キャビン (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
キャビン
The Cabin in the Woods
監督 ドリュー・ゴダード
脚本 ドリュー・ゴダード
ジョス・ウィードン
製作 ジョス・ウィードン
製作総指揮 ジェイソン・クラーク
出演者 クリステン・コノリー英語版
クリス・ヘムズワース
アンナ・ハッチソン
フラン・クランツ
ジェシー・ウィリアムズ英語版
音楽 デヴィッド・ジュリアン
撮影 ピーター・デミング
編集 リサ・ラセック
製作会社 ミュータント・エネミー・プロダクションズ英語版
配給 アメリカ合衆国の旗 ライオンズゲート
日本の旗 クロックワークス
公開 アメリカ合衆国の旗 2012年3月9日サウス・バイ・サウスウエスト
アメリカ合衆国の旗 2012年4月13日[1]
日本の旗 2013年3月9日
上映時間 95分[2]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $30,000,000[3]
興行収入 $66,486,080[4]
テンプレートを表示

キャビン』(The Cabin in the Woods)は、ドリュー・ゴダード監督・脚本、ジョス・ウィードン脚本・製作による2012年アメリカ合衆国ホラー映画である[5]

ストーリー[編集]

大学生のデイナ、ホールデン、マーティ、ジュールズ、カートは週末を近郊の森にある小屋(Cabin)で過ごそうと計画していた。道中、行き先を尋ねたガソリンスタンドの男から小屋にまつわる不吉な話を聞きつつも、彼らは小屋に到着する。小屋で週末を楽しむ彼らであったが、突如として地下室の扉が開く。薄暗い室内には物が散乱していたが、デイナはその中からある日記を発見する。それはペイシェンス・バックナーという少女の日記で、バックナー一家が犯してきた恐ろしい罪の数々が記されていた。そして、日記の最後には、謎のラテン語文が書かれていた。デイナがラテン語を読み上げると、森の中に埋まっていたバックナー一家の死体が起き上がり、小屋を目指し始めた。呪文によって復活したバックナー一家は性交中のカートとジュールズを襲い、ジュールズを殺害。残りの若者を皆殺しにしようと小屋を襲撃する。

一方、ハイテク機器に囲まれた管制室でこの惨状を監視する人々がいた。彼らは小屋や森中に設置されたカメラで若者の動きを監視し、また薬物を散布したり、照明を調整するなどして若者たちの行動を誘導し、「怪物が彼らを殺しやすい状況」をセッティングしていたのだ。彼らの目的は一体何なのか。そして、デイナたちは怪物からの襲撃を逃れることができるのか。

だが、これは人類の存亡に関わる恐るべき物語の序章に過ぎなかった……

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作[編集]

約3000万ドルの製作費で、2009年3月9日にバンクーバーで撮影が始まった[11]

公開[編集]

映画の広告が載ったロンドンのバス。

当初、2010年2月5日に拡大公開が予定されていたが[7][12]3Dに変換するために2011年1月14日に延期された[13][14]。しかしながら2010年6月17日、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーが財政難の問題のため、公開は無期限延期となることが発表された[15][16]

2011年3月16日、『ロサンゼルス・タイムズ』は「新たな(MGMの)チーフ・エグゼクティブであるゲイリー・バーバーロジャー・バーンボームがMGMの最後の2本である『キャビン』と『レッド・ドーン』を売ろうとしている」ことを報じた[17]。2011年4月28日、配給権がライオンズゲートに売られ[18]、同年のハロウィンに公開を予定していることが報じられた[19]。2011年7月20日、ライオンズゲートは配給権を獲得し、2012年4月13日に公開することを発表した[1]

プレミア上映は2012年3月9日にテキサス州オースティンのサウス・バイ・サウスウェスト映画祭で行われた[20]

日本では2012年9月26日に第5回したまちコメディ映画祭in台東の「映画秘宝まつり」で『キャビン・イン・ザ・ウッズ』の題でプレミア上映された[21]。2013年3月9日よりクロックワークス配給で一般公開される[22]

評価[編集]

興行収入[編集]

北アメリカでは4207万3277ドル、そのほかの国々で2382万9690ドル、全世界で6590万2967ドルを売り上げている[4]。2012年の映画では68番目に高い興行収入である[23]

北アメリカでは2012年4月13日に2811劇場で公開され、初日に550万ドル、初週末で1470万ドルを売り上げ、週末興行で3位となった[24][25]。2012年7月12日に公開が終了し、累計で約4200万ドルを売り上げた。これは2012年のアメリカ市場では66位の成績である[26]。イギリスでは850万ドル、フランスでは240万ドル、ロシアでは230万ドルを売り上げている[27]

批評家の反応[編集]

Rotten Tomatoesでの支持率は204件のレビューで支持率は91%の「フレッシュ(新鮮)」作品となった[28]。またMetacriticでは40媒体のレビューをベースに72/100となった[29]

参考文献[編集]

  1. ^ a b Lionsgate Schedules THE CABIN IN THE WOODS for April 13, 2012”. Collider. 2011年7月21日閲覧。
  2. ^ THE CABIN IN THE WOODS (15)”. British Board of Film Classification (2012年3月22日). 2012年4月13日閲覧。
  3. ^ Blauvelt, Christian (2012年4月12日). “Box office preview: 'Cabin in the Woods' and 'Three Stooges' take on 'The Hunger Games'”. Entertainment Weekly. 2012年4月27日閲覧。
  4. ^ a b The Cabin in the Woods (2012)”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2013年7月2日閲覧。
  5. ^ Joss Whedon's The Cabin in the Woods to Feature Creatures?”. Dreadcentral.com. 2010年10月4日閲覧。
  6. ^ Barnes, Brooks. “The Cabin in the Woods”. The New York Times (The New York Times Company). http://movies.nytimes.com/movie/455109/The-Cabin-in-the-Woods/overview 2012年4月13日閲覧。 
  7. ^ a b Reynolds, Simon (2009年3月10日). “Five more go to 'Cabin in the Woods'”. Digital Spy. 2009年3月10日閲覧。
  8. ^ Kit, Borys; Jay A. Fernandez (2009年1月21日). “Two feel Joss Whedon's 'Cabin' pressure”. The Hollywood Reporter. Nielsen Business Media. 2009年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月21日閲覧。
  9. ^ Fernandez, Jay A. (2009年3月22日). “'Stomp the Yard' actor lands two film roles”. The Hollywood Reporter. Nielsen Business Media. 2009年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月23日閲覧。
  10. ^ 'The Cabin in the Woods' a Creature Feature?!”. Bloody-disgusting.com. 2010年10月4日閲覧。
  11. ^ Goddard Starts "Mordecai" In Vancouver- March 9...”. Vancouver Film (2010年2月7日). 2012年8月30日閲覧。
  12. ^ Lee, Patrick (2009年1月7日). “Joss Whedon is now working with Tom Cruise. Horrors? Yes!”. Sci Fi Wire. SCI FI. 2009年1月13日閲覧。
  13. ^ Whedon's Cabin in the Woods Going 3D in '11”. Comingsoon.net (2009年10月9日). 2009年10月9日閲覧。
  14. ^ Whedon’s CABIN moves ahead a year…into the third dimension”. Fangoria. 2012年11月13日閲覧。
  15. ^ Joss Whedon's Cabin in the Woods may be MGM's next casualty”. Cinemablend.com (2010年6月17日). 2010年10月4日閲覧。
  16. ^ Fleming, Mike (2010年6月29日). “MGM To Morph Into A Pure Production Play?”. Deadline.com. 2012年8月31日閲覧。
  17. ^ Fritz, Ben; Horn, John (2011年3月16日). “Reel China: Hollywood tries to stay on China's good side”. Los Angeles Times. http://www.latimes.com/entertainment/news/la-et-china-red-dawn-20110316,0,995726.story 
  18. ^ Fleming, Mike (2011年4月28日). “Joss Whedon's 'Cabin in the Woods' With 'Thor's Chris Hemsworth Going To Lionsgate”. Deadline. 2011年5月6日閲覧。
  19. ^ The Cabin in the Woods Coming October 28?”. Shock Till you Drop. 2011年5月15日閲覧。
  20. ^ Vary, Adam B.. “SXSW: 'Cabin in the Woods' kills at premiere. Just don't talk about it!”. Entertainment Weekly. 2012年4月2日閲覧。
  21. ^ 「映画秘宝」presents 映画秘宝まつり - 第5回したまちコメディ映画祭in台東”. したまちコメディ映画祭in台東. 2012年11月13日閲覧。
  22. ^ あの雷神ソーも恐怖に震える!?一風変わったホラー映画『キャビン』公開決定!”. Walkerplus (2012年10月26日). 2012年11月13日閲覧。
  23. ^ 2012 Worldwide Grosses”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年11月13日閲覧。
  24. ^ Subers, Ray (2012年4月14日). “Friday Report: 'Hunger Games' Beats 'Stooges,' 'Cabin'”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年8月30日閲覧。
  25. ^ Weekend Box Office Results for April 13-15, 2012”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年8月30日閲覧。
  26. ^ 2012 Domestic Grosses”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年11月13日閲覧。
  27. ^ The Cabin in the Woods (2012) - International Box Office Results”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2012年8月31日閲覧。
  28. ^ The Cabin in the Woods”. Rotten Tomatoes. 2012年11月13日閲覧。
  29. ^ The Cabin in the Woods”. Metacritic. 2012年11月13日閲覧。

外部リンク[編集]