中園ミホ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
中園 ミホ
なかぞの みほ
プロフィール
本名 中園 美保
誕生日 1959年7月16日(52歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都中野区
主な作品
テレビドラマ Age,35 恋しくて
やまとなでしこ
スタアの恋
anego
ハケンの品格
受賞
放送文化基金賞(2007年)
放送ウーマン賞(2008年)
 橋田壽賀子賞作品賞(2008年)

中園 ミホ(なかぞの ミホ、1959年7月16日 - )は、日本の女性脚本家東京都中野区出身。

本名は中園 美保(読み同じ)。日本大学芸術学部卒。2010年度から日本大学芸術学部客員教授を務める。

目次

[編集] 略歴

大学卒業後、広告代理店に入社。社の同僚がシナリオ講座に申し込んだものの行けなくなったため、その代わりとしてノートをとるため、シナリオ講座に参加した。1年3ヶ月で広告代理店を退職したのち、コピーライター四柱推命の占い師などの職業を経験。偶然知り合った脚本家の田中陽造の清書係に就く。その後、同じく脚本家の桃井章と知り合い、桃井の妻を世話するなど懇意になり、これらをきっかけにシナリオライターとなる。

1988年、『ニュータウン仮分署』でデビューする。脚本家で生きていく決心をしたのは、1993年に34歳で未婚のまま長男を産んだ時だといい、家で子供を育てながら続けられるのは脚本家しかないと覚悟を決めたという[1]。長男の出産後、1995年月9ドラマFor You」で復帰。同作品では主演の中山美穂が未婚の母親を演じたが、これには中園自身の未婚の母としての経験が反映されているという[2]

連続ドラマの代表作には、フジテレビの『Age,35 恋しくて』『やまとなでしこ』『スタアの恋』、日本テレビの『anego』『ハケンの品格』などがある。

2007年には初のエッセイ『恋愛大好きですが、何か?』を、2009年には、林真理子大沢在昌山本一力との共作で『売れる小説の書き方。』をそれぞれ出版した。

2007年にはドラマハケンの品格の脚本で放送文化基金賞を、2008年には日本女性放送者懇談会の「放送ウーマン賞2007」、橋田壽賀子賞作品賞をそれぞれ受賞した。

最近では脚本業のかたわら、トークショーに出演し、自身の経験を語る機会が多くなっている。

当初は“中園美保”名義だったが、占い師だった経験から、のちに画数の良い“中園ミホ”に改名した。

[編集] 人物

  •  中園自身は広告代理店退職後、24歳で占い師に弟子入りし、中学生の頃覚えた四柱推命の腕を認められ、有名政治家や企業のトップも占ったことで、人間の表面で見せる立派な顔より裏側のほころびの方がチャーミングだと気づき、人間の見方を覚えたといい、このときの経験が脚本家に生かされていると語っている。[3]
  • 取材力の中園ミホ」と称されるように、マーケティングリサーチが得意な書き手の1人であり[4]、『ハケンの品格』の脚本を書くにあたっても数多くの派遣社員の実態を取材したため、派遣社員の実態に同情的である。2007年11月12日に放送されたNHKスペシャル『1000人にきく ハケンの本音』にゲスト出演した際には、同じくゲスト出演し、隣に座っていた奥谷禮子の「派遣社員は幸せである」との、派遣社員の実情を無視した断定的意見に対し、「この(座席)間に大きな川が流れている(=埋め難い見解の相違がある)ように思える」と述べた。
  • 本人いわく、「自分はなまけものだから、全部脚本書いてやろうと思わないです」。実際、大部分を中園が書いているものの、他の脚本家が1、2話書いているドラマが多い。
  • 『やまとなでしこ』での神野桜子の人生観は、中園本人の考え方と相通じるところが多いという。
  •  中園は「権力にすり寄らず、自分の足で立ち、自分の考えで動く人」[5]をいい女と考え、「女性たちの生の声を聞き、それを描いて、彼女たちを応援する」[6]ためにドラマを執筆していると語っている。
  • 代々木ゼミナールの人気数学講師の岡本寛は小学校時代の同級生であり、自身の代表作『やまとなでしこ』の中原欧介役(演:堤真一)は彼をモデルにしているという。また中原の台詞に使われた公式、証明、定理などは岡本が監修。

[編集] 脚本

[編集] テレビドラマ

連続ドラマ
単発ドラマ

[編集] 映画

[編集] 著書

  • 恋愛大好きですが、何か?(2007年、光文社
  • 売れる小説の書き方。(2009年、ぴあ

[編集] テレビ出演

[編集] 脚注・出典

[ヘルプ]
  1. ^ 自分の足で立つ女を(YOMIURI ONLINE)
  2. ^ 困難と思われる出来事も、勇気をもって挑戦して(日経WOMAN)
  3. ^ 自分の足で立つ女を(YOMIURI ONLINE)
  4. ^ 「麻生香太郎の業界潜行Vol.11」、『日経エンタテインメント!』第12巻第12号、日経BP社、2008年8月、 pp.94頁。
  5. ^ 自分の足で立つ女を(YOMIURI ONLINE)
  6. ^ 夢や希望を描くのがドラマの仕事(YOMIURI ONLINE)

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス