甲竜伝説ヴィルガスト
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『甲竜伝説ヴィルガスト』(こうりゅうでんせつヴィルガスト、ARMED DRAGON FANTASY VILLGUST)はP.NEKOMATAの企画・原案によるガシャポン作品、及びそれから発展したシリーズ作品である。
目次 |
[編集] 概要
ファンタジーRPGを題材としてガシャポンで発売するための(原作を持たない)オリジナル企画だった事もあり、設定自体はわかりやすいオーソドックスなものとなっている。特定の宣伝媒体を持たないために1987年2月の企画開始から3年間をかけてB2ポスターの店頭掲示、チラシの配布、プロモーションアニメの上映といった、ガシャポン作品としては異例な程の告知、宣伝展開が行われた。
「ガシャポンR・P・G」を謳ったこの作品は、従来のコレクション一辺倒であったガシャポン商品とは趣が大きく異なり、商品の構成、1回の種類数、ミニブックの情報量、付属するキャンペーンの数等、様々な工夫が見られた。それは、「ガシャポン機を媒体にユーザーが『宝さがし』的なゲームを楽しむことを目的にした商品[1]」というコンセプトのためである。
[編集] ガシャポン作品
1990年にバンダイより発売された、同社オリジナルのガシャポン作品。
キャラクターデザインは第1シリーズはここまひ(初期は金物昌人、あるいはかなものまさと名義。ここまひ は かなものまさと の親友とされていた[2])、第2シリーズはこいでたく。
ガシャポンフィギュアとしては画期的な「着せ替え仕様」を取り入れたが、当初は宣伝不足もあり売上げは伸びなかった。そのため一度販売が打ち切られたが、フィギュアの収集を終えていなかったファンから再発を望む声が多数寄せられ、その後販売再開された。販売再開後はOVA、ゲーム製作などの大規模なメディアミックス戦略が行われ、一定のファンを獲得した。
しかし、肝心のガシャポン作品自体は第2シリーズから「EXPチップ」を用いた「LEVEL UP・システム」(申請書に200ポイント以上を貼って商工会に送ればLEVEL認定され、一定LEVELに達するとプレゼントがもらえる)を導入するなどの工夫を取り入れたものの、担当者の異動により継続が不可能となり、第2シリーズ途中のEPISODE3で打ち切りに終わっている。
[編集] 漫画作品
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甲竜伝説ヴィルガスト
- 1990年~1993年に、講談社デラックスボンボンで連載されていた漫画。全7巻。作者はすみだひろゆき。ガシャポン作品のストーリーを補完、発展させた内容だった。また第2シリーズ相当部分にも結末が与えられている。全35話+番外編4話。
- 特に第2巻以降、原作ガシャポン版に比べて男性キャラクターはよりたくましく、女性キャラクターはより肉感的にデフォルメされている。第5巻以降は太い主線が多用されている。
- 第1シリーズ(第1巻~第4巻)と第2シリーズ(第5巻~第7巻)の間に、瞬と出会う前の第1パーティを描いた『番外編』が掲載された(第4巻所収)。その内「アリア国剣技大会」は『甲竜伝説ヴィルガスト外伝』の「おてんば姫の大活劇」(作:大出光貴 イラスト:おおぬまひろし)を原形としている。
第1巻 (ISBN 4-06-321601-2)
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第2巻 (ISBN 4-06-321602-0)
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第3巻 (ISBN 4-06-321603-9)
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第4巻 (ISBN 4-06-321648-9)
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第5巻 (ISBN 4-06-321659-4)
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第6巻 (ISBN 4-06-321670-5)
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第7巻 (ISBN 4-06-321686-1)
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[編集] 小説作品
- 甲竜伝説ヴィルガスト1 琥珀色の城塞 (ISBN 4-8291-2528-4)
- 甲竜伝説ヴィルガスト2 朱鷺色の洞窟 (ISBN 4-8291-2543-8)
- 1993年、1994年に富士見ファンタジア文庫から発売された小説。平成4年10月30日発売号より1年間ドラゴンマガジンに連載されたものを単行本化したもの。基本的に原作準拠の内容であり、後述のOVA版の続編の位置づけである。作者はあかほりさとる。連載分の挿絵はそうま竜也が担当していたが、単行本化に際し西島克彦に変更されている(ただしOVA版とはまた絵柄が異なる)。
[編集] ゲームソフト
- 甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女
- 1992年にバンダイから発売されたスーパーファミコン用RPG。バンダイのゲームソフトとしては初のオリジナル作品。イメージイラストは赤石沢貴士。大筋原作に沿った内容だが、最終決戦から結末にかけては独自のストーリーが展開する。一定の人気を獲得し、10万本を超えるセールスを記録した。
- 甲竜伝説ヴィルガスト外伝
- 1993年にエンジェルから発売されたファミコン用RPG。こちらはムロボを主人公としたオリジナルストーリー。
[編集] アニメ作品
- 甲竜伝説ヴィルガスト(OVA全2話 1992~1993)
- 上下巻で発売されたOVA作品。設定・キャラクターデザインがガシャポン版から一部変更されている。原作の主人公である三池瞬が現実世界からヴィルガスト界へやって来る以前の話であり、代わってクイが主役に据えられている。
[編集] スタッフ
- 監督・キャラクターデザイン・作画監督:西島克彦
- キャラクター原案:藤島康介
- シリーズ構成・脚本:あかほりさとる
- 演出:水島精二
- 美術:中座洋次、須江信人
- 音楽:田中公平
- 制作:アニメイトフィルム
- 制作協力:スタジオファンタジア
- 製作・著作:バンダイビジュアル・ムービック
- 上巻エンディングテーマ「猫の手も借りたい?
- 作詞:前田耕一郎、作曲:田中公平、歌:横山智佐
- 下巻エンディングテーマ「見えない翼」
- 作詞:前田耕一郎、作曲:田中公平、歌:久川綾
また、これ以前に作品の知名度を上げるためのショートフィルムが制作されている。1990年の東京おもちゃショーで最初に上映されて以後、各地のイベント、一部店頭等で上映され、その後ガシャポンのプレゼントとしても配布、OVAの映像特典として収録がされている。キャラクターデザイン、ストーリーといった設定は全てガシャポン版を踏襲し、キャラクターと世界観の紹介を紹介する内容となっている。音声は音楽のみ(但し配布版にはナレーションあり)。制作はビッグバン。
[編集] ケイブンシャの大百科シリーズ
勁文社からは多くのムック本が発売された。編集はスタジオ・ハード。最初期から参加していたイラストレーターの一人こいでたくは、後にガシャポン第2シリーズのキャラクターデザインを担当することとなった。
[編集] ケイブンシャの大百科
薄型の文庫版サイズでありながら、当時の情報環境(インターネットの未発達、専門誌の不在など)を反映して、本シリーズにおいてはカタログ的な商品紹介と、漫画や短篇小説によるストーリー補完が徹底的に行われ、情報量も充実していた。また、『甲竜伝説ヴィルガストPartII』以降のカバーには「EXPチップ」が付属していた。短篇小説は5篇を除き大出光貴の手による。
- 甲竜伝説ヴィルガスト(初版:1991年3月4日 雑誌コード:63549-47)
- ガシャポン第1シリーズ第1章~第2章。奥付では何故か「ケイブンシャ大百科別冊」となっているが、仕様は普通の「ケイブンシャの大百科」と同じ。
- 甲竜伝説ヴィルガスト外伝(初版:1991年5月21日 雑誌コード:63549-63)
- ガシャポン第1シリーズ第3章。表紙にのみ「出会いの章」と銘打たれている。第1シリーズのプレストーリーとなる短篇小説を3篇収録(1篇のみ作:橋爪啓)。
- 甲竜伝説ヴィルガストII(初版:1991年8月14日 雑誌コード:63549-74)
- ガシャポン第1シリーズ第3章~第4章。本篇ストーリーの短篇小説を3篇収録。
- 甲竜伝説ヴィルガスト大百科(初版:1991年11月13日 雑誌コード:63549-86)
- ガシャポン第1シリーズ第5章。第1シリーズの総集篇となっており、他の約2倍のボリュームとなっている。
- 甲竜伝説ヴィルガスト外伝II(初版:1992年1月9日 雑誌コード:63549-97)
- 第1シリーズ第6章(最終章)。第1シリーズのアフターストーリーとなる短篇小説を3篇収録。
- 甲竜伝説ヴィルガストPartII(初版:1992年12月15日 雑誌コード:63551-48)
- 第2シリーズ。第2シリーズのプレストーリーとなる短篇小説(作:沙藤樹)を1篇収録。
- 甲竜伝説ヴィルガストOVA大百科(初版:199年5月17日 雑誌コード:63551-66)
- OVA『甲竜伝説ヴィルガスト』を特集。
- 甲竜伝説ヴィルガスト外伝III(初版:1992年8月9日 雑誌コード:63551-78)
- 第2シリーズのサイドストーリー3篇(作:八神純、藤田毅、志穂田義紀)を収録。
[編集] ケイブンシャの大百科別冊
当時のゲームパロディアンソロジーコミックブームの波に乗って、パロディ漫画・小説作品集である「パロ伝」シリーズを中心に、コンピューターゲームの攻略本、テーブルトークRPGのルールブック等が出版された。
- パロパロ伝説ヴィルガスト(初版:1991年12月12日 雑誌コード:63552-08)
- 「パロ伝」第1弾。「外伝」シリーズの『ムロボくんここにあり』(作:こいでたく)完全再録を含めた4コママンガ集と、2篇の短篇小説(作:沙藤樹)。
- パロパロ伝説ヴィルガスト ショートストーリーズ(初版:1992年4月13日 雑誌コード:63552-31)
- 「パロ伝」第2弾。4コママンガと9篇の短篇マンガ、3篇の短篇小説(作:大出光貴、沙藤樹、田中昌志)。
- 甲竜伝説ヴィルガストRPG(初版:1992年5月15日 雑誌コード:63552-37)
- ガシャポン版をベースにした、ポイント消費型のシンプルなテーブルトークRPG。ゲームデザインは怪兵隊の佐藤俊之。
- 甲竜伝説ヴィルガスト総集編(初版:1992年6月12日 雑誌コード:63552-42)
- 第1シリーズの総集編の完全版。時期的に第2シリーズ開始までの総ざらいの意味合いが強い。
- 甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女(初版:1992年8月14日 雑誌コード:63552-52)
- スーパーファミコン版ゲームの攻略本。大百科シリーズでおなじみのイラストレーター(佐々木亮、づみひろ2号)を起用、小説風にストーリーを解説している。
- パロパロ伝説ヴィルガスト 還ってきた勇者たち(初版:1993年3月17日 雑誌コード:63552-90)
- 「パロ伝」第3弾。パロディ4コママンガを中心に、ゲームブック『ヴィルガストファイターII』(作:沙藤樹)を収録。カバーに「EXPチップ」付属。
- FC版甲竜伝説ヴィルガスト外伝(初版:1993年10月14日 雑誌コード:63554-27)
- 同名のファミコン版ゲームの攻略本。趣旨はスーパーファミコン版の攻略本と同じ。高沢一による本文イラストのキャラクターデザインはOVAに準拠。
- パロパロ伝説ヴィルガスト 邪神軍の逆襲(初版:1993年12月20日 雑誌コード:63554-39)
- 「パロ伝」第4弾。ついに全篇パロディマンガおよびパロディ4コママンガとなる。
- 参加イラストレーターおよび漫画家(登場順):こいでたく(小出拓)、蜂文太、おおぬまひろし、中村淳一、いづみひろし(いづみひろの)、今井修二、島本晴海、石垣のぶゆき、づみひろ2号、木野聖子、赤山としふみ(亞加矢魔斗死不身)、ちばたけろー、おだぎみを、佐々木亮、藤本崇、佐藤みなと、えびふらい、佐々野悟、高沢一、猫島礼、山吹ショウマ、瀬川直子、赤津みずは、坂田テツヤ、内村なかめ、幸澄時、日々野和彦、はらみほよ、たくまレオ
[編集] その他関連商品
バンダイ「B-CLUB」製のガレージキットや関連書籍、カードダスなど様々な商品が発売された。キャンペーン目的のグッズ等も多い。以下はその一例。
[編集] バンダイの関連書籍
- 甲竜伝説ヴィルガスト大図鑑<上>(初版:1991年9月10日 ISBN 4-89189-171-8)
- 甲竜伝説ヴィルガスト大図鑑<下>(初版:1991年12月10日 ISBN 4-89189-178-5)
- ENTERTAINMENT BIBLE シリーズ38および40。第1シリーズの第5章までをサポート。商品解説の他、一部の世界設定について詳細に記述している。
- 甲竜伝説ヴィルガスト画集(初版:1991年12月10日 ISBN 4-89189-181-5)
- 第1シリーズの版権イラストおよび設定画、『甲竜伝説う゛ぃるがすと ―おまけ版―』を一通り収録。
- 甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女 上巻・必勝攻略編(初版:1992年6月15日 ISBN 4-89189-226-9)
- 甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女 下巻・完全攻略編(初版:1992年7月15日 ISBN 4-89189-230-7)
- スーパーファミコン版ゲームのメーカー公式攻略本。カラーページが豊富。
- コミックヴィルガスト Vol.1(初版:1992年6月30日 ISBN 4-89189-220-X)
- コミックヴィルガスト Vol.2(初版:1993年3月15日 ISBN 4-89189-205-6)
- サイバーコミックス別冊。描き下ろしにサイバーコミックス本誌掲載分を加えたもの。Vol.2の帯には「EXPチップ」が付属していた。
- 参加イラストレーターおよび漫画家(順不同):なかむらたけひこ、かなものまさと、マイケル原腸、シンツグル、こいでたく、平野俊弘、緋井斑点、飛龍乱、東洋子、おおぬまひろし、ふじいあきこ、山吹ショウマ、おだぎみを、ここまひ、伊藤洋行、高澤秀英、蜂文太、近藤ゆたか、赤山としひみ、飯島ゆうすけ、赤石沢貴士、此路あゆみ、ねりわさび、藤咲真、そうま竜也、大連、えびふらい、みやさかたかし
[編集] 登場キャラクター
以下の設定は本編および漫画の設定。小説、ゲーム、OVAでは設定や関係性が異なっている。「声」はOVA版。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] メイン・パーティー
[編集] 現実界から召喚された勇者
- 三池 瞬(みいけ・しゅん)
- 主人公。14歳。中学2年生。AB型。HP1600→6300→8300(第1シリーズ)HP1600→3100→8300(第2シリーズ)
- 女神ウィンディーネからヴィルガスト界を救う為に召喚された。しかし幼なじみで恋人の三智子と離れ離れになる。始めは目の前の状況を飲み込む事ができず、パニックに陥っていたが徐々に順応、成長していく。
- 冒険当初は「行方不明の三智子を探す」という目的のみで行動しており、勇者としての自覚、責任が無かったが、邪神に苦しむ人々を見てきたり、ムロボの過去の経験の話を聞いたりする事で、ヴィルガストを救うという使命に目覚める。
- 中学校では陸上部に所属し、かなりの足の速さではあるが1位を好まない性格で、常に2番手だった。
- 中島 三智子(なかじま・みちこ)
- ヒロイン。14歳。中学2年生。A型。HP300→2200→?(第2シリーズ)
- 女神ウィンディーネからヴィルガスト界を救う為に召喚されたのだが、邪神に捕まり洗脳され、女戦士ルシーズとなり瞬達を苦しめた。ニャゴ神のマスコットがお気に入りのようで、洗脳されてからも肌身離さす持ち歩いていた。中学校ではバスケットボール部に所属。カモシカのような足を気にしていたようである。
- 第2シリーズで再びヴィルガスト界に危機が訪れた時にも召喚されるが、瞬とは違い危機感を持つことは無かったようで、冒険を始めた当初は、危機感不足が原因のトラブルを度々起こしていた。魔法しか効かないモンスターを倒す為、魔法の修行した時は、強烈な魔法の才能を見せつけ周囲の度肝を抜かせた。
- 実はウィンディーネが引き離した、神の力を持つ双子の姉妹の姉。
[編集] 第1パーティー
初期に登場。旅の目的が無かった為、冒険に慣れていない瞬と同行、三智子を探す旅に出る。
- クイ(Kui) - 声:森川智之
- 戦士。アリア王国第5戦士団所属。15歳。A型。HP1700→2900
- アリア国武術大会で混乱に乗じて一目ぼれした王女クリスと共に駆け落ちをし、あての無い旅をしている最中に瞬と出会い、右も左もわからない瞬をサポートをしながら一緒に三智子を探す事になる。
- 旅の途中でアリア国が危機に迫っているという伝言を受けるも、意地をはって帰ろうとしない為、瞬と衝突するが、瞬の説得で帰ることを決意、アリア国に向かいアリア国の危機を救う。
- その功績を称えられ、大地の装備を譲り受ける。その時、王とのわだかまりも解け、クリスとの交際を認められる事となる。第2シリーズにて近衛兵になるという出世王でもある。
- クリス(Chris) - 声:久川綾
- 戦士。アリア王国第1王女。16歳。B型。HP1700→2600
- お城の退屈な日々が嫌いで剣術が好きな為、いつも剣術の指南を受けており、力試しの目的で出場した武術大会で一目ぼれしたクイと共に混乱に乗じて駆け落ちする。しかし旅の途中でアリア国が危機に迫っているという伝言を受け、アリア国に向かいアリア国の危機を救う。クリスが瞬と共にヴィルガストを救う使命があるという事を知った国王から再び旅に出る事とクイとの交際の許しを得て、天空の装備をまとい再び冒険に出る事になる。冒険をした事で成長し、王女としての責任感を持つようになり、1年後、三度おとずれたアリア国の危機では、病に倒れた国王のかわりに国をまとめた。
- ユータ(Youta) - 声:緑川光
- 勇者。伝説の勇者の1人息子。14歳。AB型。HP1500→2500(第1シリーズ)HP2500→3600→?(第2シリーズ)
- 十数年前、命と引き換えに邪神を封じ込めた伝説の勇者の息子。しかし本人はその事にプレッシャーを感じながら生きていたので、おとなしくやや暗い性格。またその立ち位置が瞬とかぶる為、目立たない、地味、陰湿な性格を特徴とするキャラとされた。
- ファンナに恋心を抱いてはいるが、その性格の為アプローチをかけられずにいる。第2シリーズで、ヴィルガストに再び危機がおとずれると、自由に行動できないクイとクリスのかわりに瞬に同行。冒険の途中、大地の洞窟にて父親の愛用していた聖剣エクスカリバーを受け継ぐ。瞬をも超える潜在能力を秘めている。
- ファンナ(Fanna) - 声:岡本麻弥
- 狩人。アリア王国の田舎に住む少女。13歳。A型。HP1500→2500(第1シリーズ)HP2500→3200→?(第2シリーズ)
- 第1パーティーのマスコット的な少女。冒険中、常にミニスカート着用等、機能より見た目で装備を選んでいる傾向がある。ユータの幼なじみでいつもユータを気遣っている。
- 行方不明の兄に対するコンプレックスが強く、雰囲気が似ている瞬を慕っていた。なお、カエルが大の苦手である。
[編集] 第2パーティー
中期に登場。女神のお告げを受け、邪神討伐という目的で旅をしている。
- ボストフ(Bostov) - 声:山口勝平
- 盗賊(旅に同行するうえで盗賊業を廃業)。15歳。O型。HP1900→3700
- 祖母がエルフというクォーターエルフの青年。三智子のカバンを「金になりそう」という理由で持っていた為、それを探していた瞬達と出会う。性格は軟派、不真面目、女好きという有様で女神の勇者として程遠いものであるが、芯は強く勇者としての自覚もある為いざという時はマジメな一面も見せる。
- 度々ムロボと衝突しているが、心の底ではお互い信頼しあっているようである。レミにはなぜか頭が上がらない。
- レミ(Remi) - 声:白鳥由里
- 魔術師。11歳。AB型。HP2100→3600
- 最年少ながらメインキャラ1の魔力を持つ魔術師。しっかりした性格で、パーティーの家事全般をこなしたり、ケンカの仲裁に入ったり、魔法の手ほどきをしたりと、その行動はとても11歳には思えない働きぶり。
- 普段真面目な分キレると恐ろしく、その絶大な魔力を相手にぶつけてくる為、彼女に逆らうものはいない。得意魔法は「ナイペタ」という電撃魔法。メインキャラの中で唯一詳しい経歴が語られていない。
- ムロボ(Murobo) - 声:大塚明夫
- 戦士。ワーウルフ族。自称17歳。B型。HP2400→4500
- ウィンディーネのお告げを受け、異世界の勇者とその仲間を探す旅に出る。お告げを受ける前は傭兵稼業をしていたため、メインキャラ1の戦闘能力を持つ。瞬と出会った後はよきパートナー、よき相談役となる。
- 昔は札付きのワルだったが、恩師ヘストンとの出会いで更正、弟子入りする。度々ボストフと衝突しているが、心の底ではお互い信頼しあっているようである。ワーウルフ族は人間の2倍を生き、人間換算年齢×2と計算する為、実年齢は34歳である。
- リュキア(Ryuquir) - 声:横山智佐
- 戦士。ねこまた族長の娘。15歳。O型。HP2400→4600(第1シリーズ)HP2400→4800(第2シリーズ)
- ヴィルガストのマスコット的キャラクターで、宣伝チラシ等の他メディアの登場率が群を抜いている、影のヒロイン。
- 他の第2パーティーとはぐれている最中に、瞬に助けられ恩を感じ、以降瞬を「ご主人様」と呼び、懐く。まさにネコそのものであり、かなりのきまぐれで食べたい時に食べ、寝たい時に寝るという性格。しかし瞬に対する忠誠心は並大抵のものではなく、出会ってから離れる事は1度も無かった。幼なじみに活発なシルヴィ、大人しくていじめられっこでオッドアイのニャーミがいる。
[編集] 第2シリーズからのメインキャラクター
第2シリーズから正式な仲間となるキャラ。クリントは第2シリーズから登場。
- イコリーナ(Icorine)
- 賢者。アレイ島の看護婦。HP3500→4700
- アレイ島の看護婦をしており、ルシーズ戦で大怪我をした瞬と第2パーティーを治療してもらう事がきっかけで、出会う事となる。第1シリーズではこの時のみの登場であったが、人気が出た為なのか、第2シリーズでメインキャラとなる。レミ程ではないが魔力が強く、ペスパ危機において星の杖を使い、ルシーズⅡの忘却の兜を破壊、リタ姫を救出している。クリントとはいとこの関係である。
- クリント
- 武闘家。HP3200→4600
- イコリーナのいとこにあたり、瞬を助ける為にとイコリーナが連れてきたが、イコリーナ以外には心を開かない。そのとっつきにくい性格は、幼い頃にモンスターに両親を殺され、孤児として育ってしまった為であり、仲間のピンチには必ず助けに入ったり、自分に似た境遇の少年ジョンに気遣う等、本来は優しく熱い心を持った男である。
[編集] ヴィルガスト世界の神々
伝説の甲竜とも呼ばれる、ヴィルガスト世界の自然・摂理を構成する竜神達。普段は離れた場所から世界を見守っているが、本の形を取る事で封印されたり、選ばれし者に力を貸す事がある。
- 女神ウィンディーネ(Undine)
- ヴィルガストの創造神。伝説の勇者を失ったヴィルガスト界で再び危機が訪れた時、瞬と三智子を召喚した。第2シリーズで、三度邪神が復活した時に本に封印されてしまったが、三智子の力により解放される。美しい女神の姿をしているが、その正体は邪神と対を成す竜であり、最終決戦でその姿を見せている。
- 邪神
- 後述参照
- ダークドラゴン
- 大地を統治。アレイ島の大地の洞窟に住み、人間と出会う事を避けている。
- ブルードラゴン
- 海を統治。海底の洞窟に住んでいる。
- レッドドラゴン
- 天空を統治。天空の洞窟に住んでいる。瞬に幻を見せる試練を与えた。
[編集] 主要敵キャラクター
- 邪神
- ヴィルガストを我が物にしようとしている神。十数年前に伝説の勇者の命と引き換えに本に封印されたが、神官グランカスを唆して肉体を乗っ取り、世界を恐怖で包み込もうとした。
- モンスター達の父であり、ヴィルガスト界のモンスターの殆どは邪神の力によって生み出されている。その正体はウィンディーネと対を成す、ヴィルガスト世界を構築する竜神。
[編集] 第1シリーズ
- ルシーズ(Ruciese)
- 邪神親衛隊と呼ばれるエリートモンスターの隊長の女戦士。瞬達はアレイの島で彼女と対戦するも歯が立たず、瀕死の重傷を負う事になる。
- 正体は忘却の武具によって邪神に洗脳された中島三智子その人。常にニャゴ神のマスコットを持ち歩いていた。洗脳が解ける事は最後まで無く、北の城で再び瞬と対決し、倒される。大きな角の兜(忘却の兜)と濁った緑色の目が特徴。
- ガスディスク&バルディスク兄弟
- 邪神親衛隊でルシーズ直属の兄弟戦士。常に仮面をつけており、素顔は知られていない。
- 兄のガスディスクは海底の洞窟でムロボの恩師ヘストンを殺害、怒りに燃えるムロボと対決し、倒される。
- 弟のバルディスクは兄の敵討の為、北の城でムロボに決闘を申し込み、相打ちとなる。
- 第2シリーズでむりやり復活させられた為、肉体は完全に復活できておらず、早く眠りにつく事を望んでいる。
[編集] 第2シリーズ
- ルシーズII(Ruciese II)
- リタ姫が暴虐のアイテムによって洗脳された姿。ペスパ国を支配していた。初代ルシーズとは違い、魔法で守られている為物理攻撃が効かなくなっている。
- 外見的にも、アンダーがビキニから短パンに変更されていたり、リタ姫のピアスをつけていたりと初代ルシーズとは細部が異なっている。
- ベガラス、ベラリオス、ベグス
- 邪神の復活を企む3兄姉弟。元々は女神の戦士として戦うはずだったが、大地の洞窟で邪神の呪術を受け洗脳される。
- 長男ベガスはモンスター達のリーダー格で、1番の実力者。魔力も強いはずなのだが、普段は剣で戦っている。
- 長女ベラリオスは好戦的な性格で、戦場では常に前線に立っている。
- 末弟ベグスは呪術が得意で、リタ姫、ニャーミを洗脳していた
[編集] その他のサブキャラクター
[編集] ヴィルガスト世界
[編集] 第1シリーズから
- リタ姫
- ペスパ国第1王女。瞬と出会う前に父親の国王が殺されており、実質国を治めている。中島三智子と瓜二つの外見で、瞬も出会った当初は困惑していた。第2シリーズ時、再びペスパにも危機が訪れ、捕らえられて洗脳され、ルシーズIIとなってしまう。実はウィンディーネが引き離した、神の力を持つ双子の姉妹の妹。
- うさぎのラー
- 瞬と三智子をヴィルガストに導いたウサギ。外見はお世辞にも可愛いとはいえないキモカワ系。
- ニャゴ神官(Nyago)
- ゼウスの町で神官をしている。ヴィルガストの原作者である。SDガンダムにてニャゴ神として登場している。
- アリシア姫
- アリア王国第2王女でクリスの妹。姉とは違いしっかりした性格ではあるが、姉同様、外の世界への好奇心は旺盛である。
- ハワード
- アリアの隣国、ラクーサ国第1王子でクリスの許婚だった。家臣、兵士、国民からの信頼は厚い。黒髪の長髪が特徴。
- ネルソン
- アリア国の剣術指南。かつては伝説の勇者と共に邪神討伐の旅に出ていた。白髪の長髪で、髭を伸ばしている。
- 伝説の勇者
- アリアの田舎に住んでいたユータの父親。命と引き換えに邪神を本に封じ込めたとされるが、作品によって違いがある為、その生死は不明。聖剣エクスカリバーを愛用していた。
- ヘストン
- ムロボの師匠。荒れはてていたムロボを更正させた。病に冒され自分の死期を悟り、伝染させないようにする為、海底の洞窟に閉じこもっている。
- シルヴィ
- リュキアの親友。活発な性格で、リュキアと共に村の有名人になっていた。族長から託された女神の装備をリュキアに届ける。
- 神官グランカス
- 伝説の勇者が邪神を封印していた本を開けてしまい、肉体を乗っ取られてしまった神官。甲竜の勇者として覚醒した瞬に倒されると同時に、邪神から解放された。
- ピクシー
- グランカスに仕えていた妖精。北の城で監禁されていた所を瞬に助けられ、北の城内部をナビゲートした。
[編集] 第2シリーズから
- ニャーミ
- リュキアの親友。先天的なオッドアイで小さい頃からいじめられていた。その心の闇をベグスにつけこまれ、洗脳されるが、リュキアとシルヴィの説得で元に戻る。
- まりも
- ネコっぽいが謎の生き物で詳細は不明。リュキアのペットとなる。リュキアが命名、理由は現実界でみたマリモにそっくりだった事から。
- ジョン
- ペスパに住む少年。両親をモンスターに殺され、荒れるがクリントと出会い、少年らしさを取り戻す。
[編集] 瞬たちの世界
- 草野 尚子(くさの・なおこ)&宮野木 あやめ(みやのぎ・-)
- 三智子の親友。尚子はボーイッシュなショートヘアー、あやめはロングヘアーで眼鏡をかけている。
- 早坂 亜美(はやさか・あみ)
- お金持ちの家のワガママなお嬢様で瞬に恋している。元々は『甲竜伝説ヴィルガスト外伝』内の小説「瞬と美智子 出会いの章」(作:橋爪啓 イラスト:こいでたく)のオリジナルキャラクターだったが、その後「外伝シリーズ」や「パロ伝シリーズ」の諸作家の作品に相次いで登場、ついにガシャポン本篇の第2シリーズで正式にデビューを果たした。
[編集] OVA版オリジナル
- ガバディー - 声:滝口順平
- ギルダ - 声:亀山助清
- 村長 - 声:辻村真人
- キャラクターの原形は武器屋のゼノガド。
- リーナ - 声:?
- 冒頭でモンスターに襲われる村長の娘。キャラクターの原形はゼノガドの娘。
[編集] 登場用語
- 神の双子
- 女神の力を持つ、選ばれた双子の姉妹。どちらか片方が生きている限り死ぬ事は無い。
- 伝説の甲竜
- ダークドラゴン・ブルードラゴン・レッドドラゴンからなる三体の竜神達の総称。彼らは本の姿となった時、手にした者に自らを武具化して力を与えることが出来る。
[編集] 脚注
- ^ SHOPねこまた “100円カプセル”
- ^ ;『コミックヴィルガスト Vol.1』6頁


