廉価版

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廉価版(れんかばん)とは、ある製品を普及の促進などの目的のために低価格化した商品のこと。「普及版」(ふきゅうばん)や「低価格版」(ていかかくばん)と呼ばれることもある。

以下に各分野の具体例を挙げる。

目次

[編集] パーソナルコンピュータ

パーソナルコンピュータの部品(パーツ)は、低価格化の要求に応えるために性能を一部削って価格を下げたものが多数存在する。例えばCPUにおいてはPentiumの廉価版がCeleronAthlonの廉価版がSempronDuronである。 ただ最近ではPentiumも廉価ブランドの位置づけになっている(PentiumDualCore)為、Coreの廉価版がPentiumDC、さらに低価格なものがCeleronとなる。 AMDではPhenom、Athlon、Sempronの順となっている。

ビデオカードでもメモリ搭載量や帯域幅を削るなどして機能を抑えた廉価版がある。 チップはハイエンドを軸に設計し、その動作速度、内部のシェーダーの数、メモリの量・速度・帯域幅などで差別化して廉価版としている。

[編集] ソフトウェア

業務用のアプリケーションソフトウェアは素人にはあまり必要のない機能が多数搭載されており高価なため、機能を限定して価格を下げたものが多数存在する。これらは「機能限定版」「簡易版」などと呼ぶことも多い。「LE」は「Limited Edition」の略、「Express」は「特定の」、「Elements」は「要素」、「Essential」は「本質」という意味で主要な機能のみに絞っているという意味である。

また、ソースネクスト社から発売されているソフトウェアの中にも、他社からソフトウェアの旧バージョンの提供を受け、低価格で販売しているものがある。

[編集] 家電、AV機器など

同じ系統の製品でも機能の削減・安価な部品を用いるなどして価格を下げたものを廉価版と呼ぶ。

こと音響機器関連では古くから熱心なオーディオマニアらが高級な機種を「上位機種(ハイエンド)」と呼び習わし、一般向けや安価な機種を「下位機種(ローエンド)」と呼んだりしていたが、メーカーなどでは廉価版のことを指して「普及モデル」(→ゼネラルオーディオ)などと呼ぶことも多い。普及モデルの場合は、機能を絞り込んでユーザーが操作可能な部分が減らされたり、または使用される素材もより安価で加工性のよいもの(金属削り出しフレームをプラスチックにするなど)に切り替えられていたりする。

HDDレコーダーでは、東芝が発売した「RD-X1」「RD-X2」に続き、普及を目的にHDD容量を下げた「RD-XS30」や、携帯電話ではFOMAの普及のため、90xシリーズからコストのかかる機能(GPS高画素カメラなど)を除いた70xシリーズなどの例がある。

[編集] ゲームソフト

発売から一定期間経過した作品を低価格で再発売することが多い。中古ソフトに対抗したり、新たな購買層を獲得するのが目的と思われる。価格は税抜きで2,800円のものが多いが、3,800円や1,500円のものもあり様々である。中には廉価版発売の数年後に更に値下げして再々発売する再廉価版も存在する。

元はNECホームエレクトロニクス(NEC-HE)が、PCエンジン用の旧作ソフトを『PCエンジン名作限定版』と称して廉価版ソフトを3,980円で再発売したのが始まりで、これらのブランドにはサードパーティー製のソフトも含まれていた。その後プレイステーションなどで本格的に廉価版が販売されるようになる。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の場合、『PlayStation the Best』『PlayStation 2 the Best』『PlayStation 3 the Best』『PSP the Best』として廉価版を発売している。またプレイステーション用の再廉価版『PS one Books』や、やや高目の廉価版である『MEGA HITS!』(プレイステーション2用)も発売された。

これらのブランドにはサードパーティー製ソフトも含まれるが、コナミの『コナミ ザ ベスト』やスクウェア・エニックスの『アルティメットヒッツ』など一部メーカーは独自に低価格化を行っている。プレイステーションからプレイステーション2への移行がほぼ完了した周辺の時期に、特にプレイステーションソフトの廉価版ソフトが多数発売されていた(定価を税抜き1,500円としたものが多く見られた)。

マイクロソフトも「Xbox プラチナコレクション」「Xbox 360 プラチナコレクション」として同様の廉価版を発売している(サードパーティー製ソフトも含む)。セガも過去に「セガサターンコレクション」(サタコレ)や「ドリームキャストコレクション」(ドリコレ)を発売していた。

任天堂はSCEIやマイクロソフトとは対照的に廉価版の発売に危惧を示しており、これまでに発売したのは「バリューセレクション」(ゲームボーイアドバンス用ソフトの廉価版パッケージ。2006年2月発売。サードパーティー製ソフトも含む)のみであるが、サードパーティーが独自に低価格化を行うことに関しては許可している。

パッケージデザインはオリジナル版の絵柄を縮小した上で「廉価版」のロゴや価格を強調したデザインが基本であることから、コレクションには不向きなものが多いが、「コナミ殿堂コレクション」や(厳密には廉価版ではないが)「Wiiであそぶセレクション」など、ジャケットの裏面にオリジナル版を踏襲したデザインを印刷したリバーシブルジャケットを採用しているところもある。

[編集] 主な廉価版シリーズ

[編集] DVD

日本国内では、ハリウッド映画を中心に期間限定キャンペーンなどの形で頻繁に廉価版が発売される。安いものでは500円から購入できる。ジャケットは価格の安さを強調したデザインが目立つが、従来版のデザインを踏襲したものを裏面に印刷したリバーシブルジャケットも多く採用されている。

[編集] CD

発売から期間が経過した音楽CDを廉価版として再発売することがある(洋楽に多い)。しかし、直輸入盤に比べるとそれほど安くない場合もある。

また、廃盤になった邦楽LPなどのアルバムを復刻版としてCDで安価で発売することもある。これらのCDを特に「Q盤」(旧盤の「旧」とQuality Musicの「Q」をかけている)と総称することがある。これらの作品を陳列する特別コーナーを設けているレコード店も多い。

廉価版CDの例は「CD選書」を参照。

[編集] Q盤参加アルバム

アルバムの後の無印は価格1500円。「●」印が付いているアルバムは価格1800円。「■」印が付いているアルバムはそれ以外の価格。

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  • X-RAY
    • 魔天~HARD SECTION
  • NSP
    • FIRST
    • NSPIII ひとやすみ
  • EPO
    • DOWN TOWN
    • GOODIES
    • う・わ・さ・に・な・り・た・い
  • 遠藤京子
    • 夢見るスター
  • 遠藤賢司
    • 満足できるかな

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  • 堀井勝美PROJECT
    • HOT IS COOL ●
    • AVENUE OF ENTERTAINMENT ●
    • OCEAN DRIVE ●
  • HORII KATSUMI PROJECT ●
    • The Way I Feel ●
  • 本田恭章
    • アイス・パレス

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  • 憂歌団
    • 憂歌団アコースティック・セレクション ●
    • BEST OF UKADAN LIVE ●
    • BLUE'S ●
    • Big Town,Small Hands ●
    • Good Time's Rollin' ●
    • 17/18oz~THE VERY BEST OF UKADAN~ ●

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  • REBECCA
    • REBECCA IV ~Maybe Tomorrow

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[編集] 高速バス

旅行会社による貸切バスを使った募集型企画旅行(旧・主催旅行)の形式を取る、都市間(例・東京周辺⇔京阪神周辺)を結ぶ安価なツアーバス(東京⇔京阪神間で片道4,000~5,000円程度、時期によっては3,000円台もある)に対抗するために設定された高速路線バス。座席配置を一般の高速バスの3列配置から、貸切バスと同様の4列配置とし、バス1台あたりの定員を増やして(詰め込み型にして)低運賃で運行するもの。JR以外の民営バス会社では、通常便では運転手2名が交代で乗務するところを1名が全区間を通して運転することにより人件費を抑えることができ、この効果により更に安い運賃で運行することが可能となっている。さらに「超得割青春号」では補助席が格安の2,100円で発売されている事例もある。

など。

[編集] DCブランド

詳細は「セカンドライン」を参照

[編集] その他

  • 武田薬品工業の栄養ドリンク「アリナミンV」の姉妹品「アリナミン7」。

[編集] 関連項目