トリプルスリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

トリプルスリーとはプロ野球において、打者が同一シーズンに「打率3割以上・本塁打30本以上・盗塁30個以上」の成績を記録することを言う。トリプル3とも表記、もしくはトリプル30(3割=30%)とも呼ばれる。

野球の攻撃分野において隙の無い好打者であることを証明するものとされ、これを目標とする打者も多い。アメリカメジャーリーグでは、トリプルスリーはあまり注目されることがない。ホームランと盗塁の組み合わせは取り上げられる(30-30、40-40、30-50などという)。

生涯成績では張本勲が「打率3割以上・本塁打300本以上・盗塁300個以上」を日本プロ野球で唯一記録している。

長嶋茂雄は新人の年(1958年)に、本塁打が1本足りずトリプルスリーを逃している。(一塁を踏み忘れるという「幻の本塁打」が1本あったため。)

[編集] 達成者

日本プロ野球
名前

達成時の所属球団
打率
本塁打
盗塁
備考
いわもと よしゆき/岩本義行 1950年 松竹ロビンス .319 39 34 日本で最初の達成者
へつとう かおる/別当薫 1950年 毎日オリオンズ .335 43 34 打点王も獲得
なかにし ふとし/中西太 1953年 西鉄ライオンズ .314 36 36 打点王も獲得
みのた こうし/簑田浩二 1983年 阪急ブレーブス .312 32 35
あきやま こうし/秋山幸二 1989年 西武ライオンズ .301 31 31
のむら けんしろう/野村謙二郎 1995年 広島東洋カープ .315 32 30 左打ちで初の達成者
かねもと ともあき/金本知憲 2000年 広島東洋カープ .315 30 30
まつい かすお/松井稼頭央 2002年 西武ライオンズ .332 36 33 両打ちで初の達成者
  • 太字はシーズン最多。
アメリカメジャーリーグ
名前

球団
打率
本塁打
盗塁
ケン・ウィリアムズ 1922年 セントルイス・ブラウンズ .332 39 37
ウィリー・メイズ 1957年 ニューヨーク・ジャイアンツ .333 35 38
ハンク・アーロン 1963年 ミルウォーキー・ブレーブス .319 44 31
デール・マーフィー 1983年 アトランタ・ブレーブス .302 36 30
ホセ・カンセコ 1988年 オークランド・アスレチックス .307 42 40
バリー・ボンズ 1990年 ピッツバーグ・パイレーツ .301 33 52
ロン・ガント 1990年 アトランタ・ブレーブス .303 32 33
バリー・ボンズ 1992年 ピッツバーグ・パイレーツ .311 34 39
バリー・ボンズ 1996年 サンフランシスコ・ジャイアンツ .308 42 40
ダンテ・ビシェット 1996年 コロラド・ロッキーズ .313 31 31
エリス・バークス 1996年 コロラド・ロッキーズ .344 40 32
ラリー・ウォーカー 1997年 コロラド・ロッキーズ .366 49 30
ラウル・モンデシー 1997年 ロサンゼルス・ドジャース .310 30 32
アレックス・ロドリゲス 1998年 シアトル・マリナーズ .310 42 46
ジェフ・バグウェル 1999年 ヒューストン・アストロズ .304 42 31
ウラジミール・ゲレーロ 2001年 モントリオール・エクスポズ .307 34 37
ウラジミール・ゲレーロ 2002年 モントリオール・エクスポズ .336 39 40
アルフォンゾ・ソリアーノ 2002年 ニューヨーク・ヤンキース .300 39 41
ボビー・アブレイユ 2004年 フィラデルフィア・フィリーズ .301 30 40
デービッド・ライト 2007年 ニューヨーク・メッツ .325 30 34
ハンリー・ラミレス 2008年 フロリダ・マーリンズ .301 33 35
ジャコビー・エルズベリー 2011年 ボストン・レッドソックス .321 32 39
マット・ケンプ 2011年 ロサンゼルス・ドジャース .324 39 40
ライアン・ブラウン 2011年 ミルウォーキー・ブリュワーズ .332 33 33
  • 1人の達成最多回数は、バリー・ボンズの3回。

[編集] 関連項目

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス