天然ボケ
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天然ボケ(てんねんボケ)とは、外面的な性格の類型のひとつ。
漫才におけるボケは、笑いとツッコミを誘うために計算されてわざと行われるが、このような「ボケ」的な行動を無自覚に行うとされる性格類型を指す。単に天然とも言う。
1980年代、ジミー大西のボケが意図的であればチャップリン以来の天才喜劇役者だと期待した萩本欽一が、個室で2人きりで話をしたあと部屋から出てがっかりしながら言った「天然だったね…」という一言が由来といわれている。[要出典]
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[編集] 概要
言動が常識から少々ずれており、しかも自分が何をしているのかはよく理解しているものの、それが周囲の一般的観点から少しばかりずれている事に気がついていない人に対して用いられる。単に知識や経験の不足であったり、育った環境により間違った知識を植え込まれたことが原因で起こりうる。
その言動によって周囲が困惑しても、悪意が無いのと実質的な被害がほとんど発生しないのとで、基本的には否定的な意味ではなく、むしろ「幼さ」を連想させる「かわいらしさ」や笑いの要素と捉えられる。その無邪気(あるいは素直)な行動が周囲を和ませる点で、しばしば癒し系と同様に語られることもある。ただし、女性の場合は「周囲に甘えている」と誤解されたり、男性の場合は「男らしさや頼りがいが欠けている」と見なされる場合も多い。
しかし、一方では馬鹿という言葉の代わりに使われたり、(はっきりとバカと言ってしまうと、角が立つので) また、厳密には天然ボケではないものの、ちょっとしたミス、またただ単に雰囲気や言動がおっとりしているというだけで、天然といったり、何でもかでも少しでも周りと違うところがあるだけで、簡単に天然と言ってしまうような傾向も見受けられ、天然ボケの定義があいまいなまま、言葉だけが独り歩きしている様でもある。
実在の人物では、ロックミュージシャンのチバユウスケがこの性格類型に該当し、天然ボケに由来する数々の逸話で知られる。歌手のビョークなど、海外にも類似した例は見られ、英語ではeccentric(エキセントリック)と表現される。
[編集] 類義語・対義語
知識や行動が常識から大きく逸脱し、周囲がその行動様式をとうてい理解不可能な場合は「不思議ちゃん」と呼ばれ区別される。例えばある問いかけに対して、通常予想される返答とは異なるものの、その返答に至るまでの経緯や勘違いの具合を周囲が察することができたり理解できる場合は「天然ボケ」と受け取られるが、通常予想される返答とは異なりさらに周囲の理解の範疇を越える場合は「不思議ちゃん」と受け取られる。
注意力の散漫(たとえば料理や皿の運搬に頻繁にへまをする)や技能の不足などが主な要因の場合は「ドジっ子」と呼ばれる。
ぶりっ子・カマトトなどは、本人がその行動の効果を承知した上で意図的に行っている場合に用いられる。予めある意図を持ってわざと天然ボケのように装うことを指して、「計算」・「狙う」という表現が使用される。これらは否定的な意味で用いられる事が多い。
[編集] サブカルチャーにおける天然ボケ
サブカルチャーにおいては萌え要素の一つと見られ、男性の視点による女性の魅力とみなされる傾向が強いが、男女を問わず、かなり広い年齢範囲で適用が可能である。
創作作品の中では、コミック・リリーフと位置付けられることもある。
[編集] 精神医学における天然ボケ
専門家の間では、天然ボケと言われる人は少なからず注意欠陥・多動性障害(ADHD)を持っていると考えられている。[1]
[編集] 脚注
- ^ 『おっちょこちょいにつけるクスリ』ぶどう社

