口コミ

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口コミ(くちこみ、クチコミ)とはのうち物事の評判などに関する事。インターネット上での評判も含む。大宅壮一の造語の一つ。

マスコミとの対比で生まれた言葉であり、「頭でのコミュニケーション」の略とみられる。基本的には世俗的な話題について用いられる語であり、政治的な話題について用いられる世論とは区別される。

一般に口コミによる評判はマスコミでのそれよりも信憑性が高いと認識されている。これは一般人にはマスコミのような利害関係が生じにくい事による。一方で逆にマスコミのように情報の正確性が問われないため、偏見などによって情報が大きく歪められる事もある。

インターネットの普及した現代では掲示板ブログなどで不特定多数に意見を伝えられるため、かつてより口コミの影響力が大きくなっている。一方で話題が否定的な方面に発展した場合、ブログなどではいわゆる「炎上」と呼ばれる現象が発生してしまう。

中には企業側が商品を提供し、或いは報酬まで支払って個人ブログ等にレビューを書かせるといった事例もあり、これがニュース番組で取り上げられたところ、やらせ疑惑が浮上してブログが炎上するなど問題になったことがある。特に著名な事例としては、2006年11月にNHKニュースウォッチ9で取り上げられた坊農さやかの例が挙げられる[1]

こうしたトラブル防止の観点から、2010年3月、大手広告代理店などからなる業界団体ではブロガーらと広告主との関係性を明示する等のガイドラインを策定した[2]

CGM[編集]

現在インターネットにおいて口コミをマーケティングに利用する動きが盛んである。その流れの一つが消費者形成型メディアと呼ばれるCGMという考え方である。この考え方が登場した背景にはブログやSNSの爆発的な普及もあるが、企業の利害関係が生じにくい生の声による判断をする人の増加が考えられる。多くの新サービスが特定カテゴリー+口コミという形で生まれている。

脚注[編集]

  1. ^ ASCIIjp 実例に学ぶ ブログ炎上 やらせ系ブログの炎上(ASCIIjp)
  2. ^ ブログで宣伝、「広告」明記を 口コミ広告業界がガイドライン2010年3月10日付産経新聞

関連項目[編集]