ウルトラマンタロウ
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『ウルトラマンタロウ』は1973年(昭和48年)4月6日から1974年(昭和49年)4月5日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全53話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組。 また、同作品に登場するヒーローの名前。
なおタイトルロゴは「ウルトラマンT」であり「T」にタロウの振り仮名がある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 作品概要
本作はウルトラシリーズ第6作(ウルトラマンシリーズとしては第5作)であり、第2期ウルトラシリーズの3作目にあたる。『ファイヤーマン』『ジャンボーグA』と並び、円谷プロ創立10周年記念番組として製作された。なお、番組名のロゴが『ウルトラマンT(“T”に“タロウ”とルビふり)』と描かれている事から、略称で「T」と呼称される事もある。
本作の大きな特徴として、それまでは神秘の象徴として描かれる事の多かったウルトラマン像に、親しみやすいイメージを付加している事が挙げられる。その最たる例が、主人公の“タロウ”というネーミングである。企画当初、主人公の名称には「ウルトラマンスター」等が上がっていた。その後、「ウルトラマンジャック」が有力な候補として挙がっていたが、「ジャック」が当時、大きな問題となっていたハイジャックを連想させる事から、これを取りやめた。「ジャック」が西洋のおとぎ話の主人公の名前として、よく使われる名前だったことから、それに対応する日本の名称として「○○太郎」から「タロウ」と名付けられたという[1]。
ストーリーには、それまでのウルトラシリーズよりも、同じ円谷作品の『快獣ブースカ』で見られたような、おとぎ話や寓話などを題材としたストーリーが多く見られる。また、本作はウルトラの母の存在が初めて明らかにされた作品でもあり、「ウルトラ兄弟」の概念に加え、文字通り「ウルトラファミリー」の構想を付加し、ホームドラマ的な作風が濃くなっている。しかしながら、特撮作品としての本分もおざなりにされている訳では無く、躍動感のある戦闘アクションや、当時としては精巧に制作された秘密基地、戦闘機などの各種プロップやミニチュアセット、光線技に見られる光学合成等は、円熟された特撮の妙味を醸し出している。
話数は、昭和ウルトラシリーズでは最多である[2]。また、他のウルトラファミリーの客演が多い事や、主題歌がそのまま特撮シーンの挿入歌となっている点(番組後半ではエレクトーン演奏を用いた主題歌のインストゥルメンタル版が使用されていた)なども特徴である(なお、この「主題歌の特撮場面への挿入」は、次作『ウルトラマンレオ』にも引き継がれることとなる)。
その他、主要キャストの交代や降板が多かった。ヒロインの白鳥さおりを演じたあさかまゆみは第16話で降板し、第20話から小野恵子に代わっている。ZAT隊員では、西田次郎隊員役の三ツ木清隆が他のドラマに出演する事になったためわずか7話で降板、交代に登場した上野孝隊員役の西島明彦も、同じく別のドラマに出演する事になり、第35話で降板した。朝日奈勇太郎隊長を演じる名古屋章も、多忙であったため、初期の第1~8・10に連続して出演した後は、設定上でもデスクワークが多いとの建前で、35・51話と最終回の第53話の計12話しか登場していない。荒垣修平副隊長を演じた東野孝彦も怪我のため、第50話で降板し(49・50話では沢りつおがアフレコを担当している)、51話からは急遽、三谷昇が二谷一美副隊長として参入した。
それまでのシリーズでは、オープニング映像にキャラクターのシルエット映像を使用していたが、本作ではZATのメカニックを紹介する映像(主に、それぞれが格納庫から現れて基地から発進してゆく様子)を使用している。この「防衛チームのメカニック紹介」パターンは、次作『ウルトラマンレオ』でも用いられ、以後のウルトラマンシリーズにおいては、前述の「シルエット映像」パターンと同様にオープニング映像の基本的様式として踏襲されている。
本作では、ウルトラマンシリーズ共通のテーマである「地球は人間の手で守る」が他の作品よりも強調されており、レギュラー・ゲスト、大人・子供関係なしに、登場人物が生身で怪獣に立ち向かう描写が多く見られ、最終回でも主人公である東光太郎が、ウルトラマンタロウに変身せずにバルキー星人を倒している[3]。また、昭和ウルトラマンシリーズの中で、本作と『ウルトラマンレオ』は、最終回でウルトラマンが地球を去るシーンが存在しない(本作でシリーズ構成を担当した田口成光は、後年のインタビューで「タロウは人間として始まらせて人間として終わらせたかった」と答えている)。
玩具展開的に見ると、前年に放映された『ウルトラマンA』や『ミラーマン』でブルマァクから発売された怪獣ソフビ人形が不振だったので、本作の怪獣は、ほとんど商品化されていない。しかし、『A』のタックファルコン、『ミラーマン』のジャンボフェニックスなどのメカ類は好調だったため、本作はメカ類を売り出すことに注力しており、前述のようなオープニングになった。さらにオープニングのみの登場、本編に未登場のメカなども商品化された。どれも子供受けする派手なデザインになった。
また、ウルトラ兄弟セットやウルトラファミリーセットなど過去のウルトラマンソフビをセット売りするようにもなる。
こうしたヒーローおよび防衛隊メカ重視の空気の中で、怪獣たちはヒーローの引き立て役になり、急速に存在感を失った。ただし商品化を前提としないため、『帰ってきたウルトラマン』の初期のように売れる怪獣をデザインするという縛りから解放され、自由なデザインの怪獣が生まれるようになった。
[編集] 構成
基本的には、小学生の子供(主人公・東光太郎の友人である白鳥健一少年の友達や同級生)の抱えるエピソードに、奇怪な事件およびその主犯となる怪獣達とZATの闘いが交差したものが多く、ZATの事件解決に終始している作品はほとんどない(後半では、東光太郎や他の隊員達はBパートに入ってから出番が増える回が多い)。これは第2次ウルトラシリーズの特徴といえるが、本作で最も顕著に表れている。
[編集] 怪獣
シリーズ序盤は敵は怪獣のみで、本作の怪獣は前作『ウルトラマンA』の「超獣(怪獣を超える存在)」の設定を覆し、「超獣を超える怪獣」であると設定されていた。一話では超獣オイルドリンカーが怪獣アストロモンスにより簡単に捕食されるシーンがあり、この「超獣より強い怪獣」をアピールしていた。また、実在の生物をモチーフとした怪獣が多いのも初期の特色である。
その後メフィラス星人の登場を皮切りに宇宙人も多く登場するようになり、終盤では独特で奇抜な怪獣が多く登場するようになった。なお、タロウやZATが怪獣、とりわけ人類と対立する意思を持たないものの生存権を尊重する描写も多く、回が進むごとに顕著になっている。
[編集] 作品の評価・議論
現在に至るまで、本作の作風の是非はしばしば論議の題材とされている。タロウではそれまでのウルトラシリーズの比較的シリアスなドラマから一転、子供に親しみやすく、温かみのあるストーリーが多くなっている。当時の想定視聴者層である子供達から「万人に親しみやすい新しいウルトラマン像を生み出した」と概ね好評を博した一方、初期作品のハードな作風を好むファンからの厳しい批判は放送当時から存在していた。
これは前年に放映された『ミラーマン』の影響がある。『ミラーマン』はマニアには好評であったが、幼児層には不評だった。このためブルマァクが発売していた『ミラーマン』のソフビ人形は購買層の幼児に受けず、前述のように『ミラーマン』の商品展開は失敗した。
この反省から、本作は幼児層に受ける作風になる事が円谷プロとブルマァクの間で合意された。円谷プロとしても、関連商品の版権収入が落ちるのを望まなかったのである。
このように、本作は制作側が高年齢層を意図的に切り捨てている一面がある。しかし、その幼児層に向けた作風は彼らに受け入れられ、関連商品の売上は前作『ウルトラマンA』を大きく上回った。
こうした理由から第1次ウルトラ世代が、ムック本や特集本の執筆を重ねた70年代後半は、タロウを含む第2次ウルトラシリーズについて辛い評価を下しているものが多い。第1次ブーム世代のライターや業界人には概して不評で、怪獣画家の開田裕治はタロウの対戦怪獣に初代エレキングを描いてお茶を濁すなど、あからさまな手抜きをしたりしている。対して、90年代後半に辰巳出版より発売された「検証・第2次ウルトラブーム」にあるように、第2次ウルトラブームを中心に視聴した世代が執筆したものについては、より客観的な視点から社会背景を含めた再評価が行われており、第1次ウルトラと同等の評価を得ていると言える。これは他の第2次ウルトラシリーズにも共通している。
しかし、初代『ウルトラマン』の初期エピソードも決してシリアス一辺倒ではなく、タロウを彷彿させる子供中心でコメディタッチのほのぼのしたストーリーも多かった(子供の落書きが怪獣に実像化したエピソードである第15話など)。また、本作にもシリアスなシナリオや、子供番組には不釣り合いな残酷な描写も少なくない[4]。前述の評価は第1次ウルトラ世代の第1次ウルトラに対する美化、第2次ウルトラに対する主観的な思い込みも少なからず影響しているといえる。
番組の実績として、変身ヒーローブームが峠を越える中で平均視聴率18%を維持した(しかし前述のように幼児層向けになったため、それ以上の高年齢層に受けず、前作『ウルトラマンA』の平均視聴率18.6%よりは低下した)。また、第2次ウルトラの他作品が途中で何らかの路線変更(『帰ってきたウルトラマン』での宇宙怪獣およびウルトラブレスレットの登場、『ウルトラマンA』での「超獣」という制約と合体変身の撤廃、『ウルトラマンレオ』での特訓路線の解消や「円盤生物」編など)を余儀なくされた中で、本作は番組開始から終了まで、路線変更がほとんどない一貫した内容であった。
[編集] キャラクターとしてのウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウはウルトラの父とウルトラの母の実子であり[5]、ウルトラセブンの従兄弟でもある[6]。また、主題歌の歌詞などから“ウルトラマンNo.6”の通称を持つ(厳密に数えると、地球防衛の任務に就いたウルトラマンとしては初代ウルトラマンから数えて5人目なのだが、この頃からウルトラファミリー=ウルトラ兄弟の“長兄”としての地位が確立されたゾフィーを加え、6人目=No.6としている)。
身体の特徴としては赤を基調とし(M78星雲のウルトラ族には、ウルトラマンやゾフィーのような銀色を基調としたシルバー族、セブンのように赤色を基調とするレッド族の2パターンがあるとの雑誌等での設定があり、タロウはレッド族に属する)、頭部には超戦士の証である2本の太く大きな角・ウルトラホーンが生えている[7]。さらにセブンと同じく、額のビームランプとアイスラッガーのような大きな突起を持つ[8]。胸にはウルトラ戦士の象徴・カラータイマーも付け、歴代ウルトラ戦士のデザインの集大成的なキャラクターとなっている。また、ウルトラ戦士で唯一、必殺技の名前を叫んで使う(劇中ではウルトラの母のマザー光線や、ゾフィーのウルトラフロスト等も名前を叫んで使われている)。他のウルトラ戦士と比べ、戦闘中にカラータイマーが点滅することが極めて少ない。
ウルトラマンエースの後任として地球防衛の任務に就き、超獣を凌駕する怪獣を撃破した(この中にはウルトラ兄弟以上の敵が多数存在し、タロウとゾフィーの命を奪ったバードンや、ウルトラ5兄弟を完封したタイラントなどがあげられる)。
ウルトラ5兄弟とウルトラの母の協力により、宇宙科学警備隊ZATの東光太郎と合体して新しい存在として生まれ変わったため(ストーリー上では、ウルトラマンタロウはウルトラの命を与えられた東光太郎が変身した姿ということになっている)、身体や命でだけでなく、意識はおろか記憶も共有している。したがって、東光太郎の言葉と行動はそのまま、ウルトラマンタロウの言葉と行動となるのだ。
光太郎が左腕に装着しているウルトラバッジを[9]右手に持って、眼前から頭上にかざして「タロウー!」と叫んで変身する(当初は「デヤッ」や「フンッ」等と叫ぶか、無言でバッジを掲げるだけだった。この一連の動きは、光太郎役の篠田三郎の考案によるもの。なお、ウルトラマンシリーズで自分の名前=ヒーロー名を叫んで変身するのも、本作が最初である)。
ウルトラ兄弟が地球に集合した第33・34話でタロウは、「兄に頼りがち」や「増長しやすい」と演出されている。これは番組内でウルトラ兄弟の客演が多く、主役のタロウは兄弟の中での強めの個性付けが必要だったためである。33・34話以外の回ではタロウはウルトラ兄弟の助けを借りないと、戦えないような描写は存在しない。戦いの中での兄弟たちの共闘も、あくまで援護の範囲にとどまっている(これは前述の「客演するウルトラ兄弟が弱体化しすぎていて不自然だ」と言われる一因でもある)。第47話でも、ヒーローであるが故の孤独が描かれている。
そして、タロウは最終回で変身能力を放棄し、人間・東光太郎として旅立っていった。
しかし、後の『ウルトラマンメビウス』では、メビウスが地球に派遣される20年前(1986年)にゾフィー以外の4人の兄がエネルギーの大半を失いウルトラマンとして戦えなくなったため、光の国へ帰還。現在は宇宙警備隊の筆頭教官として後進を指導している。ウルトラマンメビウスはその教え子の1人である。
[編集] 能力
- 身長:53メートル
- 体重:5万5000トン
- 年齢:1万2千歳(放映当時は1万8千歳)
- 飛行速度:マッハ20
- 走行速度:マッハ1(時速1240キロ)
- 水中速度:160ノット
- ジャンプ力:600メートル
- 腕力:ウルトラ兄弟で一番のパワーを誇る(文献によると「16万トンタンカーを持ち上げる」とされている物もある)。
- 職業:宇宙警備隊支部長、宇宙警備隊筆頭教官
- その他:ウルトラダイナマイトなどで体がバラバラになっても心臓が無傷なら再生することができる。また、想像以上に大きなダメージを受けると、カラータイマーが点滅していなくても身体が青白く発光しながら消滅する。
- ストリウム光線
- タロウの光線技のひとつ。劇中で最も多く使った必殺光線で、25回使っている。開いた右手を高く上げると同時に左手を腰にあて、そこから左手を上げて右手に重ねスパークを起こし、両手を腰に添えてエネルギーを貯めてから、両腕を横L字型(T字型という説もある)にして発射する(当初は技の発動時に「ストリウム光線!」という叫び声を発しており、エネルギーを貯める時に身体が虹色に光っていたが、中盤以降これらはあまり見られなくなった)。連射が可能で、Aのメタリウム光線の倍以上(古い資料の中には、数倍と記載しているものもある)、メビウスのメビュームシュートを大幅に超える破壊力を持つ。通常は爆発光線だが、エネルギーの使い方によっては対象を消滅させたり、爆発させずに倒したりすることができる。但し万能ではなく、無効だった怪獣もおり、エネルギーを貯めずにスピード重視で発射する簡易版や、腕をX字に組んで発射する強力版の「ネオ・ストリウム光線」もある。
- ウルトラフリーザー
- 熱エネルギーをマイナス変換させて、「ウルトラフリーザー!」の叫びと共に両手から放つ冷凍光線。コスモリキッドとライブキングを2体同時に凍らせた他、ゲランも凍らせている(この時はガス状光線だった)。
- アロー光線
- Aの技とは異なり、ツノのわきからエネルギーを矢尻状にして飛ばす。すばやく繰り出せるので、つなぎ技として使う。ピッコロとメモールに使用。
- ブルーレーザー
- ウルトラホーンから放つ、青い熱線。ボルケラーの口から引き出した胃袋、タイラントの鞭、ジレンマの舌を焼き切った。
- シューティングビーム
- 両手先から放つ光線。グロストとミラクル星人のビー玉で凍ったテロリスト星人を倒したが、テンペラー星人には無効だった破壊光線タイプと、ゴンゴロスとグランドキングに使い、大ダメージを与えた麻痺光線タイプがある。
- ハンドビーム(スカーレットビーム、赤色光線)
- 手先にエネルギーを集中させ、断続的に放つ赤い光弾。オカリヤンを倒した。
- フット光線
- ジャンプして、スワローキックのポーズで両足から赤色光線を放つ。ロードラの首と腕を跳ね飛ばしたが、再生されてしまう。
- クロス光線
- 腕をクロスさせて回転し、周囲にエネルギー波を放射する。メドゥーサ星人に操られた森山隊員のスーパースワローを墜落させた。
- 反重力光線
- トンダイルが沼の底に蓄えていた球体を浮かび上がらせた光線。
- タロウカッター
- 腕を十字に組んで発射する、三日月型の光のカッター。一度に2発発射され、敵を切り裂いて戻ってくる。テンペラー星人の両腕を切断した。
- ビーム手裏剣
- 右手にエネルギーを集中させ、光の手裏剣を作り出して投げつける。ゴルゴザウルス二世を倒した。
- ワイプレーザー
- ガンザの泡攻撃で泡まみれになった時に使った光線。帯状の光線で体を包み、泡を消した。
- 成長停止能力
- ガンザの腹から生まれた子ガニに当てた光線。巨大化しないように成長を停止させた。
- リライブ光線
- 生命エネルギーの光線。トンダイルに捕らえられた人々の意識を回復させ、負傷したフライングライドロンの子どもの羽根を治療し、壊れたアンドロイド聖子を宇宙の星に変えた。
- ウルトラシャワー
- 水や消火液を噴射する。第19話と第28話(この時はガス状)で火災を消し止めた他、第41話では落書きから生まれたゴンゴロスの体を濡らして手で拭き消した。第9話ではアリンドウに浴びせており、この際使った液体は油ではないかという説もあるが、真相は不明。
- タロウファイヤー
- 熱エネルギーを炎に変換させて、両手から放つ。1000メートル以上の射程を誇る。お化けキノコを焼き払ったが、小さいキノコが1本だけ残っており、これがマシュラになった。
- アイビーム(ウルトラゾーン)
- 隠れた敵を探し出したり、怪獣の体内を透視する。黄色いガスに隠れたケムジラや、姿を消したゴルゴザウルス二世を発見した他、空気を溜め込んで膨らんだグロンの体内を透視して、体内で空気が渦巻いているのを確認したり、ゴンゴロスの本体の核を発見した。
- タロウバリヤー
- 光の壁を作り出して攻撃を防ぐ。バリヤーを出したまま多少は前進または後退することも可能で、ミエゴンの火炎をしばらく防いだ後、突然解除する事で敵のバランスを崩し、その隙にスワローキックを決めた。
- プッシュリターン光線
- 半球状のバリヤー。敵の攻撃を防ぐだけでなく、バリヤーを前に押し出す事もできる。アリンドウの蟻酸とボルケラーのイエローガスを押し出した。
- タロウスパウト(タロウハリケーン)
- 「タロウスパウト!」の叫びと共に、体をスピンさせて竜巻を起こす。ロードラを竜巻に巻き込んで吹き飛ばし、空中で爆破した。
- ウルトラダイナマイト
- タロウ単体では最強の必殺技。自分の体にエネルギーを充満させ、自らを爆弾にして相手に突っ込んでいく自爆技。相手もろとも大爆発した後、タロウは自身の再生能力(上述のように、心臓が無事なら再生できる)で復活する。本編では自分の優しさを踏みにじったカタン星人を倒す際に使ったが、再生に成功しても多大なエネルギーを消耗して寿命を縮めるためこの後は封印した。しかし、『ウルトラマンメビウス』第30話でインペライザーを倒すため、メビウスのDVD封入のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』でもカタン星人の別固体を倒すために封印を破った。ちなみに、1度使うと、タロウの寿命が20年短くなるらしい。これは、人間にすると、3,4日ぐらいにあたる。
- 使用回数が一度きりとはいえ、そのインパクトの強さから有名な必殺技の1つに数えられる。
- タロウ・ジャンファイヤー(ファイヤーダッシュ)
- ウルトラダイナマイトによく似た技だが、こちらはタロウの体に充満させたエネルギーを炎にして一気に飛ばすもの。ストリウム光線の通じないアリンドウにウルトラシャワーを浴びせてからこれを使って倒した。
- ウルトラ念力
- エンマーゴ戦で使った捨て身の戦法。エンマーゴの剣で首を切り落とされたタロウが、上述の自己再生能力などで復活し、油断しているエンマーゴに念力を放って、首をはねた。
- トゥインクルウェイ
- 腕をクロスさせて放射する光線で、タロウをウルトラの国へと導く。第24話で使用。
- スワローキック
- 大ジャンプして空中で身体を高速スピンさせてから、急降下してキックする技。変身直後や格闘戦できわめて頻繁に用いられる、ストリウム光線と同じくタロウの代名詞的な技。ミエゴンを倒した。
- アトミックパンチ
- 強靭な肉体をいかしたパンチ攻撃。原子爆弾と同じ威力を持つと言われ、メフィラス星人の腹に大穴をあけた程。別名「タロウ爆弾パンチ」。巨大化の勢いで飛行しながらアトミックパンチを放つ「フライングアトミックパンチ」もあり、オカリヤンにダメージを与えた。
- ハンドナイフ
- リンドンの首を切断した必殺チョップ。
- ウルトラスロー
- 敵を掴んで振り回す「ウルトラスウィング」の応用技。メモールを投げ飛ばして宇宙へ追放した。タロウはこの他にも、背負い投げ、岩石落とし、首投げ、巴投げ、敵を両手で担いで放り投げるウルトラリフターといった投げ技を持つ。
- ボール作戦
- 少年が持っていたウルトラマンボール(投げると二つに割れてパラシュートが出てくる、玩具のボール)を利用した戦法。ミクロ化してボールの中に隠れ、それを少年に投げてもらう事で敵に接近し、ボールから飛び出して敵の体内に侵入、巨大化して内部から粉砕する。テンペラー星人を倒したが、倒したのは囮だった。本物との戦いでは、ウルトラ6兄弟全員がボールの中に入り、少年達に投げてもらう事で、6人全員が敵に接近してから出現する事に成功している。
- 塩漬け作戦
- 塩の入った巨大な桶を出現させ、そこにモットクレロンを押し込んで塩もみする事で、養分を塩に吸い取らせて元の小さな怪獣に戻した。
- 豆まき作戦
- 節分の豆が入った枡を出現させ、オニバンバに豆をぶつけてダメージを与えた。
- ウルトラ・シックス・イン・ワン(ウルトラ6重合体)
- タロウを基本ベースとしたウルトラ5兄弟との合体。ウルトラタワーに収められているウルトラベルを手に入れるために使用した。
- タロウショット
- 映画『ウルトラマン物語』で、幼少時のタロウが使用した、両腕をL字型に組んで発射する光線。
- コスモミラクル光線
- ウルトラ6兄弟の力をウルトラホーンに集めて超ウルトラ戦士(スーパーウルトラマン)になったタロウが使った必殺技で、タロウ最強の技であり、宇宙最強の光線。映画『ウルトラマン物語』でのみ使用。(2009年時点、シリーズ最強の光線技(関連書籍))
- トリプルスピンビーム
- 映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使った、初代マン、セブン、タロウの3人による合体技。「トリプルスピンビーム!」と叫び、肩を組んで回転しながら、敵のエネルギーを中和させるアンチエネルギー波を放つ。怪獣帝王ゴモラのキャッチビームを無力化した。
- ウルトラフラッシャー
- 「ウルトラフラッシャー!」と叫び、初代マンのスペシウム光線、セブンのエメリウム光線、タロウのストリウム光線を同時に撃つ合体技。映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』で使い、トリプルスピンビームで無力化したキャッチビームを破壊して中に閉じ込められていたハヌマーンを救出した。
- ヒーロー光線(本編未使用)
- 額のビームランプから放つ、溶解光線。
- ガッツニードル(本編未使用)
- 拳から放つ、針状の連射光線。
- ウルトラ噴流(本編未使用)
- 両手を合わせ、6色の煙を噴射する。
- ダッシュワープ(本編未使用)
- 星から星へ瞬間移動する。
[編集] 装備・道具
- タロウブレスレット
- タロウの持つ、攻撃用小型ブレスレット。コスモリキッドに使った両刃の槍(ブレスレットランサー)に変化する他、オカリヤンの口を封じるために使われた光の輪・セット光線を放つ。このように二度使われており、「タロウブレスレットは一度しか使われていない」とする文献は誤りである(後にジャックが『ウルトラマンレオ』の劇中に出演した時に装備していた)。
- キングブレスレット
- ウルトラの母が授けた、大きめの特殊ブレスレット。口輪やマジックハンド、水入りバケツに姿を変える他、ドライヤー光線、タロウバリヤー等、数々の能力を持つ。
- 口輪作戦
- ブレスレットの大きさを変えてバードンのくちばしにはめ、締め付けて火炎攻撃を封じた。グロンの口を塞いだ事もある。
- 放電能力
- ブレスレットを敵に投げつけて、敵に命中すると同時に電流を流す。バードンに数回ダメージを与えて撤退させた。
- 分身作戦
- ブレスレットの力で2人に分身する。飛行しながらバードンに使用、撹乱させて大熊山に激突させて倒した。
- 再生能力
- ブレスレットからリング状のリライブ光線を放ち、ハンターに殺されたチンペを生き返らせた。また、パンドラの傷も癒した。
- タロウバリヤー
- ブレスレットから半球状のバリヤーを発生させる。メフィラス星人(二代目)の光線を防いだ。
- ウルトラチェーン
- ブレスレットの力でロープを鎖に変える。改造エレキングの弱点の角に絡めたロープを鎖に変え、全身のパワーを全開させる「ウルトラパワー」で角を引き抜いた。
- ドライヤー光線(ブレスレットビーム)
- ブレスレットから放つ熱光線。火に弱いマシュラを倒した。
- 毒素消去能力
- ブレスレットから放つ解毒光線。マシュラの毒でキノコ人間にされた人々を元に戻した。
- ウルトラ解凍
- ブレスレットから高熱を発し、氷を溶かす。グロストの冷気で凍らされたタロウを解凍した。
- クリスマスツリー
- ブレスレットの力で東京タワーに飾りをつけてクリスマスツリーに変えた。38話で使用。
- ウルトラランス
- ブレスレットの力でタイラントから奪った鞭を光の槍に変え、投げつけて突き倒した。ストリウム光線の3倍の威力がある。一部の資料には「タロウランス」または「アローランサー」と記載されている。
- 桜
- ブレスレットの力で花の咲いた桜の枝を作り出した。第41話で使用。
- バケツ
- ブレスレットが変形した、水の入った青いバケツ。酔っ払って暴れるベロンに水をかけて酔いを醒ました。
- マジックハンド
- ブレスレットが変形したマジックハンド。オルフィのへその中に隠れたカーン星人をつまみ出した。
- ウルトラベル
- 厳密に言えば装備ではないが、ムルロアとの戦いで使用された道具。ウルトラの国のウルトラタワーに隠されている奇跡の鐘。無限のエネルギーを秘め、鳴らす事で神秘の力を発揮する。ウルトラ長老が作り上げたもので、3万年前、エンペラ星人の怪獣軍団がウルトラの国を襲った際、ウルトラベルの奇跡で撃退したと言われている。ウルトラタワーの命の炎に守られているため、タロウはウルトラ兄弟と合体してベルを入手。ムルロアの吐き出したアトミックフォッグに包まれた地球を、ベルの奇跡で黒煙を取り払った。『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』では、敵を小さくしたり、相手の体力を減らすといった効果もある。
[編集] 生い立ち
ここでは、学年誌での設定を記しておく。
- 誕生
- 誕生時は元気な大きい赤ん坊だった。泣き声がものすごく大きく、ウルトラの父はウルトラの母と一緒に驚いた。光の国では子供は早く大きくなるが、タロウは特に早かった。生まれて2週間で歩けるようになり、生まれて一ヶ月で喋るようにもなった。小さいころはとてもいたずら好きで、ウルトラの父がゲンコツをこつんとやるとすぐ泣き出した。
- 子供時代
- セブンとタロウは従兄弟同士で、子供のころから一緒に遊んでいた。セブンとタロウとは三千歳しか違わないので、いい遊び相手だった。タロウは力が強かったので、少し乱暴な子であった。乱暴なタロウを心配したウルトラの父が宇宙からいい怪獣(ラビドッグではない)をつれてきて、育てさせた。そうしたら、タロウはとてもかわいがり、優しい子供になった。遊びが大好きで、空中公園のガキ大将だった。他の子供達にも人気があった。8歳のとき、12トンもある石を持ち上げた事もある。
- 学生時代
- 約三千年前に学校へ入学した。さすがにウルトラの父の子供だけあって勉強が得意だった。また、たいそうも得意だった。気がやさしい為、勉強をみんなに教えてあげた。子供オリンピックの飛行競争で優勝経験有り。地球にはこの頃遠足で行っていた。学科は平均して成績もよかった。特にロボット学と、宇宙怪獣学は得意だった。合計点は750点。また、一番に卒業した(しかもこのとき校長はゾフィーであった。)。
- 卒業後
- 色々な星の悪い怪獣をやっつけて、ウルトラ技をもっとうまくする為に、色々な星に出かけた。まず、L・P星雲に出かけ、体重が200万トンもある、嫌われ者の怪獣デスガドンを倒す。その次にアンドロメダ星雲にも行き、怪獣ダイヤキングを捕らえ、宇宙墓場へ連れて行った。
- 現在
- タロウが地球へ行く事になったのは、ちょうど、プラズマ核融合装置いた時だった。そこへ、怪獣ギロンガが出現し、それを倒した。その活躍を見ていたゾフィーがタロウを六番目の弟に選んでくれた。そして、TVシリーズの展開へつながっていき、現在へいたる。
[編集] 主な登場人物
- 東光太郎(ひがし こうたろう)
- 本作の主人公。22歳の明るい好青年。
- 当初は白鳥船長のタンカーで世界中を旅しながらボクサー修行をしていたが[10]、日本に帰国後、本格的にボクシングを開始する。ロードワークを欠かさず行い、第10話では減量に耐えながら臨んだ日本アマチュア新人王戦で見事KO勝ちするが、この回を最後にボクシングをやっているという描写は見られなくなった。
- 帰国直後、オイルドリンカーやアストロモンスに立ち向かった勇気と行動力を、ZATの朝日奈隊長に見込まれてZATの一員となる。初出動で、アストロモンスの攻撃を受けて瀕死の重傷を負ったが(書籍によっては「命を失った」と解釈されている)、ウルトラマンタロウと合体して復活した(ストーリー上では、ウルトラの母よりウルトラの命を与えられてウルトラマンタロウとして生まれたということになっている)。
- 朝日奈隊長と白鳥船長が知り合いという縁で、普段は白鳥家に下宿している。
- 持ち前の明るい性格で、白鳥姉弟やZATの仲間達とも良好な人間関係を築き上げる。また、子供好きで事件の渦中で知り合った子供達とも心を通わせる。
- 第1話を観る限り、身寄りがないことは確かである。第44話で自分は6人兄弟の末っ子だと言っているが、これはウルトラ兄弟のことを指していると思われる。
- ウルトラマンタロウとして、ZAT隊員として見事に地球を守り抜いていった。
- 最終回では、父である白鳥船長を失った健一少年の心を救うべく、ウルトラの母にウルトラバッジを返してウルトラマンタロウに変身せずにバルキー星人に立ち向かい、見事に勝利[11]。そしてZATまで退任し、ZATの仲間達に新しい勉強をしてくると告げ、ウルトラマンタロウとは合体したまま雑踏の中へと消えていった。
- 白鳥さおり(しらとり さおり)
- 19歳の女子大生[12]。弟の健一と居候の光太郎と3人で暮らす。母がいないながら、家事をしっかり切り盛りする女性。ソフトボールを経験していたためか、運動神経が良い。光太郎に深い想いを寄せている。
- 白鳥健一(しらとり けんいち)
- 小学5年生。明朗快活で勇敢な少年。光太郎とタロウに憧れており、父が船長である事を誇りにしている。光太郎との繋がりで、ZATの隊員たちとも親交がある。最終回では姉と2人で想像を絶する苦境に立たされることとなるが、光太郎から人間としての強さと勇気を教えられ、強く生きていく決意をするのだった。光太郎がタロウである事を知った唯一の人物でもある。
[編集] ZATメンバー
- 朝日奈勇太郎(あさひな ゆうたろう)
- ZATの隊長。年齢42歳。基地でのデスクワークが多忙なため、現場にはあまり出られない。第1話で光太郎の勇敢さを買って、彼をZATに入隊させた。前夜に何を食べたかで出動メンバーを決める等、ユニークさを見せることもある。
- 荒垣修平(あらがき しゅうへい)
- ZATの副隊長。年齢29歳。隊長に代わって現場で部隊の実指揮をとる事が多い。鷹揚で懐の広い人物であり、的確な命令を下す判断力とそれらに裏打ちされた厚い人望を持つが、時折かわいらしい一面も見せる。髭を生やしていたり、サングラスをかけていた時期もあった。50話を最後に宇宙ステーションに派遣され、日本支部を離れた。最終回では、名前だけが登場した。
- 二谷一美(にたに かずみ)
- 荒垣に代わって就任した副隊長。負けず嫌いで涙もろく、副隊長は免除される隊員の体力テストを受けて若い者に威厳を見せつけようと奮闘したりする一面もある。スーパースワローを隊長機代わりに好んで乗るようである。51話から最終回まで僅か3話の登場ながら、隊長と副隊長のなかではホエール、コンドル1号、スワローのZATの航空メカの搭乗を唯一制覇している。
- 北島哲也(きたじま てつや)
- 年齢27歳。情報分析とそれに基づく兵器やマシンの開発を得意とする。弁当は忘れても釣り道具は忘れた事が無く、海や沼へ行くと、任務を忘れて釣りを始めるほどの、大の釣り好き。兄弟がいるらしく、本人は長男だという。東京都内のアパートで独り暮らししている。真理という幼なじみがいた。
- 南原忠男(なんばら ただお)
- 九州・宮崎出身の22歳で、明るい性格で自らのことを「太陽の子」と表現したりする。マシンの操縦や射撃の腕は一流。実家に母親がいる。また、第51話で婚約者の珠子と結婚している(今までのシリーズ作品でも隊員の婚約者が登場することはあったものの、作品中で明確に結婚のシーンが描かれたのは彼が初めてである)。
- 西田次郎(にしだ じろう)
- 19歳の若手隊員。放電作戦が得意。一応は第1話で入隊した光太郎の先輩であるが、年齢が自分より上の光太郎のことを兄貴分として慕っていたようである。第8話から宇宙ステーションV9に転属するが、第13話にナビゲーターとして再登場する。
- 上野孝(うえの たかし)
- 西田隊員に代わって、第8話から編入となった18歳の最年少隊員。西田隊員とは違い正真正銘の光太郎の後輩に当たるので、本人も光太郎のことを良き先輩・兄貴分として慕っていた。第25話で、ムルロアをAZ1974で撃退する活躍を見せる。第35話をもって登場しなくなるが、理由は語られなかった。
- 森山いずみ(もりやま いずみ)
- ZAT極東支部の紅一点。18歳。情報処理が得意だが、戦闘の腕も一級品。光太郎との婚礼を夢見ているという描写があるが、描写自体がお遊び的シーンであったため、実際に彼に想いを寄せていたかどうかは不明(ただし、光太郎に好意を持っていると記述されている書籍が存在)。パイロットとしても優秀なのか、単独での出撃で墜落した事は無い。
[編集] ZAT
ZATとは、"Zariba of All Terrestrial"[13]の略で、地球外からの脅威に立ち向かう特殊編成部隊である。本部はフランスのパリで、支部は南アフリカ(アフリカ)、日本(極東)、アメリカ、北極、アルゼンチン(南米)の5ヵ所にある。ZAT極東支部の所在地は、東京都千代田区霞ヶ関一丁目一番地である[14]。緊急事態の際は、基地上層部が空飛ぶ円盤として機能し、危機を回避する事ができる(下部タワー部分は地下へ格納される。なお、基地自体に自衛火器の類は装備されていない模様)[15]。極東支部も、各国と連携をとりながら作戦行動を行っている。宇宙ステーションも複数存在する。 何度か怪獣に襲われているが、基地自体が重大な被害を受けたり、宇宙人の侵入を許したりする事はなかった。
後述のようにアットホームな雰囲気を見せ、またユーモラスな作戦を展開するが、戦闘力と知力を兼ね備えた精鋭であり、コスモリキッド、再生前のデッパラス、シェルター、ムルロア、改造ベムスター、改造ベロクロン二世、ドロボン、バルキー星人といった強敵を撃破する実績をあげている。単独の巨大怪獣撃破数はウルトラシリーズ歴代特捜チームの中でも群を抜いている。また、他の防衛チームでしばしば見られた隊員同士の対立の構図がほとんど無く、基地の司令室で飲食したり、将棋を指しているところが描かれたり、市民と草野球やバレーボールに興じたりと、明るくアットホームな雰囲気が貫かれた。
既に記述したように隊員達の交代が多い作品だが、それと同時に劇中の世界が、これまでのウルトラシリーズに比べて広がっている作品でもある。第13話でZATが九州で演習を行う際、連絡係として宇宙ステーションに転勤した西田隊員が再登場。さらに第27話では、マンダリン草を探すために世界のZAT隊員が登場したり、ドラゴンには通常のZAT制服とは異なる隊員が搭乗していたり、ZAT基地にも森山隊員の他に多くの女性隊員が勤務していた。第40話では、木星にも宇宙ステーションが確認されている。なお、放映開始時における男性隊員の苗字は、東・西田・南原・北島、と方角に因んで命名されている[16]。
ZAT極東支部の一番の特徴は豊富な作戦である。個々の怪獣の特性を見極め、それぞれに対応する作戦を編み出し、それを遂行していく。失敗する事も多いが、発想は実に柔軟である。他の防衛チームにはウルトラマンとの関係(「ウルトラマンがいつも怪獣を倒すのだから、自分達は必要ないのではないか?」というジレンマ)に苦悩する隊員が少なからず居る中で、ZATの面々はウルトラマンタロウとも信頼関係で結ばれており、自分達の存在意義を疑う事なく、互いに助け合って敵と戦う(タロウ登場後に荒垣副隊長が「タロウを援護する!」と発破をかけるシーンや、逆にタロウがZATの作戦を援護するシーンが、シリーズ中多数散見される)。
前述のように本作は防衛隊メカを売り出すことに注力している上に、初代ウルトラマンの頃にはなかったヘルメットやガンなどの防衛隊装備の関連商品が充実しており、商業的に見るとZATは十分な存在意義を持っていたのである。
ZATが使用する戦闘機や車輌などの装備は、ウルトラシリーズきっての奇抜なデザインで知られている。円谷プロ監修の『ウルトラ超兵器大図鑑』では、独自のSF的考証(本書注意書きより)によってそれらの兵器はヤプール大戦中のTACのころに盛んに行われた異星の技術研究から生まれたものであり、コンドル1号やスーパスワローの穴の開いた両翼は「重力制御コイル」という装備が搭載されているためと解説されている。
隊員達は半年に一度、体力テストで審査される。これは科学的知識はもちろん、常に隊員達が強靭な肉体を要求されるためである。ただし、隊長及び副隊長は体力よりも指揮能力が問われるため、この審査は免除されている。
前作『ウルトラマンA』までの防衛チームのユニフォームは、男女同じだったが、ZAT極東支部の女性隊員のユニフォームは、下がスカートになっている。女性隊員のユニフォームがスカートなのは、本作と次作の『ウルトラマンレオ』の2作のみで、『ウルトラマン80』以降は再び男女同じユニフォームに戻っている。また、『ウルトラマンガイア』、『ウルトラマンマックス』、『ウルトラマンメビウス』では女性隊員のユニフォームはズボンとスカートの2種類がある。
[編集] 作戦リスト
以下は独自の作戦の例である。ユーモラスで破天荒な印象の作戦が多く、ZATの特色を出している。
- 電気ショック作戦
- アストロモンスにスカイホエールから送電線を打ち込んで放電する。だが、無効だった。
- 放電作戦
- 川の中に電気を流し、生物を追い出す作戦。多摩川に潜むコスモリキッドを追い出すことに成功した。西田隊員の得意の作戦。
- 高圧パイプ作戦
- ライブキングに飲み込まれた光太郎と健一の愛犬ポチを救うためにライブキングの腹にコンドルから高圧パイプを打ち込んで穴を開ける作戦。穴を開けることには成功したが、肝心の光太郎やポチが出てこないうちにパイプを引き抜かれ、同じく腹に飲み込まれていたコスモリキッドが出てきてしまって失敗に終わった。
- コショウ作戦
- 朝日奈隊長の発案の作戦。ライブキングに飲み込まれた光太郎とポチを救うためにスカイホエールから1トンのコショウをばら撒き、ライブキングにくしゃみをさせて光太郎とポチを吐き出させる作戦。作戦は見事に成功し、ライブキングはくしゃみと共に光太郎とポチを吐き出した。
- パンチ弾作戦
- 初の2対1の闘いで劣勢なタロウを救うべく、瞬時に敵を倒すために考案された作戦。タロウがこれを察し、ウルトラフリーザーでコスモリキッドとライブキングを凍結させた後、コスモリキッドを鉄球で砕いて倒した。
- バスケット作戦
- 卵を取り戻したものの自分の手で持てないキングトータスとクイントータスの代わりに卵を運ぶ作戦。四つの卵を巨大な籠の中に入れた。当初は籠を口に銜えさせようとしたが、うまくいかなかったため、スカイホエールで籠をオロン島まで輸送した。
- 中和作戦
- ジレンマの吐き出す強力な酸に対し、スーパーアルカリ液を使用。タロウにかけられた酸を中和し、その抵抗力をもたらした。
- 蟻殲滅作戦
- ビルに潜むアリ達をスカイホエールが蟻酸で誘き出し、コンドルが高圧電流(となっているが劇中では火炎放射にしかみえない)で焼き払う。しかし、作戦は失敗し、アリ達は合体してアリンドウが生まれてしまった。
- ミラー作戦
- 鏡に映った自分に反応するデッパラスに対し、各戦闘機が巨大な鏡をぶら下げて怪獣を埋立地に誘導。そこにある落とし穴に落としたところをミサイルの集中攻撃で倒した。しかし、一晩で再生し、再生後は作戦が通じなくなった。
- 虫歯治療作戦
- 水中ロケットが口に挟まってしまったシェルターのためにスカイホエールがクレーンで水中ロケットを引き抜こうとしたが、間違ってシェルターの歯を抜いてしまい凶暴化。シェルターは最後にその水中ロケットで不幸にも爆死してしまった。
- 地雷作戦
- 頑丈な鎧で武装されているエンマーゴを、地雷で攻撃した。
- スプレー作戦
- 姿が見えないミエゴンにスプレーガスを噴射し、色をつけて姿を明確にした。
- 手錠作戦
- 苦戦するタロウを援護するためにオカリヤンの首と左手にスカイホエールとコンドルが強大な手錠をかけ、動きを封じた。
- トリモチ作戦
- 風船ガムが顔にくっつく事をヒントに荒垣副隊長が考え出した作戦。バードンに大量のトリモチをかぶせて動きを封じようとしたが、行水をした直後で体が濡れていたため、しっかりくっつかず中途半端に終わった。
- ひっぺ返し作戦
- 東京ニュータウンの地下に眠る怪獣を地上に引きずり出すため、地表面を覆うコンクリートを剥がす作戦。スカイホエールから地上へ巨大アンカーを打ち込み、引き剥がすことに成功する。地下にいたのはキングゼミラだった。
- ネット作戦
- 寿命が一週間のセミを保護するためキングゼミラに虫かご代わりにネットを放ち、命を保護した。しかし、ニュータウンの住民がそのあまりにも凄まじい泣き声に我慢できずに怒りを爆発させて、ネットを燃やしてしまった。
- ZATハリネズミ作戦
- 無数の時限ミサイルをロードラの体に次々打ち込み、ハリネズミのようにしてからいっせいに爆発させる。しかしロードラには全く効かなかった。
- 王水作戦
- ミサイルなどが効かず、車を溶かし続けるロードラを、王水で逆に溶かしてしまうという作戦。結局はロードラの反撃で放射器を溶かされ失敗した。
- AZ1974作戦
- 水爆の3倍の威力を誇るAZ1974爆弾。だが、発射装置が完成してないため発案者の上野隊員自らスカイホエールから怪獣に飛び移って時限爆弾ごと直接体にセットを行った。これでムルロアを見事倒すことに成功する。名前のモチーフはウルトラマンタロウ放映の年“1974年”にちなんで。
- 首吊り作戦
- スカイホエールとコンドルの間にチェーンを張って弱ってきたムカデンダーの首に巻きつけて締め付けたが、首と胴体を分離してこれを逃れた。
- アミアミ作戦
- メフィラス星人(二代目)を生け捕りにするため、網を放った。原始的ながら逆に斬新な作戦だったが、破壊光線で破られて失敗した。
- 真っ二つ作戦
- 過去に現れたベムスターを分析してウルトラブレスレットと同じ威力を持つ回転ノコギリを開発し、スカイホエールに装備して改造ベムスターに対抗する作戦。回転ノコギリはビルを真っ二つにする威力を発揮したが、ベムスターはヤプールに強化されており、ノコギリの方が壊れてしまって失敗した。
- エネルギー爆弾作戦
- 改造ベムスターの腹の"口"がエネルギー吸収口であることを利用し、2種の爆弾を腹に打ち込み、内部で化学反応させ、その爆発で倒した。
- 薬品作戦
- 兵器が効かないお化けキノコ(マシュラの素)を特殊薬品で攻撃したが、キノコの毒素と混ざった薬品が強力な毒液として変化、これを逆用され失敗に終わる。
- ベル作戦
- 失明したタロウにカタン星人の位置を知らせるため、星人の首にベルをつけた。これでタロウに星人の位置を看破させ撃破に貢献した。
- 白酒作戦
- お酒が大好きなベロンを酔い潰すために、スカイホエール内で合成した白酒を飲ませて激しい踊りをさせる。
[編集] 装備
ZATの装備品(航空機、車両、制服、武器等々)には、曲線、曲面を多用したラインと、先端部に設けられた球状の突起といったデザイン上の一貫した特徴がある。
[編集] 銃器類・特殊装備
- ZATガン
- ZAT隊員が携帯する拳銃。小型ながら強力な威力を誇り、スカイホエール等の航空機が撃墜された後の地上戦など全編を通して活躍した。カートリッジによって実弾やレーザー、ガスなどの切り替えが可能だが、第6話ではレーザーでジレンマを巨大化させてしまっている。
- 通信機付腕時計(正式名称不明)
- 隊員たちが常に装備している腕時計で、非番の隊員もこれを使って定時連絡を行っている。しかし、第40話で光太郎がこれを付け忘れて出掛けてしまい、タイラントが迫る中で大変なことになったこともある。
- 携行用無反動銃
- 先端のミサイルを発射する単発式の銃で、発射時の衝撃が体にかからない。
- 大型機関砲
- 1秒に100発の弾丸を発射する大口径マシンガン。
- スーパーナパーム
- 肩に背負った点火剤入りのタンクと共に使う火炎放射器で、かなり長い間放射出来る。
- X線レーダー
- 第2話で登場した電子装備。地上に設置した小型パラボラアンテナからX線を放射し目標内部を透視する。ライブキングに飲み込まれた光太郎を確認した。
- 散布機
- 第9話で登場したもので殺虫ガスだけでなく火炎放射、熱湯の噴射も可能。ビルに巣食っていた大蟻を駆除するために使用されたがノズルを溶かされてしまう。
- ZATヘルメット
- 耐熱、耐圧性に優れており、通信機が内蔵されている。
- 植物トランシーバー
- 第31話で登場した装置。植物の放つ電波を人語に翻訳する機能を持つが、これが事件の発端となる。
[編集] 航空機
- スカイホエール
- 主力大型戦闘機で、前線では指揮・管制を司る移動司令室にもなる。また、輸送、偵察といった任務にも使用される多用途機である。上記の作戦に使われる装置は大抵この機で輸送され、2段の水平尾翼が外見上の大きな特徴となっている。大気圏離脱と宇宙空間での航行、さらに垂直離着陸も可能で、機内の化学分析室で薬品調合や白酒の合成も行う。武装は改造ベロクロン二世を倒した機首のレーザー砲、両主翼付け根にぶら下げている箱形のミサイル/ナパーム弾ランチャー、この他にも機体下面より各種オプション兵装、装置などが装備可能という特長からいろいろな作戦や作戦後の攻撃などの要とも成っている。全長60m、全幅54m、全高20m、最高速度M3.3、乗員6名。
- コンドル1号
- 主力高速戦闘機。スカイホエールとペアでの出撃が多く、折り畳み可能の輪っかのような主翼が特徴的。偵察用カメラと高性能レーダーを搭載し、高度2万mまで飛行可能なため偵察任務にもよく使われたが、大気圏離脱及び宇宙空間の航行はできない。自爆機能もあり、武装は機首のレーザーと主翼の真ん中に付いているZATミサイル。この他にも作戦のために胴体下部にもオプション装備が可能。全長20m、全幅23m、全高9m、最高速度M8.8、乗員2名。
- スーパースワロー
- 小回りのきく高性能小型戦闘機。長時間強力噴射できるロケットモーターで大気圏離脱や宇宙空間の航行、宙返りや背面飛行などアクロバティックな飛行も可能。そのため操縦が難しいらしく本編での出番はさほど多くなく、主要戦闘機の座はコンドル1号に譲った模様。翼はやじろべえのような形状をしている。武装は機体下部についているミサイル。全長19m、全幅17m、全高8m、最高速度M9.1(M1.1と記載する資料もある)、乗員1名。
- ドラゴン
- 第24、27話に登場した小型高速ヘリコプター。コクピットからの視界が広いため、主に捜索や偵察に使用された。機体上部の3枚のローターで上昇し、ジェット噴射による高速移動ができる。フロートが付いており着水も可能。全長12m、乗員2名。
- アンドロメダ
- 船体の周囲に3基のロケットエンジンを配置し、光子力エネルギーで飛ぶ宇宙航行用大型ロケット。武装はハイパーミサイル、プラズマミサイル、宇宙魚雷など多彩で、恒星間航行も可能。オープニング映像にのみ登場。全長167m、全幅32m。
- マゼラン
- アンドロメダに搭載されている小型宇宙戦闘円盤。地球では珍しい円盤型の宇宙艇で、惑星調査のための着陸船としての役割を持ち、宇宙戦闘機としても使える。玩具は発売されたが、オープニング映像にも未登場でスチル写真のみとなっている。全長6.7m、定員2名。
[編集] 車両・潜航艇
- ウルフ777(スリーセブン)
- 地上攻撃用車両。トヨタ・クラウン2ドアハードトップ「HT-SL」(MS51、前期型)がベース。単体での地上攻撃も可能な本車は、強力なエンジンにより最高時速300km以上での走行も可能。またテンペラー星人との戦いでは光太郎が見事なフットワークを披露してくれている。耐熱性を誇るボディはバードンの火炎に耐えたが、メモールの火炎には焼かれてしまった。武装はウルフミサイル、ベータ光線砲、機関砲。ラビットパンダと同じく放電装置を持っている。また高性能レーダーも搭載されていてパトロールにも用いられていた。全長6.1m、全幅1.8m、全高1.86m、最高時速300km以上、乗員5名。後にプロレスの星アステカイザーに黒色塗装を施されて流用される。
- ラビットパンダ
- 小型特捜車。バモスホンダがベース。フロントノーズに高性能レーダーを装備するなど主にパトロールに使われた。その奇抜でかわいいデザインらしからぬ強固な装甲を誇り、対怪獣用レーザー砲、バズーカ砲も搭載されているなど戦闘車両としても威力を発揮した。強力な放電装置を持っている。全長3.8m、全幅1.51m、全高2.75m、乗員2名。
- ZAT専用車
- 宇宙人の追跡や偵察に使われる。第26話より緑色の三菱・コルトギャラン4ドアセダンが登場。しかしこの車両はのちに第34話でテンペラー星人に壊されたため、その後最終話まで赤い三菱・ランサーが使われた。
- ペルミダーII世
- 地底戦闘車両。第8話に登場。先端に装備された2基のドリルはダイヤの1万倍の硬さを誇る。ドリルは逆回転も可能。スカイホエールに搭載され現場に輸送される。本編での武装は6連装式地底ミサイルだったが、オープニング映像では2基の大型ドリルミサイルが装備されており、状況により換装できるようである。全長23m、全幅5.6m、全高8m、地上速度時速90km、地中速度時速60km、乗員4名。
- バギー
- 第12、13話で登場したもの。移動用らしく戦闘には参加していない。
- アイアンフィッシュ
- 高性能研究用原子力潜航艇。ZAT唯一の水中戦力で深海魚のような姿をしている。武装は左右両舷に搭載されたスーパープラズマミサイルと、上部の超高圧放電装置。本部基地の地下格納庫に格納されている。オープニング映像にのみ登場。玩具も発売されているが結局本編には登場しなかった。全長46m、全幅17m、全高31m、水上時速40ノット、水中時速35ノット、水深2万mまで潜航可能、定員10名。
[編集] 宇宙ステーション
- ZATステーションNo.S1009
- 第13話に登場。第7話より異動になった西田隊員の転任先。九州で演習を行うZATを宇宙からサポートした。
- ZAT第1ステーション
- 第29話に登場。月の軌道上を回るZATの宇宙ステーションの一つで、ZAT本部の隊員たちとも親交があった佐野隊長が勤務していたが、改造ベムスターに奇襲され、ZAT本部からの救助も間に合わず丸呑みされてしまった。
[編集] 放映リスト
※各怪獣の詳細はウルトラマンタロウの登場怪獣を参照
※第18話のサブタイトルは「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」であるが、 ストーリーの中ではタロウが先に死亡している。このためか、一部の書籍では 「タロウが死んだ! ゾフィも死んだ!」と誤記されている。
※第53話でウルトラの母は、最後まで緑のおばさんの姿で登場。
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | ゲストウルトラマン | スタッフ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1973/4/6 | 1 | ウルトラの母は太陽のように | 宇宙大怪獣アストロモンス 吸血植物チグリスフラワー オイル超獣オイルドリンカー |
ウルトラの母 ウルトラ5兄弟 |
監督-山際永三 特殊技術-佐川和夫 脚本-田口成光 |
| 1973/4/13 | 2 | その時ウルトラの母は | 液体大怪獣コスモリキッド 再生怪獣ライブキング |
― | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
| 1973/4/20 | 3 | ウルトラの母はいつまでも | ウルトラの母 | ||
| 1973/4/27 | 4 | 大海亀怪獣東京を襲う! | 大亀怪獣キングトータス 大亀怪獣クイントータス |
― | 監督-吉野安雄 特殊技術-鈴木清 脚本-上原正三 |
| 1973/5/4 | 5 | 親星子星一番星 | 大亀怪獣キングトータス 大亀怪獣クイントータス 大亀怪獣ミニトータス |
ウルトラセブン | |
| 1973/5/11 | 6 | 宝石は怪獣の餌だ![17] | なめくじ怪獣ジレンマ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-川北紘一 脚本-田口成光 |
| 1973/5/18 | 7 | 天国と地獄 島が動いた! | 大ガニ怪獣ガンザ 大ダコ怪獣タガール |
― | 監督-筧正典 特殊技術-川北紘一 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/5/25 | 8 | 人喰い沼の人魂 | 大蛙怪獣トンダイル | ― | 監督-岡村精 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
| 1973/6/1 | 9 | 東京の崩れる日 | 大羽蟻怪獣アリンドウ | ― | 監督-岡村精 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/6/8 | 10 | 牙の十字架は怪獣の墓場だ! | 海象怪獣デッパラス 海象怪獣再生デッパラス |
― | 監督-山際永三 特殊技術-大平隆 脚本-木戸愛楽 |
| 1973/6/15 | 11 | 血を吸う花は少女の精 | 蔦怪獣バサラ | ― | |
| 1973/6/22 | 12 | 怪獣ひとり旅 | 噴煙怪獣ボルケラー | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
| 1973/6/29 | 13 | 怪獣の虫歯が痛い! | 虫歯怪獣シェルター | ― | |
| 1973/7/6 | 14 | タロウの首がすっ飛んだ! | えんま怪獣エンマーゴ | ― | 監督-山際永三 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/7/13 | 15 | 青い狐火の少女 | 狐火怪獣ミエゴン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-斎藤正夫 |
| 1973/7/20 | 16 | 怪獣の笛がなる | 笛吹き怪獣オカリヤン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-田口成光 |
| 1973/7/27 | 17 | 2大怪獣タロウに迫る! | 食葉怪獣ケムジラ 火山怪鳥バードン |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-田口成光 |
| 1973/8/3 | 18 | ゾフィが死んだ! タロウも死んだ! | ゾフィー | ||
| 1973/8/10 | 19 | ウルトラの母愛の奇跡 | 火山怪鳥バードン | ゾフィー ウルトラの母 |
|
| 1973/8/17 | 20 | びっくり! 怪獣が降ってきた | 鳥怪獣フライングライドロン(親、子) | ウルトラの母 | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/8/24 | 21 | 東京ニュータウン沈没 | 蝉怪獣キングゼミラ | ― | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
| 1973/8/31 | 22 | 子連れ怪獣の怒り! | カンガルー怪獣パンドラ カンガルー怪獣チンペ |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-大原清 |
| 1973/9/7 | 23 | やさしい怪獣お父さん! | しんきろう怪獣ロードラ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-大平隆 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/9/14 | 24 | これがウルトラの国だ! | 宇宙大怪獣ムルロア 宇宙蛾スペースモス 宇宙犬ラビドッグ |
ウルトラの母 | 監督-山際永三 特殊技術-佐川和夫 脚本-田口成光 |
| 1973/9/21 | 25 | 燃えろ! ウルトラ6兄弟 | ウルトラ5兄弟 | ||
| 1973/9/28 | 26 | 僕にも怪獣は退治できる! | 百足怪獣ムカデンダー | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-阿井文瓶 |
| 1973/10/5 | 27 | 出た! メフィラス星人だ! | 悪質宇宙人メフィラス星人(二代目) 怪草マンダリン草 |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-小林正夫 脚本-大原清 |
| 1973/10/12 | 28 | 怪獣エレキング満月に吼える! | 月光怪獣再生エレキング | ― | 監督-高橋勝 特殊技術-山際永三 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/10/19 | 29 | ベムスター復活! タロウ絶体絶命! |
異次元超人改造巨大ヤプール 宇宙怪獣 改造ベムスター |
― | 監督-山本正孝 特殊技術-高野宏一 脚本-田口成光 |
| 1973/10/26 | 30 | 逆襲! 怪獣軍団 | 異次元超人 改造巨大ヤプール 宇宙大怪獣 改造ベムスター サボテン超獣 改造サボテンダー ミサイル超獣 改造ベロクロン二世 |
― | |
| 1973/11/2 | 31 | あぶない! 嘘つき毒きのこ | きのこ怪獣マシュラ 巨大キノコ お化けキノコ キノコ人間 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-深沢清澄 脚本-大原清秀 |
| 1973/11/9 | 32 | 木枯らし怪獣! 風の又三郎 | 木枯らし怪獣グロン | ― | 監督-筧正典 特殊技術-深沢清澄 脚本-阿井文瓶 |
| 1973/11/16 | 33 | ウルトラの国大爆発5秒前! | 極悪宇宙人テンペラー星人 | ウルトラ5兄弟 | 監督-真船禎 特殊技術-山本正孝 脚本-佐々木守 |
| 1973/11/23 | 34 | ウルトラ6兄弟最後の日! | |||
| 1973/11/30 | 35 | 必殺! タロウ怒りの一撃! | めつぶし星人カタン星人 | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-田口成光 |
| 1973/12/7 | 36 | ひきょうもの! 花嫁は泣いた | ねこ舌星人グロスト | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-阿井文瓶 |
| 1973/12/14 | 37 | 怪獣よ故郷へ帰れ | 逃亡怪獣ヘルツ 醜悪星人メドウーサ星人 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-石堂淑朗 |
| 1973/12/21 | 38 | ウルトラのクリスマスツリー | エフェクト宇宙人ミラクル星人 緑色宇宙人テロリスト星人 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-田口成光 |
| 1973/12/28 | 39 | ウルトラ父子餅つき大作戦! | うす怪獣モチロン 月星人・南夕子 |
ウルトラの父 | 監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-石堂淑朗 |
| 1974/1/4 | 40 | ウルトラ兄弟を超えてゆけ! | 暴君怪獣タイラント | ウルトラ5兄弟 ウルトラの父 ウルトラの母 |
監督-山際永三 特殊技術-山本正孝 脚本-田口成光 |
| 1974/1/11 | 41 | 母の願い真冬の桜吹雪! | らくがき怪獣ゴンゴロス | ― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/1/18 | 42 | 幻の母は怪獣使い! | おうむ怪獣エレジア アンドロイド聖子 |
― | 監督-深沢清澄 特殊技術-高橋勝 脚本-大原清秀 |
| 1974/1/25 | 43 | 怪獣を塩漬にしろ! | 食いしん坊怪獣モットクレロン(幼獣、成獣) | ― | 監督-真船禎 特殊技術-東條昭平 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/2/1 | 44 | あっ! タロウが食べられる! | 鬼面宇宙人きさらぎ星人 きさらぎ星人オニバンバ |
― | 監督-真船禎 特殊技術-東條昭平 脚本-田口成光 |
| 1974/2/8 | 45 | 日本の童謡から 赤い靴はいてた… |
うろこ怪獣メモール 凶悪宇宙人ドルズ星人 |
― | 監督-筧正典 特殊技術-矢島信男 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/2/15 | 46 | 日本の童謡から 白い兎は悪い奴! |
わんぱく宇宙人ピッコロ | ― | 監督-筧正典 特殊技術-矢島信男 脚本-石堂淑朗 |
| 1974/2/22 | 47 | 日本の童謡から 怪獣大将 |
冬眠怪獣ゲラン 宇宙怪獣ゴルゴザウルスII世 |
― | 監督-山際永三 特殊技術-大木淳 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/3/1 | 48 | 日本の童謡から 怪獣ひなまつり |
酔っぱらい怪獣ベロン 宇宙少年 ファイル星人 |
― | |
| 1974/3/8 | 49 | 歌え! 怪獣ビッグマッチ | 歌好き怪獣オルフィ 宇宙怪人カーン星人 |
― | 監督-前田勲 特殊技術-矢島信男 脚本-石堂淑朗 |
| 1974/3/15 | 50 | 怪獣サインはV | 球好き怪獣ガラキング | ― | 監督-前田勲 特殊技術-矢島信男 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/3/22 | 51 | ウルトラの父と花嫁が来た! | 不死身怪獣リンドン | ウルトラの父 | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-阿井文瓶 |
| 1974/3/29 | 52 | ウルトラの命を盗め! | 泥棒怪獣ドロボン | 帰ってきたウルトラマン | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-石堂淑朗 |
| 1974/4/5 | 53 | さらばタロウよ! ウルトラの母よ! | 海獣サメクジラ 宇宙海人バルキー星人 |
ウルトラの母 | 監督-筧正典 特殊技術-大木淳 脚本-田口成光 |
[編集] 他メディア展開
[編集] 雑誌
小学館が権利を持っており、学年誌や週刊少年サンデーに掲載された。学年誌の高学年向けには特撮の解説が掲載された。
- 放映終了後、朝日ソノラマ社の「別冊マンガ少年・素晴らしき特撮映像の世界」(1979年刊)に、実相寺昭雄監督による未映像化脚本「怪獣無常!昇る朝日に跪く」を元にした漫画(作画:いたはししゅうほうとアルゴノウツ)が掲載されている。
[編集] 漫画連載
- 週刊少年サンデー
- めばえ
- 谷口健男
- よいこ
- 小学一年生
- 森義一
- 石川賢
- 小学二年生
- 小学三年生
- 小学四年生
- 小学五年生
- 内山まもる
- 全12話のうち、3話のみが単行本に収録された。残り9話は未収録。
- 主人公は東光太郎ではなく、地球侵略のため暗躍するインベーダーの存在を知ったがために追われ放浪の旅を余儀なくされたタケル少年。インベーダーはタケルの抹殺を目論み様々な罠を仕掛ける一方、侵略のため怪獣を操り人々を恐怖に陥れていく。
- 光太郎=タロウとタケルはテレパシーで結ばれており、タケルが危機に陥ると登場してインベーダーや怪獣と戦っていく。また光太郎はタケルの事を弟のように思っているという描写もある。
- インベーダーが人間に化けて社会に潜伏していたり(中には刑事になっているものもいて、これによりタケルが窮地に陥るという展開も)、タケルを追うインベーダーによって何の関係もない人々が巻き添えをくらい負傷する等、こちらも石川賢版とは違う形でSF色の強いハードな物語となっている。
- 内山まもる
- 小学六年生
- 森藤よしひろ
- 小学館ブック
[編集] 映画
『東宝チャンピオンまつり』にてテレビ版をベースにした作品が3シーズンにわたって公開された。
- 『ウルトラマンタロウ』:1973年7月21日公開
- 第1話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 燃えろ! ウルトラ6兄弟』:1973年12月20日公開
- 第25話の劇場版
- 『ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精』:1974年3月21日公開
- 第11話の劇場版
また、本編終了の11年後、新撮シーンを含めたタロウの成長を描いた映画が公開された。
- 『ウルトラマン物語』:1984年7月14日公開
- 超合体怪獣グランドキング
- 宇宙の帝王 ジュダ
- 小型怪獣 ドックン
- 以上の怪獣が登場している。
[編集] スタッフ
- プロデューサー:熊谷健、橋本洋二 (TBS)
- 脚本:田口成光、阿井文瓶、上原正三、佐々木守、石堂淑朗、斉藤正夫、大原清秀(木戸愛楽、大原清名義でも執筆)、村山庄三(第21話原案)、深田太郎(第9話原案)
- 監督(本編):真船禎、深沢清澄、高橋勝、筧正典、前田勲、山本正孝、吉野安雄、岡村精、山際永三
- 監督(特殊技術):高野宏一、佐川和夫、鈴木清、矢島信男、東條昭平、大木淳、山本正孝、川北紘一、山際永三、大平隆、小林正夫、深沢清澄、高橋勝
- 音楽:日暮雅信、冬木透
- 撮影(本編):森喜弘、井上光雄、中町武、中堀正夫、和栗惣治、小林茂、佐藤敏彦
- 撮影(特撮):大岡新一、佐藤貞夫
- 照明(本編):佐山五郎
- 照明(特撮):近藤勝、松丸善明、鎌田靖男
- 美術(本編):鈴木儀雄
- 美術(特撮):青木利郎、桜井克彦、島崎尭司、小川富美夫
- 編集:小林熙昌
- 視覚効果:中野稔
- 助監督(本編):前田勲、米山紳
- 助監督(特撮):宮坂清彦、鈴木義昭、西田耕一、小宮高広、中田新一、白川俊夫
- 録音・効果:東京映画映像部(現:東宝サウンドスタジオ)
- 現像:東京現像所
- イラスト:内山まもる ※クレジットは第25話のみ
- 製作:円谷プロダクション、TBS
[編集] 出演者
- 東光太郎:篠田三郎(第18話では回想シーンのみ)
- 朝日奈勇太郎:名古屋章(第1~8・10・35・51・53話)
- 荒垣修平:東野孝彦(第1~34・36~50話) ※第49・50話の声は沢りつお
- 二谷一美:三谷昇(第51~53話)
- 西田次郎:三ツ木清隆(第1~7・13話)
- 南原忠男:木村豊幸
- 北島哲也:津村秀祐
- 上野孝:西島明彦(第8~30・33~35話)
- 森山いずみ:松谷紀代子(第20・43話は出演せず)
- 白鳥さおり:あさかまゆみ(第1~16話)、小野恵子(第20話~)
- 白鳥健一:斎藤信也
- 緑のおばさん、ウルトラの母の声:ペギー葉山(第1・3・19・20・24・53話)
- 南原の母・おたか:磯村千花子(第13・51話)
- ウルトラマンタロウ :スーツアクター:長沢寛、声:篠田三郎
- 怪獣・宇宙人:スーツアクター:河合徹、菱玉五郎
- ナレーター:瑳川哲朗(第51話を除く)[18]、名古屋章(第51~53話)※瑳川が急病のための代理
[編集] 各話ゲスト
- 白鳥潔(日々丸船長):中村竹弥(第1話)※最終回では名前のみ登場。
- ボクシングジム会長:寺内大吉(第2・3話)
- 黒崎の部下・白井:片岡五郎(第4話)
- 黒崎の部下・佐久間:桂小かん(第4話)
- 興行師・黒崎:草薙幸二郎(第4・5話)
- スミス長官:ピエロ・カラメロ(第5話)
- 鮫島参謀:大下哲矢(第5話)
- 次郎:矢崎知紀(第8話)
- 田中巡査:大泉滉(第8話)
- 次郎の父:外山高士(第8話)
- 近所の熊谷さん:熊谷健(第8話) ※ノンクレジット
- 平田俊夫:紺野秀樹(第9話)
- 平田秀一:石井宏明(第9話)
- アケボノビルのオーナー:富田仲次郎(第9話)
- ビルの警備員:樋浦勉(第9話)
- ビルの警備員:辻しげる(第9話)
- カナエの養母:万里昌代(第11話)
- カナエ:下野照美(第11話)
- 林田タケシ:野島千照(第12話)
- タケシの父:小高まさる(第12話)
- 島田老人:浜村純(第14話)
- 現場主任:大前均(第14話)
- 良助:斉藤健夫(第14話)
- 紅カオル:本郷淳子(第15話)
- カオルの母:西恵子(第15話)
- カオルの祖父:浅野進治郎(第15話)
- 亜理人:山田浩之(第16話)
- 音楽教師:桂木美加(第16話)
- 大熊山地震研究所所員:山村哲夫(第17話)
- 小林タケシ:西脇政敏(第17~19話)
- タケシの母:金井由美(第17~19話)
- 小林彰(タケシの父):二瓶秀雄(第17~19話)
- お杉:磯村みどり(第20話)
- お杉の夫:岡村春彦(第20話)
- 正一:石井秀人(第21話)
- 正一の母:楠トシエ(第21話)
- 藤波隆夫:佐久間亮(第22話)
- 藤波優子:中田喜子(第22話)
- 三島六郎:梅津昭典(第23話)
- 六郎の父・馨:富田浩太郎(第23話)
- 六郎の母・好子:瞳麗子(第23話)
- 岩森兄弟の父・善晴:石堂淑朗(第24話)
- 岩森兄弟の母・ヨウコ:青木和子(第24話)
- 岩森一郎(ゾフィー):斎藤則幸(第24・25話)
- 岩森初子(ウルトラマン):田島幸恵(第24・25話)
- 岩森次郎(ウルトラセブン):柴山二三雄(第24・25話)
- 岩森三郎(帰ってきたウルトラマン):山野辺修(第24・25話)
- 岩森四郎(ウルトラマンA):佐野信寿(第24・25話)
- 岩森末子(ウルトラマンタロウ):宮原由美(第24・25話)
- ZATメディカルセンター医師:山本廉(第25話)
- 竹雄:高橋仁(第26話)
- 竹雄の父・仙吉:江戸家猫八(第26話)
- 史男:吉村影史(第27話)
- 史男の母:根岸明美(第27話)
- 医師:長沢大(第27話)
- 看護婦:三田美枝子(27話)
- 三兄弟:紺野秀樹、大山正明、西郷英利(第28話)
- 三兄弟の祖父:今村源兵(第28話)
- 海野八郎:大和田獏(第29・30話)
- 佐野トオルの母:蓮川久美(第29・30話)
- 大介:佐藤宏之(第31話)
- 大介の母:上月左知子(第31話)
- 大介の父:山本廉(第31話)
- 不良中学生:清水昭博、二瓶秀哉(第31話)
- ドンちゃん:大山正明(第32話)
- 大谷栄一:西脇政敏(第33・34話)
- 大谷博士:竜崎勝(第33・34話)
- ハヤタ/ウルトラマンの声:黒部進(第33・34話)
- モロボシ・ダン/ウルトラセブンの声:森次晃嗣(第33・34話)
- 郷秀樹/帰ってきたウルトラマンの声:団次郎(第33・34・52話)
- 北斗星司/ウルトラマンAの声:高峰圭二(第33・34話)
- 少女まち子:浅野由香(第35話)
- 清彦:矢崎知紀(第36話) ※クレジットは知記
- 清彦の姉・陽子:久保田民栄(第36話)
- ビル設計技師・岩坪:平泉征(第36話)
- 建設作業員A:菊池英一(第36話)
- 建設作業員B:遠矢孝信(第36話)
- めぐみ:山田圭子(第37話)
- めぐみの祖父:池田生二(第37話)
- ひとみ:天野美保子(第38話)
- ミラクル星人(人間体):長沢大(第38話)
- 南夕子:星光子(第39話)
- タケシ:山田光治(第40話)
- 正博:高橋仁(第41話)
- 金持ちのオバサン:五月晴子(第41話)
- 島田タツオ:松坂雅治(第42話)
- アンドロイド聖子:川口真有美(第42話)
- 島田信吾:三島耕(第42話)
- 武志:矢崎知紀(第43話)
- 武志の父:大木正司(第43話)
- きさらぎ星人:笠井ひろ(第44話)
- 二郎:新井つねひろ(第44話)
- 真理:夏川圭(第45話)
- マンションの大家:大泉滉(第46話)
- 沢口竜一:山下克弘(第47話)
- 太郎:古堀宏(第48話)
- 坂本団長:草野大悟(第49話)
- ユキ:坂口良子(第50話)
- 老人ホームの爺さん・真一郎:浜村純(第50話)
- 南原隊員の婚約者・珠子:今井美佐子(第51話)
- 住職:石川隆昭(第51話)
- 中西一郎:松葉寛祐(第53話)
[編集] 声の出演
- ライブキング(第2・3話):阪脩
- メフィラス星人(第27話):西川幾雄
- テンペラー星人(第33・34話):丸山詠二
- ゾフィー(第33・34話):鹿島信哉
- カタン星人(第35話):西川幾雄
- メドウーサ星人(第37話):梶哲也
- テロリスト星人(第38話):鹿島信哉
- モチロン(第39話):渡部猛
- ウルトラの父(第39話):鹿島信哉
- ピッコロ:(第46話):京田尚子
- ベロン(第48話):渡部猛
- オルフィ(第49話):丸山詠二
- ドロボン(第52話):渡部猛
- バルキー星人(第53話):鹿島信哉
[編集] 主題歌・挿入歌
東京レコード(AMONレーベル、ディスコメイトの前身・販売元はビクター音楽産業)からEPが発売。初版約30万枚という当時としては高い売り上げを残す。
- 『ウルトラマンタロウ』
- シンセアレンジは日暮雅信によるもの。2009年7月現在正式にクレジットされたことは無いが、サントラ盤の曲目解説の欄に明記されている。
- CBSソニーからは子門真人、コロムビアからは三鷹淳、東芝レコードからは沢木順のカヴァー・ヴァージョンがそれぞれ発売された。
- ・当代きっての売れっ子作詞家、阿久悠の登用は当時ではありえないとされていた。阿久曰く、当時7歳の長男(後の作曲家・深田太郎)が奇しくも名前が「太郎」ということもあり、父親として尊敬されるため作詞をしたという。
- 『ウルトラ六兄弟』
-
- 作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:川口真 / 歌:武村太郎、少年少女合唱団みずうみ
- 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも使用される。
- 『ウルトラの母のバラード』(38、53話)
- キングレコードからは、ウルトラの母の人間体を演じたペギー葉山によるカヴァー・ヴァージョンが発売された。
[編集] 脚注
- ^ のちに「ジャック」は『帰ってきたウルトラマン』に登場する「ウルトラマン」の正式名称となった。
- ^ これは後番組『ウルトラマンレオ』の製作の遅れのため、1話撮り増したためである。また、平成ウルトラシリーズまで含めると『ウルトラマンコスモス』が最多。
- ^ 現在、ウルトラマンシリーズにおいてウルトラマンに変身する人物が、変身せずに巨大怪獣もしくは巨大宇宙人を倒すのは、本作の最終回および『ウルトラマンレオ』第13話でモロボシ・ダンに倒されたバイブ星人だけである。
- ^ 母親に捨てられた少女の恨みを晴らすかのごとく、吸血怪獣が人間を襲う第11話、主人公がウルトラマンであるが故に宇宙人に命を狙われる第35話、交通事故で妻を失った男が、悲しさのあまり生み出した妻と瓜二つのアンドロイドに、彼の自動車を憎悪する心が乗り移り、自動車への復讐を開始する第42話、ZAT隊員の幼馴染の悲劇的な運命を描いた第45話、ZATと東京が壊滅寸前に陥った第52話、恩人の死を契機に東光太郎が一人の人間として生きていく決意をする最終回などが、シリアスなシナリオに該当する。一方の残酷な描写には、第14話でウルトラマンタロウがエンマーゴに首を切断されるシーン、第17~19話でバードンがケムジラや人間を食い殺すシーン、第39話では怪獣が暴れるシーンに太平洋戦争中の空襲や防空訓練の写真がカットインするシーン
- ^ 第1話で東光太郎と合体前のウルトラマンタロウの姿が描かれていないことや、変身後の台詞や掛け声を東光太郎役の篠田三郎が担当していることから、「ウルトラマンタロウというM78星雲人は存在しないと解釈された書籍が存在する。
- ^ ウルトラの母はセブンの母の妹である。
- ^ ウルトラの父から受け継いだものという設定もある。幼少時はこの角は小さく、特別編で語られたエピソードを経て現在の大きさになったとされる。
- ^ 「タロウはセブンのようなウルトラ念力をまだ習得していないため、アイスラッガーとしては使用できずにいる」と記述された書籍もある。設定上はセブンとタロウが従兄弟であることから、遺伝的に持っているものと考えることができる。
- ^ 企画段階では「ウルトラの心臓を守る」という意味も込めて、光太郎の左胸のちょうど心臓の真上の部分に付ける事になっていたが、篠田三郎が実際に着用したところ、バッジがかなり大きいため、演技の際に立ち振る舞いに不便であるとの指摘があったため変更された。
- ^ 円谷プロ監修の書籍に「世界中を旅しながらボクサー修行をしていた」と記述されている
- ^ 「バルキー星人を倒した後バッジを返した」と記述された書籍も存在する。また、CBCの『ウルトラマンメビウス』公式サイトのタロウのプロフィールにも「任期を終えた後バッジを返した」とある。
- ^ 年齢は辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』に記載
- ^ "zariba"は東アフリカなどで見られる、イバラで出来た畜産用の柵のことで、意訳すれば「地球全ての防御壁」といった意味。元は、『帰ってきたウルトラマン』のMAT以降の「防衛隊の名はアルファベット3文字」という慣例に従って単に語感のよさから命名されたもので、正式名や意味は後付けの設定である。
- ^ 現実世界におけるこの番地は、警視庁本庁舎と日比谷公園に挟まれた、法務省・検察庁・東京高等裁判所・東京地方裁判所・弁護士会館・公正取引委員会等の法曹関連の官公庁施設が所在しているエリアである。実際、この設定を意識してか、第45話等で光太郎やZAT隊員の登場するシーンに霞ヶ関・永田町の官公庁・国会エリアがロケ地として使われていることが確認できる。
- ^ ZAT基地を商品化し、年末年始商戦で大きな利益を得たタカトクトイス(当時はタカトク)は、翌年の『ウルトラマンレオ』ではスポンサーになってMAC基地を商品化し、大きな期待をかけたが、MAC基地はあまり売れず、年末年始商戦が終わったころにMAC基地は劇中で破壊され、タカトクはスポンサーから降りた。
- ^ 次作『ウルトラマンレオ』における放映開始時の一般隊員の苗字は、全て色に因んでの命名である。
- ^ 予告でのサブタイトルは「怪獣は宝石がお好き」となっている。
- ^ 第52話は次回予告と次番組『ウルトラマンレオ』の開始予告ナレーション、第53話は『レオ』の開始予告ナレーションのみ。
[編集] ウルトラシリーズでの客演
- 『ウルトラマンメビウス』
- 劇場版、第24話、第29話、第30話、最終回に登場。
- 『タロウ』本編の最終回以降、人間・東光太郎として地球で旅を続けていたが、メビウスが地球に派遣される20年前、封印したヤプールを監視するために地球に留まることになった4人の兄(ウルトラマン、セブン、ジャック、エース)と入れ代わりに光の国へ帰還。帰還後はセブンの後を継いで宇宙警備隊の筆頭教官に就任し、メビウスを鍛えたという設定となる。該当全話において東光太郎としての登場はなく、声は『ウルトラマン物語』でタロウを演じた石丸博也が担当している。
- 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』のプロットでは、上記の事件発生時、東光太郎とウルトラマンタロウは分離していたが再び合体するという内容だった。
前述の通り、タロウは最終回での展開によって、ウルトラ兄弟の中では唯一、次作『ウルトラマンレオ』で客演していない。その代わり、内山まもるのコミック版『レオ』では客演している(さらには東光太郎としても登場している)。
[編集] その他
- 東光太郎を演じた篠田三郎は、後年行われたインタビューも積極的に受け、「初主演作品という喜びは大きかったし、今見ても本当に嬉しそうに演じている」と当時の様子を語っており、裏話などをいくつか紹介している(下記に記載。ファミリー劇場で2007年4月に放送された『ウルトラマンTのすべて』で初めて証言したものは○、辰巳出版の『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』で初めて証言したものは◎、『タロウ』のDVD発売時に行われたインタビューで初めて証言したものは●で表示)。
- ○『タロウ』出演前、『ウルトラマンA』第20話にゲスト出演したのは、『A』の次の主役を自分にやってもらうため、撮影現場の雰囲気を知ってもらうため。
- ●東光太郎役のオーディションを受けた役者の中に、松平健がいた。
- ◎『タロウ』出演が決まり、『ウルトラマンA』の撮影現場を見学した際、北斗星司役の高峰圭二がマフラーをしているのを見て自分も使いたくなり、高峰にOKをもらってマフラーを使う事になった。
- ◎『タロウ』放送終了後に息子が生まれ、物心付いたら観せてやろうと、おそろく再放送時に1本だけ『タロウ』をビデオに録画。しかし、それが2話完結の前編で、タロウが負けて次回に続くという終わり方だった。これを観てからというもの、息子は『タロウ』を全く観てくれないという。
- ●タロウも最後はウルトラの国に帰ると思っていたが、雑踏の中に消えるというラストには驚いた。
- 2007年の特撮雑誌でのインタビューで、東光太郎のその後に関して「人間として平和のために頑張ってると思う」と語っている。
- 『コメットさん』の第43話「初恋の人ウルトラマン」にタロウが登場。地球で生活していたタロウが、コメットとの出会いによってウルトラの国に帰還するという内容である。なお、このエピソードでタロウは人間の姿で登場しているが、コメットからは「タロウさん」と呼ばれていること、OPでも「ウルトラマンタロウ」としかクレジットされていないこと、そして下塚誠が演じていることから、竹書房の『ウルトラマン画報』では「東光太郎と分離後のタロウ自身の変身体」と解釈されている。
- 関西の朝日放送ラジオで1973年6月~89年3月に放送された浪速のモーツァルト・キダタローがメインパーソナリティーを務めた『フレッシュ9時半!キダ・タローです』の番組ジングルに「タロウ、タロウ、タロウ”フレッシュ9時半!キダ”タロウ」と、テーマソングの一部に”フレッシュ9時半!キダ”をかぶせる形で使われていた。
- 本作でメインライターを務めた田口成光は、タロウ放送当時生まれた息子に「光太郎」と名付けようとしたが、親戚の子にたまたま同じ名が付いてしまい断念。その代わり、近年生まれた孫に「光太郎」と名付けている(ファミリー劇場の『ウルトラ情報局』2007年5月号でのインタビューより)。
- 『みんなあげちゃう』で金子修介が本作でのウルトラの母のフィルムを使用した際には、出演時間に対し秒いくらという形でギャラを算定して出演料を円谷プロに支払ったという。
[編集] 映像ソフト化
- DVDは2005年5月27日~同年7年29日に発売。全13巻で各巻4話収録。1~5,6~10、11~13巻は同時発売。
[編集] 関連項目
| TBS系 金曜19時台前半 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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ウルトラマンタロウ
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