天然ボケ

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天然ボケ(てんねんボケ)とは、天性的ボケの才能を自然に持つ、変わり者のこと。逆に、天然ボケの者が天然ツッコミと云われるようなことはない。

漫才におけるボケは、笑いとツッコミを誘うために計算されてわざと行われるが、このような「ボケ」的な行動を自然にやる人物を主にいう。

単に「天然」、「天然キャラ」とも言う。

だが、天然はキャラなどの性格というよりは、特徴からして、自閉症発達障害ぶりっ子の類だという理論もある。

概要[編集]

語源からもわかるように、もともとはお笑い用語であり、意図的では無く「笑い」を誘発するような言動、およびそうした言動を行う人を指す。現在では、もう少し広い意味で使われることも多く、定義は曖昧である。

語源[編集]

お笑いタレント萩本欽一は「自分がジミー大西を指して呼んだのが、『天然ボケ』『天然』の最初だ」と2012年9月15日にテレビ朝日系列で放送された「雑学王No.1決定戦!」で自ら話している。

類義語・対義語[編集]

似たような概念としてよくあげられる物は、「不思議ちゃん」である。「天然」が笑いを誘発するのに対して、「不思議ちゃん」は必ずしもそうではない。

注意力の散漫(たとえば料理や皿の運搬に頻繁にへまをする)や技能の不足などが主な要因の場合は、「ドジ」と呼ばれる。その他、類義語として、壊れた言動の様子を指す「ポンコツ」などがあげられる。

本人がその行動の効果を承知した上で、予めある意図を持ってわざと天然ボケのように装うことを指して、「計算」や「狙う」という表現が使用される。またそのような行為を行う人のことを「ニセ天然」「エセ天然」「養殖」と呼ぶこともあるようである。これらは否定的な意味で用いられることが多い。

サブカルチャーにおける天然ボケ[編集]

サブカルチャーにおいては萌え要素の一つと見られ、男性の視点による女性の魅力とみなされる傾向が強いが、男女を問わず、かなり広い年齢範囲で適用が可能である。

創作作品の中では、コミックリリーフと位置付けられることもある。

脚注[編集]