テガミバチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| テガミバチ LETTER BEE | |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー郵便配達漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 浅田弘幸 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 月刊少年ジャンプ 週刊少年ジャンプ ジャンプスクエア |
| 発表期間 | 2006年9月 - 連載中 |
| 巻数 | 9巻(以下続刊) |
| アニメ | |
| 監督 | 岩永彰 |
| シリーズ構成 | 大石哲也 |
| キャラクターデザイン | 芝美奈子 |
| 音楽 | 梁邦彦 |
| アニメーション制作 | ぴえろ |
| 製作 | テレビ東京、studioぴえろ |
| 放送局 | テレビ東京系列 |
| 放送期間 | 2009年10月3日 - 放送中 |
| コピーライト表記 | ©浅田弘幸/集英社・ テガミバチ製作委員会・テレビ東京 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画・アニメ |
| ポータル | 漫画・アニメ・ラジオ |
![]() |
| ウィキポータル |
| 漫画作品(日本) |
| 漫画家(日本) |
| 漫画原作者 |
| 漫画雑誌 |
| カテゴリ |
| 漫画作品 |
| 漫画 - 漫画家 |
| プロジェクト |
| 漫画作品 - 漫画家 |
| 漫画雑誌 |
| お知らせ |
|---|
| 漫画記事での括弧の使用方法の変更が提案されています。 |
『テガミバチ』は、浅田弘幸による日本の少年漫画作品。現在、『ジャンプスクエア』(集英社)にて連載中。また、アニメやラジオなどのメディアミックスも展開されている。通称「テガバ」。
目次 |
[編集] 概要
集英社発行の漫画誌『月刊少年ジャンプ』(2006年10月号)にて連載を開始するが、その後同誌が休刊。それに伴い、『週刊少年ジャンプ』(2007年46号)での掲載を経て、『ジャンプスクエア』にて再開し、現在も連載中。
現在、コミックス累計売上は190万部を突破している。
仮想世界の郵便配達者の物語。前作の『I'll』とは違い、いわゆるハイ・ファンタジーを描いている。本人談、「とにかくこだわらない!!とは言っても手抜きでやってしまうのではなく、漫画の持っているパワーを損なわないモノを描きたい」とのこと。
2009年10月3日よりテレビアニメがテレビ東京系列で放送中。
[編集] あらすじ
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。
注意:以降の記述でテガミバチに関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
※担当声優はジャンプスーパーアニメツアー版及びドラマCD版及びテレビアニメ版のもの。
[編集] ラグ一行
- ラグ・シーイング
- 声 - 沢城みゆき
- 主人公。『瞬きの日』に生まれたアルビス種の少年。折り目正しい性格で、泣き虫かつ優しい。
- 7歳の時に、母親を正体不明の男たちに連れ去られ、「テガミバチ」ゴーシュに「テガミ」としてキャンベル・リートゥスに住むサブリナ・メリー宛てに届けられた。自身を配達したゴーシュに憧れ、テガミバチになることを目指し、5年後の12歳の時に採用試験を受けるため旅立ち、見事試験に合格してテガミバチとなる。
- 左目に赤い精霊琥珀の義眼が埋め込まれて居り、普段は赤い精霊琥珀の目を隠すように左目を前髪で隠している。夢はゴーシュが目指した最高のテガミバチ「ヘッド・ビー」になること。
- 心弾銃は『夜想曲第二十番』。元はゴーシュが使用していたが、アカツキ配属前にシルベットに預けられ、後にスエード家を訪れたラグに譲られた。放つ弾は『赤針』と言い、ものに込められた「こころ」を映し出す。
- ニッチ
- 声 - 藤村歩
- ラグの相棒(ディンゴ)。配達用紙の不備のため、駅の一時預かり荷物となっていた少女。一度はラグによって宛先に届けられたが、後にラグの相棒となる。
- もともと決まった名前を持っていなかったため、そのことを知ったラグにより、「ニッチ」という言葉を名付けられる。ラグのデカパン以外のパンツを履くことを嫌う。
- その生い立ち故か余り常識を蓄えておらず、時に想像もつかないような言動に出ることがある。また、ラグ以外の人物にはなかなか懐かない。
- 身長より倍近く長い金髪と海色の瞳を持つ。髪は左右で分けて束ねられていて、本人の意思に応じて自在に動かしたり、刃に変えることができる。手首より先が鋭い爪のついた獣の手をしている。
- 「伝説の生物『摩訶』の血肉を喰らった女性の呪われた子」と言われていたが、実際は摩訶に「こころ」を差し出すかわりに願いを叶えてもらったセリカから産まれたため摩訶の影響を受けて半人半獣になっただけである。
- ステーキ
- 声 - 永澤菜教
- 見世物小屋「ラブサムワンダウン」からついてきたニッチのペット兼非常食で、体全体ががまぐちのような口になっているのと、尻尾の先がスペードのマークの形をしているのが特徴。絶滅したとされた「カペルマイスター」と呼ばれる種族の生き残り。これは太古の時代に精霊虫と最も良い共存関係を得たとされる種族である。名前の由来はニッチ曰く「焼かないとまずそう」だから。
- 初対面の人やコナーを良くくわえる。
- 鎧虫の弱点である隙間を匂いで突き止める能力を持っている模様。
[編集] テガミバチ
- ゴーシュ・スエード
- 声 - 福山潤
- ラグがあこがれたテガミバチ。とても優秀なテガミバチで、昇進することを目標に働いていた。トークが下手。口調はとても落ち着いていて、常に冷静。
- 不思議な味覚の持ち主で、ラグもロダも拒否したスープの味を「おいしい」と言っている。シルベットの作るスープも同じ味らしく、彼女が原因ではないかとラグはにらんでいる。
- #略奪者(マローダー)の項も参照。
- ロダ
- ゴーシュの相棒。
- #略奪者(マローダー)の項を参照。
- ラルゴ・ロイド
- 声 - 小西克幸
- ハチノスの館長。摩訶の子の噂を聞きつけ、滞在していたキリエの町で会ったニッチを出張用の相棒にしようと思っていたが、ラグに懐いているのを見て諦めた。飄々として捉えどころのない性格。
- アリア・リンク
- 声 - 小清水亜美
- ハチノス副館長。ゴーシュの幼馴染で、お互いに好意を寄せていると思われる女性。「アカツキ」に栄転したゴーシュに昇進祝いを贈った。BEEとしては現役を退いている。運動能力はほぼ皆無。
- 心弾銃ではなく、バイオリン型の楽器を駆使する。精神回復心弾『管弦楽曲第三番(G線上のアリア)』を使用する。
- コナー・クルフ
- 声 - 菅沼久義
- ラグを「テガミバチ」の面接試験に送ることになったテガミバチの青年。食べることが大好きで肥満気味。
- 現在作中に登場しているテガミバチの中で唯一心弾ではなく心地雷を使用し、「食欲」の欠片の『黄爆』を響かせ、爆発する。
- ガス
- コナーの相棒の大型犬。コナーがドジをした時に笑うなど忠誠心があるとは言い難いが、一応コナーの言うことは聞き、また逃げ足も早い。
- ジギー・ペッパー
- 声 - 中井和哉
- 「こころ」を燃料とする鉄の馬(バイク)を駆る、唯一の速達専用のテガミバチ。ヨダカ出身で、故郷キリエの町に教会を建てた。心弾の名は『群青』。
- ハリー
- ジギーの相棒。精悍な目つきの猛禽。上空から道の情報を伝えるナビゲーター。ロイドには何故かさん付けされている。
- ザジ
- 声 - 岸尾だいすけ
- ラグの審査監視員を務めたテガミバチの少年。14歳。
- 使用する心弾は、散弾状で(本人曰く)「悪意」の欠片の『青棘』。一見クールだが、意外にもネコ好き。
- 幼い頃両親を鎧虫に殺された過去を持ち、「鎧虫に復讐する」ためにテガミバチになった。そのため、鎧虫を倒す事以外にはあまりやる気を出さず、テガミバチとしての評価は低く見られている。
- ヴァシュカ
- ザジの相棒。体全体が黒一色の大柄なネコ科動物(アニメサイトでは山猫となっている)。ザジによく懐いている。鳴き声は「ゴギャー」。
- モック・サリヴァン
- 声 - 菅沼久義
- テガミバチ。ラグが持つ心弾銃の能力を疑問視している。コブラ型の蛇を相棒として腰のポーチに入れて連れ歩いている。レターズ・スルー・ドアがモットー。
- エレナ・ブラン
- 声 - 小林ゆう
- 番外編に登場。故人。シレンシオの町出身のテガミバチでロイドの現役時代の同僚。12歳頃、配達途中に、ダコワーズ断崖のセイウチ崖で転落し死亡。
- ダーウィン
- 番外編に登場。エレナ・ブランの相棒。犬やタヌキのような外見で勘がよく、名前の意味は「親愛なる友」。
- エレナの死亡後もディンゴとして主人の帰還を待ち続けていたが、ラグにより「テガミ」としてエレナの墓の元に届けられると、静かに息を引き取った。
[編集] 略奪者(マローダー)
- ゴーシュ・スエード
- 声 - 福山潤
- ラグを「テガミ」として届けた元テガミバチの青年。ラグを届けた時は18歳で、現在は23歳。ラグと同じアルビス種。
- 妹シルベットの足を治すため「ヘッド・ビー」を目指していたが、ラグを配達した半年後に「こころ」を失い、解雇される。その後、ロレンスからノワールという名前を与えられ、『略奪者』として暗躍している。
- 現在使用している心弾銃はアカツキに配属時に買い換えたリボルバー型の心弾銃『ジムノペディ』。心弾の名は『漆黒』。BEE時代は心弾銃『夜想曲第二十番』を、心弾は『黒針』を使用していた。
- ロダ
- ゴーシュの相棒。犬のような姿をしており、「クオン」「クー」と鳴く。表情豊かで狩りが上手。ゴーシュとの信頼関係はとても厚い。
- 精霊になれなかった者の一人。現在は少女の姿で『略奪者』となったゴーシュと共に行動している。本人の意識下では融合以前の記憶はないとされる。高い身体能力を生かした俊敏な動きと手に持ったナイフを武器にして戦う。
- ロレンス
- リバースの一員。自称「精霊になれなかった者」。全体的に黒い容姿をしている。テガミバチ時代のゴーシュを監視し、リバースに勧誘していた。「こころ」を失ったゴーシュを拾い、ノワールという名をつけた。
- 本人曰く飛行船の開発者としてアカツキに入ったものの、その実態を目にし政府に異議を唱えたところ、人工精霊計画の犠牲になるも、失敗作の烙印を押され捨てられ生き延び、リバースに加担したとの事。
[編集] ユウサリの住人
- シルベット・スエード
- 声 - 水樹奈々
- ゴーシュの妹。12歳。ユウサリで暮らしている。
- 生まれつき両足が不自由で、木製の車椅子に座って生活している。ラグと同じく『瞬きの日』に生まれた。
- 母親は彼女を生んだ時に死亡し、ゴーシュによって同じ名前を付けられた。年齢の割に胸が大きい。
- 初めてラグと対面した時に、ゴーシュが残した『夜想曲第二十番』をラグに託す。現在はラグとニッチ(とステーキ)に「必ず帰ってくること」を約束に、元々ゴーシュの部屋だった場所に住まわせている。
- しっかり者で気の強い所があるが、実はラグと同じくらい泣き虫で、似た者同士。人形を作る仕事をしていて、夜想道の「カタン」という店で販売されている。
- Dr.サンダーランドJr
- 声 - 石川英郎
- ハチノス医療班の医師で、主に疫病に関して研究している。右目は失われており眼帯をしている。通称「死骸博士」。
- 病死した動物を拾っては研究材料にするためユウサリ中央の住人からは気味悪がられているが、実は研究室で動物達の墓を作り丁寧に葬る優しい心を持つ。かつて、ゴーシュと親しい仲だった。専用研究室は感染を防ぐため、直属の部下でさえ入室は禁じられており、BEE達は死骸博士のヘルズ・キッチン(解剖場)と呼んでいる。
- ゴーシュの行方を追うため、異教徒(反政府派)の多い町「ハニー・ウォーターズ」の"精霊になれなかった者"へのテガミをラグに託す。
- 瞬きの日に墜落した飛行船の乗組員の一人だったが、本人は事故の記憶を失っている。
- ハント&サラ
- 夫妻。ハントは21歳で、サラは20歳。「精霊になれなかった者」を自称しハニー・ウォーターズで反政府運動者として活動しているが実際には偽物。
- ハントの身体はニッチのように鋭いかぎ爪になっており、サラはそれを政府の実験失敗によるものだと主張している。実際は、ある旅小屋に2人がいた頃、サラが売られそうになり、ハントは死んだ猛獣の腕を付け替えて見世物になることを条件にしてそれを阻止したのであり、政府は関係していない。
- ハニー・ウォーターズへ来る時に配達中のゴーシュと遭遇していた。
- アン・グラード
- ハニーウォーターズに住む14歳の少女。
- かつて父を鎧虫に殺されていて、「鎧虫はテガミバチが連れてくる」というハントとサラの演説が嘘だと気付いている。町の住人の5年分のテガミを蓄えていて、それらをラグへ託そうとしていた。自分より年下のラグはまだ子供だ、と少しませた所がある。
- ゴベーニ夫妻
- ユウサリ中央の夜想道で武器とパンの店「シナーズ」を営んでいる夫婦。
- 夫ジェイコブは熊のような体格をしていて豪快な性格。妻サンドラは気が強く、子供好き。
- 元々は代々政府公認で心弾銃を取り扱う武器屋だったが、武器がさっぱり売れなくなったことで生計を立てるためにパンを作り、売っていた。現在はほとんどパン屋と言える状態で、そのパンはユウサリで評判となっている。
- 子供がいたが、既に亡くなっている。
[編集] ヨダカの住人
- アヌ・シーイング
- 声 - 久川綾
- ラグの母親。何者かに「アカツキ」に連れ去られてしまう。消息および生死は不明。ラグによれば女帝と顔が似ているらしい。
- サブリナ・メリー
- 声 - 谷育子
- 現在はキャンベル・リートゥスに住んでいる、かつてラグの家の近所に住んでいたことがある女性。ゴーシュに「テガミ」として届けられたラグを育てた。ラグにはもう一人の母親と慕われている。
- ネリ・ネロ姉弟
- ジギー・ペッパーとは義兄弟の関係。姉ネリ(声 - 生天目仁美)はキリエの町に住んでいる。
- 病気がちなネロはジギーにテガミを残し死亡。ネリはジギーがネロを見捨てたと思い、「テガミバチ」になったジギーを恨んでいたが、ラグの心弾によってネロとジギーの真意を知り誤解が解ける。その後はジギーとネリの交流が復活した模様である。
- ソーニャ・マルメーラ
- 声 - 斎藤千和
- アニメ12話で登場。山奥の保守傾向の強い寒村であるジュール・スノー・マウンテンから隔離された所に一人で住む少女。実は両親を鎧虫に殺されており、「鎧虫に関わった者は更に鎧虫を呼ぶ」という村のしきたりの為に、両親死後も邪険に扱われていた。
- 家事や雪かき等全て一人でこなし、隔離された過酷な環境に生きるも、非常に心優しい少女で、絵本の作者になるのが夢。その優しさに触れたザジが彼女を守る為に奮戦する。
[編集] 用語解説
[編集] アンバーグラウンド(AG)
四方を海に囲まれた夜が明けない国。様々な人種・種族が暮らしている。本島は海から繋がる川で3つに分断されており、階級別に「アカツキ」「ユウサリ」「ヨダカ」という地区に分かれている。他の地区に出かける際には政府から発行される「通行許可証」を持つ必要がある。
政体は女帝政。女帝はアカツキの太陽の下に君臨すると言われている。また女帝はアンバーグラウンドでは信仰の対象でもあるためそれにちなんだ宗教的な施設やアイテムも多い。
[編集] 区域(エリア)
- アカツキ
- AGの首都であり人工太陽に照らされている。特級・上流階級の人間が暮らす都会。
- ユウサリ
- 中流階級の人々が暮らす地域。中心都市である中央(セントラル)には、「テガミバチ」の拠点「郵便館BEE-HIVE(通称:ハチノス)」が所在する。
-
- 祈りの丘
- ユウサリ中央の町で人工太陽の「光」を一番近くに感じることができる、ゴーシュとアリアのお気に入りの場所だった。
- ハニー・ウォーターズの町
- ユウサリ中央の北西に存在する町、小さな町だが現在は反政府勢力の活動拠点。この町の湧水には毒素が含まれているので直接飲むことが出来ない。
- ヨダカ
- 労働者・下等階級の人々が主に暮らす地域。主な鎧虫が生息し、また住民たちの心も荒廃していて治安も悪くほぼ全土が危険地帯。住民達の利益は、そのほとんどが政府に吸い上げられてしまうが、中には外海からの密輸により裕福な暮らしをしている地域もあるらしい。
-
- コーザ・ベル
- ラグの生まれ故郷。ゴーシュがラグを「テガミ」として集荷した場所でもある。
- ブルー・パンプキン山脈
- ヨダカ南部の山脈、人通りが少なく鎧虫ダイキリが生息している危険地域。
- ブルー・ノーツ・ブルース
-
- ヨダカ北の氷河の里。ニッチのルーツである伝説の生物「摩訶」の目撃証言が残る。洞窟にはニッチの双子の姉が住んでいる。ニッチが生まれた場所でもある。
- ジョゼの白砂漠
- 美しい綿毛を飛ばすチップ花が咲いている。鎧虫ブッカーズが生息している。
- キャンベル・リートゥス
- ラグが配達後育てられた港町。ヨダカの最南端にあり、外海から海賊も立ち寄る違法港がある。
- ブッコロリの森
- 鎧虫のテリトリーである森。鎧虫フォア・ローゼスが生息している。
- キリエ
- 通称デッド・エンド、ユウサリへと続く橋「ビフレスト」がある町。ユウサリに渡ろうとする旅人が多く集まる宿場町だが、「通行許可証」を持たない旅人は「ビフレスト」をわたることが出来ない現実に直面するためすさんだ雰囲気を持つ町である。
[編集] テガミバチ関連
- テガミバチ
- 人工太陽の光が届かない地域の人々に「テガミ」を届けることを仕事とする国家公務郵便配達員「BEE」の通称。制服の帽子にあるミツバチの刺繍はテガミバチのマークでもある。彼らは鎧虫を倒すための武器を所持し、いかなる危険が伴おうとも「テガミ」を届けることに従事する。なお「テガミ」は、はがきや小包に限らず、ラグのような「人」やダーウィンのような「動物」もこれに含まれている。
- ヘッド・ビー
- テガミバチの中における最高称号者。彼に運べない手紙はないとされる。ゴーシュとラグの目標である。
- 現在ヘッド・ビーの称号を持つのは1名とされている。
- 政府の重要な配達以外は首都勤務。
- 相棒(ディンゴ)
- 「テガミバチ」と行動を共にする相棒。特に制限はなく訓練が出来るならばどんな生き物でも良い。金(リン)が払えるなら格闘家などを雇うことも可能。
[編集] 生物
- 鎧虫(ガイチュウ)
- 闇の世界であるヨダカとユウサリに生息する、体を硬い鎧に覆われた巨大な虫のような生物。意思は持たないとされているが、人間の心に集まる習性があり、太古には何かを求める意思があったのではないかと言われている。倒すためには、鎧の内側に「こころ」を響かせる必要があるが、そのための武器が心弾銃である。死後、こころが抜け落ちる前に琥珀化しなかった精霊虫が脱皮、変態をくり返し成虫となったもの。なくしたこころを求め彷徨っている。
- いずれも名前の由来はアルコール飲料である。
-
- ダイキリ
- テントウムシ型。ラグが「テガミ」だった頃に遭遇した。
- 生息テリトリー:ブルー・パンプキン山脈サピー山
- ブッカーズ
- アリジゴク型。ラグが「テガミ」だった頃に遭遇した。下顎に鎖付きの槍を持ち、擂り鉢状の罠に落ちてきた相手を狙い撃ちする。反面、再装填には時間がかかる。
- 生息テリトリー:ジョゼの白砂漠
- フォア・ローゼス
- カマキリ型。首を切り落とされた状態でも「こころ」を響かせない限り動き続ける。
- 生息テリトリー:ブッコロリの森
- グレン・キース
- ムカデ型。他の鎧虫と比べても非常に巨大であり、心弾を撃ち込んでも破壊されたのは身体の上部(前部)だけで、仕留めるには至らなかった。外敵に対しては、側腕の爪をミサイルのように飛ばして応戦する。ザジの台詞から、テガミバチ達を長年にわたって妨害し続けていることが伺える。
- 生息テリトリー:ラズベリー・ヒル
- ジンロ
- ゴーシュが過去に交戦した鎧虫。弱点は口部だが、顔の両脇にある覆いをスライドさせて己の身を守る。
- レッド
- ザジが交戦した鎧虫。弱点は頭部の穴。一個体は弱いが集団で活動する。
- アブサン
- アトラスオオカブト型。山崩れで生息テリトリーが変動し、ラグ達を襲撃する。10年前にエレナ・ブランの死に関わった可能性がある。
- 生息テリトリー:セイウチ崖
- デュベル
- ノミ型。底が見えないほど高い谷から吊り橋までジャンプできるほどの跳躍力を有する。弱点の眼を、西洋甲冑のような面覆いで庇っている。
- シードル
- ケラ型。地中生の鎧虫。弱点は尻だが、上半身のみを外に出して攻撃するために反撃しにくい。
- ヤマザキ
- ゾウムシ型。ハニー・ウォーターズに辿り着いた日のハントとサラの前に出現した鎧虫で、現役時のゴーシュに退治された。縦に長く伸びた口先を使って攻撃する。
- コロナ
- ダンゴムシ型。リキッド・サンド・リバーの幻灯台にある幻灯台守の日誌に込められた「こころ」を食べようと、塔の頂上に張り付いていた。
- カベルネ
- トンボ型。「精霊の庭」で封印されていた巨大鎧虫。幼虫から成虫に脱皮し、変態することで飛行形態となる。弱点の隙間は複数あるが、かなりの高度で空中を飛行し続けており地上からの発見は非常に困難である。
- コアントロー
- アニメ第12話に登場。グレン・キースと同じく巨大なムカデ型の鎧虫で、攻撃手段も弱点も共通している。体色は白い。
- 摩訶
- 竜に似た生物で、金色の鬣に海色の瞳をもっている。残虐な性質ながらその姿は美しく、一部の地域では神聖視されている。ヨダカ最北の辺境の町、ブルー・ノーツ・ブルース付近に生息するとされ目撃証言も多いが詳しいことはわからない謎の生物。
- アルビス種
- 銀髪と暗褐色の瞳をもつ人のこと。ゴーシュやラグもアルビス種である。
- 精霊になれなかった者
- 人工精霊計画の犠牲になり様々な生物達と融合されたと主張する者達のこと。
[編集] アイテム
- 精霊琥珀
- 太陽に代わり、太古から大地の地下深くに眠るエネルギー資源。「精霊」という木々や大地の霊的エネルギーが虫などに宿り、それが琥珀化したもの。「テガミバチ」はこれと他のアイテムを組み合わせて武器として使用している。
- 心弾銃
- 国家公務郵便配達員BEEのほとんどが使う武器の名称。精霊琥珀を持っていないと使えない。また、持っていても心弾銃を使いこなせるほどの心がないとやはり使えない。
- ラグが持っている心弾銃は元はゴーシュのもので、名称は『夜想曲(ノクターン)第二十番』。名工房「フレデリイク」で作られた作品で、ザジ曰く「とんでもないレアな逸品」だそうである。
- コナーが心地雷「黄爆」を使用していることから、銃以外にも精霊琥珀を利用した武器が存在すると思われる。
[編集] 組織・施設
- ハチノス
- ユウサリ中央にある郵便館「BEE-HIVE」の通称。ラグをはじめとするテガミバチはここを拠点に仕事をしている。
-
- ハチノス医療班
- 仕事柄、「こころ」の消耗が激しい「BEE」達の健康を管理するためハチノス内に設置された医療所。専属医師はDr.サンダーランドJr。
- ビフレスト
- ヨダカとユウサリを繋ぐ橋。ヨダカ側にはシグナル(声 - 大黒和広)(昔はカミュと呼ばれており、たまにラルゴもそう呼ぶ)、ユウサリ側にはシグナレスという双子の門番(ゲートキーパー)がおり、橋の入り口の門より管理している。通行者を黒水晶製の特殊なパイプ煙草の煙で認証する。ヨダカ側には不正な手段で橋を渡ろうとする者を排除するために、アロンジという巨大なトカゲがいる。アロンジは第4話にてニッチにより尻尾を切られた。
- リバース (Reverse)
- アンバーグラウンド (AG) の「再生」を目指すと主張している反政府組織。「略奪者(マローダー)」や「精霊になれなかった者」と手を組み、人工太陽を消そうとしている。
- 移動見世物小屋
- 「この世界」には娯楽が少ないため(特に地方)大流行の娯楽施設、曲芸など芸術的なことを得意とする一座や珍獣など珍しい生き物を見世物にする一座などがあり種類は多種多様。中には非人道的かつ胡散臭い事物を見世物をする一座もある。
[編集] その他
- リン
- AGの通貨単位。
- キール
- AGの長さの単位。
- 人工太陽
- アンバーグラウンド全体から見える太陽。アカツキでは太陽のように、ユウサリでは夕暮れのように、ヨダカでは星のように見える。
- 瞬きの日
- 12年前の三百十一日目、人工太陽の光が消えた日。この「瞬き」の後、ゴーシュは母親の記憶を失った。政府の発表では「人工太陽の調査および調整を行った日」とされている。また、ラグとシルベットの生まれた日でもある。
- 聖なる夜
- アニメ12話で登場。北で行われる女帝を祭るお祭り。テガミバチは赤い服を着て、恵まれない子供にプレゼントを渡す。こちらの世界で言うクリスマスに近い。尚、聖なる使者は子供の願いを一つかなえる義務がある。
以上でテガミバチに関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 書誌情報
- 単行本
-
- 第1巻「テガミとテガミバチ」ISBN 978-4-08-874312-7 2007年1月4日発売
- 第2巻「ジギー・ペッパーへの手紙」ISBN 978-4-08-874374-5 2007年6月4日発売
- 第3巻「シルベット・スエードに会う」ISBN 978-4-08-874483-4 2008年2月4日発売
- 第4巻「嘘テガミ」ISBN 978-4-08-874517-6 2008年5月2日発売
- 第5巻「精霊になれなかった者」ISBN 978-4-08-874584-8 2008年10月3日発売
- 第6巻「荒野幻灯台」ISBN 978-4-08-874636-4 2009年2月4日発売
- 第7巻「ブルー・ノーツ・ブルース」ISBN 978-4-08-874678-4 2009年6月4日発売
- 第8巻「光、闇を照らす」ISBN 978-4-08-874743-9 2009年10月2日発売
- 第9巻 「」 ISBN 978-4-08-870006-9 2010年2月4日発売
- ガイドブック
-
- テガミバチ・ハンドブック ISBN 978-4-08-874831-3 2009年10月2日発売
[編集] アニメ
[編集] テレビアニメ
[編集] スタッフ
- 原作 - 浅田弘幸(集英社「ジャンプスクエア」連載中)
- 監督 - 岩永彰
- 監修 - 神戸守
- シリーズ構成 - 大石哲也
- キャラクターデザイン/総作画監督 - 芝美奈子
- プロップ・デザイン/レイアウト監修 - 田中比呂人
- アクション監修 - 松井章
- 美術監修 - 高橋麻穂
- 色彩設計 - 甲斐けいこ
- 撮影監督 - 松本敦穂
- 3DCG - 高橋圭祐
- 音響監督 - 清水勝則
- 音楽 - 梁邦彦
- アニメーション・プロデューサー - 清水修
- アニメーション制作 - studioぴえろ+[1]
- プロデューサー - 小林教子、足立聡史、押切万耀
- 製作 - テレビ東京、studioぴえろ
[編集] 主題歌
- オープニング・テーマ
-
- 「はじまりの日」(第1話 - 第13話)
- 作詞・作曲・歌 - スガシカオ(Ariola Japan/Augusta Records)
- 「ラブレターのかわりにこの詩を。」(第14話 - )
- 作詞 - 星羅・中山豪次郎、作曲 - 中山豪次郎、編曲 - 野村陽一郎、歌 - 星羅
- エンディング・テーマ
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | テガミとテガミバチ | 大石哲也 | 岩永彰 | 宮田奈保美 | |
| 2 | ぼくの友達 | 影山楙倫 | 福田皖 | Hue HyeJung | |
| 3 | 泣き虫少年、テガミ少女 | 吉岡たかを | 福島利規 | 永松久芳 山田裕子 |
|
| 4 | ラグの相棒(ディンゴ) | 藤本義孝 | Eum IkHyun Seo JinWon |
||
| 5 | 行き止まりの町 | 赤星政尚 | 伴山人 | 石田暢 | 阿部宗孝 |
| 6 | ジギー・ペッパーへの手紙 | 島津裕行 | 松本マサユキ | Heo HyeJung | |
| 7 | ユウサリ中央 夜想道13番地 郵便館BEE-HIVE | 伊藤美智子 | 福島利規 | 柳屋圭宏 | 後藤圭祐 |
| 8 | シルベット・スエードに会う | 大石哲也 | 小高義規 | Park ChangHwan Seo JinWon |
|
| 9 | 泣き虫少年の誓い | 影山楙倫 | 奥野耕太 | 岩岡優子 | |
| 10 | 光の下 | 赤星政尚 | 福田きよむ | Heo HyeJung Lee BungJin |
|
| 11 | 嘘テガミ | 村川康敏 | 福田貴之 | 阿部達也、永松久芳 | |
| 12 | 赤と緑のリボン | 伊藤美智子 | 藤本義孝 | Seo JinWon | |
| 13 | 約束の大地 | 吉岡たかを | 石田暢 | 阿部宗孝 | |
| 14 | 死骸博士 | 赤星政尚 | 島津裕行 | 松本マサユキ | Heo HyeJung Lee Shug Jin Hue Yoon Suk |
| 15 | 愛の逃避行 | 赤星政尚 | 影山楙倫 | 柳屋圭宏 | 後藤圭祐 |
| 16 | 音楽家へのファンレター | 大石哲也 | 島津祐行 | 山門郁夫 | |
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | テレビ東京 | 2009年10月3日 - | 土曜 22時55分 - 23時20分 | テレビ東京系列 | 制作局 |
| 北海道 | テレビ北海道 | ||||
| 愛知県 | テレビ愛知 | ||||
| 大阪府 | テレビ大阪 | ||||
| 岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||||
| 福岡県 | TVQ九州放送 | ||||
| 岐阜県 | 岐阜放送 | 独立UHF局 | ノンスポンサー | ||
| 日本全域 | AT-X | 2009年11月4日 - | 水曜 10時00分 - 10時30分 | CS放送 | リピートあり |
| 滋賀県 | びわ湖放送 | 2009年12月9日 - | 水曜 19時30分 - 19時55分 | 独立UHF局 | |
| 日本全域 | GyaO! | 2009年12月24日 -2010年1月6日(12話まで) 2010年1月7日 - (13話以降) |
13話以降は毎週木曜更新 | ネット配信 |
- 第7話と第8話を再放送。
| テレビ東京系列 土曜22時55分枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
テガミバチ
(ここからアニメ枠) |
-
|
|
[編集] ジャンプアニメ
[編集] 光と青の幻想夜話
『テガミバチ 〜光と青の幻想夜話〜』(テガミバチ ひかりとあおのげんそうやわ)は、2008年に「ジャンプスーパーアニメツアー08 〜ジャンプヒーロー大集結!〜」内にて上映された。浜崎達也によるアニメ版の小説化もされている。
[編集] スタッフ
[編集] 2009年版
2009年「ジャンプスーパーアニメツアー2009」で上映。TVアニメ放映を記念した特別映像で、SDキャラでおくる上映前注意映像。
[編集] Webラジオ
TVアニメ開始に関連して、ランティスネットラジオでWebラジオが配信されている。
- 概要
- ラジオタイトル:テガミバチラジオ〜響け! ラジ針!!〜(てがみばちラジオひびけらじばり)
- 配信期間:2009年12月18日 - (毎週金曜)
- パーソナリティ
[編集] ラジオドラマ(VOMIC)
ジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」にて、2009年9月放送。各3分、全4話。10月から集英社ヴォイスコミックステーションサイト「VOMIC」で配信。
- キャスト
- (登場人物 - 担当声優)
[編集] 脚注
- ^ クレジットは第8話以降
[編集] 外部リンク
|
||||||||
