Worldwide Search Property by comScore in December 2007 - comScore、2008年1月24日
  5. ^ NHNウェブサイトより[1] (韓国語)
  6. ^ NAVERウェブサイトより[2] (韓国語)
  7. ^ マイコミジャーナルより【レポート】韓国ポータルサイト事情 - 韓国ユーザの心をつかむべく進化中 (1) まずはおなじみのNAVER | ネット | マイコミジャーナル (2005.5)
  8. ^ ウィルス対策ソフトが組み込まれたツールバーフォトビューアーなど、各種ツールの無料ダウンロードは提供されている。
  9. ^ ブログサービスは、系列のSNSサイトであるCURURUに引き継がれた)
  10. ^ ネイバー日本成功なるか、15日から検索サービス 聨合ニュース 2009/06/07
  11. ^ ネイバージャパン、再投稿機能を核としたマイクロブログ「pick」 ITmedia News 2010/03/09
  12. ^ ネイバージャパン、「いま・最新の話題」が探せる「NAVERトピック検索」を提供開始 ASCII.jp: 2010/03/31
  13. ^ ライブドア×NAVER 連携本格化 corp.livedoor.com: 2010/09/01
  14. ^ NAVERに不正アクセス 169万件のメアドとハッシュ化されたパスワード流出か ITmedia News 2013/07/19
  15. ^ 【NAVER】NAVER、日本国内での検索サービスの提供を終了、経営資源を再配置
  16. ^ 【NAVER】NAVER、国内の検索・辞書関連サービス終了のお知らせ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]