日本エレキテル連合

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日本エレキテル連合
メンバー 中野聡子
橋本小雪
別名 日エ連、エレキテル
結成年 2008年[1]
事務所 タイタン
活動時期 2008年-
影響 志村けん爆笑問題
出会い 松竹芸能タレントスクール
旧コンビ名 日本パブリック連合
現在の活動状況 ライブYouTubeテレビラジオ
芸種 コント漫才
ネタ作成者 中野聡子
同期 ウエストランド
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
新語・流行語大賞2014年年間大賞
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日本エレキテル連合(にっぽんエレキテルれんごう)は、タイタン所属の女性お笑いコンビである。

メンバー[編集]

中野聡子[編集]

(なかの そうこ、1983年11月12日 - 、A型、身長152cm[2]、右利き、愛媛県今治市出身、以前はボケ担当、責任者)
愛称は「みみたん」「みみこ」[3]「聡ちゃん」。ネタ作り担当[4]
三姉妹の末っ子。
『日本パブリック連合』時代の芸名は「中野倉庫」。
特技は日本画[5]
好きな食べ物はアジの開き。[6]

橋本小雪[編集]

(はしもと こゆき、1984年11月13日 - 、A型、身長161cm[7]、右利き、兵庫県豊岡市[8]出身、以前はツッコミ担当、連絡窓口)
愛称は「こきーゆ」「小雪ちゃん」。京都橘大学文学部 英語コミュニケーション学科卒[9]
実家は城崎温泉近くで、民宿「はし本」を経営[10]
4人きょうだいの次女。姉1人と弟2人がいる。

経歴[編集]

2007年10月それぞれピン芸人として活動していた同期二人によって結成[11]。橋本が中野に土下座をして、コンビを組んだ[11]。中野はそれを受け入れて自分がネタ作成を担当する代わりに、橋本に身の周りの世話、家事、食事、スケジュール管理などを全て頼み、橋本もそれを受け入れた[4]

また、「日本エレキテル連合」の生みの親は、俳優の西村和彦であったことを2014年11月6日に放送された日本テレビ系「ダウンタウンDX」にて明かしている。それによると、橋本がピン芸人時代の2007年にKBS京都のテレビ番組『Go on』に出演した際に共演した西村が後日、お笑いライブに出演する橋本を見たところ「全く面白くなかった」と酷評した。一方で同じライブに出ていた中野のことを「とても面白かった」と評価して、橋本に「あの子(中野)には勝てない」と助言したが、橋本はこれで退かず、中野にコンビを組むことを申し入れ、中野も「頼まれたので妥協した」と結成は渋々ながらだったという。この時中野は橋本のことを「アイドルでもないし、こういうような奴のために女芸人がなめられるのではないか」と酷評したという[12]

以前は「日本パブリック連合」として松竹芸能で活動していた。[13]。しかしコントにリアリティを追求するあまり、衣装代、小道具代に資金を費やし過ぎたなどで莫大な借金をしたことを理由に、2009年10月一時活動中断[14]

2010年4月活動再開。大阪から東京へ活動の場を移し、「日本エレキテル連合」へとコンビ名を改めて[15]2010年6月タイタン所属となる。尚、タイタンは原則的に女性タレントを所属させない方針であるため、自分たちが所属できたのは特例であったと語っている。なお、前所属の松竹芸能には「今から後戻りも出来ないので、ゼロから出発します」と断りを入れ、タイタンに所属になった際にも連絡を入れている[14]

タイタンを所属先に選んだ理由は、爆笑問題を尊敬していたから。 借金は2010年12月23日をもって完済したことになっている[16]

2013年8月19日 - youtubeチャンネル開設。「日本エレキテル連合の感電パラレル」に短編コントや告知などの動画を毎日アップロード中。

ブレイクする以前の2014年1月時点、電気・ガス・水道すべて止められるほど困窮していた。

キングオブコント2013、2014 準決勝進出。

ネタの「ダメよ〜ダメダメ」が2014年の「新語・流行語大賞」の年間大賞、2014年度ネット流行語大賞銅賞(第3位)、Yahoo!検索大賞 2014・お笑い芸人部門を受賞した[17]

概要[編集]

  • 以前のコンビ名である「日本パブリック連合」は、中野がファンである椎名林檎の「病床パブリック」という曲名からとったが、「日本エレキテル連合」と改名してしばらく経つまで橋本はその理由を知らなかった。ただ、「日本パブリック連合」と名付ける時点で「日本エレキテル連合」も候補に挙がっていた。しかし、“エレキテル”が言い難く噛んでしまうため“パブリック”にした[18]
  • 「日本エレキテル連合」の”エレキテル”部分は「爆笑問題の学校VOW」(1999年刊)内の『エレキテル エレキテル 鹿狩り エレキテル』という一節に由来している[19]
  • 以前は明確にボケとツッコミに分かれていたが、元ツッコミ担当である橋本がつっこめず、結局二人ともボケキャラだったことに気付いた中野がボケとツッコミを廃止し、現在は分担がないまま活動している[4]
  • 「日本パブリック連合」時代は、中野も橋本もライブのために眉毛を全て剃り落としていたほど、コントにかける情熱と根性は当時から人一倍あった[20]
  • コントのモットーは「メイク」と「コスプレ」と「小道具」[11]。中野は「ヒゲ面の中年男性」を得意とする。「ツッコミが無いとシュールと言われそうだが、それは嫌なので、Vシネにならない形でデフォルメしながら“ドラマ”を演じている」「舞台が明るくなった時にインパクトを与えるようにしている」という[4]。歌舞伎の影響も大きい。
  • 2人とも素は面白くないため、キャラになりきって笑わすしかないと思っている[21]
  • ネタには「ダメよ〜ダメダメ」が特徴的な台詞の「未亡人朱美ちゃんシリーズ[22]」や、「田所先生シリーズ(愛人VS本妻編、激論!男と女編)[22]」「老乱(おいらん)」「作業服と機関銃」「ナニワシンドローム[11][23]」「都美子と比呂美[23]」「仮出所妻さゆりちゃん[22]」「ニジマスの精霊[23]」など。衣裳、小道具などコントに使うものは500種類以上を有し、これらを収容するためを兼ねて、二人で一軒家を借りて住んでいるという[1]
  • 「未亡人朱美ちゃんシリーズ」の「ダメよ〜ダメダメ」のネタが生まれたきっかけは、2012年頃、深夜にファミリーレストランに二人集まってネタを考えていたところ、隣の席に居たおじさんとおばさんの二人を強烈だと感じて観察し続けた結果、面白いと思ってこの二人に似たキャラクターを作ったことだったという[24]。なお、この時の中野のオヤジ風メイクは、宮史郎を意識して真似ているという[25]。更にこのキャラクターは「なまはげと同じようなスタンス」だとも話している[26]
  • 二人がともに尊敬する芸人は志村けん。そのあまり、志村の出身地である東京都東村山市に引っ越して二人一緒に住んでいるほどである。二人とも『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(TBS)を好んで観ており、「志村さんを勝手に教科書と思っている」とのことで、2014年2月21日放送の『志村けんの夜の虫』(TBSラジオ)にゲスト出演した際には志村に直接「ネタをパクらせてくれないか」と提案した。なお、志村も「日本エレキテル連合にはまって来ている」と話していたことがある[27]
  • また、aikoも日本エレキテル連合を「気になっているし、本当に面白い」と公言しているという[4]
  • 以前2マンライブを行ったのをきっかけにアイドルユニットhy4_4yhと親交があり、一緒に音楽ユニット「ハイパーエレキテル連合」を結成して活動した他、Ustreamのhy4_4yhの番組「hy4_4yhの『ラフストック!』」で初代MCも務めていた[28]
  • 尊敬する芸人は、前出の二組に加え、ビートたけしも挙げている。
  • 松竹芸能時代はチケットノルマがあり、色んなライブが重なった時は、一人5万円分(50人相当)を捌かなければいけなかった。しかし全く売れなかったため、「身の丈は分かっているが、女を売らないと買ってもらえない」と思い、うさぎ耳のカチューシャをつけ、絶対領域を作り、声色を変え「私達を育ててください」と日本橋(大阪市)で呼び込んだところ、オタク相手に無事完売することができた。当日、ライブの客層があまりにも変わったため、「誰の客や!」と先輩が怒っていたが、恐かったのでしらを切り通した。また、外国人相手に「famous comedian!」と自己紹介をしてチケットを売ったこともある。その際も、客層が変わったため、「あの一角なんや!」と先輩が怒っていた。チケットノルマのため借金がかさんだとも話している[29]

出演[編集]

テレビ[編集]


インターネット[編集]

ラジオ[編集]

ライブ[編集]

  • タイタンハッピー - コーナー:タイタン・ニューカマー・トライアル
  • タイタンライブ・レア - 不定期開催
  • タイタンシネマライブ - 偶数月開催
    他多数

単独公演[編集]

  • 日本パブリック連合のコントチャンネル(2009年7月26日 通天閣STUDIO210
  • パラレル電報〜キネマ編〜(2012年2月14日 杉並区立産業商工会館)
  • パラレル電報〜官能編〜(2012年6月30日 杉並区立産業商工会館)
  • エレキテルプラネット(2014年7月11日〜13日 新宿シアターモリエール)

連載[編集]

  • ロト・ナンバーズ「超」的中法(主婦の友社)- 『日本エレキテル連合 電気ピカソ』

DVD[編集]

  • シリアル電気(2013年10月30日 発売元:コンテンツリーグ 販売元:アニプレックス
  • 腹腹電気(2014年8月27日 発売元:コンテンツリーグ 販売元:アニプレックス)
  • 日本エレキテル連合単独公演「エレキテルプラネット」(2014年12月24日 発売元:コンテンツリーグ 販売元:アニプレックス)

CD[編集]

  • 『ぶくぶく/×YO××』(2014年4月23日) hy4_4yh (ハイパーヨーヨ)と音楽ユニット「ハイパーエレキテル連合」を結成し「ぶくぶく/ ×YO××」をローソン・HMV限定でリリース。作詞は中野聡子が担当した。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 公式プロフィールより。
  2. ^ 腹腹電気 オーディオコメンタリーの回より
  3. ^ 「聡子」の“聡”という漢字が耳偏であることから。
  4. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「nikkeienter」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  5. ^ 公式プロフィールより。美術系短大で専攻していた。
  6. ^ 大竹まことゴールデンラジオ! 2014.8.26
  7. ^ 日本エレキテル連合のキてる動画をつくる会#04
  8. ^ 神戸新聞NEXT 日本エレキテル連合の橋本さん 地元豊岡で凱旋ライブ”. 2014年7月23日閲覧。
  9. ^ 京都橘大学 淳芳会野外ステージ企画「日本エレキテル連合」出演!”. 2013年10月27日閲覧。
  10. ^ 神戸新聞NEXT 日本エレキテル連合の橋本さん 地元豊岡で凱旋ライブ”. 2014年9月19日閲覧。
  11. ^ a b c d 「ウケるようになって、戸惑ってる……」気鋭の女性コンビ・日本エレキテル連合の“コント道”(1/3)日刊サイゾー 2013年10月29日
  12. ^ 日本エレキテル連合 コンビ結成きっかけは西村和彦の助言”. スポーツニッポン (2014年11月6日). 2014年11月7日閲覧。
  13. ^ コンビ名「日本パブリック連合」は、中野がファンである椎名林檎の「病床パブリック」という曲名からとった(コンビ名が変わってしばらく経つまで橋本はその理由を知らなかった)
  14. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「shukanjosei」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  15. ^ “エレキテル”部分は「爆笑問題の学校VOW」(1999年刊)内の『エレキテル エレキテル 鹿狩り エレキテル』という一節に由来している。
  16. ^ サイゾー』2014年2月号の記事より([1]
  17. ^ “今年、Yahoo!で最も検索されたのは「羽生結弦」さん 「Yahoo!検索大賞2014」発表”. 財経新聞. (2014年12月8日). http://www.zaikei.co.jp/article/20141208/225563.html 2014年12月8日閲覧。 
  18. ^ 日本エレキテル連合のキてる動画をつくる会#06
  19. ^ 日本エレキテル連合のキてる動画をつくる会#06
  20. ^ 全剃り娘”. ワイルドピッチ オフィシャルブログ (2009年7月9日). 2014年9月7日閲覧。
  21. ^ 【ヒューマン】日本エレキテル連合、「ダメよ~」決別なんてダメよ~ダメダメ”. SANSPO.COM (2014年10月18日). 2014年10月19日閲覧。
  22. ^ a b c DVD『シリアル電気』収録内容より。
  23. ^ a b c 本領発揮、日本エレキテル連合の初DVD本日発売お笑いナタリー 2013年10月30日
  24. ^ 2014年9月7日放送『行列のできる法律相談所』”. TVでた蔵 (2014年9月7日). 2014年9月7日閲覧。
  25. ^ ダメよ〜のオヤジメークは宮史郎さん風(1/2)”. デイリースポーツ (2014年9月7日). 2014年9月9日閲覧。
  26. ^ ダメよ〜のオヤジメークは宮史郎さん風(2/2)”. デイリースポーツ (2014年9月7日). 2014年9月9日閲覧。
  27. ^ 志村けん、自身のネタを日本エレキテル連合が「パクる」ことを認める”. シネマトゥデイ(livedoorNEWS) (2013年2月23日). 2014年3月25日閲覧。
  28. ^ 日本エレキテル連合、盟友hy4_4yhの新番組初回MC”. お笑いナタリー (2014年5月11日). 2014年9月7日閲覧。
  29. ^ 日本エレキテル連合のキてる動画をつくる会#03
  30. ^ キてる動画をつくる会
  31. ^ 日本エレキテル連合の感電パラレル

外部リンク[編集]