ガシャポン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3段重ねでずらりと並ぶガシャポン
ガシャポン

ガシャポン (GASHAPON) は、1988年にバンダイ登録商標として登録された玩具名で、同社のカプセル自動販売機とそのカプセルに入った玩具「カプセルトイ」を指す。別称としては「ガチャガチャ」や「ガチャポン[1]」があり、「ガチャンコ」と「ガチャ」はトミーの登録商標とされる。

駄菓子屋スーパーマーケットレンタルビデオ店などに設置されており、一箇所に複数台の機器が置かれている場合が多いが、近年はカプセル自動販売機のみを数十あるいは百台以上並べた「専門店」も登場している。

コンビニエンスストアセブン-イレブンの店頭で、「ガチャボックス」として”中の見えない色つきカプセル”に封入し、手売り販売しているケースもある。(ちなみに、ガチャボックス自体は玩具メーカー5社が共同で行っている販売方法で、バンダイ特有の販売形式ではない)

目次

[編集] 歴史

バンダイのカプセルトイ市場への参入は1977年2005年3月までに累計約22億個のカプセルを出荷し、市場全体の約65%のシェアを占めている。[2]

同様の販売形態を持つ物として、バンダイが1988年に投入したトレーディングカード用の「カードダス」カード自動販売機も存在する。

2006年にはバンダイがエポック社のカプセル及びカード自動販売機について、特許権侵害で提訴した。その後2007年に特許の侵害が認められて製造・販売禁止の禁止と損害額の支払いが命じられている。2008年5月8日にエポック社の上告が棄却されて、バンダイ側の勝訴が確定している。

[編集] 封入されている玩具の変遷

封入されている玩具は、かつてはコスモスの製品にみられたような幼稚園から小学校低学年の子供を対象とした物が主たるものであり、たとえば流行しているものの消しゴムなどが入れられる場合、スーパーカー消しゴム怪獣消しゴム、キン肉マン消しゴム(キン消し)、ドラゴンボール消しゴム、力士消しゴム、などが作られた。

主として使われる素材はダイキャスト → プラスチック → 塩ビ / PVC(同じ”塩ビ”でも最低3度の素材変更が確認出来る)の推移で変わっているが、その時代の低コスト素材を使っているという台所事情も現してもいる。

現在のガシャポンの代表的な商品にHGシリーズがあり、1994年ウルトラマンを皮切りに販売が開始され200円(現在はより高価格でも展開中)とは思えない造形彩色で話題となり、子供のみならず大人も巻き込みヒットした。その後、ガンダム仮面ライダーをはじめ、スーパーロボットゴジラセーラームーンポケモンなど数々のシリーズを展開する大ヒット商品となっている。また、俗にいうオタク向け商品なども増えつつある。

これらの玩具はその販売形態の性質上、自ら商品を選んで購入することが出来ず、重複したものを他人と交換してすべて揃えるという方法を用いることから、同様に中身を選ぶことが出来ない食玩などと合わせてトレーディングトイ・トレーディングフィギュアなどと呼ぶこともある。

[編集] 現在の主な商品

  • カプセルステーション(100~300/400円)
    • HGシリーズ
    • HGIFシリーズ
    • アクションポーズシリーズ
    • カプセル合体シリーズ
    • フルカラーヒーローシリーズ
    • くっつくんですシリーズ
    • ソフビコレクションシリーズ
    • スイングシリーズ
      • ブラブラスイング
      • リンリンスイング
    • 根付シリーズ
    • ストラップシリーズ
      • ダブルストラップシリーズ
      • にょっきりストラップシリーズ
    • なりきりグッズシリーズ
      • リアルチェンジ
      • なりきりアクセ
      • ヘアアクセコレクションシリーズ
    • スタンプメイトシリーズ
    • ラバープレートキーチェーンシリーズ
    • ヘッドマンシリーズ
    • チキチキシリーズ
    • 森の~シリーズ(専用筐体でのみの販売時もあり)
    • ふにゅふにゅシリーズ
    • (ケータイ)クリーナーシリーズ
    • サウンドロップコンパクトシリーズ
    • キーカバーシリーズ
    • くるぺたシールシリーズ
  • カプセルステーションミニ専売(100~300円)
    • ガシャポンピンズコレクションシリーズ
    • DXキャラピンズコレクション
    • リバーシブルプレートシリーズ
    • アニメイト専売タイトル
  • その他(場所限定)
    • ガチャボックス(バンダイ販売タイトルは、現状「劇場版ポケモン」合わせのリリースのみ)
    セブン-イレブン専売手売カプセル

[編集] 過去の主な商品

  • ミニプラシリーズ
  • クロスアップタイプシリーズ
  • コインダスシリーズ
  • ダイキャストシリーズ
  • カーリングバトルシリーズ
  • ガシャポンキッズシリーズ
  • スーパーフィギュアシリーズ
  • ガシャポンBIG[4]
  • F・Bコレクションシリーズ
  • ガシャポンジグソーシリーズ
  • ディスクジャックシリーズ
  • ミニミニカードダスシリーズ
  • はさむんですシリーズ
  • プレートキーチェーンシリーズ
  • (ここにタイトルが入る)DXシリーズ
  • スクリューズシリーズ
  • バウンドボールシリーズ
  • フルカラーコレクション
  • かみつきシリーズ
  • ステーショナリーシリーズ
  • ふわっこクラブシリーズ
  • くっつくんですDXシリーズ
  • ポケットガーデンシリーズ
  • ポケットワールドシリーズ
  • ポケットアクセサリーシリーズ
  • ボタンメイトシリーズ
  • スタンプワールドシリーズ
  • アクションフィギュアシリーズ
  • テープクラブシリーズ
  • クリップワールドシリーズ
  • フルカラー/SDフルカラーシリーズ
  • リアルコレクションシリーズ
  • HGイマジネイションシリーズ
  • ティンバッヂシリーズ
  • ちびぐるみ/~ぐるみシリーズ
  • ふわっこパペットシリーズ
  • フラッシュスイングシリーズ
  • ガシャポンフォーミュラシリーズ
  • ちまこれシリーズ
  • キューブメイトシリーズ
  • マグカップクラブシリーズ
  • タイムショットシリーズ
  • キャラトレインシリーズ
  • キャラレールシリーズ
  • ズンチャッチャスイングシリーズ
  • フレーバーマスコットシリーズ
  • おでかけシリーズ
  • おきがえシリーズ
  • 特撮メカコレクションマシンクロニクル
  • キャラッピンバスシリーズ
  • カプセルトントンシリーズ
  • 萌あ・ら・もーどシリーズ
  • エアーフレンズシリーズ
  • くたっぴーずシリーズ
  • トーテムドームシリーズ
  • つなげてシリーズ
  • なりきり~ギアシリーズ
  • トリコレ!シリーズ
  • シャカシャカスイングシリーズ
  • サウンドロップシリーズ
  • プロジェクターライトシリーズ
  • miniPEZシリーズ
  • mini×mini PEZシリーズ
  • おかし缶シリーズ
  • くるりんぱっくんシリーズ
  • プチライン/プレートプチラインコレクションシリーズ
  • SQピンズコレクションシリーズ
  • アルティメットソリッドシリーズ
  • H.G.C.O.R.E.シリーズ

シリーズものではなく、(結果として)単作なものでシリーズ展開予定だったものや、カプセルを使わないもの等、試験的に発売したタイトルが存在する。(例:HGワールドなど)

[編集] 脚注

  1. ^ かつてはSDガンダムガチャポン戦士等「ガチャポン」の名を使っていた時期もある)
  2. ^ http://www.bandai.co.jp/releases/J2006011301.html
  3. ^ 数ヶ月連続リリース後、他メーカーにバトンタッチする傾向が高いことから期間契約と思われる
  4. ^ 1000円(500円×2)カプセル。主に松戸の東京ガリバーをメインとしたバンプレストのアミューズメントスポットに特製大型ベンダー機が設置されていた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク