ソニック・ザ・ヘッジホッグ (OVA)

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ソニック・ザ・ヘッジホッグ
OVA:ソニック・ザ・ヘッジホッグ
原作 株式会社セガ・エンタープライゼス
監督 池上和誉
キャラクターデザイン 二宮常雄
アニメーション制作 株式会社スタジオぴえろ
製作 株式会社セガ・エンタープライゼス
発売日 1996年
話数 全2巻
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ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は1996年に発売されたOVA(オリジナルビデオアニメーション)。『ソニックX』の先駆けでもある国内制作でもある。『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』が元になっており、ソニック、テイルス、ナックルズ、Dr.エッグマン、メタルソニックとこのOVAのみのオリジナルキャラが登場する。エミー・ローズ(ロージー・ザ・ラスカル)、カオスエメラルド、スーパーソニックは登場しない。アメリカでは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ:ザ・ムービー』のタイトルで出ている。

概要[編集]

  • OVAは全2巻である。第1巻は『エッグマンランドへむかえ』、第2巻は『ソニックVSメタルソニック!!』が収録されている。海外では「ソニック・ザ・ヘッジホッグ THE MOVIE」という題名で劇場公開され、最初から1本にまとめられており、1巻のEDと2巻冒頭がカットされている。1999年頃に海外でDVD化されているが、日本では未だにビデオ版とバンダイチャンネルからの配信版のみ。アニメーション制作は株式会社スタジオぴえろ


キャラクター[編集]

ソニック・ザ・ヘッジホッグ(声:菊池正美
青いハリネズミ。世界一の俊足を誇る、この物語の主人公。本作の舞台・二重構造惑星フリーダムの外側「天の大地」にある小さな浮島で、テイルスと一緒に暮らしている。普段はクールでマイペース、他者に対して無関心を決め込むような言動が目立つが、仲間の危機は見過ごせない性格。
第2巻では「天の大地」の命運と、「“ソニック”という唯一無二の存在」=自分自身を懸けて、己が分身ともいえるメタルソニックと激突する。
マイルス "テイルス" パウアー(声:椎名へきる
メカに詳しい子ギツネで、ソニックの相棒。少々気弱なところもあるが芯は強く、理性的な判断力や分析能力に長けている。ソニックの愛機である複葉機・トルネードの操縦や修理も器用にこなし、第2巻ではエッグマンが作った機械を改造して逆に利用、窮地に陥ったソニックを助けた。その高度な知識と技術はエッグマンも認めるほどの腕前。
ナックルズ・ザ・エキドゥナ(声:松本保典
トレジャーハンターをしている赤いハリモグラで、ソニック&テイルスとは旧知の仲。第1巻の終盤で登場し、ソニック達と共闘する。良くも悪くも単純素朴な性格のせいで、本編中は若干三枚目な役回りだが、要所では頼りがいのあるところを見せてくれる。また、世界中の地下を冒険しているおかげか、意外と博識な一面も。
セーラ(声:かないみか
OVAオリジナルキャラクター。大統領の娘で自由奔放、わがままで勝気な性格。ソニックのことが好き。エッグマンは彼女を気に入っている様子だが、当然ながら全く相手にされていない。
ドクター・エッグマン(声:滝口順平
惑星フリーダムの内側「闇の大地」に築いた拠点・エッグマンランドから「天の大地」へ向けて様々な悪事をおこなう科学者で、ソニックに「言うことの100に99は嘘」と言われているほど。今回も何か企んでいる。なお、「闇の大地」には大昔の遺跡(現在の地球のNYを彷彿とさせる廃墟)が残っているが、劇中の描写から、今では知的生物も含めて動物は一切住んでおらず、植物しか自生していない模様。
大統領(声:藤本譲
OVAオリジナルキャラクター。「天の大地」にある国・サウスアイランドの大統領。セーラの父親である。自国の危機を何度かソニックに救われたことがあるらしく、今回も執事を通してソニックを頼ってくる。
執事(声:茶風林
OVAオリジナルキャラクター。大統領の執事である老フクロウ。自国の英雄だと認識しているせいなのか、ソニックを「様」付けで呼び、敬語で話す。元・飛行機レーサーで、大統領専用機も任されているようだが、大変な近眼(老眼?)のため、その操縦は危険かつ迷惑そのもの。
秘書(声:高瀬右光
OVAオリジナルキャラクター。大統領の秘書。第2巻のみ登場。
メタルソニック(声:菊池正美)
エッグマンがソニックのライフデータを組み込んで作り上げた、ソニックに似たロボット。本編での正式名称は「ハイパーメタルソニック」。第2巻で覚醒、ソニックと苛烈なバトルを展開する。基本的には無口だが、同じライフデータを共有しているため、ある種のテレパシーのような形でソニックとの意思疎通は可能(ラストで一言だけ喋るものの、画面上の演出から、これもおそらくソニックにしか聞こえていないと思われる)。
原作ゲームよりも「ソニックのコピー・クローン的存在」としての設定が深化しており、エッグマンの命令には忠実に従いながら、それ以上に「“ソニック”という唯一無二の存在」としてのアイデンティティを懸けて、オリジナルであるソニックとの決着をつけることを強く欲していた。その意思は最期まで揺るがず、ソニックに敗れた直後、噴出するマグマの近くへ落下した自分を助けようとしたソニックの手を振り払って拒絶し、広がるマグマの中に呑まれて自決する。

スタッフ[編集]

  • 製作:中山晴喜
  • 制作:森恭一
  • プロデューサー:杉江幸一郎・大野彰則・杉崎隆行・朴谷直治
  • 監修:SONIC TEAM中裕司大島直人
  • 音楽プロデューサー:藤田純二
  • 音楽:タダミツヒロ
主題歌:「Look-a-like」
作・編曲:タダミツヒロ
作詞・歌:こなかりゆ