仮面ライダー龍騎

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仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき)は、2002年(平成14年)2月3日から2003年(平成15年)1月19日までテレビ朝日系で毎週日曜日8:00 - 8:30に放送された、東映製作の特撮テレビ番組、及び主人公のヒーロー名。


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平成仮面ライダーシリーズ
通番 題名 放映期間
第2作 仮面ライダーアギト 2001年1月
- 2002年1月
第3作 仮面ライダー龍騎 2002年2月
- 2003年1月
第4作 仮面ライダー555 2003年1月
- 2004年1月

目次

[編集] あらすじ

昨今、街では人々が前触れも無く忽然と失踪する事件が連続発生していた。事件の真相を追うネットニュース配信社 OREジャーナルの見習い記者・城戸真司は、ある失踪者の部屋を取材中、ふと目にとまった奇妙なカードデッキを手にする。この時から真司は特異な2つの能力を得た。1つは鏡の中の世界ミラーワールドから密かに人々を襲うモンスターとしか呼びようの無い化け物を見る能力。もうひとつはミラーワールドに入り込める仮面の戦士・仮面ライダーに変身する能力。

やがて真司はモンスターや仮面ライダーのことを詳細に知る女性・神崎優衣が語った情報をもとにモンスター・ドラグレッダーと契約し、そのパワーを使って戦う仮面ライダー龍騎となってモンスターから人々を護ることを誓う。

だが仮面ライダーナイト・秋山蓮は龍騎と共闘するどころか潰すと言い放ち挑みかかってきた。困惑する真司の前に謎の男・神崎士郎が現れ、ライダー同士は敵であり、最後の1人になるまで戦えと告げるのだった。

[編集] 概要

[編集] 特徴

平成仮面ライダーシリーズ3作目の本作では、整合性重視の前2作とは異なり、「13人の仮面ライダーが最後の1人になるまで戦い続ける」という、破天荒なシチュエーションを採用、更にはトレーディングカードの要素を取り入れたバトル方法(詳細は後述)など、設定発表当時はファンの間において「この作品は仮面ライダーといっていいのか?」「『仮面ライダー』というより『バトル・ロワイアル』では」など、物議を醸した。放送開始後は、ライダーが信念ではなく単なる欲望のために他のライダー達と殺し合うというストーリーや、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗るという設定が、子供番組としては不適切であるといった意見も当時の新聞投稿等に見られた。本郷猛を演じた藤岡弘、をはじめ歴代の仮面ライダーシリーズに出演した俳優陣は、当時のコメントで、このストーリーや設定には直接触れることは避けつつも、難色を示している。

放送中も、最終回を先行公開してしまう劇場版(最終的にはTVシリーズとは異なるものとなった)、「戦いを続ける」「戦いを止める」という2つの選択肢が提示されテレゴングを使用した電話投票によってドラマの結末が変わるTVSP版、最終回1話前に主人公の身に起きた事件など、異例の企画や展開が行われた。 なお、TVSP版本放送時の投票結果は「戦いを続ける」になった。映像ソフトには両方の結末が収録されている。また、2008年3月29日NHKBS2で放送された「とことん!石ノ森章太郎」の中では、戦いを止める結末で放送された。

ライダーの一部の契約モンスターなどをフルCGで表現したことも特徴であり、CGのクオリティはこの時点ではまだ試行錯誤なものだったが、以降の仮面ライダー作品においてもCGで怪人を表現する傾向は続いた。

[編集] 設定、造形

ストーリー同様、本作以前のライダー作品から大きく逸脱した設定、キャラクターデザインとなった。従来の仮面ライダーの特徴であるアゴをナイト、触覚をゾルダ、複眼を龍騎と主要3ライダーのみに分割されて採用されており、従来のライダーとは大きく異なるデザインとなった。

ライダーが乗用するバイク(ライドシューター)はミラーワールドへの移動手段として使用され、また一部の契約モンスターがバイク形態に変身するという描写があるのみで、本作以前のライダーにおける必須要素だった「スーパーバイクを乗りこなし、時にバイクに搭乗しながらバトルする」というシチュエーションは薄まっている。

従来の「変身ベルト」に相当する変身アイテム「カードデッキ」には、本放送当時流行していたトレーディングカードゲームの要素が盛り込まれている。また「契約モンスター」、「カードバトル」等、児童向けのイメージが強い新要素も採り入れた。

[編集] キャスティング

本作では『アギト』の時期より話題を集めたイケメンヒーローブーム路線を受け継ぐキャスティングがされている。また世間的に相応に認知されている中堅俳優たち(津田寛治神保悟志)や、グラビアアイドルとしてブレイクする直前の森下千里を起用、テレビスペシャルではベテラン俳優の黒田アーサーが仮面ライダーベルデ役で出演するなどした。

また本作でライダーを演じる俳優に、かつて特撮ヒーロー・ヒロインを演じた萩野崇シャンゼリオン)、高野八誠ウルトラマンアグル)、高槻純ウルトラマンネオス)、加藤夏希ロビーナ)が加わっている。

[編集] 音楽

本作から作品中で使用される楽曲の発売元が、従来のコロムビアからavex modeに交代したこともあり、主題歌『Alive A life』はTVシリーズとしては初の女性ボーカル・松本梨香を起用し、キャラクター名をタイトルや歌詞に織り込まない物となった。BGMは丸山和範渡部チェルが担当。劇場版BGMとTV版主要BGMを収録したサウンドトラックが発売され、それ以外のBGMは番組終了後に発売された5枚組のコンプリートBOXに収録されるという形がとられた。ただし、一部の楽曲はBOXには未収録。

[編集] 主な登場人物

※劇場版のみ登場する人物は仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#主な登場人物を参照。

[編集] 仮面ライダー

城戸真司(きど しんじ) / 仮面ライダー龍騎
23歳。今作の主人公。ネットでニュースの配信を行っている通信会社・OREジャーナルの記者見習い。正義感は強いが、単細胞で底無しのお人好しのため騙されやすい。大久保曰く「祭りの取材に行って自分が神輿担いじゃってるタイプ」。当初はアパートに住んでいたが家賃滞納で追い出され、一時職場である事務所に住み着き、その後「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で花鶏に間借りすることになる。変身後、「っしゃあ!」と気合を入れる癖がある。バイクは劇中ではホンダ・ズーマーに乗る。料理が得意で、中でも餃子は料理の腕において一流である吾郎がレシピを聞きたがる程である。
謎の行方不明事件の調査を行っている時に、榊原耕一のアパートでカードデッキを拾ったことから、巻込まれる形でライダーの戦いを知ってしまう。「モンスターから人々を守る、ライダー同士の戦いを止める」ことがライダーとしての目的。しかしライダー達が命を懸けてまで叶えようとする願いに知るうちにその思いは揺らぎ始め、更に戦いが無効になることで起こるある事実を知り苦悩する。
劇場版では真司の幼少期のふとした出来事が、ライダーバトルの遠因となってしまっている。
TVSP版では初代龍騎の榊原からカードデッキを託され、2代目龍騎となる。「ライダー同士の戦いを止めようとする」という目的は本編と同じだが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われることとなる。
秋山蓮(あきやま れん) / 仮面ライダーナイト
24歳。もう1人の主人公。「意識不明の恋人小川恵里を目覚めさせるため」に仮面ライダーになった。契約モンスター・ダークウィングは恵里の命を狙っており、恋人をモンスターに襲わさせないためやむなく契約した(このことは劇中では明かされない)。変身後はダークバイザーを目の前に掲げる癖がある。職業は不明(途中から花鶏で働くようになる)。普段から中型(現在の普通自動二輪車)のバイク:HONDAのシャドウスラッシャー400を乗用。
ライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動を共にする。短気で喧嘩っ早い部分が目立つが、根は思いやりのある心優しい性格。しかし目的のために冷徹に振舞うこともある。大金に弱い面を持つ。
TVSP版では手塚と親友であり、彼と共にライダーとなる。一時はライダー軍団と共に龍騎を追い詰めるも止めを刺すことが出来ず、自身も追われる身となってしまう。
須藤雅史(すどう まさし) / 仮面ライダーシザース
28歳。小竹署の刑事で、画廊で起きた連続失踪事件を追っていたが、裏では悪事を働いていた。裏の仕事仲間・加賀をカッとなって殺害してしまい、彼の遺体を壁に埋めていたところに神崎と出会う。そして「ライダーの戦いで頂点を極める」ために仮面ライダーとなり、殺人の隠蔽とパワーアップを目的として契約モンスター・ボルキャンサーに一般人を襲わせていた。
TVSP版では警視庁の刑事であり、「浅倉威を逮捕するため」にライダーになるが、浅倉の逮捕後にはライダーの力に心を飲み込まれてしまう。高見沢率いる他のライダーたちと真司を倒すために協力しており、当初は真司に協力するフリをして彼に近づいた。
ライダーの初の死者であり、あまりに衝撃的な登場やたった2話の登場、キャラクター、死に様などから、視聴者にライダーとは単なる「正義の味方」ではないということを示した。
北岡秀一(きたおか しゅういち) / 仮面ライダーゾルダ
30歳。実質3人目の主役ライダー。「クロをシロにする"スーパー弁護士"」と呼ばれる程の金さえ渡せばどんな極悪人も無罪にしてしまう悪徳弁護士。母親に甘やかされて育った影響からかなりのナルシストかつ利己主義な性格。また人の欲望を愛する主義で、社会正義・プライドなどよりも報酬を重視する。好きな食べ物は贅沢かつ高級なものなら何でも。元秘書のめぐみ曰く「好きな言葉は『濡れ手で粟』」。取材のためにやってきた桃井令子に一目惚れし、以後何度もアプローチをかけるようになる。
逮捕された浅倉を弁護するも無罪にできず、その事で浅倉から恨まれる。不治の病にかかっており、「永遠の命を手に入れるため」仮面ライダーになった。そのためか重病人に対しては親切。真司の影響からか、次第にライダー同士の戦いを虚しく感じるようになる。
劇場版では姉を手にかけた浅倉を弁護したことから美穂からも恨まれていた。そのことに罪の意識を感じていたのか、ライダーバトルでは折に触れて彼女を助けたりするが…。
手塚海之(てづか みゆき) / 仮面ライダーライア
24歳。前半の主要キャラ。占い師で的中率はほぼ100%。神崎士郎に勧誘されながら仮面ライダーになるのを拒み、契約を拒絶したためにガルドサンダーに食い殺された親友・斉藤雄一を救えなかった悔恨から、「変えられなかった運命を変える為に」仮面ライダー同士の争いを止めるため奔走する。このことから真司の共感を得ることになる。口癖は「俺の占いは当たる」。
TVSP版では秋山蓮の友人であり、彼と同じく小川恵里を愛していたという設定。テレビシリーズと違い、自らの願いを叶えるためにライダーになっていたが、元の恋人のために他人を犠牲にすることに違和感を持っていた。
芝浦淳(しばうら じゅん) / 仮面ライダーガイ
21歳。明林大学経済学部2年生に在籍。ゲームサークル「マトリックス」に所属しており、人間心理を解析・応用し、ハマった人間は本当に殺し合いを始めてしまうゲームを製作。人の心を支配する事に喜びを感じサークル仲間に勧めて戦いあうよう扇動していた。
「ゲーム感覚」で仮面ライダー同士の戦いに加わる。我侭かつ凶悪な性格で、真司からドラグレッダーのカードを奪い脅したり、OREジャーナルを乗っ取って日本中を操る戦闘ゲームを作る拠点にしようとしたりと色々企んだ。遂には6人のライダーによる大乱戦を演出するが…。
浅倉威(あさくら たけし) / 仮面ライダー王蛇
25歳。実質4人目の主役ライダー。連続殺人の罪で拘置所に服役していた脱獄囚。「イライラするんだよ」が口癖。身の回りに暴力がなくては生きられない性質。幼い頃に実家に火をつけ家族を殺害する等、子どもの頃から様々な悪事に手を染めており、北岡でさえ無罪にできなかった。その為、北岡に「能無しの役立たず」と逆恨みの念を抱きライダーになってから付け狙う。当初は茶髪だったが、後半から金髪に変わっている。変身直後に首を捻る癖がある。
拘置所で神崎士郎に会い「仮面ライダーの戦いを活性化させるため」に選ばれる。ライダーになった直後に脱獄し、戦いそのものに喜びを見出して戦う。そのため、自分が勝利した際はライダーバトルを永久に続かせることを願うつもりだった。また目的のためには手段を選ばない狡猾さも併せ持ち、弟の暁でさえベノスネーカーの餌にしたが、その一方でモンスターをおびき寄せるためのおとりとつぶやきながらも、1度モンスターに付け狙われていたある少女を、殺害せず助けたこともある。脱獄囚なので、固有のは持たず、野宿をしている。トカゲを焼いたり、生卵を丸飲みしたり、ムール貝を殻ごと食ったり本人曰く「泥を食ったことがある」と語るなど、人間離れした悪食ぶりを見せる。
劇場版では霧島美穂の姉を手に掛けているために美穂に狙われる。
TVSP版では須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束された姿で登場するが、真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召還し脱獄。その後は戦いの邪魔をする真司を殺すために高見沢率いる他のライダー達に協力する。
東條悟(とうじょう さとる) / 仮面ライダータイガ
25歳。後半の主要キャラ。清明院大学・香川の研究室に属する大学院生。「英雄を目指して」ライダーになる。しかしその言葉の解釈において恩師・香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取り付かれていくようになる。「みんなが僕を好きになってくれるかもしれない」という理由で、英雄になる事に固執している。自分が英雄になるためならどんな事でもする冷酷さも持ち合わせている。さらには戦いの中で次第に、ライダー同士の戦いに勝ち残ることで自らが英雄になろうと考えるようになる。
その結果、香川の言葉を”大切な人”を倒せば強くなれると曲解し、仲村と香川を相次いで殺害し、さらには戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、浅倉に破れ、北岡に図星を突かれることなどが重なり、徐々に情緒不安定に陥る。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。
佐野満(さの みつる) / 仮面ライダーインペラー
21歳。地下駐車場の警備員をしていたが、実は大企業の御曹司。「ライダーの力を金儲けに利用する」事しか考えておらず、真司や香川に対して自分を売り込み、報酬を要求した。当初は真司の側につくが報酬が香川の方がいいと分かるとすぐに裏切り、龍騎を攻撃。にもかかわらず香川の死後は平気で真司の側に戻ろうとして彼を激怒させた。北岡・浅倉にも取り入ろうとするが失敗。結果的に重傷を負った東條を自宅で介抱するようになる。直後に父親の死亡により莫大な財産を手にし、縁談も持ち上がり、ライダーの戦いから脱退しようとしたが…。
  • TVSP版では変身後の姿のみ登場。
高見沢逸郎(たかみざわ いつろう) / 仮面ライダーベルデ
38歳。TVSP版にのみ登場。巨大企業・高見沢グループの総帥を務める実業家。全てを手に入れたかに見える彼だがその欲望は尽きることはなく、「超人的な力を得るため」に仮面ライダーとなった。イニシアチブをとるのが上手く、普段は紳士的だが、その本性は過激かつ粗暴で欲深な性格で、契約モンスターの特性を活かした戦術と、生来のカリスマ性から、他のライダーからは一目置かれる存在。他のライダー達を利用して龍騎とライアの抹殺を計るなど、手段を選ばない卑劣漢である。
神崎の代理人 / 仮面ライダーオーディン
神崎士郎の代理ともいえる仮面ライダーオーディンに変身する人物。当初は神崎自身が変身しているかと思われたが、神崎士郎の傀儡的存在であり、変身者自身の意思は感じられない。「最後に勝ち残ったライダーと戦う」ことを目的とする。
作中でナイトに2度、龍騎に1度倒されたが、カードデッキだけは破壊されずに残っていたためその後も何度も出現した。
「超全集 最終巻」では士郎が無作為に選んだ人物が変身していると記述されており、実際劇中でも神崎が浮浪者らしい男の前に立ち、カードデッキを渡すかの様な描写がなされているが、実際に渡す描写は無かった為、その真偽は不明である。台本にも神崎がカードデッキを渡すまでが書かれているが、そのシーンは本番では収録されていない。
TVSP版では何故か他のライダー達と共闘して龍騎、ナイトを追い詰めた。

[編集] 擬似ライダー

仲村創(なかむら はじめ) / オルタナティブ
25歳。清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生で神崎士郎の実験によって仲間を全員失った。後に香川や東條と出会い、真相を知った仲村は、「全ての元凶である神崎優衣を抹殺すべく」オルタナティブとなる。しかし、ミラーワールドを閉じる事よりも神崎への復讐心の方が強く、そのため、正式な仮面ライダーである東條のことは信用していない。
香川英行(かがわ ひでゆき) / オルタナティブ・ゼロ
37歳。清明院大学教授。一度見たものは理解する前に記憶してしまうという、常人離れした記憶力をもっており、神崎士郎の研究資料を一度見ただけにも関わらず、その記憶を元に擬似ライダー・オルタナティブを作り上げ、自らもオルタナティブ・ゼロとなる。ミラーワールドのモンスター達に関係する神崎優衣を危険視し、その除去を企図する。「多くの命を助けるためには少数の犠牲も止むを得ない」という信条を持ち、それを「英雄の覚悟」と説いて東條や仲村の信頼を得ていた。次第に東條の潜在的な憎悪に気づき始め、自身の家族と触れ合わせることで彼に人間性を取り戻させようとしたが・・・。

[編集] その他

神崎優衣(かんざき ゆい)
19歳。1983年1月19日生まれ、ライダー同士の戦いを止めるために失踪した兄・士郎を探している少女。劇中当初から蓮と行動を共にしているが、蓮に完全に賛同している訳では無く彼の戦いも止めようとしていた。
兄の士郎は彼女のある事情からライダー同士の戦いを仕組んでおり、彼女自身は戦いを望まないにも関わらず元凶となっている。終盤、ミラーモンスターの発生の真相に絡んで彼女の正体が明らかとなる。
神崎士郎(かんざき しろう)
25歳。1977年9月29日生まれ、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。旧名は高見士郎(たかみ しろう)。優衣の兄。アメリカでは死亡したことになっている。人を仮面ライダーに変身させる技術を開発し、ライダー同士の戦いを仕組んだ張本人。オーディンのライダーデッキを所有しているが、ミラーワールドの存在となったことで実体がなく、自分では変身出来ない(詳細は不明)。優衣の事に関しては見境がなくなる。鳳凰型のモンスターを所持(あるいは契約)しており、邪魔者や優衣に危害を加える者の抹殺をさせていた。
大久保大介(おおくぼ だいすけ)
36歳、OREジャーナルの社長兼編集長。城戸真司の大学時代の先輩でもある。大手新聞社を辞めて会社を設立した。お調子者だが熱いジャーナリスト魂の持ち主で、仕事に対する情熱と信念は非常に強い。真司に対しては兄のように接する。ライダーバトルに感けて仕事をしない真司を厳しく問い質す事もあったが、結局は彼の事を信じている。
桃井令子(ももい れいこ)
24歳、OREジャーナルのジャーナリスト。真司の先輩であり、危険な仕事でも逃げないジャーナリズムの持ち主。その責任感の強さが悲劇を産み出すこともある。連続行方不明事件及び浅倉関連記事の担当者でもある。北岡からは積極的なアプローチを受けていた。浅倉脱獄の謎を突き止めるために監視ビデオを確認していた際に、鏡に男(神崎士郎)が映っていることに気付き、神崎士郎の謎を追っていくが・・・。
島田奈々子(しまだ ななこ)
23歳、OREジャーナルのシステム担当。イグアナ・マリリンを社内の給湯室でペットとして飼っている。コンピューターに関する知識は一流で、芝浦が作り出したプログラムの破壊ウィルスを短時間で作ったこともある。途中からOREジャーナルのメンバーとなっためぐみとはコンピュータの扱い等から折り合いが悪いらしく、彼女が入社してからは毎日喧嘩している。
浅野めぐみ(あさの -)
25歳。北岡秀一の元秘書。拳法の達人ゆえボディーガードに最適と判断した北岡に雇われたが、あまりにも不器用であったため解雇されていた。その後移動ラーメン屋「みちのく」をやっていたが、大久保に気に入られOREジャーナルに入社した。本来はジャーナリスト志望だったが、専門学校で間違って秘書課を受験したため、とりあえず秘書になった。緊張すると貧血により気を失う体質で、それを不治の病と勘違いしていた。パソコンに変なニックネームをつける癖がある。
神崎沙奈子(かんざき さなこ)
45歳。優衣と士郎の叔母で喫茶店「花鶏(あとり)」のオーナー。アマゾン同好会によく参加している。手塚の占いを信じておらず、「あたしの勘に間違いはないわ」が口癖だが当たらない。真司と蓮を暇な時に店で働くという条件で下宿させている。
小川恵里(おがわ えり)
24歳。蓮の恋人で、清明院大学・江島研究室に所属していた大学院生。神崎士郎の実験に参加し意識不明になる。この実験のせいでダークウィングに命を狙われるようになったらしいが詳細は不明。途中、一時的に意識を取り戻す。
由良吾郎(ゆら ごろう)
25歳。北岡の秘書兼ボディーガードで、ただ一人の友人と呼べる存在。北岡からは「ゴローちゃん」と呼ばれる。漁師の父親の家庭に7人兄弟の5番目として生まれ、家業を継ぐのを嫌がり父親と喧嘩をして家出し上京。ある時傷害事件に巻き込まれ北岡に弁護を担当してもらうが、その後北岡の不治の病が発覚。自分の弁護をしていなければ、北岡の病が不治の段階まで進行する前にどうにか出来ただろうと後悔しており、この事について負い目を感じ、心底北岡に尽くしている。
どことなく不気味な雰囲気を漂わせるが、誰に対しても優しい誠実な性格。一流シェフ顔負けの腕前である料理を始めとして何をやらせても上手いが、口笛だけは苦手。数人の手練を相手にしても負けない戦闘能力を持つ。ゆえに北岡には全面的に信頼されており、仮面ライダーとして戦っていることも知らされている。吾郎本人の私生活は質素。
榊原耕一(さかきばら こういち)
28歳。ドラグレッダーに喰われ世間的に行方不明になっており、名前のみ登場する。TVSPでは城戸真司の先代の龍騎であったが致命傷を負い、真司にデッキを託し消滅して死亡。

[編集] 仮面ライダー

※劇場版のみ登場する仮面ライダーは仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#仮面ライダーを参照。

本作における「仮面ライダー」とは、神崎士郎が開発したカードデッキを用いてミラーワールドへ行くことのできる者を指す。カードデッキの入手経緯は、通常は神崎が直接選定した人間に譲渡されるというものだが、わずかながら例外も存在する。従来の本シリーズでは、改造手術を受けるか神秘的な力を得るなどしてライダーに変身していたが、普通の人間がアイテムで変身するという設定は、『仮面ライダーアギト』に登場したGシリーズに継ぐものである。

仮面ライダーは疑似ライダーを除いては13人存在しており、仮面ライダー同士は最後の1人になるまで戦い合う掟になっている。また、契約モンスターが他のモンスターが人間から集めた生命エネルギーを摂取して強くなっていくため、人間界に侵入するモンスターの駆除も行う。

ライダーに変身する者殆どが、その心に深い闇を抱えている者達であり、たとえ他者の命を踏み台にしてでも自分の願いを叶えたいと言う者がライダーに選ばれる場合が多い。この設定からも、これまでのライダー作品に登場するライダー達に比べ、アンチヒーローとしての側面が強い。

本作に登場するライダーのモチーフは騎士であり、加えて契約モンスターの属性を持つ。モンスターとの契約を行う前の姿は「ブランク体」と呼ばれ、カラーリングなどが若干異なり、能力も低い。

殆どの戦闘はミラーワールドの中で行われるが、変身後も現実世界で活動することは可能。また、契約モンスターを現実世界に召喚することも可能である。

ライダーバトルにおいて最後に勝利した者は、自分の望みを叶えることが出来るとされ、それがライダー達の戦う大きな目的となっている。しかし終盤にてそれが神崎の狂言であり、その存在意義は別にあるという事実が明らかにされた。

共通装備
カードデッキ
アドベントカードを収納したデッキで、仮面ライダーであることの証明にもなる物。変身者でなくても触れるだけでミラーワールドを観ることが可能。各ライダーのモチーフをイメージした金のレリーフが付く。デッキの色は龍騎、ナイト、シザーズ、ガイ、リュウガは黒で、他は各基本カラーと同色。
Vバックル
鏡や水面などの鏡面にカードデッキをかざすと実体化する変身ベルト。各ライダーの変身ポーズをとった後(ポーズを取らないと変身できないわけではない)、カードデッキをVバックルに装填することによって仮面ライダーに変身することができる。オルタナティブも同様の方法で変身する。
ライドシューター
現実世界とミラーワールドを結ぶ次元空間を移動することができるバイク型の移送機。

[編集] 仮面ライダー龍騎

城戸真司が変身する仮面ライダー(TVSP版では真司以前に榊原耕一も変身)。基本カラーは。ドラグレッダーとの契約前、及びドラグレッダーのカードを盗まれた際には契約モンスター無しとみなされ、ブランク体になる。「SURVIVE 烈火」を使用することで、龍騎サバイブへと強化変身する。
ファイナルベントの技は、ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーのエネルギーを受けながら敵に蹴りを決める「ドラゴンライダーキック」。
変身ポーズは右手を左斜め上に伸ばすというもの。仮面ライダー1号を意識したものとされる。
召喚機
龍召機甲ドラグバイザー
左腕に装備されているガンレットタイプ。アドベントカードをベントインする際には、ドラグバイザーの上部カバーを開き、その中にカードを装填する。
契約モンスター
無双龍ドラグレッダー
紅いドラゴン型モンスター。当初は真司を餌と狙ったが、彼と契約し龍騎に力を与える。口からの火球が主な武器。ストライクベントで己の頭部を模したドラグクロー(クローと言うが頭部である)。ソードベントで尾部を模したドラグセイバー、ガードベントで腹部を模したドラグシールドを与える。APは5000。
仮面ライダー龍騎ブランク体
龍騎がドラグレッダーとの契約前、或いはドラグレッダーのカードを失った場合に変身する形態。能力は著しく低下しており、体色が赤から黒へと変化しているほか、龍の意匠がない(ドラグレッダーと契約していないため)など細部が微妙に異なっている。ソードベント「ライドセイバー」を装備しているがその攻撃力は他の武器とは比べ物にならないほど低く、モンスター・ディスパイダーの一撃でへし折られている。
召還機
ライドバイザー
ドラグバイザー同様、ガントレットタイプの召還機。
仮面ライダー龍騎サバイブ
龍騎が「SURVIVE・烈火」のカードを使用し、強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、龍騎サバイブを乗せたドラグランザー(マシンモード)がウィリー走行。その口から火炎弾を連続発射しながら突っ込んで行き、車体そのもので相手を踏み潰す「ドラゴンファイヤーストーム」。
召喚機
ドラグバイザーツバイ
ドラグバイザーが変形した拳銃タイプ。カード装填口が2箇所あり、龍の口の装填口にサバイブのカードを装填する。側面部の装填口にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。ソードベント使用時はドラグブレードに変形するほか、シュートベント使用時はレーザービームを放つ武器としても使用可能。普段は左腰に下げている。
契約モンスター
烈火龍ドラグランザー
ドラグレッダーが強化されたドラゴン型モンスター。バイク形態に変形できる。シュートベント時には自身もメテオバレットとして火球攻撃を行う。APは7000に向上している。

[編集] 仮面ライダーナイト

秋山蓮が変身する仮面ライダー(TVSP版では蓮からカードデッキを託された真司も変身)。基本カラーは。名前が示す通り、剣術を駆使した戦闘を得意としている。後に手塚から託された「SURVIVE 疾風」を使用し、ナイトサバイブへと強化変身する。
ファイナルベントは、ウィングランサーを芯にマントをドリル状に変形させて突撃する「飛翔斬」。
仮面ライダーのデザインモチーフのうちクラッシャーを受け継ぐデザイン。また変身ポーズは拳を握って曲げた右腕を内側に向けて振りかぶるというもの。
召喚機
翼召剣ダークバイザー
左腰に下げている。アドベントカードをベントインする際には、バイザーの翼を展開、柄の中にカードを装填する。無論、武器としても使用可能。
契約モンスター
闇の翼ダークウイング
コウモリ型モンスター。ナイトと合体して飛行能力を与え、ソードベントで己の尾部を模したウィングランサーを授ける。ナスティベントでの超音波攻撃も可能。APは4000。
仮面ライダーナイトサバイブ
ナイトが「SURVIVE・疾風」のカードを使い、強化変身した形態。能力は格段に上昇している。
ファイナルベントは、ダークレイダー(マシンモード)による体当たり「疾風断」。
召喚機
ダークバイザーツバイ
ダークバイザーが楯状に変形して左腕に装着される。カード装填口は2箇所あり、上部の装填口にサバイブのカードを装填する。下部の装填口(ダークブレードの鞘に相当)にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。ソードベント使用時にはダークブレード、ガードベント使用時はダークシールドに分離するほか、シュートベント使用時はダークアローに変形する。
契約モンスター
疾風の翼ダークレイダー
ダークウイングが強化されたコウモリ型モンスター。バイク形態に変形する。モンスター形態では翼からの竜巻を武器とする。APは6000。
仮面ライダーナイト ブランク体
劇中には未登場。放送終了後にデザイン画が書き下ろされ、ハイパーホビーの誌上限定商品としてソフビ化された。

[編集] 仮面ライダーシザース

須藤雅史が変身する仮面ライダー。基本カラーはメタリックオレンジ。所有カードはストライクベント、ガードベント。
ファイナルベントの技は、ボルキャンサーが両腕でシザースをジャンプさせ、空中前転しながら体当たりする「シザースアタック」。
召喚機
シザースバイザー
左腕に装備されたハサミ型。アドベントカードをベントインする際には、接合部を開き、その中にカードを装填する。無論、武器としても使用可能。
契約モンスター
ボルキャンサー
カニ型モンスター。シザースの命令で自分の周りを嗅ぎ回る者を襲って食らっていた。ストライクベントで己の鋏を模したシザースピンチ、ガードベントで甲羅を模したシェルディフェンスを与える。しかし、最期には契約が解除されたシザースをも餌食とした。APは3000(契約モンスターの中では一番弱い)。

[編集] 仮面ライダーゾルダ

北岡秀一が変身する仮面ライダー。基本カラーは。最終回では北岡に代わって吾郎がゾルダに変身している。銃撃戦を得意とする。
ファイナルベントの技はマグナバイザーをマグナギガの背中に装着し、マグナギガの全身から大量のミサイルレーザーを放射する「エンドオブワールド」。ファイナルベントの中でも最も広範囲の敵を攻撃できる。
召喚機
機召銃マグナバイザー
右腰に下げている銃タイプ。アドベントカードをベントインする際には、マガジンスロット部にカードを装填する。
契約モンスター
鋼の巨人マグナギガ
バッファロー型モンスター。シュートベントで自分の両腕を連結させたようなギガランチャー、自分の両足が変形したギガキャノンを与える。劇中未使用だがストライクベントでギガホーン、ガードベントでギガテクターも授ける事ができる。余談だが召喚時以外では殆ど動かない。APは6000。

[編集] 仮面ライダーライア

手塚海之が変身する仮面ライダー。基本カラーは赤紫。本来は斉藤雄一が変身するはずだったが、彼がモンスターによって殺されたため、戦いを止めるべく手塚が引き継いだ。武器はエビルダイバーの尾を模した鞭エビルウィップ。コピーベントのカードにより、一度戦った相手の武器をそのまま使用することも可能。
ファイナルベントの技はエビルダイバーに乗って敵に体当りをする「ハイドベノン」。
召喚機
エビルバイザー
左腕にあるエイ型の召喚機。この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。盾として使うことも可能。
契約モンスター
エビルダイバー
エイ型モンスター。己の尾部をエビルウィップとして与える。ライアを載せての飛行も可能。APは4000。

[編集] 仮面ライダーガイ

芝浦淳が変身する仮面ライダー。基本カラーは。西洋甲冑のような姿。コンファインベントという相手のカード能力を一度だけ無効化する特殊カードも複数所持している。
ファイナルベントの技はメタルゲラスとのコンビネーション攻撃「ヘビープレッシャー」。
召喚機
メタルバイザー
左肩アーマー前部に取り付けられている召喚機。この中にアドベントカードを投げ入れることで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
メタルゲラス
サイ型モンスター。己の頭部を模したメタルホーンをストライクベントとして与える。APは4000。

[編集] 仮面ライダー王蛇

浅倉威が変身する仮面ライダー。基本カラーは。契約カードを3枚もち、更にユナイトベントという特殊能力カードを所有。
ソードベントでの追加武器として、ベノスネーカーの尾を模した剣べノサーベルを武器として主に使用している。
ファイナルベントの技はベノスネーカーの溶解液を使った連続蹴り「ベノクラッシュ」。ジェノサイダーとのファイナルベントの技はジェノサイダーの腹部にブラックホールが出現し、きりもみ状態で相手をその中へ蹴り込む「ドゥームズデイ」。また、メタルゲラス・エビルダイバーと契約してからはガイとライアのファイナルベントの技も使える。
召喚機
牙召杖ベノバイザー
杖の形をした召喚機。先端のコブラの頭の部分にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
ベノスネーカー
コブラ型モンスター。凶悪な性格で口からの毒液と頭部両脇のベノハーシュと呼ばれる刃が武器。ソードベントでベノサーベルを与える。APは5000。
メタルゲラス
ガイ死後、王蛇の契約モンスターとなる。
エビルダイバー
ライア死後、王蛇の契約モンスターとなる。
獣帝ジェノサイダー
ユナイトベントにより、ベノスネーカー、メタルゲラス、エビルダイバーが合体したモンスター。口からの波動弾が武器。しかしタイガのフリーズベントで凍らされたり、劇場版でもリュウガに為す術も無く倒されたりと、最後の方まで見せ場らしい見せ場は無かった。APは7000となっている。
仮面ライダー王蛇ブランク体
王蛇がベノスネーカーと未契約、またはベノスネーカーが消滅した時の形態。劇場版のみ登場。

[編集] 仮面ライダーベルデ

高見沢逸郎が変身する仮面ライダー。基本カラーは黄緑。「クリアーベント」や「コピーベント」などを駆使する。
ファイナルベントの技はバイオグリーザが舌を伸ばし、空中で逆さまになったベルデの両足を縛り、振り子の要領で相手に突撃させる。その際にベルデはその相手を掴む。そしてバイオグリーザが舌を戻した後、ベルデは相手を掴んだまま空中回転、そこから相手の頭を地面に激突させる「デスパニッシュ」。
召喚機
バイオバイザー
左太股に装着されており、ここからカメレオンの舌の如く伸びたカードキャッチャーにアドベントカードをセットすることで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
バイオグリーザ
カメレオン型モンスター。透明化能力と長い舌を有する。自分の眼部を模したヨーヨー状の武器バイオワインダーを与える。APは4000。

[編集] 仮面ライダータイガ

東條悟が変身する仮面ライダー。基本カラーは。フリーズベントというモンスターの動きを止める特殊効果カードを所持している。
ファイナルベントの技はデストワイルダーが敵をタイガのいる方向へ引きずり、タイガがデストクローを突き立てて、そのまま持ち上げて結晶爆発させる「クリスタルブレイク」。
召喚機
白召斧デストバイザー
型。刃の付け根の虎の頭をスライドさせて、その中ににアドベントカードを装填して使用する。勿論、武器としても使える。
契約モンスター
デストワイルダー
白虎型モンスター。己の両腕をデストクローとして与える。タイガの死後は野良モンスターとして暴れまわった。APは5000。

[編集] 仮面ライダーインペラー

佐野満が変身する仮面ライダー。基本カラーは
ファイナルベントの技は多数のレイヨウ型モンスターが一斉に攻撃し、最後をインペラーが左足で飛び膝蹴りを決めてとどめを刺す「ドライブディバイダー」。
PS版では倉森慶二が声を担当。
召喚機
ガゼルバイザー
右足の脛にセットされているアンクレットタイプの召喚機。右足を上げた状態から、この中にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使用できる。
契約モンスター
ギガゼール
レイヨウ型モンスター。以前龍騎が倒した者の同族でギガゼール以外にもレイヨウ型モンスターを多数引き連れている。己の頭部を模したドリル状の武器のガゼルスタッブを与える。APは4000。

[編集] 仮面ライダーオーディン

バトルに勝ち残ったライダーが最後に対戦する相手とされる仮面ライダー。基本カラーは。神崎士郎の代理ともいえる存在。『13番目の仮面ライダー』を自称し実体を持たない神崎に代わって戦っている。普段はオーディンのカードデッキは神崎が所有している。
最初から「SURVIVE 無限」によってサバイブ状態になっており、瞬間移動や黄金の羽を撒き散らした攻撃など、他のライダーには無い特殊能力も有している。タイムベントと言う時間を逆行させるカードを持ち、神崎が望まない状況になった時にはこのカードを使いリセットさせていた。ファイナルベント「エターナルカオス」は作中では全貌未登場。PS版では、瞬間移動(高速移動)で連続攻撃をした後ゴルトフェニックスと共に敵にぶつかるというものであった。
召喚機
ゴルトバイザー
オーディンの意思を受けて転送されてくる、錫杖型の召喚機。先端の鳥状の飾りの下の部分をスライドさせて、その中にアドベントカードを装填することにより、そのカードの能力を使用できる。翼部分を観音開きのように展開することも出来るが、劇中では見せていない。
契約モンスター
ゴルトフェニックス
オッドアイを持つ不死鳥型モンスター。ソードベントで両翼をゴルトセイバーとして、シールドベントで尾部をゴルトシールドとしてオーディンに与える。さらに合体する事でオーディンの飛行も可能。APは8000と全モンスターの中でもトップクラス。

[編集] オルタナティブ

神崎士郎の残した仮面ライダーとミラーワールドに関する研究資料から、香川英行が作り出した擬似ライダー。2体存在する(ライダーに対抗するために13体開発する予定であったとされる)。ライダーの物とは異なるカードデッキ・アドベントカードを用いるが、技術や理論は同一のものである。ミラーワールドで活動できる時間は8分25秒と、ライダーより短い。また、他のライダーにはない特殊なカードも持ち、カードバイザーの音声もライダーと違い女性声が発せられる。

本作において「仮面ライダー」とは、「神崎士郎の作ったカードデッキで変身する者」を指しており、公式HPでは「擬似ライダー」と区別されている。

[編集] オルタナティブ

仲村創が変身する擬似ライダー。変身時間は通常の仮面ライダーよりも短い。当初真司は東條が変身しているのではないかと予想していた。
召喚機
スラッシュバイザー
右腕に装着されているスラッシュタイプの召喚機。カードリーダーの要領で、カードのコード部分を通すことによりそのカードの能力が使用可能となる。仮面ライダーの召喚機とはボイスが異なり女性声。使用したカードはスラッシュした後、消滅する。
契約モンスター
サイコローグ
コオロギ型モンスター。目からミサイル弾を撃つ。両足の一部をスラッシュダガーとして与える。ファイナルベントでバイク形態に変形する。APは6500。

[編集] オルタナティブ・ゼロ

オルタナティブのプロトタイプ。オルタナティブ作成者の香川が変身する。腕や胴の側面に、プロトタイプを示すラインが入っているが、その他の外観や基本能力は完成型であるオルタナティブと変わりない。香川が相手の攻撃を全て記憶してしまうため、同じ攻撃は二度と通用しない。
ファイナルベントの技はサイコローグが変形したバイク・サイコローダーに搭乗し、コマのように高速回転しながら相手目掛けて突っ込んでいく「デッドエンド」。
召喚機、契約モンスターはオルタナティブと共通。

[編集] その他の設定

[編集] ミラーワールド

鏡の中に存在し、左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、モンスターやミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。その成り立ちには、神崎兄妹が深く関わっている。

ミラーワールドには人間は長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。ライダーの活動限界時間は9分55秒(リュウガには制限はない)となる。

基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能。ライドシューターに搭乗・移動したり等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。

[編集] 契約モンスター

仮面ライダーは、モンスターとCONTRACTのカードを通じて契約することで力を発揮することができる。モンスターとの契約は、食料(主にモンスターのエネルギー)を提供することを条件に共に戦ってもらうことであり、両者の間に友情や主従の忠誠はない。基本的に1人のライダーにつき1体のモンスターとの契約を結ぶが、CONTRACTのカードを複数持つ王蛇に限っては複数のモンスターと契約している。またインペラーは、契約しているギガゼールの他にも、レイヨウ型モンスターを操る。

契約のカードやカードデッキが破損した場合、あるいは長期食料を提供できない場合は契約が破棄されたものと見なされ、モンスターによって食い殺されてしまう可能性があるため、ライダーは常に危険と隣り合わせと言える。ライダーより先にモンスターが消滅した場合、ライダーはブランク体になる。

[編集] アドベントカード

カードデッキには一揃いのアドベントカードが入っている。契約モンスターをコントロールする技を使用するためには、カードデッキからアドベントカードを1枚引き抜き、専用のバイザーにセット(ベントイン)して発動させる必要がある。各々のライダーが持つアドベントカードの種類はあらかじめ決まっている。カードは、他のライダーがベントインした場合でも、本来の所有者のライダーに効果が現れる。一回の戦闘中に一度使用したカードはもう使えない。ちなみにカードにより召喚された武器は、そのライダーと契約しているモンスターの体の一部を模しているが、本体とは別のものである(例えば、龍騎がドラグクローを装備中にドラグレッターの首が無くなるわけではない)。ただし、玩具ではモンスターのその部位が武器となっている。

効果の強さは「AP」(防具は「GP」)という単位で設定されており、1APが0.05t(トン)に相当するものとして計算される。

詳細はアドベントカード (仮面ライダー)を参照。


以上で仮面ライダー龍騎に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] キャスト

[編集] レギュラー・準レギュラー出演者

[編集] 主なゲスト出演者

  • 大森幸雄:樋浦勉(第7,8話)
  • 浅倉暁:有吉崇匡(第25話)
  • 大滝:川原和久(第26話)
  • 森本和義:並樹史朗(第39,40話)
  • 看守:平松広和(第39話)
  • 百合絵:高橋由衣(第44話)
  • 佐野と食事をしている男:浦山迅(第44話)
  • 真司が守った少女:志田未来(第49話)
  • 榊原耕一:和田圭市(テレビスペシャル)
  • 高見沢逸郎 / 仮面ライダーベルデ(声):黒田アーサー(テレビスペシャル)
  • 仮面ライダーインペラー(声):塩野勝美(テレビスペシャル)
  • 仮面ライダーファム(声):加藤夏希(テレビスペシャル)
  • 悪のバーニングフォーム(声):遊佐浩二(ビデオスペシャル)
  • 仮面ライダーアギト(声):高岩成二(ビデオスペシャル)

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌・挿入歌

主題歌
『Alive A life』
作詞:海老根祐子 作曲:和田耕平 編曲:和田耕平、本田嘉津也 歌:松本梨香
最終話ではOPは放送されなかった。
挿入歌
放送フォーマットとしてEDは原則として存在しないが、EDテーマと呼ばれる楽曲は従来通り制作されている。これらの曲は、各話のクライマックスで挿入歌的に使用された。なお、最終回のスタッフクレジットは『INORI』が使用された。
『果てなき希望(いのち)』(1話‐)
作詞:青山紳一郎 作曲:辻陽 編曲:坂下正俊 歌:きただにひろし
『果てしない炎の中へ』(18話)
作詞:寺田恵子安藤芳彦 作曲:野村義男 編曲:RIDER CHIPS 歌:RIDER CHIPS Featuring 寺田恵子
EDテーマとしては唯一「TVサイズ」と称する短縮版が制作されているため(他の曲の短縮版はTVサイズと呼ばれていない)、長期間の使用を想定していたと思われるが、実際は1度きりの使用に終わった。
通常盤に先駆けて、限定盤がセブン-イレブンのみの取り扱いで発売されていた。
『Revolution』(34話‐、TVSP)
作詞:海老根祐子 作曲・編曲:酒井ミキオ 歌:きただにひろし
『Lonely Soldier』(38話)
作詞:海老根祐子 作曲:辻陽 編曲:近藤昭雄 歌:秋山蓮(松田悟志
本来挿入歌として制作されたものだが、EDテーマと同じ形式で使用された。

[編集] 放映ネット局

[編集] 放映リスト

各回にはタイトルは無く、ここで明記しているものは、新聞のテレビ番組欄やテレビ番組情報誌、テレビ朝日公式ページにて表記されたものである。

放送日 話数 サブタイトル 登場モンスター 脚本 監督
2002/2/3 1 誕生秘話 ディスパイダー 小林靖子 田崎竜太
2002/2/10 2 巨大クモ逆襲 ディスパイダー・リボーン(声:山野井仁
2002/2/17 3 学校の怪談 メガゼール(声:菊池いづみ
ギガゼール(声:柴本浩行
石田秀範
2002/2/24 4 学校の怪談2
2002/3/3 5 骨董屋の怪人 ボルキャンサー(声:千田義正 長石多可男
2002/3/10 6 謎のライダー ボルキャンサー
ゼブラスカル・アイアン
2002/3/17 7 新種誕生? ゼブラスカル・アイアン(声:千田義正)
ゼブラスカル・ブロンズ(声:千田義正)
井上敏樹 田崎竜太
2002/3/24 8 4人目ゾルダ ゼブラスカル・アイアン
2002/3/31 9 真司が逮捕!? ワイルドボーダー(声:千田義正) 石田秀範
2002/4/7 10 ナイトの危機
2002/4/14 11 謎の無人電車 ゼノバイター(声:塩野勝美
テラバイター(声:高田由美
小林靖子 長石多可男
2002/4/21 12 秋山蓮の恋人 テラバイター
2002/4/28 13 その男ゾルダ デッドリマー(声:塩野勝美) 田崎竜太
2002/5/5 14 復活の日
2002/5/12 15 鉄仮面伝説 バクラーケン(声:千田義正) 井上敏樹 石田秀範
2002/5/19 16 運命のカード ウィスクラーケン(声:千田義正)
2002/5/26 17 嘆きのナイト ゲルニュート(声:塩野勝美) 小林靖子 長石多可男
2002/6/2 18 脱獄ライダー
2002/6/9 19 ライダー集結
2002/6/16 20 裏切りの蓮 メタルゲラス 佐藤健光
2002/6/23 21 優衣の過去
2002/6/30 22 ライアの復讐 ガルドサンダー(声:塩野勝美) 石田秀範
2002/7/7 23 変わる運命
2002/7/14 24 王蛇の秘密 ネガゼール(声:千田義正)
ギガゼール(声:千田義正)
オメガゼール(声:千田義正)
井上敏樹 長石多可男
2002/7/21 25 合体する王蛇 オメガゼール
2002/7/28 26 ゾルダの攻撃 アビスハンマー(声:塩野勝美) 小林靖子 佐藤健光
2002/8/4 27 13号ライダー アビスラッシャー(声:塩野勝美)
2002/8/11 28 タイムベント ディスパイダー
ボルキャンサー
鈴村展弘
2002/8/18 29 見合い合戦 ソノラブーマ(声:塩野勝美)
シールドボーダー(声:千田義正)
井上敏樹 石田秀範
2002/8/25 30 ゾルダの恋人 シールドボーダー
2002/9/1 31 少女と王蛇 バズスティンガー・ホーネット(声:塩野勝美)
バズスティンガー・ワスプ(声:塩野勝美)
バズスティンガー・ビー(声:塩野勝美)
小林靖子 長石多可男
2002/9/8 32 秘密の取材
2002/9/15 33 鏡のマジック ブロバジェル(声:塩野勝美) 佐藤健光
2002/9/22 34 友情のバトル
2002/9/29 35 タイガ登場 ガルドミラージュ(声:塩野勝美)
ガルドストーム(声:塩野勝美)
石田秀範
2002/10/6 36 戦いは終わる メタルゲラス
2002/10/13 37 眠りが覚めて バズスティンガー・ブルーム(声:塩野勝美)
バズスティンガー・フロスト(声:塩野勝美)
長石多可男
2002/10/20 38 狙われた優衣 モンスター軍団(声:塩野勝美、柴本浩行)
2002/10/27 39 危険のサイン サイコローグ
オメガゼール(声:塩野勝美)
マガゼール(声:塩野勝美)
モンスター軍団(声:塩野勝美)
鈴村展弘
2002/11/10 40 兄と妹の記憶 サイコローグ
ガルドストーム(声:塩野勝美)
マガゼール(声:塩野勝美)
2002/11/17 41 インペラー シアゴースト(声:塩野勝美、柴本浩行)
マガゼール(声:塩野勝美)
井上敏樹 田崎竜太
2002/11/24 42 401号室 サイコローグ
ゼール軍団(声:塩野勝美)
モンスター軍団(声:塩野勝美)
2002/12/1 43 英雄は戦う モンスター軍団(声:柴本浩行、佐藤まさよし藤井剛 石田秀範
2002/12/8 44 ガラスの幸福 マガゼール(声:塩野勝美)
ゼール軍団(声:塩野勝美、柴本浩行、佐藤まさよし、藤井剛)
2002/12/15 45 20歳の誕生日 シアゴースト(複数)(声:柴本浩行、宗矢樹頼 小林靖子 長石多可男
2002/12/22 46 タイガは英雄
2002/12/29 47 戦いの決断 デストワイルダー
シアゴースト(複数)
2003/1/5 48 最後の3日間 ガルドストーム 石田秀範
2003/1/12 49 叶えたい願い レイドラグーン(複数)(声:柴本浩行、宗矢樹頼)
2003/1/19 50 新しい命
2002/9/19 SP 仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS ディスパイダー
ソロスパイダー(声:小田木美恵
レスパイダー(声:兵藤まこ
ミスパイダー(声:塩野勝美)
井上敏樹 田崎竜太

[編集] ハイパーバトルビデオ

正式名称は『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』。幼児向け雑誌「てれびくん」の応募者全員プレゼントとして作られた短編作品。

モンスターの気配を察知して変身した真司/龍騎が、モンスター軍団を率いる悪のバーニングフォームに襲われる。そこへ「人間の自由と平和を守る仮面ライダー」ナイト・ゾルダ・王蛇が応援に駆けつける(いつもと調子の違う面々に龍騎は唖然)が、悪のバーニングフォームに苦戦。そんな龍騎のもとに現れたのは仮面ライダーアギトだった……というストーリーが展開される。

スケジュールの都合上、須賀・松田・涼平・萩野はモンスターの声も担当している。アギトの声は賀集利樹ではなく、バーニングフォームは遊佐浩二が、そして龍騎に味方するアギトは、本放送当時のアギトと龍騎のスーツアクターをつとめた高岩成二が担当している。

[編集] トピックス・備考

  • 2004年7月から2004年9月にかけては、インドネシアタイ台湾フィリピンシンガポールマレーシア香港といったアジア地域で順次放送が開始されている。
  • 当初製作サイドの構想では仮面ライダーが50人登場し、主人公が毎週違うライダーと戦うストーリーを考えていた(怪人も登場しない方向であった)。しかし毎回主人公が非戦を訴えながら戦い続けるのは無理があるということから、1年続けるのにキリの良い13人にまで絞り、主人公が迷い無く倒せる怪人としてモンスターを設定した。またその13人も当初は全員出すつもりは無く、なかには主人公の知らない所で死んだライダーも数人いる案もあったようである(TV版では劇場版限定のファムやリュウガ、TVSP限定のベルデは結果として「主人公の知らない所で死んだ(脱落した)ライダー」となった)。
  • 平成仮面ライダー作品で最終回直後に特別仕様の玩具CMが用意されたのは『クウガ』と本作のみである。
  • TV版の楽曲は「第1回録音分」となっており、その後TV用に「第2回録音分」も制作される予定だったが実現しなかった。但し、中盤以降は劇場版のための楽曲がTVシリーズに流用されているため、劇場版の楽曲が「第2回録音分」に相当すると言える。しかし、それでも楽曲の絶対数が不足していたため、業界内でしか入手できない(一般向けの商品化が不可能な)流用曲も多数使用されている。
  • 36話での北岡宅で真司がテレビを見るシーンで『燃えろ!!ロボコン』『はぐれ刑事純情派』『超電磁ロボ コン・バトラーV』といった過去に東映が制作した番組が流されている。また、劇中で流された『はぐれ刑事純情派』は前作『仮面ライダーアギト』の主演賀集利樹が登場したシーンでもあった。
  • 主人公城戸真司の勤めるOREジャーナルで使われているパソコンは新旧のマッキントッシュで統一されており、専門誌でも取り上げられた事があった。また、次作『仮面ライダー555』でもマッキントッシュが多用されていた。
  • 小学館刊の超全集は上・下・最終巻の3冊が発刊され、最終巻の表紙は変身前の主人