ニューイングランド

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Map of USA New England.svg
Lexington Battle Green, Lexington MA.jpg

ニューイングランドNew England)は、アメリカ合衆国北東部の6州を合わせた地方である。中心都市はボストン

歴史[編集]

主要記事:History of New England

アメリカ合衆国で最も古い地域であり、1616年イギリスで入植者が募集されたのが地域名の由来。1620年からイギリスピューリタンがマサチューセッツへ移住を始め、各植民地を設立していった。1637年には北のヌーベルフランス、南のニューネーデルラントに対抗するため「ニューイングランド連合」が結成されている。1776年にはアメリカ独立戦争発祥地となっている。19世紀にはニューイングランドの商人や漁師や捕鯨船が有名になった。

インディアンに対する大虐殺[編集]

もともとはワンパノアグ族ポウハタン族ナラガンセット族イロコイ族など、多様なインディアン部族が領土としていた地域であり、イギリスのピューリタン入植と同時に民族浄化の対象にされた。

マサチューセッツ湾植民地やコネチカット植民地の入植白人たちは、この地のインディアンたちを「狼と同種のけだもの」とみなし、植民地を挙げて絶滅政策を採った。[要出典]女子供に至る大量虐殺を受けたインディアンたちは同盟を組んで1675年に、白人が「フィリップ王戦争」と呼ぶ北米植民地戦争を起こした。この戦いは白人入植者側の圧勝に終わり、4000人を超えるインディアンが虐殺され、酋長や戦士が残虐に処刑された。

ほとんどの部族が絶滅寸前に追い込まれ、また他州へ追い払われたのち18世紀に入っても、イロコイ族は白人との戦いをやめなかった。植民地軍司令官だったジョージ・ワシントンは、ニューイングランドのインディアン部族、特にイロコイ族の徹底絶滅を指示し、彼らの集落を根こそぎ破壊する焦土作戦を指揮した。ワシントンは大統領に就任した後も、「この地のインディアンを根絶やしにするように」と閣僚に命じてインディアン戦争を続行させた。

現在、侵略者による虐殺を生き延びたインディアンたちは、インディアン権利団体「ニューイングランド・アメリカインディアン連合」を結成し、合衆国政府に対して様々な権利要求を行っている。

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ニューイングランドには次の6州が含まれる。

主要都市[編集]

太字は各州の州都を示す。

コネチカット州[編集]

ニューハンプシャー州[編集]

バーモント州[編集]

マサチューセッツ州[編集]

メイン州[編集]

ロードアイランド州[編集]

文化[編集]

関連項目:Notable New Englanders

アメリカの代表的なスープ、クラムチャウダーはニューイングランドで始まった。ニューイングランド料理は魚介類を中心とする献立が多い。都会を離れると山と森が多い地域で、たくさんの人が紅葉狩りのために旅行する。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]