白い家の少女
| 白い家の少女 | |
|---|---|
| The Little Girl Who Lives Down the Lane | |
| 監督 | ニコラス・ジェスネール |
| 脚本 | レアード・コーニッグ |
| 製作 | ゼヴ・ブラウン ドニ・エロー |
| 出演者 | ジョディ・フォスター マーティン・シーン |
| 音楽 | クリスチャン・ゴベール |
| 撮影 | ルネ・ヴェルジェル |
| 編集 | イヴ・ラングロワ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 94分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | CAD 1,100,000 |
『白い家の少女』(The Little Girl Who Lives Down the Lane)は、1976年のカナダ、フランス、アメリカの合作映画。ジョディ・フォスター主演のミステリー・サスペンス。1974年に出版されたレアード・コーニッグの同名小説の映画化。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| リン | ジョディ・フォスター | 仙道敦子 |
| フランク・ハレット | マーティン・シーン | 真夏竜 |
| ハレット夫人 | アレクシス・スミス | 北村晶子 |
| マリオ | スコット・ジャコビー | 水島裕 |
| 警官 | モルト・シューマン | 小林修 |
ストーリー [編集]
鉛色の空。冷たく打ち寄せる大西洋の波。ニューイングランドはウエルズ・ハーパーという小さな村。冬の海を見おろす人里離れた丘に、白い家がポツンと一軒。美しいブロンドの少女リン(ジョディ・フォスター)が住んでいた。
今夜は万聖祭の宵祭。ハロウィンのしきたりどおり、仮面をかぶったフランク(マーティン・シーン)が、リンの家を訪れた。「君1人?」。「ママは死んだわ。パパは外出よ」と冷たく答えるリン。テーブルには、13本のローソクを立てたバースデイ・ケーキが置いてあった。ある朝、ハレット夫人(アレクシス・スミス)がリンの家にくる。ハレットはこの家の家主だった。家の中をうろうろする彼女に、リンはおこった。「ここは私の家よ」。
ある日、銀行に行ったリンは大金を引き出す。不審の目の銀行員。リンに声をかけた青年がいた。フランクだ。彼はハレットの息子だった。その時、パトカーに乗った警官(モルト・シューマン)が、「あいつは俺の甥だけど変質者なんだ。気をつけなさい」と声をかけ、リンを家まで送ってくれた。「パパはどこ?」。「外出中よ。パパは有名な詩人なの」と言って、父の詩集を警官に見せるリン。
そして、ハレットが再びリンを訪れた。紅茶をすすめるリンは、ハレットが地下室へ行こうとするので殺す。車と傘を残したハレット。車を処理しようとしたリンにマリオ(スコット・ジャコビー)という少年が声をかけた。彼はその車の持ち主を知っていた。親しくなる2人。リンは秘密を彼に打ち明けた--彼女は父と共にイギリスからやって来、父は自殺してしまったのだ。離婚した母がやって来て、昔のようにヒステリックになったら、ある薬(毒薬)を飲ませるように遺言を残して……。
ハレットが地下室で見たのは、その母の死体だったのだ。マリオはリンに同情し、2人は雨の降る夜、母とハレットの死体を庭に埋めた。そして、2人の間には愛がめばえはじめる。だが、マリオは雨のために肺炎にかかり、入院した。やがて、ハレットの行方不明に不審を抱いたフランクが、リンを訪れた。「地下室でお袋のヘアピンを見つけたぜ」とリンにつめよるフランク。リンはあの薬を入れた紅茶を彼に差し出す。「マリオはやがて死ぬ。2人で新しい生活をはじめようぜ」と言いつつ、せきこむフランク。顔は苦痛でゆがんでいった。そして、冷たい目でそれをみつめるリン。ショパンのピアノ協奏曲が静かに流れていた。