トラック野郎

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トラック野郎』(トラックやろう)は、1975年1979年東映で(全10作)製作・公開した、日本映画のメインタイトル。トラック野郎シリーズの大ヒットにより、電飾で飾りペイントを施して走るアートトラック(デコトラ)が増加し、菅原文太演ずる本シリーズの主人公・星桃次郎が乗るトラック「一番星号」を模したプラモデルが子供たちの間にも大ヒットする等、映画の枠を超えた社会現象となった。

概要[編集]

主演はプライベートでも大親友という菅原文太愛川欽也。煌びやかな電飾と極彩画に飾られた長距離トラックの運転手、一番星桃次郎とヤモメのジョナサンが巻き起こす、アクション・メロドラマ・お色気・下ネタ・笑い・人情が渾然一体となった大衆娯楽活劇である。監督は奇才かつヒットメーカーで菅原とは無名時代からの友人でもある鈴木則文

仁義なき戦い』シリーズなど、これまでシリアスなやくざ役のイメージが一般的には定着していた菅原文太だが、コメディタッチのやくざ映画「まむしの兄弟」シリーズでの喜劇的演技が好評を博し、本作は本格的に喜劇作品に挑戦した作品ともいえる。

企画[編集]

「トラック野郎」誕生のきっかけは、ジョナサン役の愛川欽也がフジテレビで、自身も吹き替えをしていた外国テレビ映画『ルート66』の様なロードムービーをやりたいという構想を持ち、10数年後、自ら東映に企画を持ち込んだのが始まり[1][2][3]。『ルート66』は、若者二人がスポーツカーを駆ってアメリカ大陸を走るという内容であったため、それから年月が過ぎ当時40歳になる自分がそのままやるのでは無理があると考えていた時、NHKニュース番組か何かで東名高速イルミネーションを点けたトラックが走ってる映像を観て、これならイケるんじゃないかと、愛川が司会を務めていた『リブ・ヤング!』に菅原がゲスト出演して以降仲がよかった菅原に「何とか映画にならないものか」と相談[2][3]、愛川と菅原は二人で東映の岡田茂社長に企画を持ち込み直談判したら、すんなり企画が通ったと愛川は話している[3]。愛川は「東映は岡田社長の鶴の一声」で決まるからと話している[3]。しかし多くの文献では愛川と菅原の二人が企画を持ち込んだのは監督の鈴木則文で、鈴木も東映入社後、助監督時代から専属だった東映京都撮影所から東映東京撮影所に移って2年程経った頃で、すでに3本の作品を演出していたが、当時、東映の主流だった実録やくざ映画も人気が下火になりつつあった時期でもあり、やくざ映画に変わる新たな娯楽作を出そうと制作に意欲を示した。しかし本社の企画会議で岡田社長から「バカヤロー! トラックの運ちゃんの映画なんて誰が見るんだ!」と一蹴され、一旦ボツになったが[4]、当初予定していた別の作品が俳優の都合で頓挫し、岡田社長から「それでいいから作れ」と、急遽、その穴埋めとして製作されることになった[4]などと書かれている物が多い。

企画から下準備、撮影を含め製作期間は僅か2ヶ月、クランク・アップは封切り日の1週間前であった。シリーズ化の予定はなく、単発作品としての公開だった[5]。こうして、過密な撮影スケジュールと低予算で製作された「トラック野郎・御意見無用」は1975年8月30日に公開された。ところが、いざ蓋を開けてみると、オールスターキャストの大作『新幹線大爆破』(同年7月公開)の配給収入の2倍以上の約8億円を上げたことから、岡田社長は「正月映画はトラックでいけ」「トラ(寅さん)喰う野郎やで」「(二作目の)題名は爆走一番星や!」と即座にシリーズ化を決定した[3][4][6]

内容は菅原自身も後に語っているように、ライバル映画であった松竹の『男はつらいよ』のスタイルを踏襲している。毎回マドンナが現れ、惚れては失恋するところは、『男はつらいよ』のそれに似ているが、寅さんが「静・雅」なら桃さんは「動・俗」と対極をなしている[7]。物語の中核を担うのは寅さんではありえない「下ネタ」「殴り合いの喧嘩」「派手なカーアクション」で、とりわけ下ネタのシーンは屋外での脱糞トルコ風呂(現・ソープランド)、走行しながらの性行為など、かなりえげつないものが多い。なお、トルコ風呂の場面は、人気シリーズとなった本作の子供観客への配慮もあり、シリーズ後半以降はほとんど描かれなくなり、テレビで放映される際には時間の関係もありその辺りのシーンをカットの対象とされることが多かった。喧嘩のシーンはシリアスなものではなく、必ずギャグが入る。また、カーアクションは毎回、物語のクライマックスで暴走する一番星号を追跡する白バイやパトカーが横転、大破するなど、警察をコケにした代物である。劇中に登場するトラックに関しては、第1作目で使用された一番星号 (T951FU)とジョナサン号(T650FK前期型)は廃車両を譲り受けたものだったが、続編の製作決定を期に共に新車(正確には北海道・室蘭で東映が購入した新古車、車種は一番星号がFシリーズで、ジョナサン号はT652型)に代替され、最終作の『故郷特急便』まで使用された。以降、東映の興行の基盤となるドル箱シリーズとして1979年末まで盆と正月の年2回公開されていた。愛川曰くライバル映画の松竹男はつらいよ』と常に同時期の公開だったことから、「トラトラ対決」(「『トラ』ック野郎」と「『寅』さん」の対決の意)と呼ばれていた。また、撮影にあたり、「哥麿会」などのデコレーション・トラックグループが全面協力[8]。実在のトラックも多数登場している。また、由利徹をはじめ、せんだみつお笑福亭鶴光湯原昌幸桂歌丸松鶴家千とせばってん荒川ラビット関根など、当時人気のコメディアンや落語家がキャスティングされていることも特徴で、それぞれ一世を風靡した持ちネタや喜劇的演技を披露していた。

エピソード[編集]

  • 「トラック野郎」という言葉は、東映が作った造語であるが、映画のヒットで大型・長距離トラックの運転手の俗称として一般的に使用されるようになった。また本作は満艦飾のデコレーショントラック(デコトラ)が巷に溢れるきっかけの一つとなった。
  • 一番星号・ジョナサン号・ライバル車といった、劇中に登場するトラックのデザイン及びトラックの箱(荷台)に描かれた絵は、本シリーズ全10作の美術監督を務めた桑名忠之がデザインを担当、ペイントを担当したのは塗装業務会社「日展企画」である[9]
  • 本シリーズのお約束でもある、桃次郎とマドンナが初めて遭遇する場面で、アップで映るマドンナの周囲に無数の星が輝くカットがあるが、これを考案したのは第1作『御意見無用』、第4作『天下御免』の撮影を担当した東映東京撮影所のベテラン撮影技師・仲沢半次郎である[10]
  • トラックの「違法改造」の問題、また菅原文太が当初大型免許を所持していなかったことから、撮影時は警察との対立が絶えなかった。
  • 物語は1978年8月公開の第7作『突撃一番星』まではコメディ路線であったが、同年12月公開の第8作『一番星北へ帰る』からシリアスな面もかなり現れる。
  • 1979年12月公開の第10作『故郷特急便」は2人のマドンナを迎え、これまでの大ヒットには及ばないとはいえ、多くの観客を集めた。シリーズはすべてヒットし、盆と正月に公開される東映の興行の柱であった。第11作が予定されていた経緯(沖縄が舞台)もあるが、主演の菅原がNHK大河ドラマ獅子の時代」主演のためスケジュールが1年間拘束されていることもあり、1980年の春頃に東映がシリーズの打ち切りを発表、トラックも売却された。
  • トラック映画をあきらめきれない東映首脳は新しいトラック野郎に黒沢年男を起用して「ダンプ渡り鳥」を1981年に公開するが興行的に惨敗する。
  • 一番星号は現在、一般の人が購入しレストア(復旧のための修理)が行われ現存している。最近、第9作『熱風5000キロ』仕様の一番星号のレプリカ車が製作された。一方ジョナサン号は所在を転々とした後、何者かによる解体(盗難?)で車両は現存しない(1994年頃までは荷台箱のみ現存していたらしい)が、近年あるトラックパーツショップの手によっていちから製作したレプリカであるがジョナサン号(第9作仕様)が復活した。ちなみにゲスト車両では第10作で垣内竜次の運転したトラックのコンテナが後年フジテレビの『西村雅彦のさよなら20世紀』の企画で爆破された。
  • 1978年12月にシリーズ初のテレビ放映。第1作「御意見無用」が「土曜ワイド劇場」の特別篇として2時間拡大版(当時は1時間半枠)で放送された。そして翌年に第2作~第4作とゴールデンタイムに順次放送されていった。また製作会社である東映が、テレビ朝日の筆頭株主だった(当時、現在は2位株主)関係で、1980年代の中期ぐらいまではよく同局で放送され[11]、特に年末年始は必ずといっていいほど放送があった。また、90年代初頭まではTBS土曜午後の映画枠(『土曜映画招待席』)の常連でもあった。
  • 玩具メーカーのバンダイが版権を獲得し、発売した模型 (1/48) も月に10万台も売れる大ヒットとなった。モーターライズで、プラモデル初心者にも作りやすいキットだったが、最近は店頭で見ることが稀になってしまったぐらいの貴重品である。
  • その後、全長約55センチという (1/20) スケールの超大型モデルも登場し、映画が終了して30年近く経つ現在でも販売されているロングセラー商品となっているが、最近見ることは皆無に等しい。
  • その後は「デコトラ」の商標を持つアオシマがコンスタントにアートトラックの模型を発売している。最近、当時の映出車(コリーダ丸や龍馬号など)がモデル化されている。2009年にはアオシマからも一番星(故郷特急便)が (1/32)のキットとして初モデル化された。その後、熱風5000キロ、突撃一番星、男一匹桃次郎がモデル化され2012年2月現在はこの4点がラインナップされている。その他、チョロQや光るRCカー (1/32) が新たに発売されており、今なお根強い人気を保っている。
  • 第1作の撮影前、鈴木則文と澤井信一郎とで、長距離トラックに同乗する5日間の取材旅行を敢行し、シナリオの執筆にあたった。一番星号の正面下部にある「雪の下北」「はぐれ鳥」の装飾は、取材旅行で最初に同乗したトラックにあった装飾を、そのまま引き継いだものである[12]
  • 2010年7月、シリーズ完結30周年記念として、研究本「映画『トラック野郎』大全集」が出版された。
  • 2008年テレビ朝日系列で放映された特撮テレビドラマ「炎神戦隊ゴーオンジャー」の第37話「炎神バンキ!?」の回にてデコトラをモチーフとした怪人が登場しているが、怪人の台詞にて歴代のシリーズのタイトルが多数引用された。ちなみに怪人が倒される時の最期の台詞は「最終作は故郷特急便~」だった。
  • 2013年9月、スズキ・キャリイのフルモデルチェンジの際、テレビCMに菅原文太とはるな愛が出演。本作の世界観を踏襲しつつパロディ化した「軽トラ野郎」「農家☆一番星」というキャッチコピーが使用された[13]
  • 2014年1月にはニューギンよりパチンコ「CRトラック野郎」がリリースされる。

内容[編集]

日本全国津々浦々を走る長距離トラック運転手(白ナンバー)の主人公、一番星・星桃次郎(菅原文太)と、子沢山の相棒、やもめのジョナサン・松下金造(愛川欽也)が、各地で起こす珍道中。シリーズ全10作に通ずる基本的なストーリーは、桃次郎が目の前に現われたマドンナに(たいてい便所や情けない姿をしている時に遭遇)一目惚れをし、相手の趣味や嗜好に合わせて(見当違いの)付け焼刃の知識で積極的にアタックしていく。また、個性の強いライバルトラッカーが現われ、ワッパ勝負(トラック運転での勝負)や一対一の殴り合いの大喧嘩を展開する。そして、「母ちゃん」こと松下君江(春川ますみ)を始めとするジョナサン一家、女トラッカー、ドライブインに集う多くのトラック野郎達等を絡ませ、人間味あふれるキャラクター・桃次郎を中心に、様々な人間模様が綴られてゆく。また、青森ねぶた祭り唐津くんちなど、全国各地の有名な祭りの場面が登場するのも、このシリーズの特色である。結局、恋は成就せず物語はクライマックスへ。天下御免のトラック野郎に戻った桃次郎は、時間が足りない悪条件の仕事を引き受け、一番星に荷(人)を載せてアクセルを踏み込み大爆走させる。そのアクセルを踏み込んだ時の加速力(メーターの上がり方)は圧巻である。追っ手の警察を蹴散らし、強化された検問を突破し、トラック野郎達の応援・協力を得て、道なき道を走り一番星号をボロボロにしながらも(劇中に障害物で行灯が割れたり、泥水でトラックが汚れるなどの描写がある)時間内に無事送り届け、修理を終えた一番星号とジョナサン号が走り去る-というシーンで「完」を迎える。ただし、第1作のエンディングは一番星号がジョナサン号を牽引し、第3作ではジョナサン号が一番星号を牽引した(激走の代償として自走不能となってしまった)。

制作[編集]

(主な)協力[編集]

出演[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

  • 菅原文太…星桃次郎(一番星)
    主人公、独身。性格は短気でケンカっぱやいが情に厚く真っ直ぐで、卑怯な真似を嫌う純情タイプ。トラック仲間からの人望が厚い。ジョナサンと大喧嘩しても、心では親友と思っている。着る服や腹巻には必ず「☆」マークが入っている。マドンナに自己紹介する時は「学者」「運輸省関係」など職業を偽るクセがある。お腹が弱く、運転中によく便意を催し、野グソをする。住所不定のため手紙はいきつけの川崎のトルコ宛に届けられる。自ら「心の故郷」と言うほどのトルコ好きである。ジョナサンからは「桃さん」と呼ばれている。希に「一番星」とも呼ばれる。東北の寒村の生まれだが、小学生の時にダム建設のため、一家は村を追われ、父親の知り合いを頼って青森県下北へ移る。にわか漁師だった父親は下北へ移って間もなく海難事故で死亡。その後、母親と妹と3人で極貧の中生き抜いてきたが、母親もその後病死している。妹は生死不明で、劇中でも殆ど語られる事はなかった。自分の生まれ故郷がダムの湖底に沈んで無くなってしまった為か、「故郷」というものに対する想いは人一倍強い。泳げない。
  • 愛川欽也…松下金造(やもめのジョナサン)
    桃次郎の相棒、妻帯者。元警察官で、かつては鬼代官ならぬ「花巻の鬼台貫(だいかん)」と恐れられた。鬼台貫とは台貫(=重量測定器)を用いて容赦のない過積載取締りをする鬼代官(=警察官)であることを表した掛詞である。パトカーの酔っ払い運転で懲戒免職になり、トラック野郎になる。性格は温厚で明るく人情家。男女の仲を取り持つのが得意だが、桃次郎とマドンナの仲は取り持てていない。ちなみに愛称の「やもめのジョナサン」は当時ヒットした映画「かもめのジョナサン」のパロディ、役名の「松下」は愛川が出演した松下電器産業ラジカセのCM内でのセリフ「あんた、松下さん?」からの命名。
  • 春川ますみ…松下君江(母ちゃん) (1, 2, 3, 4, 6, 8, 9, 10)
    ジョナサンの女房。子沢山で、実子は7人(第1作)~9人に増加(第3作)。父は元警察署長。ジョナサンが病気や怪我のときは代わってジョナサン号に乗るパワフルな肝っ玉母ちゃんである。
  • せんだみつお…桶川玉三郎(三番星) (7, 8, 9)
    元トラック野郎だったが、第7作の登場時にはインチキセールスマン。その後「三番星」としてトラック野郎に復帰。10作目も出演予定であったがせんだの急病により取りやめとなった。

御意見無用[編集]

爆走一番星[編集]

望郷一番星[編集]

天下御免[編集]

  • 由美かおる:我妻和歌子  花筵職人であったが、松下金造の紹介でドライブインかざぐるまの住み込み従業員として働くことになる。
  • 杉浦直樹:須田勘太(コリーダ) 一番星号とワッパ勝負で名行灯をもぎとった(実は、一番星号に飛び込んで引きそうになった千津の出産に立ち会ったため、桃次郎は断念)が、再勝負を受けたものの、それを放棄したため桃次郎と愛媛・松山のみかん工場で殴り合いの大乱闘を繰り広げてしまう。そこで、自ら負けを認め、名行灯を返す。
  • 松原智恵子:坂口千津 坂口松男の妻 ドライブインかざぐるまの従業員 夫の松男が勝手に離婚届を提出したため、そこで一人娘の桃子を育てながら働くが、松男が事故の重傷で入院していることを金造からの電話で知る。桃次郎は松男のもとに一緒に行くように説得するが、拒絶する。しかし、桃次郎の怒りの一言で京都へ向かい、桃子を連れて松男とのよりを戻す。
  • 鳳啓助:亀頭黒光 ドライブインかざぐるまの店主
  • 京唄子:亀頭姫代 ドライブインかざぐるまの店主の妻
  • 亀頭夫妻は子宝に恵まれず、ドライブインの奥の部屋で松下金造の3女・サヤ子を養子縁組にしようとするが、かたくなに反対する。のちに、川崎の自宅で就寝中に君江は「サヤ子はおっとりしてるから大勢いるなかで育てるより、可愛がってくれる所に行ったほうがいい」と説得するが金造はあえて反対する。しかし、君江は電話で泣きついてきた夫妻の意思に同意しサヤ子を養子にすることを決めた。その後夫婦は川崎の松下家を訪問しここでサヤ子も同意した。数ヵ月後、ドライブインかざぐるまでサヤ子は金造、君江と9人の兄弟姉妹と再会し、松下家恒例の子どもの全員点呼で、サヤ子が戻ったきたことで君江が「一人欠けると松下家はだめだってことがよくわかった」と松下家に戻った。そして、姫代も懐妊しようやく子宝に恵まれることとなった。
  • 沢竜二:坂口松男(ボロ松) 金造が運転する大型トラックの右前輪のタイヤがバーストしたところに助けに行ったのをきっかけに金造と知り合う。その後、鳥取の境港から京都に荷を運ぶ途中に事故で重傷を負い、そこで金造は松男を助けるために岡山のドライブインにいる桃次郎に荷を20トン運ぶように松男の入院先の病院から電話で頼んだ。そして桃次郎は岡山から境港を回ってトラックを飛ばし、指定の時間ぎりぎりに京都に荷を運ぶことができた。
  • 汐路章:警官大村 ジョナサン号の5.5トン超過を摘発する
  • 金子信雄:代議士先生 冒頭の橋の開通式でテープカットしようとするが、一番星号とジョナサン号に妨害される
  • 浦辺粂子:産婆 一番星号の運転台で千津の出産を桃次郎とともに助ける
  • 岡村美鈴:「いすゞ歌うヘッドライト」のDJ・岡村美鈴本人の役で登場。
  • マッハ文朱:須田雅美(コリーダの妹) ミキサー車「姫だるま」 和歌子の高校時代のバレー部の後輩。和歌子が働くドライブインで兄の勘太と久々の再会を果たす。
  • 笑福亭鶴光:田中 一番星号とコリーダ丸のデコトラ競争の予想屋
  • 笑福亭鶴瓶:三木 
  • 鈴木やすし:さすらいのギャンブラー
  • 誠直也:伊沢正和 マドンナ(由美かおる)の花筵の先輩
  • 殿山泰司:北原
  • 宮内洋 ※未出演

度胸一番星[編集]

  • 千葉真一:ジョーズ・新村譲治
    • 『ジョーズ軍団』を率いるタンクローリー(カセイソーダ)の運転手。通称ジョーズ。桃次郎達を妨害することが多かったが、最終盤では桃次郎と協力して荷物を運ぶ。
  • 片平なぎさ:乙羽水名子
    • 佐渡の分教場の教師。桃次郎の体当たりの情熱に打たれプロポーズする。しかし、台風による鉄砲水に飲まれ帰らぬ人になる。
  • あき竹城:吹田タケ子
    • 冒頭で登場する婦人警官。風呂場の覗き見をした桃次郎とジョナサンを逮捕しようとするが、逆に計略に乗せられて、服を剥ぎ取られる。
    • 冒頭の追跡の際、桃次郎を"桃太郎!"とミニパトで叫んでいた。
  • 八代亜紀:紅弁天
  • 菅井きん:本間ウメ
  • 玉川良一:貸衣装屋の店主
  • 夏樹陽子:江波マヤ
  • 宮口精二:乙羽作右ヱ門
  • 藤原釜足:角海村の老人
  • 小島三児:兼六丸
  • 由利徹:ネズミ捕りの警官
    • 冒頭部に登場。スピード違反を繰り返すトラック野郎に厳しく当たるが、桃次郎とジョナサンを礼儀正しい運転手と誤解するなど、少し抜けたところもある。
  • 藤村有弘:警官班長
  • 団巌:警官
  • 南利明:百万石
  • 市川好郎:筑豊(ジョーズ軍団)
  • 南雲祐介:沖縄(ジョーズ軍団)
  • 清水照夫:四国(ジョーズ軍団)
  • 幸英二:岩手縣(ジョーズ軍団)
  • 宮崎靖男:歌麿
  • 須賀良:ツミジャンボ
  • 佐藤晟也:横綱
  • 高月忠:朱鷺丸
  • 久地明:おけさ丸
  • 宮地謙吾:甘海老
  • 津野途夫:加賀
  • 土山登士幸:警官班長A
  • 亀山達也:警官班長B
  • 山田光一:新潟魚市場の荷主

男一匹桃次郎[編集]

  • 夏目雅子:小早川雅子
  • 若山富三郎:袴田太一(子連れ狼) トレーラー運転手 雅子を鹿児島空港に送るためにトラックを飛ばしていた桃次郎からパトカーが追跡しているのを無線で知り、デコトラ仲間と協力してパトカーの追跡を妨げた。
  • 浜木綿子:和代(袴田由紀)雅子の姉で隼人の母。 佐賀のドライブインで隼人と再会するが、拒絶される。しかし道路にいた隼人を助けるために飛び込むが、大型トラックにひかれて生命の危険にさらされたものの、一命は取り留めた。その時、隼人に今までのことを詫び、和解した。
  • 清水健太郎:村瀬薫 雅子の恋人
  • 桂歌丸:法尾守男(序盤に登場する警官)
  • 三遊亭小圓遊:無井無策(序盤に登場する警官)
  • 堺正章:桜野大門 白バイ警官役。餅すすり大会の賞金を持ち逃げした花電車を追いかけたところ追跡し、スピード違反の一番星を捕まえる。しかし、桃次郎と言い合いになって違反切符を丸めたところを見つけて投げ飛ばす。
  • 長門勇(友情出演):鬼塚
  • 湯原昌幸:毒島一郎 ドライブイン唐津乙女の料理長
  • 加藤嘉:小早川作左衛門
  • 野村昭子:おかね
  • 誠直也:桜島 
  • 左とん平:花山電吉 花電車役。追われていたところを匿われた恩を仇で返す形で、餅すすり大会で一番星が獲得した賞金を持ち逃げするが、最後はパトカーに追跡されていた一番星の激走を助ける。
  • ばってん荒川:ばってん婆さん 餅すすり大会のチャンピオン
  • 笑福亭鶴光:神主 餅すすり大会行司
  • 南利明:インチキ写真屋
  • 市川好朗:高速パトロール警官
  • 日尾孝司:やくざ
  • 佐藤京一:やくざ
  • 高橋利道:やくざ
  • 大前田武:やくざ
  • 司裕介:やくざ
  • 佐藤晟也:土佐丸
  • 須賀良
  • 相馬剛三
  • 清水照夫
  • 幸英二
  • 宮地謙吾
  • 団巌

突撃一番星[編集]

一番星北へ帰る[編集]

熱風5000キロ[編集]

故郷特急便[編集]

3作品以上出演[編集]

全10作サブタイトル・概要・同時上映作品[編集]

No. サブタイトル マドンナ役 ライバル役
(ニックネーム)
主なロケ地
(イベント等)
公開年(時期) 同時上映
第1作 御意見無用 中島ゆたか 佐藤允
(関門のドラゴン)
盛岡青森川崎下関仙台
青森ねぶた仙台七夕
1975年(夏) 帰って来た女必殺拳
第2作 爆走一番星 あべ静江 田中邦衛
(ボルサリーノ2)
姫路長崎川崎福岡天草
長崎くんち
1975年(末) 『けんか空手 極真無頼拳』
第3作 望郷一番星 島田陽子 梅宮辰夫
(カムチャッカ丸)
広島釧路・静内(新ひだか)・札幌
ハイセイコー
1976年(夏) 『武闘拳! 猛虎激殺』
第4作 天下御免 由美かおる 杉浦直樹
(コリーダ丸)
倉敷宇和島松山境港京都
闘牛
1976年(末) 『河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』
第5作 度胸一番星 片平なぎさ 千葉真一
(ジョーズ)
新潟佐渡金沢山形
白根大凧合戦新潟まつり
1977年(夏) サーキットの狼
第6作 男一匹桃次郎 夏目雅子 若山富三郎
(子連れ狼)
唐津鹿児島東京熊本
唐津くんち・餅すすり大会)
1977年(末) こちら葛飾区亀有公園派出所
第7作 突撃一番星 原田美枝子 川谷拓三
(昭和の御木本幸吉)この役はトラック野郎ではない。
鳥羽下呂温泉東京
高山祭り
1978年(夏) 『「多羅尾伴内 鬼面村の惨劇』
第8作 一番星北へ帰る 大谷直子 黒沢年男
(Big99)
花巻会津若松常磐ハワイアンセンターいわき)・福島
(輓馬大会)
1978年(末) 水戸黄門
第9作 熱風5000キロ 小野みゆき 地井武男
(ノサップ)
木曽上松松本安曇野長野魚津 1979年(夏) ドランクモンキー 酔拳
第10作 故郷特急便 石川さゆり
森下愛子
原田大二郎
(龍馬號)桃次郎は「土佐犬(いぬ)」と呼ぶ。
高知大阪高松銚子東京
闘犬よさこい祭り
1979年(末) 『夢一族 ザ・らいばる』

[編集]

主題歌[編集]

  • 一番星ブルース
    • 唄、菅原文太・愛川欽也
    • 作詞、阿木燿子
    • 作曲、宇崎竜童
    • 編曲、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 松木優晴

挿入歌[編集]

関連グッズ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「アナーキー日本映画史1959-1979」
  2. ^ a b 爆笑問題の日曜サンデー』、TBSラジオ、2012年4月15日放送での愛川の言及。
  3. ^ a b c d e 「愛川欽也インタビュー」『CIRCUS MAX』2014年4月号、KKベストセラーズ、pp.96-98
  4. ^ a b c 新潟日報夕刊<連載 ひと賛歌 幸田清 活動屋半世紀⑩>2011年11月24日
  5. ^ 日本経済新聞2009年2月21日掲載分・鈴木則文コラムより
  6. ^ 鈴木則文『トラック野郎風雲録』図書刊行会、2010年 p.14、鈴木則文・宮崎靖男・小川晋(編著)『映画「トラック野郎」大全集:日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説』〈洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社、2010年、p.48
  7. ^ 鈴木則文は後年のコラムで『男はつらいよ』=古典落語、『トラック野郎』=漫才と述べている
  8. ^ 「一番星」の名は、哥麿会副会長のトラックの愛称が由来となっている。
  9. ^ 洋泉社「映画『トラック野郎』大全集 」著;鈴木則文宮崎靖男小川晋 p.156より
  10. ^ 「映画『トラック野郎』大全集 」 p.137より
  11. ^ 特に1981年10月開始の『ゴールデンワイド劇場』(月曜20:02 - 21:48)では、1982年4月まで常連だった。
  12. ^ 非売品小冊子「東映ビデオコレクション劇映画総解説」p.18より
  13. ^ スズキ キャリイ - スズキ公式サイト

外部リンク[編集]