シャコタン☆ブギ

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シャコタン☆ブギ』は、楠みちはるによる日本漫画作品、及び、漫画を原作とした映画OVA作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて連載された。単行本は全32巻。

目次

[編集] 概要

『ヤングマガジン』誌上で、漫画家が好きな歌をテーマに読み切りを描くという企画「歌謡マンガシリーズ」において、『涙のリクエスト』として本作第一話が描かれ、設定は全てそのまま連載になった。

1986年連載開始。当初はと女の子のナンパが大好きな主人公2人の「青春グラフィティ」としてスタートしたが、連載後半は平行して『週刊ヤングマガジン』に連載されていた『湾岸ミッドナイト』のように、車漫画として見ることが出来るようなエピソードが増えた。

なお、連載中は時代背景の変化は反映されたが、登場人物の年齢はそのままである。

[編集] 登場人物

[編集] 主な登場人物

ハジメ
本名:山本はじめ
B型、18歳、水がめ座、学生
愛車:トヨタ・ソアラ(MZ11)
ダブりの高校2年生。親に新車で買ってもらったソアラをシャコタンにして、日々ナンパに明け暮れる。トレードマークは白と青(連載中に幾度か変更あり)のツートンカラーと、ボンネットやドアに描かれた「67」番のゼッケン。顔も喧嘩の腕も冴えないが、男気と優しさは多分に備えており、多くの女の子から好意を寄せられているのだが、当人の無神経さと詰めの甘さから、今ひとつ上手くいかない。ギターの腕前はなかなかのレベル。RB26DETTに換装された辺りから徐々に走りに目覚める。
コージ
本名:渡辺滉ニ
A型、17歳、やぎ座、学生
愛車:ヤマハ・チャンプ
ハジメの気の優しい後輩(学年はハジメと同じ)。ハジメを「先輩」と呼んで慕っており、常にハジメと行動を共にする。ハジメのソアラの助手席に乗り、ナンパに繰り出す…が、上手くいくことはあまり無い。実はハンサムなので、女の子にモテているのだが、本人は気がついていない。
ジュンちゃん
本名:野村純一
B型、23歳、さそり座、自動車修理業
愛車:日産・スカイライン GT(KGC10)
実家の整備工場「野村モータース」にて整備士をしているが、仲間には工賃抜きの部品代のみで修理をしてやるために、全く儲からない。愛車のハコスカL28ボアアップしたフルチューン仕様。車に強く、喧嘩に強く、女に強い、この街のヒーローである。普段は温厚であるが、自分のハコスカや仲間が傷つけられた場合は容赦なく制裁を加える。ハジメ・アキラ他、登場人物の車はよくクラッシュするが、ジュンちゃんの手によって幾度と無く復活している。夢は富士スピードウェイで自分のハコスカを走らせること。が大の苦手。
『湾岸ミッドナイト』連載中に一度だけ本作が復活した際は、顔の描き分けが『湾岸』の北見寄りになっていた。
アキラ
本名:清水明
O型、19歳、いて座、トラック運転手
愛車:日産・フェアレディZ(S30)
職業はダンプの運転手。愛車のゼットL28ボアアップしたフルチューン仕様。外装はGノーズにワークスオーバーフェンダー、ボンネットやドアの「Yanky Mate!」のロゴの組み合わせで基本的には変わらないが、たびたびオールペンする為か初期は「うんこ色のゼット」と呼ばれていたものが、最終的には青色に落ち着いた模様。改造費は「新車のクラウンが買える(1987年当時)」と言われていることから、400万円を超える金額をつぎ込んでおり、更にその後で全損に近いクラッシュを何度か起こしているため、更に高くついている模様。Zの悪口を言う奴は片っ端から殴りつけ、Zよりも速い・目立つ車には突っかかっていく、とかなり問題のある性格であるが、仲間に対する面倒見は良い。これは、朝倉アキオが使用するのと同じ車ではない。
マリコ
本名:本田まり子
A型、17歳、さそり座、学生
女子高に通う高校2年生。街でハジメとコージに声をかけられて以降、ハジメ・コージ・ユミと4人で行動する事が多くなる。ハジメからは何度となくアプローチをかけられており、本人も徐々にハジメの良さを認めてはいるが、恋愛対象と見ることに抵抗を感じている様子。
ユミ
本名:斉藤由美
AB型、17歳、おとめ座、学生
マリコのクラスメートの高校2年生。アキラの元彼女。街でハジメとコージに声をかけられて以降、マリコと同じく、4人でよく行動するようになる。コージの事が大好きで(『シャコタン☆ブギ』第6巻特別付録メインキャラクタープロフィールでは、「今はコージ君命!コージ君大好き」とある)、コージもまんざらではない様子。
コマちゃん
本名:駒崎慎一
O型、20歳、おとめ座、無職
愛車:トヨタ・クレスタ(GX51)カワサキバイクカワサキ・750RS改:ZII)
別名「コマしのコマちゃん」と言われ、ヤッた女の子の数は100人を超えるという(最終的には329人)。そのナンパの手法が「オメコー!!」と叫びながら女の子を追い掛け回すというもののため、警察の厄介になることもしばしば。トシ坊とのナンパ勝負に敗れ、街を去った後、千葉県水族館で働いたり、惚れた修学旅行生を追いかけ、横浜へ行った挙句記憶喪失になり、焼津に流れ着き漁師になったりと、波乱万丈な人生を送っている。ナンパで一回ヤッてしまった女には興味を無くすのだが、かな子に出会ってからは特別な女としてかな子を意識するようになり、同棲・そして未来には結婚することになる。最初はクレスタに乗っていたが、後に金沢の時に仲間から贈られた上記のバイクを愛車とする。無免許。破天荒な人生を送っているが、「嫌だという女とはしない」というプライドを持っている。旅先では渋くかなり惚れられているが、自分の恋をつらぬく男。

[編集] その他の登場人物

タクちゃん
本名:中内卓也
AB型、23歳、おうし座、給油業
愛車:スズキ・キャリィ
両親が蒸発しているため、寝たきりの祖父の面倒を見ながらガソリンスタンドを経営している。ジュンちゃんとは昔から仲が良い。ジュンちゃんと同じく、仲間には全てツケでガソリンを入れてやるため、全く儲からない。他人の車の屋根を切ったりするような、派手なドレスアップが得意。
トシ坊くん
本名:岡本利雄
A型、21歳、てんびん座、タクシー運転手
愛車:日産・セドリック(430型)日産・ブルーバード(510型)
職業はタクシーの運転手。小学生の頃、風邪で寝込んでいた時にたまたま来た日産セールスマンファンタを買ってきてくれたことがきっかけで、熱烈な日産ファンになった。若い頃は「オトしのトシ坊」と呼ばれる程のナンパ師であったが、現在はすっかり落ち着いて息子の朗恋塁(ローレル)を溺愛する良き父親である。妻は元々コマちゃんの彼女だったのだが、奪ったことからコマとは敵対関係にある。何故か朗恋塁はコマちゃんに瓜二つなのだが、周りの人間は誰もそれを言い出せない模様。
カオリ
本名:坂本かおり
O型、17歳、いて座、学生
アキラの彼女。パーマをかけた髪とヤンキールックが特徴的。非常に気が強く、腕っ節も強い。アキラを完全に尻に敷いているが、その一方でアキラのことを誰よりも理解し、アキラの将来が開けるようにと様々に気を配っている。マリコやユミと同じ高校に通っているが、アキラの前彼女であるユミとは基本的に仲が悪い。
トモ、ヤス
アキラの後輩2人組。よくアキラと一緒に行動している。
ミチアキ
本名:岡田道秋
A型、18歳、うお座、学生
愛車:日産・スカイライン GT 4ドア(GC110)
ハジメの中学時代の同級生。ローンを組んでセドリック(Y31)を買うが、事故で全損、ローンのみが残り、高校の授業の合間を縫ってアルバイトに明け暮れる日々を過ごしている。その後、ネズミ講や車のブローカーなど、新しい商売に手を出しては、その都度失敗に終わるという悲惨な目に遭っている。
セブンのマユミ
愛車:サバンナ・RX-7(FC3S)
地元の峠で負け知らずの「伝説のストリートレーサー」。ジュンちゃんに勝るとも劣らずの作中随一のドライビングテクニックの持ち主である。勝てばヤラせてくれるという噂があったが、かつては「ロータリークーペのマユミ」と呼ばれており、20年以上のキャリアを持つ「おばさん」である。普段は厚化粧で、20代に見られるほどに若作りをしている。職業はスナックのママ。高校生の娘がおり、名前は同じマユミ(字が違う)である。

[編集] 映画

1987年東映系にて公開された。同時上映は「名門!多古西応援団」。

福井県敦賀市福井市千葉県富津岬でロケが行なわれている。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

  • 製作:東映東京撮影所
  • 監督:中原俊
  • 脚本:西岡琢也
  • 音楽:芳野藤丸
  • 助監督:萩庭貞明
  • 主題歌:CASSYS「シャコタン☆ブギ」
  • プロデューサー:細越省吾、成田尚哉、河瀬光
  • 企画:岡田裕、瀬戸恒雄
  • 製作協力:ニュー・センチュリー・プロデューサーズ 

[編集] OVA

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ポニーキャニオンより、全4巻のシリーズとして発売された。

  1. あの娘とスキャンダル
  2. 駒崎クンからの手紙
  3. 参上!セブンのマユミ
  4. コージ・マイ・ラブ

[編集] スタッフ

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