デッドゾーン (映画)

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デッドゾーン
The Dead Zone
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
脚本 ジェフリー・ボーム
原作 スティーヴン・キング
製作 デブラ・ヒル
製作総指揮 ディノ・デ・ラウレンティス(表記なし)
出演者 クリストファー・ウォーケン
マーティン・シーン
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 マーク・アーウィン
編集 ロナルド・サンダース
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 ユーロスペース
公開 アメリカ合衆国の旗 1983年10月21日
日本の旗 1987年6月20日
上映時間 103分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $10,000,000
興行収入 アメリカ合衆国の旗$20,766,000[1]
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デッドゾーン』(原題:The Dead Zone)は1983年デヴィッド・クローネンバーグ監督で製作されたスティーヴン・キングの小説『デッド・ゾーン』(原題:The Dead Zone)を原作としたサスペンス映画

昏特殊な能力に目覚めてしまった一人の男の孤独な生と死を描く[2]。原作にあるジョニー・スミスとグレッグ・スティルソンの視点の内、ジョニー・スミスの視点に絞った構成になっている。

あらすじ[編集]

ジョニー・スミス(演:クリストファー・ウォーケン)はニューイングランドの若き教師であり、同僚のサラと恋愛関係にあった。ある日ジョニーは大きな自動車事故に巻き込まれ、昏睡状態に陥った。

神経科医ウェイザク(演:ハーバート・ロム)の治療の下で、ジョニーは昏睡から目覚める。幸いなことに彼の身体にはギプスや包帯、また目立つ傷跡はまったくなかった。しかしジョニーが意識を失ってから5年もの歳月が経っており、恋人のサラはすでにほかの男性と結婚して子供がいることを知り彼は愕然とする。

事故の影響により、他人の過去や現在、未来の秘密を、彼がその人やものにふれることによって知覚できるという超能力を持ったことで、ジョニーの人生はそれまでとは変ってしまった。ジョニーはしぶしぶながらその力を地元保安官に貸し、残忍な連続強姦殺人事件を解決。その後、ジョニーは再び働こうと家庭教師をはじめた。しかし、ジョニーの超能力は彼を悩ませ続けた。

そして新進の地元政治家グレッグ・スティルソンが、いつの日かアメリカ合衆国大統領に選出され、核戦争を始めるビジョンを見てしまったジョニーの苦悩は高まる。ジョニーは未来を変えるべく、スティルソンの暗殺を決意する。

銃を手に彼の演説会場に乗り込んだジョニーであったが、スティルソン暗殺は失敗し、スティルソンは無傷で助かり、ジョニーは致命傷を負ってしまう。しかし、ジョニーに銃を向けられた瞬間、スティルソンがサラの子どもを奪い人間の盾として利用しようとした映像が撮られていた。その卑劣な行為に関するニュースはアメリカ全土に放送され、スティルソンの政治生命は終焉した。ジョニーは目的を達成することができたのだった。

瀕死で横たわるジョニーに、スティルソンが掴みかかる。そのときジョニーには、スキャンダルにやつれ自殺に迷う破滅した政治家という、心強い最後のビジョンがみえた。ジョニーは破滅(アルマゲドン)が回避されたと満足し、スティルソンに対して「あなたは終わりだ」と一言だけ告げた直後、息絶えた。

キャスト[編集]

日本語吹替[編集]

役名 俳優 日本語版
ジョニー クリストファー・ウォーケン 野沢那智
サラ ブルック・アダムス 土井美加
スティルソン マーティン・シーン 富山敬
ウィーザック ハーバート・ロム 内田稔
バナーマン トム・スケリット 坂口芳貞
ロジャー アンソニー・ザーブ 小林修
ヘンリエッタ コリーン・デューハースト 麻生美代子
フランク ニコラス・キャンベル 大滝進矢
ハーブ ショーン・サリヴァン 宮内幸平
ヴェラ ジャッキー・バローズ 瀬能礼子
  • 初回放送1989年11月26日(日)テレビ朝日『日曜洋画劇場
    • 制作:東北新社、演出:伊達康将、翻訳:平田勝茂、調整:小野敦志、プロデューサー:圓井一夫

作品解説[編集]

主人公のジョン・スミスの元恋人であるサラがスティルソンの選挙運動の協力者として現れるが、これは原作にない設定である[2]。また映画では主人公が超能力について「今は神の恵みだと思っている」という台詞があるが、原作ではない[3]

評価・影響[編集]

この映画はデヴィッド・クローネンバーグの監督としてのキャリアのターニングポイントになったと評価された。この映画の(興行的)成功と(作品に対する)好意的な評価は、クローネンバーグに1986年の映画『ザ・フライ』のような大きな作品の仕事をもたらした。

この映画は(公開当時)クローネンバーグの以前の作品を評価していたロジャー・エバートによって公正に評価され、星3つと半分を獲得した。またスティーヴン・キングが自らの小説の派生作品の中でもっとも好きな映画であると噂された。

賞歴[編集]

トリビア[編集]

  • 攻撃の一つが行われたガゼボは、カナダオンタリオ州ナイアガラ・オン・ザ・レークにある公園の永久的な構造物である。
  • クリストファー・ウォーケンは、サタデー・ナイト・ライブのコント(スケッチ)で自らの役柄のパロディを演じた。
  • バナーマン保安官役のトム・スケリットはテレビドラマ版デッドゾーンの最終回にハーブ・スミス(ジョン・スミスの父親)役としてゲスト出演した。

脚注[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ a b 『デッドゾーン』の世界花の絵 2014年6月6日
  3. ^ デッドゾーン』の世界 [続き]花の絵 2014年6月8日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]