宇野常寛
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宇野 常寛(うの つねひろ、1978年 – )は日本の評論家。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌『PLANETS』編集長。青森県生まれ[1]。立命館大学文学部卒業。
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[編集] 人物
大学在学中の2002年2月頃に友人らとともにウェブサイト「惑星開発委員会」を立ち上げ、オタク系文化などのポップカルチャー批評を行う[2]。「惑星開発委員会」は1年ほどしてメンバーの卒業などからいったん解散するが、大学卒業後、会社員をしながら2005年に「第二次惑星開発委員会」を立ち上げ、2005年12月にミニコミ誌『PLANETS』を発刊。自衛官だった父親の名前を借りて宇野常寛という筆名を名乗る[3]。デビュー評論「ゼロ年代の想像力――「失われた10年」の向こう側」を『SFマガジン』2007年7月号から2008年6月号まで連載の後、2008年7月に単行本『ゼロ年代の想像力』を上梓した。同書は2009年の大学読書人大賞で第三位となった[4]。2011年4月から東京大学教養学部(駒場キャンパス)にて自治会自主ゼミ「現代文化論」を担当。2011年秋学期は明治学院大学(戸塚)にてサバティカルに入る高橋源一郎の代りに「現代文学論」を担当。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『ゼロ年代の想像力』(早川書房、2008年7月)
- 『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎、2011年7月28日)※本書の著者印税は全額「あしなが育英会 東日本大震災・津波遺児募金」に寄付される。装丁は鈴木成一。
- 『母性のディストピア——ポスト戦後の想像力』(新潮社、近刊予定)
[編集] 文庫
[編集] 共著
[編集] 連載
- 「月刊 ネット時評」(赤木智弘、高原基彰との三交代)(毎日新聞)
- 「政治と文学の再設定」『集英社WEB文芸RENZABURO』(レンザブロー/)
- 「宇野常寛の批評のブルーオーシャン『サイゾー』(サイゾー/2010年5月-)
- 「CYZO×PLANETS「月刊カルチャー時評」『サイゾー』(サイゾー/)
- 「教室の中のリアリズム」『小説トリッパー』(朝日新聞出版/2008年冬季号-)
- 「母性のディストピア——ポスト戦後の想像力」『新潮』(新潮社/2008年11月号-2009年11月号)
- 「ソフト・スターリニズムの映画/物語論」『パンドラ』(講談社/2009 SPRING Vol.3-)
- 「現代用語の「応用」知識」『サイゾー』(サイゾー/2009年7月号-10年4月)
- 「接続系! DVD鑑賞術」『DVDナビゲーター』(キネマ旬報社/2010年1月号-)
[編集] 小説
- セカイ系メタリアル・ドキュメント「惑星ラブワゴン」(『PLANETS』vol.3、2007年6月)
- セカイ系メタリアル・フィクション 高田馬場探偵局 第226話「白雪姫と七人の小人たち殺人事件」(『PLANETS』vol.1、2005年12月)
- セカイ系メタリアル・フィクション 高田馬場探偵局 第315話「猫たちのポスト・フォーディズム時代」(『群像』2009年5月号、講談社)
- セカイ系メタリアル・フィクション「AZM48 the after story」(『しそちず!』2010年8月より連載中、合同会社コンテクチュアズ)
[編集] 雑誌掲載
- 『コクリコ坂から』解説、キャラクター分析(BRUTUS特別編集 スタジオジブリ)
- 『リンダ リンダ リンダ』再考 世界を祝福するための「ロック」についてのアイデア・メモ(『ユリイカ』山下敦弘監督特集)
- 世界の〈内側〉に出現した「敵」と戦う(『朝日ジャーナル 原発と人間』)
- 新約 誰も語らなかった秋元康論(『別冊カドカワ 総力特集 秋元康』)
- 文化2011 コンテンツから「日本」を読む ネットワーク化を考える(『朝日ジャーナル』日本破壊計画〈週刊朝日増刊2011年3月号 〉)
- 宇野常寛×増田セバスチャンによる、居場所@アキバ原宿巻末総論(『@2.5』(アット二イテンゴ))
- 世の中が変わるときに読む本。世の中の価値観はどう変わっていくか?対談・大澤真幸(BRUTUS (ブルータス) 2012年 1/15号)
- エッセイ「敦子と優子と僕らの民主主義」『前夜』(小林よしのり責任編集)創刊号
- リーダたちが書く!2012年のポジティブ・パワー(ウレぴあ2月号)
[編集] 第二次惑星開発委員会
第二次惑星開発委員会とは、宇野常寛の主宰するウェブサイト、同人サークルである。2005年から運営が開始され、同年12月には『PLANETS』の第一号が発行された。2007年以降は、ウェブサイトの更新は減り、『PLANETS』の発行が主となっている。また、第一次「惑星開発委員会」は2002年から2003年の間、当時大学生であった宇野により運営された。
[編集] 作品
- 『PLANETS』vol.1(2005年12月)
- 『PLANETS』vol.2(2006年8月)
- 『PLANETS』vol.3(2007年6月)
- 『PLANETS』vol.4(2008年2月)
- 『PLANETS』vol.5(2008年8月)
- 『PLANETS』vol.6(2009年5月)
- 『波状言論+PLANETS 2009 SUMMER SPECIAL Final Critical Ride』(2009年8月)
- 東浩紀と共同編集した平成仮面ライダーシリーズに関する同人誌。
- 『波状言論+PLANETS 2010 WINTER SPECIAL Final Critical Ride 2』(2009年12月)
- 『PLANETS SPECIAL 2010 ゼロ年代のすべて』(2009年12月)
- 『PLANETS』vol.7(2010年8月)
- 『CYZO×PLANETS SPECIAL PRELUDE 2011』(2010年12月)
- 『PLANETS SPECIAL 2011 夏休みの終わりに』(2011年8月)
[編集] 文庫解説
- 『アキハバラ@DEEP』石田衣良 (徳間文庫)
- 『メタボラ(下)』桐野夏生 (朝日文庫)
- 『悦楽の園〈上〉 』木地雅映子 (ポプラ文庫ピュアフル)
- 『郵便的不安たちβ 東浩紀アーカイブス1』東浩紀(河出文庫)
- 『長い終わりが始まる』山崎ナオコーラ (講談社文庫)
[編集] その他
- ニコニコ生放送「ニコ生PLANETS」企画、出演
[編集] 『リトル・ピープルの時代』関連記事
- 『週刊読書人』宇野常寛+中森明夫「リトル・ピープルの時代」をめぐって(2011年9月2日号掲載)
- 『AERA』「読まずにはいられない」評者:苅部直(2011年9月12日号)
- 『週刊東洋経済 』「大胆な構図で準拠点となる分析」評者:橋本努(2011年9月17日号)
- 『日本経済新聞 』評者:安藤礼二(2011年9月18日号)
- 『中央公論』「著者に聞く(リトル・ピープルの時代)」 宇野常寛(2011年10月号)
- 『広告』小さな物語と大きなゲーム~リトル・ピープルの時代を語る~宇野常寛(2011年10月号)
- 『星星峡』「いまここで『拡張現実』を開いていく。」評者:中沢新一(2011年10月号)
- 『新潮』宇野常寛『リトル・ピープルの時代』/濱野智史(2011年11月号)
- 『日経ビジネスアソシエ』インテリブリッジ 「時代」 は村上春樹より仮面ライダーで見よ! 宇野常寛(2011年10月18日号 P064)
- 『ダ・ヴィンチ』[今月のブックマーク]「変身がテーマだからこそ、この本も変身させました。」取材・文吉田大介(2011年11月号 P085)
- 『POPEYE』カルチャー・パラダイス 宇野常寛インタヴュー(2011年11月号 P184)
- 『読売新聞』『リトル・ピープルの時代』 宇野常寛著 評・椹木野衣(2011年10月24日)
- 『R25』「R25的ブックレビュー」ヒーローは正義を語れるか?『リトル・ピープルの時代』(296号 斎藤哲也)
[編集] 脚注
- ^ “サブカルチャー批評の射程距離 —— 一〇年代を考える”. イベント・講演会. 立教大学. 2009年12月16日閲覧。
- ^ 「「ゼロ年代の批評」のこれから――宇野常寛さんロングインタビュー」 荻上式BLOG(2008年2月24日)
- ^ 宇野常寛 『リトル・ピープルの時代』 幻冬舎、2011年、498-499頁。ISBN 978-4344020245。
- ^ 「過去の大学読書人大賞」大学読書人大賞
[編集] 外部リンク
- 第二次惑星開発委員会
- 宇野常寛(wakusei2nd) on Twitter
- PLANETS vol.8(「PLANETS」公式アカウント)
- 「ゼロ年代の批評」のこれから——宇野常寛さんロングインタビュー - 荻上チキによるインタビュー
- 映画「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」公式サイト - 宇野常寛
- TBSラジオlife「新・家族の条件」(2010/09/26)
- 地震のあと、見えつつあるもの(2011.3.29)
- Switch【ネ申1oo】EXTRA 鼎談:もふくちゃん×宇野常寛×喜屋武ちあき‐「多神教」時代のオタク文化とは?
- リトル・ピープルの時代(月刊「サイゾー」2011年8月号掲載)
- TBSラジオlife「僕らが旅に出る理由」Part5(2011年7月24日)
- 村上隆のエフエム芸術道場 仮面ライダーシリーズ40周年記念 評論家、宇野常寛さんによる“平成仮面ライダーソングベスト10”
- SYNODOS JOURNAL : 宇野常寛インタビュー(4/完)ビッグ・ブラザーからリトル・ピープルへ、社会への想像力を拡張するために
- リトル・ピープルの時代[書評]斎藤環 ■小さな物語に依存「拡張現実の時代(朝日新聞)
- 「大胆な構図で準拠点となる分析」評者:橋本努(『週刊東洋経済 』)
- 【著者に聞きたい】宇野常寛さん『リトル・ピープルの時代』(産経新聞)
- 「週刊読書人」(2011/9/2号掲載)宇野常寛・中森明夫=対談「危機の時代の批評」―『リトル・ピープルの時代』刊行を機に
- 『リトル・ピープルの時代』 宇野常寛著 評・椹木野衣(2011年10月24日 読売新聞)
- 椹木野衣氏による『リトル・ピープルの時代』書評についての宇野常寛によるコメント
- ヒーローは正義を語れるか?『リトル・ピープルの時代』(R25 296号「R25的ブックレビュー」斎藤哲也=文)
- 日本型の社会運動考えたい 新しい文化評論を模索する 宇野常寛さん(批評家)(東京新聞 土曜訪問 2011年11月5日)
- 意外と身近にあるみんなのメディア芸術 『魔法少女まどか☆マギカ』新房監督+宇野常寛(批評家)
- 【書評】『中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史』與那覇潤著 MSN産経ニュース 評・宇野常寛